JPS6315048Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6315048Y2
JPS6315048Y2 JP1982098759U JP9875982U JPS6315048Y2 JP S6315048 Y2 JPS6315048 Y2 JP S6315048Y2 JP 1982098759 U JP1982098759 U JP 1982098759U JP 9875982 U JP9875982 U JP 9875982U JP S6315048 Y2 JPS6315048 Y2 JP S6315048Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
sliding door
flange
seal
hinged
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982098759U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS594312U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1982098759U priority Critical patent/JPS594312U/ja
Publication of JPS594312U publication Critical patent/JPS594312U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6315048Y2 publication Critical patent/JPS6315048Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車体のドア開口部にヒンジドアとス
ライドドアが設けられ、ヒンジドアの後端縁にス
ライドドアの前端縁が当接された当接部でヒンジ
ドアとスライドドアとの間をシールするようにし
たヒンジドアとスライドドアの上部シーリング構
造に関するものである。
車体側面に開口されたドア開口部の前側にヒン
ジドアが設けられ、後側にスライドドアが設けら
れた車両であつて、かつ、乗降や荷物の積降しに
便利なように該ドア開口部を大きな開口部とする
ためセンターピラーを設けていない車両、いわゆ
るセンターピラーレス車においては、センターピ
ラーを有する車両と異なり、第1図に示すように
ヒンジドア11の後端縁とスライドドア12の前
端縁とが当接する当接部でヒンジドアとスライド
ドアとの間をシールするようになされている。
(実開昭57−45420号公報参照) このため、前記ヒンジドア11の後端縁とスラ
イドドア12の前端縁とが当接する当接部のう
ち、特にヒンジドア11の上端部とスライドドア
12の上端部との当接部分、すなわち、第1図に
示す車体aのルーフサイド部13に位置するP部
分については、それぞれの上端部のコーナ部が円
弧状に形成されているために、ドアの開閉性とも
相俟つて、そのシール性が問題となつていた。
そこで本考案は、前記問題点に鑑みて成された
ものであつて、ヒンジドアとスライドドアとの当
接部のうち、特に車体のルーフサイド部に位置す
る部分の当接部のシール性を向上させることので
きる上部シーリング構造を提供することを目的と
するものである。
そのため本考案では、車体のドア開口部にヒン
ジドアとスライドドアが設けられ、ヒンジドアの
後端縁にスライドドアの前端縁が当接された当接
部でヒンジドアとスライドドアとの間をシールす
るようにしたヒンジドアとスライドドアの当接部
の上部シーリング構造において、前記車体にはル
ーフサイド部が形成され、該ルーフサイド部にド
リツプシールが取付けられていると共に、前記ス
ライドドアの前端縁には、ドリツプシールに当接
するフランジが形成され、又、前記ヒンジドアの
後端縁には、ドリツプシールに当接する弾性部材
が取付けられ、該弾性部材には、ヒンジドアとス
ライドドアの全閉状態で前記スライドドアのフラ
ンジをドリツプシールとで挾持する挾持部が形成
されている構造とすることにより所期の目的を達
成するようにしたものである。
以下、本考案を図示せる一実施例に随つて説明
する。
車体aのルーフサイド部13にドリツプチヤン
ネル14が形成され、該ドリツプチヤンネル14
にドリツプシール15が取付けられている。又、
該ドリツプシール15の下方においてルーフサイ
ドレール16の端末16aにはルーフサイドウエ
ザーストリツプ17が嵌着されている。
又、ヒンジドア11の後端縁には袋状になされ
たウエザーストリツプ18が接着剤等により固着
されている。該ウエザーストリツプ18は、ヒン
ジドア11の外周に該ヒンジドア11を構成する
アウタパネル19とインナパネル20との接合部
によつて形成されたフランジ11aにより、外方
から見えないようになされている。又、該ウエザ
ーストリツプ18の上部、すなわち、前記ドリツ
プシール15リツプ部15aと対応する位置のフ
ランジ11aの上端11a′の後面には、樹脂材2
1とスポンジ22とで最上端が閉じ袋状に形成さ
れた弾性部材23が取付けられており、樹脂材2
1がフランジ11aの上端11a′に固着されてい
る。ヒンジドア11の全閉状態で、弾性部材23
のスポンジ22とヒンジドア11のインナパネル
20とがドリツプシール15に当接されている。
前記弾性部材23の後端は前記フランジ11aの
後端縁よりも後方に突出するようになされ、該後
端がヒンジドア11とスライドドア12の全閉状
態で、前記ドリツプシール15とでスライドドア
12の前端縁に形成されたフランジ12aの上端
