JPH0410100Y2 - - Google Patents

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JPH0410100Y2
JPH0410100Y2 JP1985092795U JP9279585U JPH0410100Y2 JP H0410100 Y2 JPH0410100 Y2 JP H0410100Y2 JP 1985092795 U JP1985092795 U JP 1985092795U JP 9279585 U JP9279585 U JP 9279585U JP H0410100 Y2 JPH0410100 Y2 JP H0410100Y2
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JP
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rear gate
side edge
drip
drip guide
closed
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JP1985092795U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車の荷物室開口部などの車体
後方開口部を開閉可能に覆うリヤゲートにおける
ドリツプガイド構造に関するものである。
(従来技術) リヤゲートガラスが曲面になつているリヤゲー
トを開けるとき、ガラス上に付着した雨水(ある
いは洗車水)等が、リヤゲートの側縁部から荷物
室内部に落下するような不具合を避けるために、
従来種々の構造のものが案出されている。
第6図、第7図はその従来例であつて、リヤゲ
ート1の側縁フレーム2は、アウタパネル4とイ
ンナパネル5とを合せフランジ部6と7とで結合
して閉断面状に形成し、リヤゲートガラス9は端
部にモール10を取付けて、側縁フレーム2に接
着12する。
一方、車体14は、アウタパネル15とインナ
パネル16とを合せフランジ部17で結合して一
体とし、アウタパネル15には、リヤゲート1を
閉じるときモール10と対向して荷物室開口部の
側方において隆起する開口側縁部18と、この開
口側縁部18と合せフランジ部17との間に位置
するドリツプ溝20を形成する。そして合せフラ
ンジ部17にウエザストリツプ22を嵌着して、
リヤゲート1を閉じるとき側縁フレーム2に圧接
させ、荷物室24を密閉する。
この構造において、リヤゲート1を開くと、第
7図に示すように、リヤゲートガラス9に付着し
た雨水等26は、モール10および側縁フレーム
2を離れて落下する。そしてこれをドリツプ溝2
0で受けて車外に排水する。しかし雨水等26は
幅広く飛散して落下するので、ドリツプ溝20の
幅寸法Eを大きく取る必要があり、それだけ荷物
室24に容積が小になるという問題点がある。
これに対して、たとえば実開昭55−91709号公
報に示すように、リヤゲートガラスの端部側方に
ドリツプ片からなる排水用溝を形成したものがあ
るが、ドリツプ片がむき出しになるので、外観が
煩わしいものになり、また風切音の発生などの問
題点がある。
(考案の目的) この考案は、リヤゲート閉扉時にドリツプガイ
ドを格納して前記の問題点を解消したリヤゲート
用ドリツプガイド構造を提供するようにしたもの
である。
(考案の構成) この考案は、リヤゲートガラス9の端部にモー
ル10を取付け、アウタパネル4とインナパネル
5とをゲート側合せフランジ部6,7とで結合し
閉断面状に形成した側縁フレーム2に接着したリ
ヤゲート1、アウタパネル15とインナパネル1
6とを車体側合せフランジ部17で結合して一体
とし、該アウタパネル15に、前記リヤゲート1
を閉じるとき前記モール10と対向位置する部位
に形成した開口側縁部18を有する車体、前記車
体側合せフランジ部17に嵌着し、前記リヤゲー
ト1を閉じるとき前記側縁フレーム2に圧着し荷
物室24を密閉するウエザストリツプ22とから
なるリヤゲート装置において、ゴム製にして断面
略し字型のドリツプガイド30の一方の端縁31
を前記側縁フレーム2の長手方向に沿つて前記ゲ
ート側合せフランジ部6に止着して、前記ドリツ
プガイド30の他方の側縁32をリヤゲート閉扉
時に該開口側縁部18に当接させてドリツプガイ
ドを格納することを特徴とするリヤゲート用ドリ
ツプガイド構造である。
(実施例) この考案の詳細を、第1図〜第5図に示す実施
例について説明すると、次の通りである。
第6図、第7図に示す従来例と同様に、リヤゲ
ート1に側縁フレーム2を形成する。そしてその
車外方向に突出する合せフランジ部6を、車体1
4のアウタパネル15に設けた開口側縁部18と
対向させる。さらに車体14の合せフランジ部1
7に嵌着したウエザストリツプ22を、リヤゲー
ト1の閉扉時に、側縁フレーム2に圧接させる。
さてリヤゲート1の側部にゴム製にして断面略
し字型のドリツプガイド30を取付ける。すなわ
ちドリツプガイド30の一方の端縁(上端縁)3
1を、側縁フレーム2の合せフランジ部6に長手
