JPH0740462Y2 - 自動車のドリップ構造 - Google Patents

自動車のドリップ構造

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Publication number
JPH0740462Y2
JPH0740462Y2 JP1988056202U JP5620288U JPH0740462Y2 JP H0740462 Y2 JPH0740462 Y2 JP H0740462Y2 JP 1988056202 U JP1988056202 U JP 1988056202U JP 5620288 U JP5620288 U JP 5620288U JP H0740462 Y2 JPH0740462 Y2 JP H0740462Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pillar
roof
drip
windshield
side edge
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988056202U
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English (en)
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JPH01161882U (ja
Inventor
二郎 井村
敏弘 萩原
栄一 大熊
信一 小林
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は自動車のドリップ構造の改良に関する。
(従来の技術) 従来,自動車のルーフの側端部近傍を隆起させてルーフ
上にドリップを形成することが一般的に行なわれてい
る。すなわち,このようなものにおいては,第6図に示
す如く中央部から側端部側に向かって下方に傾斜するル
ーフパネル1の側端部近傍に上方に突出する隆起部4を
形成して,隆起部4を外側壁とするルーフドリップ3を
形成するものとなっている。
なお,第6図中,5はドアモールディング,6はドアウェザ
ストリップ,7はドアガラス,8はルーフサイドアウタリー
ンホース,9はルーフサイドインナリンホースである。
そして,このように構成される従来のルーフドリップ3
は従来,ルーフ前端及び後端にて隆起部の高さ(ドリッ
プの深さ)がゼロとなるものであったため第5図に示す
如くルーフドリップ3に沿って流れてきた雨水が,フロ
ントウィンドガラス14及びリヤウィンドガラスにそのま
ま流れフロントデッキ16及びリヤデッキ上を通って車体
側部より廃水される構造になっていた。なお、第7図
中、31aはフロントウィンドガラス14とウィンドシール
ドモールディング18とで協働して形成される排水溝であ
り、フロントウィンドガラス14にかかった雨水が走行風
圧等によりサイドドア等の車両側方へまわり込まないよ
うにしているものである。
すなわち,従来はフロントピラー2が第7図に示すよう
な断面を有して構成されており,ルーフドリップ3から
の雨水が第7図中のW部を通ってフロントガラス14上を
流れるものとなっていた。なお,第7図中10はフロント
ピラーアクタパネル,11はフロントピラーインナパネル,
18はウィンドシールドモールディング,19はフロントピ
ラーモールディングである。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら,上記従来例においては,ルーフドリップ
03に沿って流れる雨水がそのままフロントガラス及びリ
ヤガラスの側縁部を流れる構造になっていたため,ガラ
スを流れる雨水により運転者の視界が妨げられ易い欠点
があった。
また,ルーフにワックスを塗布している場合には,ガラ
スに油膜が付着し易くなる欠点もあった。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記に鑑みて創案されたもので,車幅方向中央
部から側端部側に向かって下方に傾斜し、前後方向に沿
って連続したルーフドリップを形成する隆起部を有した
ルーフパネルと、上記隆起部の前方又は後方に連続する
ように形成されたピラーと、一側縁がウィンドガラスの
面に当接し、他側縁が上記ピラーに当接すると共に、一
側縁側に上記ウィンドガラスの面に沿って第1排水溝を
形成し、かつ、他側縁側に上記ピラーと協働して第2排
水溝を形成するように折り返し部を中間部に有したウィ
ンドシールドモールディングとを備え、上記ルーフドリ
ップを上記第2排水溝に連通させたことを特徴とする自
動車のドリップ構造である。
(作用) 本考案によれば,フロントピラーあるいはリヤピラーと
ウィンドシールドモールディングとで形成された凹溝状
の第2排水溝とルーフドリップとを連通させたため、ル
ーフドリップに沿って流れる雨水はそのまま第2排水溝
に流れ込み第2排水溝に沿って流れるものである。
(実施例) 以下,本考案の実施例を添付図面に基いて詳細に説明す
る。
なお,上記従来例と実質的に同一の部材については,共
通の符号を付してその詳細な説明は省略する。
第1図に示す実施例において,ルーフドリップ3は,従
来と同様に第6図に示すような構造を有して構成されて
いるが,ルーフ前端においてもルーフドリップ3の外側
壁をなす隆起部4の高さ(ドリップの深さ)がゼロとは
ならないようにルーフパネル1全長に亘って構成されて
いる。
また,フロントピラー2部分に於いては第2図に示す如
くウィンドシールドモールディング18は一側縁がフロン
トガラス14に接し、この一側縁側に形成されるガラス側
辺部18aと、ガラス側辺部18aに連続しガラス側辺部18a
及びフロントウィンドガラス14と協働して第1排水溝31
を形成する折り返し部18bと、折り返し部18bから連続し
同折り返し部18bに対して陥没してピラーアウタパネル2
0に接する他側縁まで延設されるフロントピラー側辺部1
8cとにより構成されている。一方,フロントピラーアウ
タパネル20は,モールディング18のピラー側辺部18cに
連続する前方側辺部20aと,前方側辺部20aに対して隆起
した後方側辺部20bとを有して構成されている。このた
め,フロントピラー2には,モールディング18の折り返