12a′を挾持する挾持部23aとされている。
尚、実施例では弾性部材23を樹脂材21とス
ポンジ22で形成したが、これに限ることなく、
スポンジ22のみで形成してもよく、又、その材
料もスポンジに限るものではなく、弾性を有する
ものであればその材料は自由に選定することがで
きる。したがつて、該弾性部材23を前記ウエザ
ーストリツプ18と一体に成形することも可能で
ある。
又、スライドドア12の前端縁にはウエザース
トリツプ24が接着剤等により固着されている。
該ウエザーストリツプ24はスライドドア12の
外周に、該スライドドア12を構成するアウタパ
ネル25とインナパネル26との接合部によつて
形成されたフランジ12aにより外方から見えな
いようになされている。該ウエザーストリツプ2
4の上端は、ヒンジドア11とスライドドア12
の全閉状態で前記ルーフサイドウエザーストリツ
プ17に当接すると共に、前記ヒンジドア11の
後端縁に設けられたウエザーストリツプ18の周
縁に圧接密着する突出部24bが形成され、又、
その下方からスライドドア12の下端までは、前
記ヒンジドア11のウエザーストリツプ18の内
側端に圧接するリツプ部24cが一体に形成され
ている。
又、前記ウエザーストリツプ24には上下方向
に貫通する貫通孔24aが穿設されている。した
がつて、万一ドリツプシール15から水洩れがあ
つたとしても、それらの洩れ水は前記貫通孔24
aを通つて車体外に排出される。
尚、前記スライドドア12側のウエザーストリ
ツプ24の該スライドドア12への固着は全面接
着剤で固着してもよいが、第5図に示すように、
予め該ウエザーストリツプ24に埋込んだクリツ
プ27によりスライドドア12に嵌着するように
してもよい。
前記スライドドア12の前端部のウエザースト
リツプ24が固着された部分は、アウタパネル2
5とインナパネル26との間に幅があるため、フ
ランジ12aは該アウタパネル25とインナパネ
ル26との中間に形成し、かつ、ヒンジドア11
のフランジ11aの内側に入り込むように車両の
前後方向に幅広に延在されている。(第4図、第
5図参照) 又、ウエザーストリツプ24の突出部24bよ
り上、すなわち、前記ドリツプシール15に当接
するスライドドア12のフランジ12aの上端1
2a′は前記ヒンジドア11のフランジ11aの上
端11a′に当接しないように幅狭になされ、該ス
ライドドア12のフランジ12aの上端12a′は
ヒンジドア11とスライドドア12の全閉状態で
ヒンジドア11のフランジ11aの上端11a′の
内側に入り込まないように形成されているが、該
スライドドア12のフランジ12aの上端12
a′は前述したように、ヒンジドア11とスライド
ドア12の全閉状態で、前記ドリツプシール15
と弾性部材23の挾持部23aとで挾持されるよ
うになされている。(第3図参照) 以上述べた構成により、ヒンジドア11とスラ
イドドア12の当接部の一般部は、ヒンジドア1
1とスライドドア12の全閉状態において、スラ
イドドア12のフランジ12aを含むウエザース
トリツプ24とヒンジドア11のウエザーストリ
ツプ18との弾接によりシールされ、又、これら
ドア同士の上端、すなわち、ルーフサイド部13
に沿つた部分については、各ドア11,12とド
リツプシール15及びルーフサイドウエザースト
リツプ17との弾接による二重シール構造のほ
か、当接部の上端はスライドドア12のフランジ
12aの幅狭になつた上端12a′はヒンジドア1
1に設けられた弾性部材23の内側とドリツプシ
ール15との間に入り込んで該弾性部材23の挾
持部23aとドリツプシール15とで挾持される
ため、該部においても二重シール構造となるし、
走行中に両ドア11,12が振動しても当接部に
隙間が生じることを防止できるので、シール性が
向上する。
したがつて、このシーリング構造によれば、ヒ
ンジドア11を開閉するときは、スライドドア1
2のフランジ12aをウエザーストリツプ18が
乗り越えて動き、かつ、ヒンジドア11のフラン
ジ11aの上端11a′に設けられた弾性部材23
はスライドドア12のフランジ12aの上端12
a′をドリツプシール15との間に挾むようにし、
スライドドア12を開閉するときには、該スライ
ドドア12のフランジ12a、フランジ12aの
上端12a′及びウエザーストリツプ24がヒンジ
ドア11のフランジ11a及び弾性部材23の内
側に出入りし、それぞれ互いに当接し、シールさ
れる。
以上述べたように本考案によれば、車体のドア
開口部にヒンジドアとスライドドアが設けられ、
ヒンジドアの後端縁にスライドドアの前端縁が当
接された当接部でヒンジドアとスライドドアとの
間をシールするようにしたヒンジドアとスライド
ドアの当接部の上部シーリング構造において、前
記車体にはルーフサイド部が形成され、該ルーフ
サイド部にドリツプシールが取付けられていると
共に、前記スライドドアの前端縁には、ドリツプ
シールに当接するフランジが形成され、又、前記
ヒンジドアの後端縁には、ドリツプシールに当接
する弾性部材が取付けられ、該弾性部材には、ヒ
ンジドアとスライドドアの全閉状態で前記スライ
ドドアのフランジをドリツプシールとで挾持する
挾持部が形成されている構造としたので、ヒンジ
ドアとスライドドアの全閉状態におけるシールが
二重シール構造となるし、走行中に両ドアが振動
しても当接部に隙間が生じることを防止できるの
で、シール性が向上する。したがつて、ドア同士
の当接部から車室内への雨水等の浸入を確実に防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はヒンジドア、スライドドアを有するセ
ンターピラーレス車の側面図、第2図は第1図の
P部に相当するドアの全閉時の拡大斜視図、但
