JP5085418B2 - センターピラーレス自動車のシール構造 - Google Patents

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Description

本発明は、センターピラーレス自動車のシール構造に関するものである。
図1乃至図4を参照して説明する。センターピラーを持たない、いわゆるセンターピラーレス自動車において、ボディ1とドア2,3との間のシール性を確保するために、両者間に、一次シール部Fと二次シール部Sを持たせたシール構造20を設けたものがある。一次シール部Fでは、ボディ1のルーフ部1aに前後方向に設けたルーフウエザーストリップ11と、フロントドア2およびリヤドア3の上端部とを弾接させている。また、二次シール部Sでは、ボディ1のルーフウエザーストリップ11の下位に前後方向に設けたオープニングシール12の中空シール部12bと、フロントドア2に取付けたフロント側型成形部13材およびリヤドア3に取付けたリヤ側型成形部14材とを弾接させている。
こうした構成とすることによって、一次シール部Fから水Wが侵入することがあっても、その水Wは、二次シール部Sを構成するオープニングシール12の上面を通過して前後方向に流下し、車外へ排出される。
前記した一次シール部Fと二次シール部Sを備えた従来のシール構造20は、ルーフ部1aの側面形状が円弧状を描く自動車においては、オープニングシール12もその円弧状に沿った形状とされているので、その上に流下した水Wを前後方向に円滑に案内して排出することができる。
しかし、ルーフ部1aの側面形状がほぼ水平状の自動車にあっては、オープニングシール12もそれに沿ったほぼ水平状に形成されているので、その上に流下した水Wは、前後方向に案内されることなくそのまま留まり、その後、徐々にオープニングシール12の中空シール部12aと、フロント側型成形部13およびリヤ側型成形部14との弾接部分を潜って室内へ侵入してしまうという問題が発生する。
また、センターピラーレス自動車は、ドア閉時に、フロントドア2の後端部とリヤドア3の前端部とを重合させる構造であるため、元来、水Wが室内へ侵入し易いといった問題を抱えている。具体的には、図4に示すように、(イ)フロントドア2のインナーパネル2aと、フロント側型成形部13と、オープニングシール12とが合わさる部分、(ロ)フロント側型成形部13と、リヤ側型成形部14と、オープニングシール12とが合わさる部分、(ハ)リヤドア3のインナーパネル3aと、リヤ側型成形部14と、オープニングシール12とが合わさる部分のそれぞれにおいて、三角状の隙間G(G1、G2、G3)が形成される。
そして、これらの隙間Gから侵入した水Wは、フロント側型成形部13とリヤ側型成形部14に形成された水受部16へ案内される構成となっているが、それは必ずしも充分ではなく、一部の水Wが室内へ侵入することがある。
本発明はこうした問題に鑑み創案されたもので、水が室内へ侵入するのを確実に防止することのできる、センターピラーレス自動車のシール構造を提供することを課題とする。
図1および図5乃至図8を参照して説明する。請求項1に記載のセンターピラーレス自動車のシール構造10は、センターピラーレス自動車に設けられるものであって、ボディ1のドア開口縁に沿って設けたオープニングシール12と、フロントドア2の後端上部に取付けられ、前記オープニングシール12に弾接するフロント側型成形部13と、リヤドア3の前端上部に取付けられ、前記オープニングシール12に弾接するリヤ側型成形部14と、を備える。
また、前記フロント側型成形部13とリヤ側型成形部14の、前記オープニングシール12に弾接する部分の直上に、長手方向に沿って、ドア閉時に対向端面同士が密接し、上方から流下してきた水Wを受け止めるフロント側突起15aとリヤ側突起15bを突設して水受突起15としている。さらに、前記水受突起15の突出長さを、前記受け止めた水Wを、前記オープニングシール12の中空シール部12bと取付基部12aとの間の溝部12cに案内する程度に設定している。
