JPH057852Y2 - - Google Patents

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JPH057852Y2
JPH057852Y2 JP1986111391U JP11139186U JPH057852Y2 JP H057852 Y2 JPH057852 Y2 JP H057852Y2 JP 1986111391 U JP1986111391 U JP 1986111391U JP 11139186 U JP11139186 U JP 11139186U JP H057852 Y2 JPH057852 Y2 JP H057852Y2
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JP
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weather strip
door
corner piece
glass run
corner
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JP1986111391U
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JPS6318322U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はドアコーナ部のウエザーストリツプ
構造に関するものである。
[従来の技術] 従来、サツシユレスのドアコーナ部には略三角
形のコーナピースが設けられコーナピースには、
例えば、特開昭59−184015号公報に見られる如く
コーナピースグラスランが装着されている。
コーナピースグラスラン101は例えば、第7
図から第8図に示すように車体側に装着されたボ
デイサイドウエザーストリツプ103と弾接し合
う領域においてシールを確保するドアウエザース
トリツプ105と一体的に突合せ接合された形状
となつている。なお、107はウインドウガラ
ス、109はコーナピースグラスラン101が装
着されたコーナピースをそれぞれ示している。
[考案が解決しようとする問題点] 前記した如くコーナピースグラスラン101と
ドアウエザーストリツプ105とはボデイサイド
ウエザーストリツプ103と弾接し合う領域にお
いて一体接合されるがウエザーストリツプ105
とコーナピースグラスラン101とは形状が異な
るため接合部111において追従性を良くしてシ
ール性を確保するために軟らかいスポンジゴム1
13で形成されている。また、コーナピースグラ
スラン101は、ウインドウガラス107と常に
接触しこすられるために耐久性を有するソリツド
ゴムで形成され、前記接合部111のスポンジゴ
ム113に対して弾性変形の小さいものとなつて
いる。
したがつて、ボデイサイドウエーザーストリツ
プ103との弾接時にコーナピースグラスラン1
01と接合部111のスポンジゴム113との接
合面に沿つてわずかな隙間Pが発生する。
この隙間Pは第6図に示す如く組付け時におい
てコーナピースグラスラン101がガラス曲率R
に合うように湾曲するため室外側Xから室内側Y
へ向かう形状となる。したがつて、ウインドウガ
ラス107を伝つて流れ落ちる雨水等が前記隙間
Pを介して室内Yへ侵入する恐れがあつた。
そこで、この考案は、接合部において、前記隙
間が発生しても室内に雨水等が簡単に侵入しない
ようにしたドアコーナ部のウエザーストリツプ構
造を提供することを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 前記目的を達成するために、この考案は、ドア
側に取付けられた硬質ゴム製のコーナピースグラ
スランと、このコーナピースグラスランの下端面
に一体的に突合せ接合した軟質ゴム製のドアウエ
ザーストリツプと、これらが弾接し合う車体側に
取付けられたボデイサイドウエザーストリツプ
と、を有するドアコーナ部のウエザーストリツプ
構造において、前記ドアウエザーストリツプとコ
ーナピースグラスランの接合部の突合せ接合面
を、室内側から室外側へ下降傾斜する形状として
ある。
[作用] かかるウエザーストリツプ構造にあつては、ウ
エザーストリツプの接合部の突合せ接合面が室内
側から室外側へ下降傾斜する形状となるため、隙
間が発生しても、雨水等は室外へ流れ落ちる結
果、車室内への水侵入は起きなくなる。
[実施例] 以下、第1図乃至第5図の図面を参照しながら
この考案の一実施例を詳細に説明する。
図中1はインナパネル3とアウタパネル5とか
ら成るサツシユレスのドアを示しており、ドア1
には図示していないウインドレギユレータによつ
て上下動可能なウインドウガラス7が装着支持さ
れている。ウインドウカラス7は最上昇時、即ち
全閉時において車体側に装着されたボデイサイド
ウエザーストリツプ9と弾接し合うことでシール
が確保されるようになる。なお、ボデイサイドウ
エザーストリツプ9はルーフレール11から前方
のフロントピラー13及び後方のリヤピラー15
にかかる領域に設けられている。
