JPH0442176Y2 - - Google Patents

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JPH0442176Y2
JPH0442176Y2 JP1986060947U JP6094786U JPH0442176Y2 JP H0442176 Y2 JPH0442176 Y2 JP H0442176Y2 JP 1986060947 U JP1986060947 U JP 1986060947U JP 6094786 U JP6094786 U JP 6094786U JP H0442176 Y2 JPH0442176 Y2 JP H0442176Y2
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pillar
lock pillar
pillar weather
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車のシール構造に係り、特に着脱
屋根の側縁にドアウインドウパネルとの弾接部分
を設けたルーフサイドウエザストリツプと、この
着脱屋根の端部下方に位置するピラーの窓開口側
に縦方向に沿つて設け、ドアウインドウパネルが
弾接すると共に、上端部に上記の着脱屋根のウエ
ザストリツプが嵌合する形状の凹部を形成したピ
ラーウエザストリツプとを接合した自動車のシー
ル構造に関する。
〔従来の技術〕 一般に、着脱式屋根を有する自動車の一種とし
て第10図に示すよう車体1の屋根2に屋根2の
中央に前後を連結する連結部3を残して開口4を
開設しこの開口4を取り外し可能なリツド5で閉
塞し、リツド5を取外した状態で屋根2の開口4
とサイドドア28上部の窓開口6とが連続した状
態となるものがある。これは、所謂Tバールフ車
で、サイドドア28にはピラーレスタイプのもの
を用いるようにしている。そして、このサイドド
ア28にはドアウインドウパネル7が上下動自在
に設けられており、このドアウインドウパネル7
とサイドドア28後部のロツクピラー8及び上記
のリツド5との間にウエザストリツプを介装して
シールを行なうようにしている。
これは、第10図及び第11図に示すように、
ロツクピラー8の前縁部にロツクピラーウエザス
トリツプ9を、またリツド5の外側端部にはルー
フサイドウエザストリツプ10を配設してサイド
ドア28の閉時にドアウインドウパネル7がこれ
らのウエザストリツプ9,10に当接するように
してなるものである。(例えば山海堂発行「自動
車工学全集 13 乗用車の車体」参照) このような自動車のシール構造において、ロツ
クピラーウエザストリツプ9とルーフサイドウエ
ザーストリツプ10との接合部は、第12図及び
第13図に示すようにロツクピラーウエザストリ
ツプ9の上端部にルーフサイドウエザストリツプ
10のリツプ部11が嵌合するような凹部12を
形成して、リツド5で開口4を閉塞したときに、
このリツド5に取り付けられたルーフサイドウエ
ザストリツプ10のリツプ部11が凹部12に弾
接してこれらのウエザストリツプ9,10の間を
水密の状態としている。尚、第12図中符号1
6,17は夫々リツドを構成するインナパネル、
アウタパネルを、19はリツドの外縁に形成する
ドリツプ部20を構成するモールを示している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、上述したロツクピラーウエザストリ
ツプ9とルーフサイドウエザストリツプ10との
接合部にもウインドウパネル7が当接するのであ
るが、この部分は、凹部12を形成したロツクピ
ラーウエザストリツプ9の先端13の厚みによ
り、第12図に示すように隙間14が形成され、
この隙間14から雨水等が入り込み車室15内に
雨水等が侵入することとなる。しかしながら、こ
のロツクピラーウエザストリツプ9の先端13の
厚みを薄くすることには製造上及びウエザストリ
ツプ強度の観点から限界があり、上記の車室内へ
の浸水を完全に防止することは難しかつた。
そこで、本考案の技術課題はロツクピラーウエ
ザストリツプとルーフサイドウエザストリツプと
の接合個所から車室内に浸水するのを防止するこ
とである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題を解決するための、本考案の技術手
段は、ルーフウエザストリツプのピラウエザスト
リツプとの接合部分及びピラーウエザストリツプ
の凹部のいずれか一方にルーフウエザストリツプ
とピラーウエザストリツプの接触個所に隙間を形
成する突条部を形成したことである。
〔実施例〕
以下本考案に係る自動車のシール構造の実施例
を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第3図は本考案に係る自動車のシー
ル構造の第1の実施例を示すものである。本実施
例において、ピラーウエザストリツプであるロツ
ドピラーウエザストリツプ21以外の構造は従来
で示したものと同様であるので従来と同一の部材
には従来と同一の符号を付してその詳細な説明は
省略する。
本実施例では、ロツクピラーウエザストリツプ
21の一般部22の形状は第1図に示すように従
来のものと同様であるが、ルーフサイドウエザス
トリツプが当接する凹部23はその外側の凹みの
程度が従来の物より大きくなつており、この部分
には凸条24を設けるようにしている。この凸条
24は、ロツクピラーウエザストリツプ21の凹
部23の後端下方から斜め上方に向け設けられて
いるがその厚みdは上方に行くに従つて薄くなつ
ており最上部においては厚みはなくなり、ロツク
ピラーウエザストリツプ21の先端25の厚みは
従来とは変らないものとしている。
従つて、本実施例によれば第2図に示すように
ロツクピラーウエザストリツプ21とルーフサイ
ドウエザストリツプ10との間に隙間26が形成
され、また、この隙間の開口が後方に開設される
こととなるから、ドアウインドウパネル7とロツ
クピラーウエザストリツプ21との隙間から侵入
した雨水等は、ロツクピラーウエザストリツプ2
1とルーフサイドウエザストリツプ10との間の
隙間から後方に移動して、開口から車外に排出さ