請求項2に記載のセンターピラーレス自動車のシール構造10は、請求項1に記載の発明において、オープニングシール12の上辺部12Aの側面形状を、ルーフ部1aに対応した略水平状に形成している。
請求項3に記載のセンターピラーレス自動車のシール構造10は、請求項1または2に記載の発明において、水受突起15を、溝部12cに向けて下降傾斜させている。
請求項4に記載のセンターピラーレス自動車のシール構造10は、請求項1、2または3に記載の発明において、水受突起15の前後方向の長さを、少なくとも、フロントドア2のインナーパネル2aと、フロント側型成形部13と、オープニングシール12とが合わさる部分に形成される隙間G1と、フロント側型成形部13と、リヤ側型成形部14と、オープニングシール12とが合わさる部分に形成される隙間G2と、リヤドア3のインナーパネル3aと、リヤ側型成形部14と、オープニングシール12とが合わさる部分に形成される隙間G3の直上を覆う程度に設定したものである。
請求項5に記載のセンターピラーレス自動車のシール構造10は、センターピラーレス自動車に設けられるものであって、ボディ1のドア開口縁に沿って設けたオープニングシール12と、フロントドア2の後端上部に取付けられ、前記オープニングシール12に弾接するフロント側型成形部13と、リヤドア3の前端上部に取付けられ、前記オープニングシール12に弾接するリヤ側型成形部14と、を備える。
また、前記フロント側型成形部13とリヤ側型成形部14の、前記オープニングシール12に弾接する部分の直上に、長手方向に沿って、ドア閉時に対向端面同士が密接し、上方から流下してきた水Wを受け止めるフロント側突起15aとリヤ側突起15bを突設して水受突起15を形成している。
また、前記水受突起15の突出長さを、前記受け止めた水Wを、前記オープニングシール12の中空シール部12bと取付基部12aとの間に形成した溝部12cに案内する程度に設定し、前記オープニングシール12の上辺部12Aの側面形状を、ルーフ部1aに対応した略水平状とし、前記水受突起15を、溝部12cに向けて下降傾斜させている。
さらに、前記水受突起15の前後方向の長さを、少なくとも、フロントドア2のインナーパネル2aと、フロント側型成形部13と、オープニングシール12とが合わさる部分に形成される第一の隙間G1と、前記フロント側型成形部13と、リヤ側型成形部14と、オープニングシール12とが合わさる部分に形成される第二の隙間G2と、前記リヤドア3のインナーパネル3aと、リヤ側型成形部14と、オープニングシール12とが合わさる部分に形成される第三の隙間G3の直上を覆う程度に設定している。
またさらに、前記フロント側型成形部13とリヤ側型成形部14のオープニングシール12と弾接する部分より下方に、それぞれ水受部16を設けている。
請求項1に記載のセンターピラーレス自動車のシール構造10は、フロント側型成形部13とリヤ側型成形部14に設けたフロント側突起15aとリヤ側突起15bとで水受突起15を形成し、受け止めた水Wをオープニングシール12の溝部12cに案内するので、水Wが室内へ侵入するのを未然に防止することができる。
すなわち、ルーフウエザーストリップ11とフロントドア2やリヤドア3との間から侵入した水Wは、水受突起15によって受け止められた後、溝部12cに案内され、この溝部12cに沿って前後方向に案内され、車外へ排出される。従って、侵入した水Wが、オープニングシール12の中空シール部12bとフロント側型成形部13やリヤ側型成形部14との間を潜って室内へ侵入することがない。
請求項2に記載のセンターピラーレス自動車のシール構造10は、オープニングシール12の上辺部12Aを、ルーフ部1aの側面形状(略水平状)に対応した略水平状に形成しているので、本来、オープニングシール12(上辺部12A)の上面に水Wが溜まり易く、その溜まった水Wが中空シール部12bとフロント側型成形部13やリヤ側型成形部14との間を潜って室内へ侵入し易いが、本発明では水受突起15を設けているので、その水Wを溝部12cへ案内することができる。従って、水Wの室内への侵入を防止することができる。
