JPH0139610Y2 - - Google Patents

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JPH0139610Y2
JPH0139610Y2 JP1983202335U JP20233583U JPH0139610Y2 JP H0139610 Y2 JPH0139610 Y2 JP H0139610Y2 JP 1983202335 U JP1983202335 U JP 1983202335U JP 20233583 U JP20233583 U JP 20233583U JP H0139610 Y2 JPH0139610 Y2 JP H0139610Y2
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slide
roof
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roof opening
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JP1983202335U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、換気、採光等のため車体のルーフに
形成されたルーフ開口部を開閉するための自動車
のスライデイングルーフに関する。
(従来の技術) 第6図及び第7図に示すように、車体aのルー
フ開口部bの両側縁部に断面略コ字状のスライド
レールcを前後方向に略直線状に延設し、このス
ライドレールcの内部にアウターウエザーストリ
ツプdを装着して、ルーフ開口部bの開閉用のス
ライドパネルeの両側の縁部fが上記アウターウ
エザーストリツプdを摺動するようにしたものは
知られている(実開昭58−48528号公報参照)。こ
の場合、上記ルーフ開口部bの上方に曲げられた
端縁にインナーウエザーストリツプgが上記スラ
イドレールcと平行になるよう装着されている。
従つて、上記構造においては、降雨時、雨水は
アウターウエザーストリツプdで遮断され、そこ
から溢れ出た雨水はインナーウエザーストリツプ
gでせき止められることになる。しかし、スライ
ドパネルeとインナーウエザーストリツプgとの
間に間隙hが形成されているため、降雨が激しく
なると雨水がインナーウエザーストリツプgから
車室内に侵入するおそれがある。
これに対して、実開昭56−98719号公報に開示
されているように、上記インナーウエザーストリ
ツプgの代わりに、スライドパネルeの車室内側
面に当接するシール部材を設けたものも知られて
いる。これによれば、上述の車室内への雨水の侵
入を防ぐことができる。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上述の如く、スライドパネルの車室内
側面に当接するシール部材を設けた場合、このシ
ール部材がスライドパネルの摺動抵抗となり、ス
ライドパネルの開閉操作に大きな力が必要になる
とともに、シール部材の摩耗やその摩耗粉による
スライドパネル内側面の汚損等の不具合を招く結
果となり易い。
これに対して、スライドレールをルーフ上の高
い位置で前後方向に延ばしてその前部を下降傾斜
部を設け、これにスライドパネルをローラを介し
て係合せしめることにより、スライドパネルをシ
ール部材に接触しないように高い位置で前後にス
ライドさせ、ルーフ開口部を閉じる位置で下降せ
しめてシール部材に当接するようにすることも考
えられている(例えば、実開昭55−9711号公報参
照)。
しかし、その場合、スライドパネルのスライド
のためにローラが必要となるとともに、スライド
パネルの荷重をローラの軸でスライドレールに支
えることになるため、その支持剛性を高くするの
が難しくなる。また、スライドレールをルーフか
ら立ち上げて設けることになるためスライドレー
ル自身の支持強度が低くなり易く、上記スライド
パネルの支持剛性の点で不利になる。また、スラ
イドパネルはスライドレールに対してその一部
(ローラ)でしか係合せず、この両者間に隙間が
できるため、ルーフ開口部をスライドレール部分
でシールすることはできない。
すなわち、本考案の課題は、スライドパネルの
支持剛性の低下や摺動抵抗の増大を招くことな
く、ルーフ開口部のシールを確実に行なうことが
できるようにすることにある。
