JP2603065Y2 - ウエザーストリップ突合構造 - Google Patents

ウエザーストリップ突合構造

Info

Publication number
JP2603065Y2
JP2603065Y2 JP1993021685U JP2168593U JP2603065Y2 JP 2603065 Y2 JP2603065 Y2 JP 2603065Y2 JP 1993021685 U JP1993021685 U JP 1993021685U JP 2168593 U JP2168593 U JP 2168593U JP 2603065 Y2 JP2603065 Y2 JP 2603065Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weather strip
roof
lip
abutting surface
downward vertical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1993021685U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0675841U (ja
Inventor
恵己 見立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nishikawa Rubber Co Ltd filed Critical Nishikawa Rubber Co Ltd
Priority to JP1993021685U priority Critical patent/JP2603065Y2/ja
Publication of JPH0675841U publication Critical patent/JPH0675841U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2603065Y2 publication Critical patent/JP2603065Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ルーフ前部移動型自動
車のセンターピラー上部におけるウエザーストリップ突
合構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図1及び図2に示すように、ボデ
ィー側下ウエザーストリップ20とスライド機能の付い
たルーフ側上ウエザーストリップ30の下向き鉛直部分
40とは同一鉛直線状に突き合させてあり、センターピ
ラー上においてドアガラス10の後端部と弾接させるよ
うにしてあって、その突合せ面21及び突合わせ面41
のどちらも略平面状にし、突合せ面21及び突合わせ面
41を容易に合わせることが出来る如く、図3に示すよ
うに、前側Fが高く且つ後側Rが低くなるように傾斜さ
せたりしている。又、ルーフ前部移動型自動車として
は、図6乃至図8に示すように、ルーフパネル11が上
下せずにスライドして開閉する構造等もある。
【0003】しかしながら、上ウエザーストリップ30
の下向き鉛直部分40のたてつきバラツキのうち、前後
方向のバラツキは例えば図3に示す如く下ウエザースト
リップリツプ20に設けたリップ25によって吸収可能
であるが、左右方向バラツキは吸収不能で、図5に示す
如く、ウエザーストリップ20,30の面差Tや隙間S
が発生し、水圧によって室内Kに水Wが入って来ると言
う問題点がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、上記従来のルーフ前部移動型自動車のウエザース
トリップ突合構造は室内Kに水Wが入って来ることであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】図9乃至図14を参考に
して第1の考案を説明する。ルーフ前部移動型自動車の
センターピラー上部におけるウエザーストリップの突合
構造であって、ボディ側下ウエザーストリップ20とス
ライド機能の付いたルーフ側上ウエザーストリップ30
の下向き鉛直部分40とを同一鉛直線状に突合させ、且
つ下ウエザーストリップ20の突合せ面21と上ウエザ
ーストリップ30の下向き鉛直部分40の突合わせ面4
1とを互いに面接触させ、しかも突合せ面21及び突合
わせ面41の一方を前後方向に沿った凸条形Pに形成
し、且つ他方を凹条形Qに形成し、さらに凹条形を前高
後低に形成するとともに前側にリップ25を設けてなる
ものである。
【0006】図15乃至図19を参考にして第2の考案
を説明する。ルーフ前部移動型自動車のセンターピラー
上部におけるウエザーストリップの突合構造であって、
ボディ側下ウエザーストリップ20とスライド機能の付
いたルーフ側上ウエザーストリップ30の下向き鉛直部
分40とを同一鉛直線状に突合させ、且つ下ウエザース
トリップ20の突合せ面21と上ウエザーストリップ3
0の下向き鉛直部分40の突合わせ面41とを互いに面
接触させ、しかも突合せ面21を前高後低に形成し、さ
らに室内K側及び後側Rを連続させて拡げることによ
り、室内K側が高くなった水受けリツプ22を形成する
と共に、後側に下向きの水垂れ突起24を備えた排水リ
ップ23を形成してなるものである。
【0007】
【実施例】実施例について図9乃至図19を参考にして
説明する。20はドアガラス10の後端部と弾接させる
ボディー側下ウエザーストリップ、30はドアガラス1
0の上端及び後端部と弾接させるスライド機能付ルーフ
側上ウエザーストリップ、40はその上ウエザーストリ
ップ30の下向き鉛直部分である。なお、前記下ウエザ
ーストリップ20と上ウエザーストリップ30の下向き
鉛直部分40とは、同一鉛直線状に突き合わせ、且つ下
ウエザーストリップ20の突合せ面21と上ウエザース
トリップ30の下向き鉛直部分40の突合せ面41とを
互いに面接触させてある。
【0008】しかも、第1の考案は、図9乃至図14に
示すように、突合せ面21及び突合わせ面41のいずれ
か一方を前後方向に沿った凸条形Pに、他方を凹条形Q
に形成してある。
【0009】第2の考案は、図15乃至図19に示すよ
うに、突合せ面21を室内K側及び後側Rを連続させて
拡げることにより、室内K側が高くなつた水受けリツプ
22を形成すると共に、後側に下向きの水垂れ突起24
を備えた排水リップ23を形成してある。なお、50は