請求項3に記載のセンターピラーレス自動車のシール構造10は、水受突起15を溝部12cに向けて下降傾斜させているので、受けた水Wを円滑に溝部12cに案内することができる。これにより、水Wの室内への侵入をさらに確実に防止することができる。
請求項4に記載のセンターピラーレス自動車のシール構造10は、水受突起15の前後方向の長さを、三つの隙間Gの直上を覆う程度に設定したので、これらの隙間Gから流下した水Wを確実に受けて、溝部12cに案内することができる。従って、隙間Gから侵入した水Wが、室内へ侵入するのを未然に防止することができる。
請求項5に記載のセンターピラーレス自動車のシール構造10は、請求項1乃至4に記載の発明と同様の効果を発揮する。すなわち、水Wが室内へ侵入するのを確実に防止することができる。
また、フロント側型成形部13とリヤ側型成形部14のオープニングシール12と弾接する部分より下方に、それぞれ水受部16を設けているので、仮に、水Wがオープニングシール12とフロント側型成形部13やリヤ側型成形部14との弾接部分を潜って侵入しても、この水受部15で受けて車外へ排出することができる。これにより、水Wの室内への侵入を、さらに確実に防止することができる。
本発明に係るセンターピラーレス自動車のシール構造10の実施形態を、図1および図5乃至図8に示す。なお、このシール構造10は、水受突起15を除き、図2および図3に示す断面形状と同一形状を成し、従って、一次シール部Fと二次シール部Sを備える。
本実施形態に係るシール構造10は、センターピラーを持たず、また、フロントドア2がヒンジ開閉式で、リヤドア3がスライド式であり、ドア閉時には、リヤドア3の前端部の車外側に、フロントドア2の後端部が重合し、ルーフ部1aの側面形状が略水平状の自動車に設けたものである。
このシール構造10は、ルーフウエザーストリップ11、オープニングシール12、フロント側型成形部13、リヤ側型成形部14および水受突起15を備える。ルーフウエザーストリップ11は、ボディ1のルーフ部1aに前後方向に沿って取付けられたもので、ルーフ部1aの側面形状に対応した略水平方向に取付いている。オープニングシール12は、ボディのドア開口縁に沿って取付けられたもので、断面略U字状の取付基部12aと、その車外側壁に一体成形された中空シール部12bを備える。また、取付基部12aには、取付フランジ1bに組付けるための組付リップ12dと、内装材に当接する内装トリム12eを一体成形している。このオープニングシール12の上辺部12Aは、ルーフ部1aの側面形状に対応して略水平状に形成している。
フロント側型成形部13は、フロントドア2の後端上部に取付けられ、オープニングシール12の中空シール部12bに弾接する。このフロント側型成形部13には、適度な剛性を確保するために芯材を埋設している(図示せず)。リヤ側型成形部14は、リヤドア3の前端上部に取付けられ、同じく、オープニングシール12の中空シール部12bに弾接する。このリヤ側型成形部14には、中空シール部12bに弾接させるための弾接部14aを設けている。なお、リヤ側型成形部14の本体部と弾接部14aには芯材14bを埋設している。
水受突起15は、フロント側突起15aとリヤ側突起15bとで構成される。フロント側突起15aは、フロント側型成形部13のオープニングシール12(中空シール部12b)に弾接する部分の直上に長手方向に沿って突設している。リヤ側突起15bは、リヤ側型成形部14のオープニングシール12(中空シール部12b)に弾接する部分の直上に長手方向に沿って突設している。このフロント側突起15aとリヤ側突起15bの対向面同士は、ドア閉時に密接するように形成されており、上から流下した水Wを受け止める。この密接形態は、例えば、図8(a)に示すような直角面同士や、同(b)に示すような傾斜面同士によるものとすることができる。