(課題を解決するための手段) 本考案は、このような課題に対して、スライド
レールとスライドパネルの両側縁部とを略直線状
に設け、シール部材をスライドレールに対して相
対的に前上がりに傾斜させて設けることにより、
スライドパネルがスライドレールの前側に位置す
るときにのみシール部材に当接し、それよりも後
方位置ではシール部材から離れるようにして、ス
ライドパネルの支持剛性の低下やルーフ開口部の
シール性の低下を招くことなく、シール部材によ
るスライドパネルの摺動抵抗の軽減を図るもので
ある。
すなわち、その具体的な手段は、 自動車のルーフに形成されたルーフ開口部の左
右両側縁部の上にそれぞれ前後方向に略直線状に
延びるスライドレールが設けられ、上記ルーフ開
口部を開閉するスライドパネルの両側の略直線状
に延びる縁部が上記両スライドレールを摺動し、
このスライドパネルが上記ルーフ開口部を開放し
た状態でこのルーフ開口部後方のルーフの上に保
持されるスライデイングルーフにおいて、 上記ルーフ開口部の両側縁部の上には上記スラ
イドレールよりも車体中央寄りの位置にシール部
材が設けられていて、このシール部材のシール面
は、スライドパネルがスライドレールの前側の所
定部位に位置するときにのみ、このスライドパネ
ルの車室内側面に当接するよう、スライドレール
に対して相対的に前上がりに傾斜した状態に設け
られ、スライドレールのスライド面とシール部材
のシール面との上下間隔が前方へ向かうにつれて
狭くなつていることを特徴とする自動車のスライ
デイングルーフである。
(作用) 上記スライドレール及びこれに係合するスライ
ドパネルの両側の縁部は前後方向に略直線状に延
びているから、スライドパネルはその両側縁部の
全長がスライドレールに係合した状態で摺動す
る。一方、シール部材のシール面はスライドレー
ルに対して相対的に前上がりに傾斜し、スライド
レールのスライド面との上下間隔が前方へ向かう
につれて狭くなつているから、スライドパネルは
スライドレールの前側の所定位置でのみシール部
材のシール面に当接し、スライドレールの後側に
いくに従つて、上記シール面から離れ、このシー
ル面による摺動抵抗がなくなつていく。
そうして、上述の如く、スライドレールとスラ
イドパネルの両側の縁部とが前後方向に略直線状
に延びているということは、スライドパネルがそ
の両側縁部の全長にわたる部分でスライドレール
に常時支持されることを意味する。そして、この
ようにスライドパネルの両側縁部の全長がスライ
ドレールに係合するから、ルーフ開口部は、スラ
イドパネルで閉じられた状態では、このスライド
パネルの両側縁部とスライドレールとの係合によ
りシールされるとともに、スライドパネルとシー
ル部材との当接によつてシールされることにな
る。また、スライドレールは略直線状に延び特に
高位置に設ける必要がないため、このスライドレ
ール自身の左右へのぐらつきを防止することが容
易であり、スライドパネルの支持剛性の点から有
利になる。
(考案の効果) 従つて、本考案によれば、スライドレールとス
ライドパネルの両側縁部とを各々前後方向に略直
線状に延ばすとともに、シール部材のシール面を
スライドレールに対して相対的に前上がりに傾斜
させたから、シール部材によりスライドパネルの
摺動低抗の増大を招くことなく、ルーフ開口部を
確実にシールすることができるようになるととも
に、スライドレール部とシール部材とでルーフ開
口部を二重にシールすることも可能になり、ま
た、スライドレールを特に高位置に設ける必要が
なく且つスライドパネルの両側縁部の全長をスラ
イドレールに常時係合した状態にすることができ
るため、スライドレールによるスライドパネルの
支持剛性を高くすることが可能になる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図に示す自動車において、1はスライデイ
ングルーフであり、車体2のルーフ3にルーフ開
口部4が形成されていて、このルーフ開口部4を
開閉するスライドパネル6がルーフ開口部4の左
右両側縁部に設けられたスライドレール5を摺動
可能に設けられている。
ルーフ開口部4は、略四角形であつて、その周
縁部には第2図乃至第4図に示すようにシール部
材7が設けられていて、このシール部材7の上に
上記スライドパネル6の車室内側面が当接してル
ーフ開口部4をシールするようになつている。こ
のシール部材7は、軟質プラスチツク、ゴム等の
可撓性素材からなり、左右のスライドレール5よ