し部18bが内側壁をモールディング18のピラー側辺部18c
とアウタパネル20の前方側辺部20aが底面を,アウタパ
ネル20の後方側辺部20bが外側壁をそれぞれ構成する第
2排水溝であるピラードリップ30がフロントピラー2全
長に亘って形成されている。この場合,モールディング
18のピラー側辺部18cとアウタパネル20の前方側辺部20a
との間にはリップ等により十分なシーリングがなされて
いることは言うまでもない。
そして,ルーフパネル1に形成される隆起部4の前端と
フロントピラーアウタパネル20の後方側辺部20bの上端
とは滑らかに連続して形成されており,ルーフドリップ
3の外側壁前端とピラードリップ30の外側壁上端が連続
することにより、ルーフドリップ3とピラードリップ30
とを連通させているものである。
上記実施例によれば,第1図に示す如くルーフドリップ
3を伝わって来た雨水(第6図中W部)は,ルーフドリ
ップ3の外側壁に滑らかに連続するピラードリップ30の
外側壁により導かれてピラードリップ30内を流れて(第
2図中W部),フロントガラス14上を伝わることなく,
フロントデッキ16側部より廃水され,良好な視界が確保
されるものである。
なお,フロントピラー2に形成されるピラードリップ30
の深さHは数mm程度で良く,高速走行時の風切り音の発
生も少ない。
第3図は本考案の第2実施例を示すもので,フロントピ
ラーアウタパネル21の前方屈曲部21aをモールディング1
8のピラー側辺部18cより突出させて,この前方屈部21a
によりピラードリップ30の外側壁を構成させたものであ
る。なおこの場合,フロントピラーの屈曲部21a上端と
ルーフ上の隆起部4とを滑らかに連続させることはもち
ろんである。
そして,上記第2実施例においても前記第1実施例と同
様の作用効果が得られる。
なお,上記各実施例ではフロントピラーに設けたピラー
ドリップについて記述したが,上記各実施例と同様の構
造を第4図に示すようにルーフ後部及びリヤピラーに適
用しても良い。また,この他本考案の要旨を変えない範
囲内で種々の変形実施が可能であることは言うまでもな
い。
〔考案の効果〕
以上,実施例と共に具体的に説明したように,本考案に
よれば,ルーフ上にドリップを形成してもルーフドリッ
プからの雨水がフロントガラスあるいはリヤガラスを流
れることがなく,良好な視界を確保できる効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の第1実施例を示す概略図,第2図は第
1図のII−II矢視図,第3図は本考案の第2実施例を示
す第2図対応図,第4図は本考案のその他の実施例を示
す概略図,第5図は従来例を示す概略図,第6図は第1
図及び第5図のVI−VI矢視図,第7図は第5図のVII−V
II矢視図である。 1……ルーフパネル、2……フロントピラー 3……ルーフドリップ、4……隆起部 14……フロントウィンドガラス 15……リヤウィンドガラス 18……ウィンドシールドモールディング 20,21……フロントピラーアウタパネル 22……リヤピラー、30……ピラードリップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭53−88915(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車幅方向中央部から側端部側に向かって下
    方に傾斜し、前後方向に沿って連続したルーフドリップ
    を形成する隆起部を有したルーフパネルと、上記隆起部
    の前方又は後方に連続するように形成されたピラーと、
    一側縁がウィンドガラスの面に当接し、他側縁が上記ピ
    ラーに当接すると共に、一側縁側に上記ウィンドガラス
    の面に沿って第1排水溝を形成し、かつ、他側縁側に上
    記ピラーと協働して第2排水溝を形成するように折り返
    し部を中間部に有したウィンドシールドモールディング
    とを備え、上記ルーフドリップを上記第2排水溝に連通
    させたことを特徴とする自動車のドリップ構造。
JP1988056202U 1988-04-26 1988-04-26 自動車のドリップ構造 Expired - Lifetime JPH0740462Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988056202U JPH0740462Y2 (ja) 1988-04-26 1988-04-26 自動車のドリップ構造

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JP1988056202U JPH0740462Y2 (ja) 1988-04-26 1988-04-26 自動車のドリップ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01161882U JPH01161882U (ja) 1989-11-10
JPH0740462Y2 true JPH0740462Y2 (ja) 1995-09-20

Family

ID=31282085

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988056202U Expired - Lifetime JPH0740462Y2 (ja) 1988-04-26 1988-04-26 自動車のドリップ構造

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JP (1) JPH0740462Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5388915U (ja) * 1976-12-23 1978-07-21

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Publication number Publication date
JPH01161882U (ja) 1989-11-10

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