この水受突起15の突出長さは、受け止めた水Wを、オープニングシール12の中空シール部12bと取付基部12aとの間に形成される溝部12cに案内する程度に設定している。また、この水受突起15は、溝部12cに向けて下降傾斜させている。
これにより、ルーフウエザーストリップ11とフロントドア2あるいはリヤドア3との間から侵入した水(雨水や洗車水)Wを、水受突起15で受け止めて溝部12cへ案内することができる。また、溝部12cに案内された水Wは、前後方向に沿って流下し、車外へ排出される。従って、侵入した水Wが、オープニングシール12の中空シール部12bとフロント側型成形部13やリヤ側型成形部14との弾接部分に達することがなく、よって、その弾接部分を潜って室内へ侵入することがない。
また、本実施形態では、水受突起15の前後方向の長さを、フロントドア2のインナーパネル2aと、フロント側型成形部13と、オープニングシール12とが合わさる部分に形成される隙間G1と、フロント側型成形部13と、リヤ側型成形部14と、オープニングシール12とが合わさる部分に形成される隙間G2と、リヤドア3のインナーパネル3aと、リヤ側型成形部14と、オープニングシール12とが合わさる部分に形成される隙間G3の直上を覆う程度に設定している。なお、この長さは、それより長く設定することもできる。
これにより、これらの隙間Gへ侵入する水Wを、水受突起15で確実に受け止めて侵入を防止し、溝部12cに案内することができる。
なお、本実施形態では、フロント側型成形部13とリヤ側型成形部14のオープニングシール12と弾接する部分より下方のそれぞれに、前後方向に水受部16を設けている。この水受部16は、そこで受けた水Wを車外へ排出するための通路を備えている。従って、仮に、水Wがオープニングシール12とフロント側型成形部13やリヤ側型成形部14との弾接部分を潜って流下した場合でも、その水Wを受けて車外へ排出することができる。これにより、水Wが室内へ侵入するのを、さらに確実に防止することができる。
なお、水受突起15を設けたことによって、水Wが、オープニングシール12の中空シール部12bとフロント側型成形部13やリヤ側型成形部14との弾接部分に流下して、そこから室内へ侵入することがないので、弾接圧力を低減することができる。そのため、中空シール部12bに弾接圧力を高めるためのパッドを挿入する必要がなく、その結果、ドア閉じ性の向上を図ることができる。
また、水受突起15には、その前端部と後端部に堰(図示せず)を設けることができる。これにより、受け止めた水Wが、例えば、自動車が前進移動したことにより、その後端部から流下してしまうといった事態を防止することができる。
なお、上記実施形態におけるシール構造10は、フロントドア2がヒンジ開閉式で、リヤドア3がスライド式の自動車に設けられるものであるが、本発明はこれに限定されず、例えば、観音開き式のドアを持つ自動車に設けることもできる。
シール構造を備えた自動車を示す側面図である。 従来例を示すもので、図1のX−X線断面図である。 従来例を示すもので、図1のY−Y線断面図である。 従来例を示すもので、図1に示す自動車の左側のフロントドアとリヤドアを室内側から視覚した側面図である。 本発明の実施形態を示すもので、図1のX−X線断面図における要部拡大図である。 本発明の実施形態を示すもので、図1のY−Y線断面図における要部拡大図である。 本発明の実施形態を示すもので、図1に示す自動車の左側のフロントドアとリヤドアを室内側から視覚した側面図である。 フロント側突起とリヤ側突起の端面同士の密接状態を示す平面図で、(a)及び(b)はそれぞれ異なる実施形態の平面図である。
符号の説明
1 ボディ
1a ルーフ部
1b 取付フランジ
2 フロントドア
2a インナーパネル
3 リヤドア
3a インナーパネル
10 シール構造
11 ルーフウエザーストリップ
12 オープニングシール
12A 上辺部
12a 取付基部
12b 中空シール部
12c 溝部
12d 組付リップ
12e 内装トリム
13 フロント側型成形部
14 リヤ側型成形部
14a 弾接部
14b 芯材
15 水受突起