りも車体中央寄りに位置していて、インナーウエ
ザーストリツプを構成するものである。
スライドレール5は、開口をルーフ開口部4側
に向けた断面略コ字状のものであつて、上記ルー
フ開口部4の左右両側縁部の上を前後方向に略直
線状に延びている。この左右のスライドレール5
の前端は、ルーフ開口部4の前縁部において開口
をルーフ開口部4側へ向けた断面略コ字状の嵌合
部材の両端に一体になつて連なつている。この嵌
合部材はスライドパネル6によりルーフ開口部4
が閉じた際に、このスライドパネル6の前縁部が
嵌合するものである。また、スライドレール5の
後端はルーフ3の上をルーフ開口部4の後方まで
延び、スライドパネル6をルーフ開口部4の後方
においてルーフ3の上に適宜の手段で保持できる
ようになつている。スライドレール5及び嵌合部
材はルーフ3にボルト8にて結合されている。
そして、スライドレール5及び嵌合部材の内壁
には、軟質プラスチツク、ゴム等の可撓性素材よ
りなる断面略コ字状のアウターウエザーストリツ
プ9が装着されている。このスライドレール5に
装着したアウターウエザーストリツプ9はスライ
ドパネル6のスライド(摺動)面を構成するもの
である。
また、ルーフ3を構成するパネルは、上記スラ
イドレール5とシール部材7との間の部分が溝形
状のレインレール11を構成している。
スライドパネル6は、アウターパネル12とイ
ンナーパネル13とからなる上下二重壁構造であ
つて、この両パネル12,13の左右の縁部は互
いに重ね合わされて前後方向に略直線状に延びる
スライド部14を構成している。そして、このス
ライド部14が上記アウターウエザーストリツプ
9に摺動自在に嵌められている。また、上記シー
ル部材7に当接するスライドパネル6の車室内側
面15にはトリム部材16が装着されている。
しかして、第4図に示すX−X線は、スライド
レール5に設けられたアウターウエザーストリツ
プ9のスライド(摺動)面のセンターライン、つ
まり、アウターウエザーストリツプ9の盛り上が
り面の稜線である。一方、同図に示すY−Y線
は、シール部材7のシール面17のセンターライ
ン、つまり、シール面17の稜線である。
上記センターラインX−X線とY−Y線とは、
第5図にも示すように、その上下間隔が前方へ向
かうにつれて狭くなつている。すなわち、シール
部材7のシール面17は、スライドパネル6がス
ライドレール5の前側の所定部位(スライドパネ
ル6がルーフ開口部4を閉じる少し手前の位置か
ら閉じた状態の位置までの間)に位置するときに
のみ、このスライドパネル6の車室内側面15に
当接するよう、スライドレール5に対して相対的
に前上がりに傾斜した状態に設けられていて、ス
ライドレール5のスライド面とシール部材7のシ
ール面17とはその前側における上下間隔をA、
後側における上下間隔をBとするとき、A<Bに
設定されている。
従つて、上記スライデイングルーフ1において
は、スライドレール5及びスライドパネル6のス
ライド部14が前後方向に略直線状に延びている
から、スライドパネル6はそのスライド部14の
全長がスライドレール5に係合した状態でこのス
ライドレール5を摺動する。
そして、この摺動において、スライドパネル6
は、ルーフ開口部4の後方のルーフ3の上の位置
からルーフ開口部4を全閉する手前までの間は、
シール部材7のシール面17がスライドレール5
に対して相対的に前上がりに傾斜し、スライドレ
ール5のスライド面との上下間隔が前方へ向かう
につれて狭くなつているから、シール面17に当
接しない。よつて、この間ではシール部材7はス
ライドパネル6の摺動に抵抗を与えず、スライド
パネル6を比較的軽い力で開閉動させることがで
きる。
そうして、スライドパネル6は、これを前方へ
移動させルーフ開口部4を全閉する位置にもつて
くると、この全閉位置の手前からシール部材7の
シール面17に当接し始め、全閉状態ではこのシ
ール面に強く当接することになる。この場合、ル
ーフ開口部4は、スライドパネル6の両側縁部と
スライドレール6のアウターウエザーストリツプ
9との当接によりシールされるとともに、スライ
ドパネル6とシール部材との当接によつてシール
されることになる。よつて、降雨が激しい場合
に、雨水がアウターウエザーストリツプ9から溢
れ出ても、シール部材7にてルーフ開口部4が完
全にシールされているため、このルーフ開口部4
から車室内への侵入はなく、レインレール11を