排水リップ23下方に設けた排水口である。その他、突
合せ面21及び突合わせ面41は、容易に合わせること
が出来る如く、従来同様、図3に示すように、前高後低
に傾斜させてあり、ボディー側下ウエザーストリップ2
0前端にはリップ25を突設してある。
【0010】作用について説明すると、図9乃至図14
に示す第1の考案は、上ウエザーストリップ30の下向
き鉛直部分40にたてつきバラツキがあっても、その前
後方向のバラツキはリツプ25によって吸収可能であ
り、図12に示す如く左右方向バラツキYは、いずれか
一方を凸条形Pに、他方を凹条形Qに形成した突合せ面
21及び突合わせ面41によって、嵌合部が図12に示
す如く左右に変位して吸収することが出来るため、構造
的に高度の組立精度を要求しなくとも、突合せ面21及
び突合わせ面41間に面差Tが発生せず、室内への浸水
を防止することが出来る。
【0011】また、図15乃至図19に示す第2の考案
は、上ウエザーストリップ30の下向き鉛直部分40の
たてつきバラツキがあって、隙間Sから室内K側に回っ
た水Wは、水受けリツプ22、排水リップ23によっ
て、排水口50に導かれるため、室内Kに浸水すること
はない。尚、本考案はルーフ前部移動型自動車のうち、
図6乃至図8に示すように、ルーフパネル11が上下せ
ず、レール等により前後方向にスライドするルーフ前部
の後端部のシール構造に適用しても、同様な効果が発揮
される。
【0012】
【考案の効果】本考案は以上のように構成されるため、
第1の考案は、上ウエザーストリップ30の下向き鉛直
部分40のたてつきの前後左右のバラツキをいずれも吸
収可能であり、室内Kへの浸水を完全に防止可能であ
る。第2の考案は、上ウエザーストリップ30の下向き
鉛直部分40にたてつきのバラツキによって、室内K側
へ水が回っても、それを排水口50へ導くことが出来、
室内Kへの浸水の問題はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例を示す分解斜視図である。
【図2】図1の組付け斜視図である。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】図1のB−B断面図である。
【図5】図4の左右バラツキ時の水漏れ状態を示す断面
図である。
【図6】ルーフ前部を前後にスライドするタイプの従来
例を示す斜視図である。
【図7】図6のルーフ前部を一部開いた状態を示す斜視
図である。
【図8】図6のルーフ前部を全開した状態を示す斜視図
である。
【図9】第1の考案の実施例を示す分解斜視図である。
【図10】図9の組付け斜視図である。
【図11】図9のC−C断面図である。
【図12】図11の左右バラツキ時の状態を示す断面図
である。
【図13】図9のD−D断面図である。
【図14】第1の考案の別の実施例を示す図9のC−C
相当断面図である。
【図15】第2の考案の実施例を示す分解斜視図であ
る。
【図16】図15の組付け斜視図である。
【図17】図15のE−E断面図である。
【図18】図15のG−G断面図である。
【図19】図17の左右バラツキの状態を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
10 ドアガラス 11 ルーフパネル 20 下ウエザーストリップ 21 突合せ面 22 水受けリツプ 23 排水リップ 24 水垂れ突起 25 リップ 30 上ウエザーストリップ 40 下向き鉛直部分 41 突合わせ面 50 排水口 F 前側 K 室内 P 凸条形 Q 凹条形 R 後側 S 隙間 T 面差 W 水 Y 左右のバラツキ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルーフ前部移動型自動車のセンターピラ
    ー上部におけるウエザーストリップの突合構造であっ
    て、ボディ側下ウエザーストリップ(20)とスライド
    機能の付いたルーフ側上ウエザーストリップ(30)の
    下向き鉛直部分(40)とを同一鉛直線状に突合させ、
    且つ下ウエザーストリップの突合せ面(21)と上ウエ
    ザーストリップ(30)の下向き鉛直部分の突合わせ面
    (41)とを互いに面接触させ、しかも突合せ面及び突
    合わせ面の一方を前後方向に沿った凸条形(P)に形成
    し且つ他方を凹条形(Q)に形成し、さらに凹条形を前
    高後低に形成するとともに前側にリップ(25)を設け
    てなるルーフ前部移動型自動車のウエザーストリップ突
    合構造。
  2. 【請求項2】 ルーフ前部移動型自動車のセンターピラ
    ー上部におけるウエザーストリップの突合構造であっ
    て、ボディ側下ウエザーストリップ(20)とスライド
    機能の付いたルーフ側上ウエザーストリップ(30)の
    下向き鉛直部分(40)とを同一鉛直線状に突合させ、
    且つ下ウエザーストリップの突合せ面(21)と上ウエ
    ザーストリップ(30)の下向き鉛直部分の突合わせ面
    (41)とを互いに面接触させ、しか突合せ面を前高後
    低に形成し、さらに室内側及び後側を連続させて拡げる
    ことにより、室内側が高くなった水受けリツプ(22)
    を形成すると共に、後側に下向きの水垂れ突起(24)
    を備えた排水リップ(23)を形成してなるルーフ前部
    移動型用自動車のウエザーストリップ突合構造。
JP1993021685U 1993-03-31 1993-03-31 ウエザーストリップ突合構造 Expired - Fee Related JP2603065Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993021685U JP2603065Y2 (ja) 1993-03-31 1993-03-31 ウエザーストリップ突合構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993021685U JP2603065Y2 (ja) 1993-03-31 1993-03-31 ウエザーストリップ突合構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0675841U JPH0675841U (ja) 1994-10-25
JP2603065Y2 true JP2603065Y2 (ja) 2000-02-14