方向に沿つて接着により止着する。一方、リヤゲ
ートガラス9は端部にモール10を取付けて側縁
フレーム2に接着12するが、このモール10に
よつて、合せフランジ部6に止着したドリツプガ
イド30の端縁31を覆うようにする。
ドリツプガイド30の他方の端縁(側端縁)3
2は自由端部になつていて、リヤゲート1を開扉
するときドリツプガイド30は、第3図に示すよ
うに、断面略し字型状になり、その溝部33で雨
水等26を受けて排水する。リヤゲート1は、開
扉により前方へ傾斜するようになるから、第4図
に示すように、雨水等26は溝部33の内を前方
に流れ、それからドリツプ溝20の前端部に落ち
る。そしてドリツプ溝20の内を後方に流れて、
車体後部から排水される。
リヤゲート1を閉扉するとき、ドリツプガイド
30の他方の端縁32は、第5図に示すように、
車体の開口側縁部18に当接する。すなわちドリ
ツプガイド30は、側縁フレーム2に沿い開口側
縁部18の内方に折込まれるようにして側方フレ
ームとドリツプ溝との間の空間に格納され、車外
側に現れないようにする。
(考案の効果) この考案は、前述のように構成してあり、リヤ
ゲート開扉時にリヤゲートガラスに付着した雨水
等を、リヤゲート側部に設けたゴム製のドリツプ
ガイド30で受けて排水するようにしたから、荷
物室に雨水等が浸入することがなく、リヤゲート
の操作性が著しく向上する。また車体に設けるド
リツプ溝20の幅を、広く形成する必要がないか
ら、荷物室24の容積が広く確保され、荷役効率
を高めることができる。
そしてリヤゲート閉扉時に、ドリツプガイド3
0は車内側に格納され車外側に現れないようにな
るから、外観がすつきりして損われることがな
く、また風切音の発生などに悩むことがない。
さらにドリツプガイド30を車内側に折込むよ
うにして格納するから、リヤゲートを急激に閉扉
するときなど、ドリツプガイド30が緩衝部材と
なつて、当りを緩和するなどの利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図はこの考案の実施例を示し、第
1図は自動車の外観要部斜視図、第2図はリヤゲ
ートの側面図、第3図は第2図A−A線の断面
図、第4図はリヤゲート開扉時の雨水等の流れを
示す斜視図、第5図はドリツプガイドの格納時の
説明図、第6図は従来例のリヤゲート開扉時の要
部斜視図、第7図は第6図B−B線の断面図であ
る。 1……リヤゲート、2……側縁フレーム、6…
…合せフランジ部、9……リヤゲートガラス、1
0……モール、14……車体、18……開口側縁
部、20……ドリツプ溝、30……ドリツプガイ
ド、31,32……端縁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 リヤゲートガラス9の端部にモール10を取付
    け、アウタパネル4とインナパネル5とをゲート
    側合せフランジ部6,7とで結合し閉断面状に形
    成した側縁フレーム2に接着したリヤゲート1、 アウタパネル15とインナパネル16とを車体
    側合せフランジ部17で結合して一体とし、該ア
    ウタパネル15に、前記リヤゲート1を閉じると
    き前記モール10と対向位置する部位に形成した
    開口側縁部18を有する車体、 前記車体側合せフランジ部17に嵌着し、前記
    リヤゲート1を閉じるとき前記側縁フレーム2に
    圧着し荷物室24を密閉するウエザストリツプ2
    2とからなるリヤゲート装置において、 ゴム製にして断面略し字型のドリツプガイド3
    0の一方の端縁31を前記側縁フレーム2の長手
    方向に沿つて前記ゲート側合せフランジ部6に止
    着して、 前記ドリツプガイド30の他方の側縁32をリ
    ヤゲート閉扉時に該開口側縁部18に当接させて
    ドリツプガイドを格納することを特徴とするリヤ
    ゲート用ドリツプガイド構造。
JP1985092795U 1985-06-19 1985-06-19 Expired JPH0410100Y2 (ja)

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JPS62420U JPS62420U (ja) 1987-01-06
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3908161B2 (ja) * 2002-12-24 2007-04-25 東海興業株式会社 バックドア用雨垂れチャンネル
JP2004217152A (ja) * 2003-01-17 2004-08-05 Toyota Auto Body Co Ltd バックドアの雨だれ防止構造
JP4818308B2 (ja) * 2008-04-21 2011-11-16 本田技研工業株式会社 テールゲートの排水構造

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JPS62420U (ja) 1987-01-06

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