流れて排出される。
そうして、上述の如く、スライドレール5とス
ライドパネル6のスライド部14とが前後方向に
略直線状に延びているから、スライドパネル6は
その両側縁部の全長にわたる部分でスライドレー
ル5に常時支持されることになり、スライドレー
ル5によるスライドパネル6の支持剛性が高くな
る。また、スライドレール5はルーフ3の上述の
如くボル8にて直付けでき、高位置に設ける必要
がないため、このスライドレール5の取付部のぐ
らつきはなく、スライドパネル6の支持剛性を高
くする上で有利になる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の実施例を示すもの
であつて、第1図は自動車のスライデイングルー
フを示す斜視図、第2図は第1図の−線断面
図、第3図は第1図の−線断面図、第4図は
スライドレールとシール部材の位置関係を示す一
部断面にした斜視図、第5図は同位置関係を示す
説明図、第6図は従来のスライデイングルーフを
示す斜視図、第7図は従来のスライデイングルー
フの構造を示す一部断面にした斜視図である。 1……スライデイングルーフ、2……車体、3
……ルーフ、4……ルーフ開口部、5……スライ
ドレール、6……スライドパネル、7……シール
部材、15……車室内側面、17……シール面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 自動車のルーフに形成されたルーフ開口部の左
    右両側縁部の上にそれぞれ前後方向に略直線状に
    延びるスライドレールが設けられ、上記ルーフ開
    口部を開閉するスライドパネルの両側に略直線状
    に延びる縁部が上記両スライドレールを摺動し、
    このスライドパネルが上記ルーフ開口部を開放し
    た状態でこのルーフ開口部後方のルーフの上に保
    持されるスライデイングルーフにおいて、 上記ルーフ開口部の両側縁部の上には上記スラ
    イドレールよりも車体中央寄りの位置にシール部
    材が設けられていて、このシール部材のシール面
    は、スライドパネルがスライドレールの前側の所
    定部位に位置するときにのみ、このスライドパネ
    ルの車室内側面に当接するよう、スライドレール
    に対して相対的に前上がりに傾斜した状態に設け
    られ、スライドレールのスライド面とシール部材
    のシール面との上下間隔が前方へ向かうにつれて
    狭くなつていることを特徴とする自動車のスライ
    デイングルーフ。
JP1983202335U 1983-12-28 1983-12-28 自動車のスライデイングル−フ Granted JPS60110011U (ja)

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JP1983202335U JPS60110011U (ja) 1983-12-28 1983-12-28 自動車のスライデイングル−フ

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JPS60110011U JPS60110011U (ja) 1985-07-26
JPH0139610Y2 true JPH0139610Y2 (ja) 1989-11-28

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2757182B2 (ja) * 1987-10-27 1998-05-25 スズキ株式会社 サンルーフ型自動車
JP4994593B2 (ja) * 2005-01-12 2012-08-08 八千代工業株式会社 自動車用サンシェード装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS559711U (ja) * 1978-07-05 1980-01-22
JPS604814Y2 (ja) * 1979-12-28 1985-02-13 ダイキヨ−・ベバスト株式会社 車輛用摺動屋根における屋根枠取付け構造

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JPS60110011U (ja) 1985-07-26

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