JP3732599B2 - ドアフレーム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車輌のサッシュ付きドアフレームに関する。
【0002】
【従来の技術】
次に、図面を用いて従来例を説明する。図6は特開平7-329572号公報に記載されたドアフレームの外観を説明する図、図7は図6におけるA方向矢視図、図8は図6における切断線B-Bにおける断面図、図9は図6における切断線C-Cにおける断面図である。
【0003】
図6において、ドアフレーム(ドアサッシュ)1はドアアウタパネル10,ドアインナパネル11(図7参照)間から上方に向かって延出する第1側部2と、ドアアウタパネル10,ドアインナパネル11間から第1側部2と間隔を持って上方に向かって延出する第2側部3と、第1側部2,第2側部3の先端部を橋絡する天部4とから構成されている。
【0004】
そして、ドアフレーム1のベルトライン19より上側の断面形状は、ドアウェザストリップ5を保持する第1の保持部(ホルダ部)6と、ドアガラスラン7を保持する第2の保持部(ホルダ部)8と、第1及び第2の保持部6,8より車室側に形成される閉断面部(箱型横断面部)9と、車外に露出する外側面部(横辺部)12とからなっている。
【0005】
そして、ドアフレーム1は、図7に示すように車幅方向の厚さが、下から上にかけて漸次薄くなっている。即ち、図8及び図9に示すように第1及び第2側部2,3の閉断面部9の車室側への突出長さを下から上に向かって徐々に減少させている。
【0006】
このような構成によれば、ドアフレーム1の剛性を高めることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、ドアのベルトライン19より下にあるドアアウタパネルと、ドアインナパネルとの間には、ウインドレギュレータ装置、ドアロック装置等の装置が内蔵されるので、ドアの車幅方向に厚みは、ベルトライン19より下側が急激に厚くなる。
【0008】
図10は4ドアセダンの車体側のサイドメンバを示す図である。これらサイドメンバのうち、ドアに隣接するセンタボディピラー15の車幅方向の形状は、剛性,デザイン,プレス成形性により、ドアのベルトライン19での急激な車幅方向の厚さの変化に追従できない。
【0009】
よって、図11に示すように、センタボディピラー15の車幅方向の厚さは、ルーフサイドレール20からベルトライン19に向かって略一定の幅で降りてきて、ベルトライン19の上方近傍からドアインナパネル11向かって徐々に厚さを増す形状となっている。
【0010】
従って、車幅方向の厚さが、下から上にかけて漸次薄くなるドアフレーム1と、センタボディピラー15との間には、車幅方向に深さが一定しない段差(斜線部分参照)が発生し、意匠上好ましくない問題点がある。
【0011】
この段差が生じる現象は、フロントボディピラー16やクォータパネル17との間にも同様に発生する。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、ドアフレームと車体側との車幅方向の段差が発生せず、意匠性が向上するドアフレームを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題は下記発明によって解決される。
[第1の発明]
ドアアウタパネル,ドアインナパネル間から上方に向かって延出する第1側部と、ドアアウタパネル,ドアインナパネル間から前記第1側部と間隔を持って上方に向かって延出する第2側部と、前記第1側部,第2側部の先端部を橋絡する天部とからなるドアフレームにおいて、前記第1側部、前記第2側部の断面形状は、ドアウェザストリップを保持する第1の保持部と、ドアガラスランを保持する第2の保持部と、第1及び第2の保持部より車室側に形成される閉断面部と、車外に露出する外側面部と、からなり、前記第1及び第2側部に、閉断面部の車幅方向の長さが徐々に変化する徐変部を一部分に設けることを特徴とするドアフレームである。
【0013】
前記第1側部、前記第2側部の断面形状は、ドアウェザストリップを保持する第1の保持部と、ドアガラスランを保持する第2の保持部と、第1及び第2の保持部より車室側に形成される閉断面部と、車外に露出する外側面部と、からなり、前記第1及び第2側部に、閉断面部の車幅方向の長さが徐々に変化する徐変部を一部分に設けることにより、ドアフレームと車体側との車幅方向の段差の発生を防止できる。
【0017】
の発明]
第1の発明において、天部と前記第2側部とのコーナー部は、内側の曲率より外側の曲率の方が小さくなるようにしたものである。
【0018】
天部と前記第2側部との間のコーナー部を内側の曲率より外側の曲率の方が小さくなるようにしたことにより、意匠性が高まる。
[第の発明]
第1の発明又は第2の発明において、ドアフレームは一枚の板材を連続的に折り曲げて形成したものである。
【0019】
ドアフレームは一枚の板材を連続的に折り曲げて形成したことにより、防水を行うシーラー塗布が不要となる。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の第1の実施の形態例のドアフレームを説明する図、図2は図1におけるD方向矢視図、図3は図1における切断線E-Eにおける断面図、図4は図1における切断線F-Fにおける断面図である。
【0021】
図1において、ドアフレーム21はドアアウタパネル30,ドアインナパネル31(図2参照)間から上方に向かって延出する第1側部22と、ドアアウタパネル30,ドアインナパネル31間から第1側部22と間隔を持って上方に向かって延出する第2側部23と、第1側部22,第2側部23の先端部を橋絡する天部24とから構成されている。
【0022】
そして、ドアフレーム21のベルトライン39より上側の断面形状は、一枚の板材を連続的に折り曲げて形成され、ドアウェザストリップ25を保持する第1の保持部26と、ドアガラスラン27を保持する第2の保持部28と、第1及び第2の保持部26,28より車室側に形成される閉断面部29と、車外に露出する外側面部50とからなっている。
【0023】