15a フロント側突起
15b リヤ側突起
16 水受部
20 シール構造
G 隙間
G1 第一の隙間
G2 第二の隙間
G3 第三の隙間
F 一次シール部
S 二次シール部
W 水

Claims (5)

  1. センターピラーレス自動車に設けられるシール構造であって、ボディのドア開口縁に沿って設けたオープニングシール(12)と、フロントドア(2)の後端上部に取付けられ,前記オープニングシールに弾接するフロント側型成形部(13)と、リヤドア(3)の前端上部に取付けられ,前記オープニングシールに弾接するリヤ側型成形部(14)と、を備え、前記フロント側型成形部とリヤ側型成形部の,前記オープニングシールに弾接する部分の直上に,長手方向に沿って,ドア閉時に対向端面同士が密接し,上方から流下してきた水(W)を受け止めるフロント側突起(15a)とリヤ側突起(15b)を突設して水受突起(15)とし、前記水受突起の突出長さを,前記受け止めた水を,前記オープニングシールの中空シール部(12b)と取付基部(12a)との間の溝部(12c)に案内する程度に設定したことを特徴とするセンターピラーレス自動車のシール構造。
  2. オープニングシール(12)の上辺部(12A)の側面形状が、ルーフ部(1a)に対応した略水平状であることを特徴とする請求項1に記載のセンターピラーレス自動車のシール構造。
  3. 水受突起(15)を、溝部(12c)に向けて下降傾斜させたことを特徴とする請求項1または2に記載のセンターピラーレス自動車のシール構造。
  4. 水受突起(15)の前後方向の長さを、少なくとも、フロントドア(2)のインナーパネル(2a)と、フロント側型成形部(13)と、オープニングシール(12)とが合わさる部分に形成される第一の隙間(G1)と、前記フロント側型成形部と、リヤ側型成形部(14)と、前記オープニングシールとが合わさる部分に形成される第二の隙間(G2)と、リヤドア(3)のインナーパネル(3a)と、前記リヤ側型成形部と、前記オープニングシールとが合わさる部分に形成される第三の隙間(G3)の直上を覆う程度に設定したことを特徴とする請求項1、2または3に記載のセンターピラーレス自動車のシール構造。
  5. センターピラーレス自動車に設けられるシール構造であって、ボディのドア開口縁に沿って設けたオープニングシール(12)と、フロントドア(2)の後端上部に取付けられ,前記オープニングシールに弾接するフロント側型成形部(13)と、リヤドア(3)の前端上部に取付けられ,前記オープニングシールに弾接するリヤ側型成形部(14)と、を備え、前記フロント側型成形部とリヤ側型成形部の,前記オープニングシールに弾接する部分の直上に,長手方向に沿って,ドア閉時に対向端面同士が密接し,上方から流下してきた水(W)を受け止めるフロント側突起(15a)とリヤ側突起(15b)を突設して水受突起(15)とし、前記水受突起の突出長さを,前記受け止めた水を,前記オープニングシールの中空シール部(12b)と取付基部(12a)との間の溝部(12c)に案内する程度に設定し、前記オープニングシールの上辺部(12A)の側面形状を,ルーフ部(1a)に対応した略水平状とし、前記水受突起を,前記溝部に向けて下降傾斜させ、前記水受突起の前後方向の長さを,少なくとも,前記フロントドアのインナーパネル(2a)と,フロント側型成形部と,オープニングシール(12)とが合わさる部分に形成される第一の隙間(G1)と,前記フロント側型成形部と,リヤ側型成形部と,オープニングシールとが合わさる部分に形成される第二の隙間(G2)と,前記リヤドアのインナーパネル(3a)と,リヤ側型成形部と,オープニングシールとが合わさる部分に形成される第三の隙間(G3)の直上を覆う程度に設定し、前記フロント側型成形部とリヤ側型成形部の前記オープニングシールと弾接する部分より下方に,それぞれ水受部(16)を設けたことを特徴とするセンターピラーレス自動車のシール構造。
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