し、作図上両ドアが当接していない状態に離して
描いてある。第3図は第2図の−線断面図、
第4図は第2図の−線断面図、第5図は第2
図の−線断面図である。 aは車体、11はヒンジドア、12はスライド
ドア、13はルーフサイド部、15はトリツプシ
ール、18はヒンジドア側ウエザーストリツプ、
23は弾性部材、24はスライドドア側ウエザー
ストリツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体のドア開口部にヒンジドアとスライドドア
    が設けられ、ヒンジドアの後端縁にスライドドア
    の前端縁が当接された当接部でヒンジドアとスラ
    イドドアとの間をシールするようにしたヒンジド
    アとスライドドアの当接部の上部シーリング構造
    において、前記車体にはルーフサイド部が形成さ
    れ、該ルーフサイド部にドリツプシールが取付け
    られていると共に、前記スライドドアの前端縁に
    は、ドリツプシールに当接するフランジが形成さ
    れ、又、前記ヒンジドアの後端縁には、ドリツプ
    シールに当接する弾性部材が取付けられ、該弾性
    部材には、ヒンジドアとスライドドアの全閉状態
    で前記スライドドアのフランジをドリツプシール
    とで挾持する挾持部が形成されていることを特徴
    とするヒンジドアとスライドドアの当接部の上部
    シーリング構造。
JP1982098759U 1982-06-30 1982-06-30 ヒンジドアとスライドドアの当接部の上部シ−リング構造 Granted JPS594312U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982098759U JPS594312U (ja) 1982-06-30 1982-06-30 ヒンジドアとスライドドアの当接部の上部シ−リング構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982098759U JPS594312U (ja) 1982-06-30 1982-06-30 ヒンジドアとスライドドアの当接部の上部シ−リング構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS594312U JPS594312U (ja) 1984-01-12
JPS6315048Y2 true JPS6315048Y2 (ja) 1988-04-27

Family

ID=30234336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982098759U Granted JPS594312U (ja) 1982-06-30 1982-06-30 ヒンジドアとスライドドアの当接部の上部シ−リング構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS594312U (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0235539Y2 (ja) * 1984-09-20 1990-09-27
JPH057067Y2 (ja) * 1985-02-25 1993-02-23
JP3861225B2 (ja) 2002-03-19 2006-12-20 西川ゴム工業株式会社 スライド式リアドア用ウエザーストリップ
JP5085418B2 (ja) * 2008-05-09 2012-11-28 西川ゴム工業株式会社 センターピラーレス自動車のシール構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS594312U (ja) 1984-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0102556B1 (en) Sealing structure for an automotive vehicle
US5367830A (en) Roof-side weather strip for a motor vehicle
JPH0784131B2 (ja) 自動車の重ね合わせドアのためのウエザストリツプ
US5106149A (en) Weatherstrip for hardtop-type or framed door windows
JPS6315048Y2 (ja)
JPH035447Y2 (ja)
JPS6033050Y2 (ja) 車両用ドアのシ−ル構造
JPH0620667Y2 (ja) 車両用観音開き扉のシ−ル構造
JP3692464B2 (ja) 自動車の観音開き扉のシール部構造
JPS5917686Y2 (ja) ウエザ−ストリツプ
JPH0539015Y2 (ja)
JPS6134900Y2 (ja)
JP3168852B2 (ja) ウェザストリップの構造
JPH09309339A (ja) 自動車の観音開き扉のシール構造
JPH0516014Y2 (ja)
JP2574832Y2 (ja) サンルーフ装置のシール構造
JPH0715777Y2 (ja) 車両のドア構造
JPS6119925Y2 (ja)
JPS6144519Y2 (ja)
JPH0617647Y2 (ja) 自動車ドアのシール構造
JP3784632B2 (ja) ドリップウェザーストリップ
JP3702411B2 (ja) 自動車の観音開き後扉のシール部構造
JPH0143293Y2 (ja)
JP3876678B2 (ja) 自動車のドアシール構造
JP3917763B2 (ja) サッシュ付ドア車のシール構造