ドア1のウエスト部前方コーナ部には略三角形
のコーナピース17がブラケツト19に固定支持
されている。
コーナピース17の前方の第1辺部17aはフ
ロントピラー13に沿つて傾斜すると共に第1辺
部17aからウエスト部21へ続くほぼ垂直な第
2辺部17bにかけてコーナピースグラスラン2
3が装着されている。コーナピースグラス23は
耐久性を有するソリツドゴム等の材質で形成さ
れ、第2辺部17b側のコーナピースグラスラン
23に前方ウインドウガラス7が弾接している。
また、第1辺部17a側のコーナピースグラス
ラン23にはドアウエザーストリツプ25が一体
に接合されている。この接合部27は追従性を確
保するために軟らかいスポンジゴム等の材質で形
成され、コーナピースグラスラン23のとの突合
せ接合面29は室内Y側から室外X側へ下降傾斜
する形状となつている。
コーナピースグラスラン23の接合面23aは
第1図に示す如くウインドウガラス7のガラス曲
率Rに沿つてコーナピースグラスラン23を組付
ける時にコーナピースグラスラン23の湾曲を吸
収し、なおかつ、室内Y側から室外X側へ下降傾
斜する形状が得られるよう設定されている。
このように構成されたウエザーストリツプ構造
において、接合部27の突合せ接合面29は室内
Y側から室外X側へ下降傾斜する形状となるた
め、ボデイサイドウエザーストリツプ9との弾接
時に接合面29に隙間Pが発生しても隙間Pは接
合面29に沿つて室内Y側から室外X側への下降
傾斜となる。
したがつて、ウインドウガラス7を伝つて流れ
落ちる雨水等は隙間Pから室内Y側へ侵入するこ
とはない。
[考案の効果] 以上、説明したようにこの考案のドアコーナ部
のウエザーストリツプ構造によれば、接合面に隙
間が発生しても隙間は室内側から室外側へ下降傾
斜する形状となるため室内への水侵入は起きなく
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のウエザーストリツプ構造を
示したもので第3図ロ方向から見た要部の説明
図、第2図はドアコーナ部の側面図、第3図は第
2図B部の拡大図、第4図は第2図−線断面
図、第5図はこの考案を実施した自動車の側面
図、第6図は従来例を示した第1図と同様の説明
図、第7図は従来例を示した第2図と同様の側面
図、第8図は第7図A部の拡大図である。 主要な図面符号の説明、9……ボデイサイドウ
エザーストリツプ、23……コーナピースグラス
ラン、25……ドアウエザーストリツプ、27…
…接合部、29……接合面、Y……室内側、X…
…室外側。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ドア側に取付けられた硬質ゴム製のコーナピー
    スグラスランと、このコーナピースグラスランの
    下端面に一体的に突合せ接合した軟質ゴム製のド
    アウエザーストリツプと、これらが弾接し合う車
    体側に取付けられたボデイサイドウエザーストリ
    ツプと、を有するドアコーナ部のウエザーストリ
    ツプ構造において、 前記ドアウエザーストリツプとコーナピースグ
    ラスランの接合部の突合せ接合面を、室内側から
    室外側へ下降傾斜する形状としたことを特徴とす
    るドアコーナ部のウエザーストリツプ構造。
JP1986111391U 1986-07-22 1986-07-22 Expired - Lifetime JPH057852Y2 (ja)

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JP1986111391U JPH057852Y2 (ja) 1986-07-22 1986-07-22

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JP1986111391U JPH057852Y2 (ja) 1986-07-22 1986-07-22

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JPS6318322U JPS6318322U (ja) 1988-02-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2654061B2 (ja) * 1988-03-29 1997-09-17 鬼怒川ゴム工業株式会社 コーナーピースグラスランとドアウェザーストリップの接合構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5975826A (ja) * 1982-10-22 1984-04-28 Toyota Motor Corp 自動車用ドア

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JPS5975826A (ja) * 1982-10-22 1984-04-28 Toyota Motor Corp 自動車用ドア

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