れ(第3図中矢印で示した)、雨水等は車室15
内には侵入することはなくなる。
第4図は本考案に係る自動車のリール構造の第
2の実施例を示すものである。本実施例におい
て、ロツクピラーウエザストリツプ30の凹部3
1には第1の実施例と同様の凸条32が設けられ
ており、更にはこの凸条32の上方のロツクピラ
ーウエザストリツプの先端33には切欠部34が
設けられている。従つて本実施例においては凸条
にまで落ちずにロツクピラーウエザストリツプ3
0に沿つて流れる雨水等を効果的に車室外排出す
ることができる。
第5図及び第6図は本考案に係る自動車のシー
ル構造の第3の実施例を示すものである。本実施
例においてはロツクピラーウエザストリツプ35
の凹部36にU字状の凸条37を設けるようにし
ている。そして、ロツクウエザストリツプ35に
は、この凸条37で囲まれる部分の内部に開口3
8を有する排水孔39が、ロツクピラーウエザス
トリツプ35の下端にまで貫通している。
従つて本実施例によれば、凸条37の上方に流
れこんだ雨水等はこの排水から車外に流れ出て
(第6図中矢印で示した)車室内には流れ込むこ
とはない。
第7図は本考案の第4の実施例を示すものであ
る。この実施例は第3の実施例のようにU字状の
凸条41と排水孔42を形成したロツクピラーウ
エザストリツプ40の先端43に第2の実施例と
同様の切欠部44を設けたものであり。第2の実
施例のように凸条41にまで至らない雨水等を効
果的に車外に排出することができる。
第8図及び第9図は本考案に係る自動車のシー
ル装置の第5の実施例を示すものである。この実
施例においてはロツクピラーウエザストリツプ4
5の凹部46にルーフサイドウエザストリツプ1
0のリツプ部11の形状に沿つた二本の凸条4
7,48を縦に平行に設けたものでこの二本の凸
条47,48の間に開口49を有する排水孔50
を設けるようにしている他、第4の実施例と同様
にロツクピラーウエザストリツプ45の先端51
に切欠部52を設けるようにしている。このロツ
クピラーウエザストリツプ45とルーフサイドウ
エザストリツプ10とを係合させると第9図に示
すように二本の凸条48,49の間に空間53が
形成されることとなる。
従つて、この実施例にあつては雨水等はこの空
間を経て排水孔から排出される他、切欠部からも
車外に排出されることとなる。
尚、上記の実施例においては、凸条はロツクピ
ラーウエザストリツプに設けるようにしたが、こ
れはルーフサイドウエザストリツプに設けるよう
にしてもよいのは勿論である。
〔考案の効果〕 以上説明したように本発明によればウインドウ
パネルとロツクピラーウエザストリツプとの間か
ら侵入した雨水等の水はロツクピラーウエザスト
リツプとルーフサイドウエザストリツプとの間に
形成される間隙を経て車外に排出されるため、車
室内に侵入することはないという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動車のシール構造の第
1の実施例を示す斜視図、第2図は第1図に示し
た自動車のシール構造を示す第1図中−線に
対応する断面図、第3図は第1図に示した自動車
のシール構造の方向からの矢視図、第4図は本
発明に係る自動車のシール構造の第2の実施例を
示す斜視図、第5図は本発明に係る自動車のシー
ル構造の第3の実施例を示す斜視図、第6図は第
5図に示した自動車のシール構造の方向からの
矢視図、第7図は本発明に係る自動車のシール構
造の第4の実施例を示す斜視図、第8図は本発明
に係る自動車のシール構造の第5の実施例を示す
斜視図、第9図は第8図に示した自動車のシール
構造を示す第8図中−線に相当する断面図、
第10図は本考案が適応される自動車の側面図、
第11図は従来の自動車のシール構造を示す斜視
図、第12図は第11図中−線に相当す
る断面図、第13図は第12図中方向からの
矢視図である。 7……ドアウインドウパネル、10……ルーフ
サイドウエザストリツプ、21……ロツクピラー
ウエザストリツプ、24……凸条。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 着脱屋根の側縁にドアウインドウパネルとの弾
    接部分を設けたルーフサイドウエザストリツプ
    と、この着脱屋根の端部下方に位置するピラーの
    窓開口側に縦方向に沿つて設け、ドアウインドウ
    パネルに弾接すると共に、上端部に上記の着脱屋
    根のウエザストリツプが嵌合する形状の凹部を形
    成したピラーウエザストリツプとを接合した自動
    車のシール構造において、ルーフサイドウエザス
    トリツプのピラーウエザストリツプとの接合部分
    及びピラーウエザストリツプの凹部のいずれか一
    方に、ルーフウエザストリツプとピラーウエザス
    トリツプの接触個所に隙間を形成する突条部を形
    成したことを特徴とする自動車のシール構造。
JP1986060947U 1986-04-24 1986-04-24 Expired JPH0442176Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS62172624U JPS62172624U (ja) 1987-11-02
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010089694A (ja) * 2008-10-09 2010-04-22 Nissan Motor Co Ltd 車両の排水構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6331821A (ja) * 1986-07-25 1988-02-10 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd ハツチル−フ車のシ−ル構造
JPH0518181Y2 (ja) * 1988-09-16 1993-05-14
JP2598624Y2 (ja) * 1992-02-25 1999-08-16 西川ゴム工業株式会社 自動車のシール構造
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