Family

ID=12061929

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993021685U Expired - Fee Related JP2603065Y2 (ja) 1993-03-31 1993-03-31 ウエザーストリップ突合構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2603065Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5636661Y2 (ja) * 1978-10-03 1981-08-28
JPH0442176Y2 (ja) * 1986-04-24 1992-10-05

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0675841U (ja) 1994-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH059215Y2 (ja)
US4635398A (en) Watertight window assembly
US4508382A (en) Gutter structure for a vehicle body
JP6892798B2 (ja) ドアウェザーストリップの組付構造
JP2603065Y2 (ja) ウエザーストリップ突合構造
JP2606011Y2 (ja) ウエザーストリップの突合構造
JP3008165B2 (ja) 自動車のリヤドア用ランチャンネル
US5951099A (en) Roof structure of vehicle
JP3249199B2 (ja) オープンカーのシール構造
JPS6332546Y2 (ja)
JP2586982Y2 (ja) 自動車のルーフ構造
JPH0139610Y2 (ja)
JPS63306917A (ja) サッシュレスドア型車のウェザ−ストリップ
JPS5977938A (ja) サツシユレス自動車用ウエザ−ストリツプ
JP2529200Y2 (ja) 車両用ウインド構造
JPH0920186A (ja) 車両用モール
JPH057852Y2 (ja)
JP2514652Y2 (ja) 自動車のドアの排水構造
JPH0535849Y2 (ja)
JPS6238408Y2 (ja)
JP3503279B2 (ja) 車両用モール
JP2658083B2 (ja) サンルーフ型自動車のウインドシールドの構造
JPH059218Y2 (ja)
JPH0111528Y2 (ja)
JP4062530B2 (ja) 自動車用スライドウインドガラスラン

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees