JP2527762Y2 - 自動車のシール構造 - Google Patents
自動車のシール構造Info
- Publication number
- JP2527762Y2 JP2527762Y2 JP1990405158U JP40515890U JP2527762Y2 JP 2527762 Y2 JP2527762 Y2 JP 2527762Y2 JP 1990405158 U JP1990405158 U JP 1990405158U JP 40515890 U JP40515890 U JP 40515890U JP 2527762 Y2 JP2527762 Y2 JP 2527762Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle body
- trunk lid
- corner
- lid
- automobile
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
- Superstructure Of Vehicle (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動車のシール構造に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】図5に示すような自動車においては、ト
ランクリッドaと車体bの間は図3に示すような構造に
よってシールしてある。すなわち、車体bのドレーン部
cの内側にウェザーストリップdを配置して、雨水がト
ランクルームe内に浸入するのを防止している。
ランクリッドaと車体bの間は図3に示すような構造に
よってシールしてある。すなわち、車体bのドレーン部
cの内側にウェザーストリップdを配置して、雨水がト
ランクルームe内に浸入するのを防止している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、このような構
造にすると、雨水がトランクリッドaの裏面a1を伝っ
てウェザーストリップdの上面まで達するようになる。
このため、ウェザーストリップdのシール性が経年劣化
した場合、トランクルームe内に雨水が浸入するという
問題があった。
造にすると、雨水がトランクリッドaの裏面a1を伝っ
てウェザーストリップdの上面まで達するようになる。
このため、ウェザーストリップdのシール性が経年劣化
した場合、トランクルームe内に雨水が浸入するという
問題があった。
【0004】そこで、トランクリッドaの裏面a 1 に図
4に示すような膨出部a 2 を設けて、雨水がウェザース
トリップdまで伝わらないようにしていたが、膨出部a
2 によってドレーン部cの容積が狭まるので好ましくな
く、雨水のトランクルームeへの浸入を完全に防止する
ことはできなかった。
4に示すような膨出部a 2 を設けて、雨水がウェザース
トリップdまで伝わらないようにしていたが、膨出部a
2 によってドレーン部cの容積が狭まるので好ましくな
く、雨水のトランクルームeへの浸入を完全に防止する
ことはできなかった。
【0005】本考案は、このような事情に鑑み、雨水の
トランクルームeへの浸入を完全に防止することができ
る自動車のシール構造を提供することを目的とする。
トランクルームeへの浸入を完全に防止することができ
る自動車のシール構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本考案は、車体後部のドレーン部を覆うようにしてト
ランクリッドの前端部を配置するとともに、該トランク
リッドと車体との間をシールするウェザーストリップを
上記ドレーン部の内側に配置してなる自動車において、
その上面が上記ドレーン部の上方の角部よりも上方にな
るように、上記トランクリッドの前部を配置するととも
に、上記角部に向けて上記前端部を斜め下方に折り曲げ
たことを特徴とする。
の本考案は、車体後部のドレーン部を覆うようにしてト
ランクリッドの前端部を配置するとともに、該トランク
リッドと車体との間をシールするウェザーストリップを
上記ドレーン部の内側に配置してなる自動車において、
その上面が上記ドレーン部の上方の角部よりも上方にな
るように、上記トランクリッドの前部を配置するととも
に、上記角部に向けて上記前端部を斜め下方に折り曲げ
たことを特徴とする。
【0007】
【実施例】図1は図5のA−A線による断面を示してい
る。同図において、1は車体、1aは角部、2はトラン
クリッド、2aは該トランクリッドの前端部、3はトラ
ンクルーム、4はリアウィンドガラスである。車体1に
は、ドレーン部5が形成してあり、該ドレーン部5の内
側にウェザーストリップ6を設けてある。また、1aは
ドレーン部5の上方に位置する角部である。トランクリ
ッド2は、その前端部2aがドレーン部5を覆うように
して配置してあり、かつ、その上面が上記角部1aより
も上方になるように配置してある。そして、このトラン
クリッド2の前端部2aを、車体1の上記角部1aに向
けて斜め下方に折り曲げてある。
る。同図において、1は車体、1aは角部、2はトラン
クリッド、2aは該トランクリッドの前端部、3はトラ
ンクルーム、4はリアウィンドガラスである。車体1に
は、ドレーン部5が形成してあり、該ドレーン部5の内
側にウェザーストリップ6を設けてある。また、1aは
ドレーン部5の上方に位置する角部である。トランクリ
ッド2は、その前端部2aがドレーン部5を覆うように
して配置してあり、かつ、その上面が上記角部1aより
も上方になるように配置してある。そして、このトラン
クリッド2の前端部2aを、車体1の上記角部1aに向
けて斜め下方に折り曲げてある。
【0008】本実施例はこのように、トランクリッド2
の前端部2aが車体1のドレーン部5を覆うように配設
され、かつ、この前端部2aが上記角部1aに向けて斜
め下方に折り曲げてあるので、雨水は、前端部2aの端
縁から落下して、トランクリッド2の裏面を伝ってウェ
ザーストリップ6まで達することはない。
の前端部2aが車体1のドレーン部5を覆うように配設
され、かつ、この前端部2aが上記角部1aに向けて斜
め下方に折り曲げてあるので、雨水は、前端部2aの端
縁から落下して、トランクリッド2の裏面を伝ってウェ
ザーストリップ6まで達することはない。
【0009】本考案は自動車のトランクリッド以外の開
閉体にも適用することができる。例えば、ハッチバック
車のバックドアに適用する場合には、図2に示すように
バックドア10の前端部10aを斜め下方に折り曲げて
おけばよい。
閉体にも適用することができる。例えば、ハッチバック
車のバックドアに適用する場合には、図2に示すように
バックドア10の前端部10aを斜め下方に折り曲げて
おけばよい。
【0010】
【考案の効果】本考案によれば、雨水がトランクリッド
等の開閉体の前端部裏面を伝ってウェザーストリップま
で達しなくなるので、ウェザーストリップのシール性が
劣化しても、雨水がトランクルームなどに浸入すること
はない。
等の開閉体の前端部裏面を伝ってウェザーストリップま
で達しなくなるので、ウェザーストリップのシール性が
劣化しても、雨水がトランクルームなどに浸入すること
はない。
【図1】本考案に係る構造の一実施例を示す図で、第5
図に示したA−A線による断面図である。
図に示したA−A線による断面図である。
【図2】図1と対応する本考案の他の実施例を示す図で
ある。
ある。
【図3】図1と対応する従来例を示す図である。
【図4】図1と対応する他の従来例を示す図である。
【図5】自動車の後部を示す斜視図である。
1 車体1a 角部 2 トランクリッド 2a トランクリッドの前端部 3 トランクルーム 5 ドレーン部 6 ウェザーストリップ 10 バックドア 10aバックドアの前端部
Claims (1)
- 【請求項1】 車体後部のドレーン部を覆うようにして
トランクリッドの前端部を配置するとともに、該トラン
クリッドと車体との間をシールするウェザーストリップ
を上記ドレーン部の内側に配置してなる自動車におい
て、その上面が上記ドレーン部の上方の角部よりも上方
になるように、上記トランクリッドの前部を配設すると
ともに、上記角部に向けて上記前端部を斜め下方に折り
曲げたことを特徴とする自動車のシール構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990405158U JP2527762Y2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 自動車のシール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990405158U JP2527762Y2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 自動車のシール構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0492489U JPH0492489U (ja) | 1992-08-12 |
JP2527762Y2 true JP2527762Y2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=31882642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990405158U Expired - Lifetime JP2527762Y2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 自動車のシール構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2527762Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02145543U (ja) * | 1989-05-15 | 1990-12-11 |
-
1990
- 1990-12-27 JP JP1990405158U patent/JP2527762Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0492489U (ja) | 1992-08-12 |
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