JPH0516016Y2 - - Google Patents

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JPH0516016Y2
JPH0516016Y2 JP1986177847U JP17784786U JPH0516016Y2 JP H0516016 Y2 JPH0516016 Y2 JP H0516016Y2 JP 1986177847 U JP1986177847 U JP 1986177847U JP 17784786 U JP17784786 U JP 17784786U JP H0516016 Y2 JPH0516016 Y2 JP H0516016Y2
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windshield
lip
rainwater
weather strip
roof panel
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JP1986177847U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、雨水の車室内への浸入を防止するフ
ロントガラス用ウエザストリツプの改良に関す
る。
〔従来の技術〕
雨天走行中に於ては、フロントガラスに付着し
た雨水がワイパにより左右の窓ガラス側に流れる
のを防止するため、例えば実公昭55−16739号公
報(第6図,第7図)に示すように、ウインドピ
ラー21に雨どい22が設けられている。
又、ルーフパネル上に降つた雨水が直接フロン
トガラス上に流れ落ちないようにするため、第8
図ないし第10図に示すウエザストリツプが知ら
れている。このウエザストリツプは、ウエザスト
リツプ本体23のフロントガラス上縁部24に相
当する位置に上向きリツプ25(実開昭57−
67873号公報にも開示されている)と、これに連
続して、フロントガラス側縁部26に相当する位
置に外向きリツプ27とを、ウエザストリツプ本
体23の外側に一体に設けたものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、上記の実公昭55−16739号公報に示
すものは、雨どい22により走行中風切り音が発
生し好ましくない。
一方、第8図に示すように、ウエザストリツプ
本体23に設けられたリツプ25,27の場合に
は、ルーフパネル28からフロントガラス29へ
の雨水の流れ落ちは防止できるが、矢印(第10
図図示)で示すように、フロントガラス29から
フロントドア30へ雨水が流されて車室内に浸入
する場合もある。
従つて、上記の不具合を解決するため、雨どい
22に代えて、リツプを雨どいのような向き(第
9図,第10図に示す2点鎖線)にすることが考
えられる。この場合、フロントガラス29からフ
ロントドア30へ流された雨水が車室内に浸入す
ることの防止はできるが、雨水がルーフパネル2
8からフロントガラス29へ流れ落ちるのを防止
することができなくなる。
〔考案の目的〕 本考案は、上述の問題を解決するためになされ
たもので、その目的は、ルーフパネル上の雨水と
フロントガラス上の雨水をフロントドア側に流れ
ないようにするフロントガラス用ウエザストリツ
プを提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本考案は、フロント
ガラスの上縁部に相当する位置に、左右両端部を
除いて先端がルーフパネル側に向いている上向き
リツプと、フロントガラスの両側縁部に相当する
位置に、上下両端部を除いて先端がフロントガラ
ス側を向いている内向きリツプとを、ウエザスト
リツプ本体の外側に一体に設けた特徴とするもの
である。
「作用」 ルーフパネル上に降り注いだ雨水は、フロント
ガラスの上縁部に相当する位置に設けられた上向
きリツプにより形成された上部線状凹部に沿つて
フロントガラス上方両側部の方向に導かれる。
フロントガラス上に降り注いだ雨水は、ワイパ
によりフロントガラスの左右に導かれて、上記ル
ーフパネル上に雨水と共に、フロントガラスの両
側縁部に相当する位置に設けられた内向きリツプ
より形成された両側部線状凹部に沿つてフロント
ガラス上の左右縁を流れ落ちる。従つて、雨水が
フロントドア側に流れなくなる。
〔考案の実施例〕
以下、図面により本考案の実施例について説明
する。
本考案の実施例に係るフロントガラス用ウエザ
ストリツプを第1図ないし第5図により説明す
る。
第2図及び第2図のC−C断面である第3図に
示すように、1はウエザストリツプ本体で、その
外側1aに上向きリツプ2がフロントガラス3の
上縁部3aに相当する位置に一体に設けられ、そ
の先端2aはルーフパネル4側に向いている。上
向きリツプ2とウエザストリツプ本体1との間に
は上縁部3aに沿つた線状凹部5が形成されてい
る。上記の上向きリツプ2の高さは、第4図に示
すように、上縁部3aの端部aに近い個所bから
徐々に低くなり、端部aで無くなつている。