また、図1におけるドアフレーム21の第1及び第2側部22,23のベルトライン39の上方近傍の斜線部分は、図2に示すように、車幅方向の厚さが下から上に向かって徐々に薄くなるように設定された徐変部40が形成され、徐変部40以外、即ち、徐変部40の上側と下側の部分は、車幅方向に一定の厚さを有する一定厚さ部41,41′となっている。
【0024】
具体的には、図3及び図4に示すように、閉断面部29の車幅方向の長さを変えることで行っている。
尚、図2から図4は第2側部23を示しているが、第1側部22の徐変部40も第2側部23の徐変部40と同様に、閉断面部29の車幅方向の厚さを変化させるるようにした。
【0025】
また、図1に示すように、第1側部22及び第2側部23の外側面部50の幅を下から上に向かって徐々に狭くなるように形成した。
更に、第2側部23と天部24との間のコーナー部は、内側の曲率半径r1(本実施の形態例では、R30)より、外側の曲率r2(本実施の形態例では、R5)の方が小さくなるように形成した。
【0026】
上記構成によれば、ドアフレーム21の第1及び第2側部22,23のベルトライン19の上方近傍に、車幅方向の厚さが下から上に向かって徐々に薄くなるように設定された徐変部40を設け、他の部分は車幅方向の厚さが一定とした厚さ一定部41,41′としたことで、図5に示すように、フロントボディピラー,センタボディピラー15とドアフレーム21との間に段差の深さが一定で、意匠性を高めることができる。また、ドアフレーム21の一定厚さ部41,徐変部40,一定厚さ部41′の大きさをセンタボディピラー15やフロントボディピラー等に一致させることで、段差自体をも無くすことが可能となる。
【0027】
また、第1及び第2側部22,23に徐変部40を形成したことにより、ドアフレーム21の剛性も向上させることができる。
更に、第1側部22及び第2側部23の外側面部50の幅を下から上に向かって徐々に狭くなるように形成したことにより、意匠性を高めることできる。
【0028】
更にまた、第2側部23と天部24との間のコーナー部は、内側の曲率半径r1より、外側の曲率半径r2の方が小さくなるように形成したことにより、意匠性を高めることができる。
【0029】
また、ドアフレーム21は一枚の板材を連続的に折り曲げて形成したことにより、防水,防塵のために使用するシーラーが不要となり、コストダウンが図れる。
【0030】
尚、本発明は上記実施の形態例に限定するものではない。上記実施の形態例は、センタボディピラー15とドアフレーム21との間の段差がベルトライン39上方に発生するので、徐変部40をベルトライン39上方近傍に設けたが、段差が発生する箇所に応じて徐変部を形成することにより、段差を無くし、意匠性を高めることが可能である。
【0031】
更にまた、上記実施の形態例では、フロントドアを例に取って説明したが、リアドアに適用できることは言うまでもない。この場合は、センタボディピラーやリアクォータパネルとの間に段差が発生しないように徐変部を一部分設ければよい。
【0032】
【発明の効果】
以上述べたように本発明のドアフレームによれば、下記のような効果を得ることができる。
【0033】
[第1の発明]
前記第1側部、前記第2側部の断面形状は、ドアウェザストリップを保持する第1の保持部と、ドアガラスランを保持する第2の保持部と、第1及び第2の保持部より車室側に形成される閉断面部と、車外に露出する外側面部と、からなり、前記第1及び第2側部に、閉断面部の車幅方向の長さが徐々に変化する徐変部を一部分に設けることにより、ドアフレームと車体側との車幅方向の段差の発生を防止できる。
【0036】
[第の発明]
天部と前記第2側部との間のコーナー部を内側の曲率より外側の曲率の方が小さくなるようにしたことにより、意匠性が高まる。
【0037】
[第の発明]
ドアフレームは一枚の板材を連続的に折り曲げて形成したことにより、防水を行うシーラー塗布が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態例のドアフレームを説明する図である。
【図2】図1におけるD方向矢視図である。
【図3】図1における切断線E-Eにおける断面図である。
【図4】図1における切断線F-Fにおける断面図である。
【図5】実施の形態例のドアとセンタボディピラーとの関係を説明する図である。
【図6】特開平7-329572号公報に記載されたドアフレームの外観を説明する図である。
【図7】図6におけるA方向矢視図である。
【図8】図6における切断線B-Bにおける断面図である。
【図9】図6における切断線C-Cにおける断面図である。
【図10】図10は4ドアセダンのサイドメンバを示す図である。
【図11】ドアとセンタボディピラーとの関係を説明する図である。
【符号の説明】
21 ドアフレーム
22 第1側部
23 第2側部
24 天部
40 徐変部

Claims (3)

  1. ドアアウタパネル,ドアインナパネル間から上方に向かって延出する第1側部と、
    ドアアウタパネル,ドアインナパネル間から前記第1側部と間隔を持って上方に向かって延出する第2側部と、
    前記第1側部,第2側部の先端部を橋絡する天部とからなるドアフレームにおいて、
    前記第1側部、前記第2側部の断面形状は、
    ドアウェザストリップを保持する第1の保持部と、
    ドアガラスランを保持する第2の保持部と、
    第1及び第2の保持部より車室側に形成される閉断面部と、
    車外に露出する外側面部と、
    からなり、
    前記第1及び第2側部に、
    閉断面部の車幅方向の長さが徐々に変化する徐変部を一部分に設けることを特徴とするドアフレーム。
  2. 前記天部と前記第2側部とのコーナー部は、内側の曲率より外側の曲率の方が小さくなるように形成したことを特徴とする請求項1記載の記載のドアフレーム。
  3. 一枚の板材を連続的に折り曲げて形成されることを特徴とする請求項1又は2記載の記載のドアフレーム。
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