上記の上向きリツプ2のみならず、第2図のB
−B断面である第1図に示すように、ウエザスト
リツプ本体1の外側1aに内向きリツプ6がフロ
ントガラス3の側縁部3bに相当する位置に一体
に設けられ、その先端6aがフロントガラス3側
を向いている。内向きリツプ6とウエザストリツ
プ本体1との間には側縁部3bに沿つた線状凹部
7が形成されている。上記の内向きリツプ6の高
さは、第4図に示すように、側縁部3bの端部a
(上縁部3aの端部aにあたる)に近い個所cか
ら徐々に低くなり、端部aで無くなつている。
なお、上向きリツプ2及び内向きリツプ6を設
けたウエザストリツプ本体1を造るには、第5図
に示すように、ウエザストリツプ本体1にT字形
のリツプ8を設けたものを成形し、下側を切るこ
とにより上向きリツプ2を形成し、上側を切るこ
とにより内向きリツプ6を形成すればよい。
以上の如き構成によれば、ルーフパネル4上に
降り注いだ雨水は、上向きリツプ2により形成さ
れた上部線状凹部5に沿つてフロントガラス3上
方両側部の方向に導かれる。
フロントガラス3上に降り注いだ雨水は、ワイ
パによりフロントガラス3の左右に導かれて、上
記ルーフパネル4上の雨水と共に、内向きリツプ
6より形成された両側部線状凹部7に沿つてフロ
ントガラス上の左右縁を流れ落ちる。従つて、従
来例のように雨水がフロントドア9側に流れなく
なる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、フロント
ガラス用ウエザストリツプにあつて、ルーフパネ
ルからの雨水をフロントガラス上方の両側部の方
向に導くと共に、上記ルーフパネル上の雨水とフ
ロントガラス上の雨水をフロントガラス上の左右
縁から流すようにするので、フロントドア側に流
れなくなる。
また、雨水を導くリツプをウエザストリツプに
設けるので、走行中の風切音の発生もなくなると
いう効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る第2図で示すフ
ロントガラス用ウエザストリツプのB−B拡大断
面図、第2図は同フロントガラス用ウエザストリ
ツプの斜視図、第3図は第2図のC−C拡大縦断
面図、第4図は第2図のA部拡大図、第5図は同
フロントガラス用ウエザストリツプの成形方法を
説明するための断面図、第6図は従来に於ける雨
どいを付けたフロントピラーの斜視図、第7図は
第6図のF−F拡大断面図、第8図は従来に於け
るフロントガラス用ウエザストリツプの斜視図、
第9図は第8図のD−D拡大断面図、第10図は
第8図のE−E拡大断面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロントガラスの上縁部に相当する位置に、左
    右両端部を除いて先端がルーフパネル側に向いて
    いる上向きリツプと、フロントガラスの両側縁部
    に相当する位置に、上下両端部を除いて先端がフ
    ロントガラス側を向いている内向きリツプとを、
    ウエザストリツプ本体の外側に一体に設けたこと
    を特徴とするフロントガラス用ウエザストリツ
    プ。
JP1986177847U 1986-11-19 1986-11-19 Expired - Lifetime JPH0516016Y2 (ja)

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JP1986177847U JPH0516016Y2 (ja) 1986-11-19 1986-11-19

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JP1986177847U JPH0516016Y2 (ja) 1986-11-19 1986-11-19

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JPS6382619U JPS6382619U (ja) 1988-05-31
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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2585552Y2 (ja) * 1993-11-11 1998-11-18 三菱自動車工業株式会社 車両におけるフロントガラスのサイドモール構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60165211U (ja) * 1984-04-12 1985-11-01 三菱自動車工業株式会社 フロントウインドシ−ルドモ−ルデイング
JPS61161113U (ja) * 1985-03-29 1986-10-06

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JPS6382619U (ja) 1988-05-31

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