JPH035485Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH035485Y2 JPH035485Y2 JP13374285U JP13374285U JPH035485Y2 JP H035485 Y2 JPH035485 Y2 JP H035485Y2 JP 13374285 U JP13374285 U JP 13374285U JP 13374285 U JP13374285 U JP 13374285U JP H035485 Y2 JPH035485 Y2 JP H035485Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- retainer
- weather strip
- lower edge
- attached
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 9
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 5
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は自動車のウエザストリツプ、特に自動
車ボデー側面のドア開口に沿つて装着するウエザ
ストリツプのシール構造に関するものである。
車ボデー側面のドア開口に沿つて装着するウエザ
ストリツプのシール構造に関するものである。
[従来技術]
第1図に示すように、自動車のドア開口には開
口上半部に沿つてウエザストリツプ1が装着さ
れ、ドア閉時にドアガラス6が圧接される。ウエ
ザストリツプ1は押出成形された中空体で、その
両端末には型成形された端末部10が接続されて
いる。ドア開口にはリテーナが取付けてあり、ウ
エザストリツプ1は第6図に示すようにその背面
がリテーナ3により保持され、リテーナ3の下端
から突出する端末部10の先端部分はクリツプ等
でボデーに固定されている。リテーナ3の下端縁
は通常、リテーナ長手方向に直角、または取付状
態において水平方向Hに平行な方向にカツトされ
た下端縁31としてある。第6図は後者の例を示
す。第4図はリテーナ3の下端縁31付近の断面
を示すもので、リテーナ3は粘着性のコーキング
スポンジ4を介してボデー2に取付けてあり、一
方、ウエザストリツプ端末部10の背面にはリテ
ーナ下端縁31に対向する部分に傾斜面11が形
成してある。
口上半部に沿つてウエザストリツプ1が装着さ
れ、ドア閉時にドアガラス6が圧接される。ウエ
ザストリツプ1は押出成形された中空体で、その
両端末には型成形された端末部10が接続されて
いる。ドア開口にはリテーナが取付けてあり、ウ
エザストリツプ1は第6図に示すようにその背面
がリテーナ3により保持され、リテーナ3の下端
から突出する端末部10の先端部分はクリツプ等
でボデーに固定されている。リテーナ3の下端縁
は通常、リテーナ長手方向に直角、または取付状
態において水平方向Hに平行な方向にカツトされ
た下端縁31としてある。第6図は後者の例を示
す。第4図はリテーナ3の下端縁31付近の断面
を示すもので、リテーナ3は粘着性のコーキング
スポンジ4を介してボデー2に取付けてあり、一
方、ウエザストリツプ端末部10の背面にはリテ
ーナ下端縁31に対向する部分に傾斜面11が形
成してある。
ところで、リテーナ下端縁31の下方には該下
端縁31およびコーキングスポンジ4の厚さによ
り、不可避的にウエザストリツプ端末部10を横
切る方向に延びる断面三角形の隙間5ができる。
このため水が隙間5の車外側の開口(第6図にお
いて左側が車外側である)から侵入し、車内側へ
下降方向に延び、または水平方向に延びる上記隙
間5を通つて車内へ漏れるおそれがある。
端縁31およびコーキングスポンジ4の厚さによ
り、不可避的にウエザストリツプ端末部10を横
切る方向に延びる断面三角形の隙間5ができる。
このため水が隙間5の車外側の開口(第6図にお
いて左側が車外側である)から侵入し、車内側へ
下降方向に延び、または水平方向に延びる上記隙
間5を通つて車内へ漏れるおそれがある。
[本考案が解決しようとする問題点]
本考案は上記の実情に鑑みてなされたもので、
上記隙間5を通つて車内へ水が漏れるおそれのな
い、シール性が改善されたウエザストリツプのシ
ール構造を提供し、上記従来の問題点を解決する
ことを目的とするものである。
上記隙間5を通つて車内へ水が漏れるおそれのな
い、シール性が改善されたウエザストリツプのシ
ール構造を提供し、上記従来の問題点を解決する
ことを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段]
本考案は、第3図に示すようにリテーナ下端縁
31をリテーナ取付状態において車外側から車内
側に向けて立上る傾斜方向に形成し、あるいは第
5図に示すようにリテーナ下端縁31に立上り段
部32を形成するとともに、ウエザストリツプ端
末部10の背面における傾斜面11をリテーナ下
端縁31に沿う方向に形成する。
31をリテーナ取付状態において車外側から車内
側に向けて立上る傾斜方向に形成し、あるいは第
5図に示すようにリテーナ下端縁31に立上り段
部32を形成するとともに、ウエザストリツプ端
末部10の背面における傾斜面11をリテーナ下
端縁31に沿う方向に形成する。
[作用効果]
上記の構造としたことにより、ウエザストリツ
プ端末部10を横切る三角形の隙間5は、水が侵
入する車外側よりも車内側が高くなり、車外側に
水が侵入しても水は車内側へは至らず、水漏れは
生じない。
プ端末部10を横切る三角形の隙間5は、水が侵
入する車外側よりも車内側が高くなり、車外側に
水が侵入しても水は車内側へは至らず、水漏れは
生じない。
[実施例]
第2図ないし第4図は本考案の一実施例を示す
もので、第2図はボデーに装着されたウエザスト
リツプ端末部10を表面側から見た図、第3図は
リテーナ3の下端部をウエザストリツプ取付側か
ら見た図、第4図は第2図の−線断面を示
す。
もので、第2図はボデーに装着されたウエザスト
リツプ端末部10を表面側から見た図、第3図は
リテーナ3の下端部をウエザストリツプ取付側か
ら見た図、第4図は第2図の−線断面を示
す。
本実施例を上記従来例との相違点を中心に説明
すれば、リテーナ3の下端縁31は、ボデー2へ
取付けた状態において、第3図に示すように車外
側から車内方向に向けて立上る傾斜縁に形成して
ある。図において線Hは水平方向を示す。一方、
上記下端縁31と対向してウエザストリツプ端末
部10の背面を横切る傾斜面11も上記下端縁3
1に沿つて傾斜方向に形成してある。
すれば、リテーナ3の下端縁31は、ボデー2へ
取付けた状態において、第3図に示すように車外
側から車内方向に向けて立上る傾斜縁に形成して
ある。図において線Hは水平方向を示す。一方、
上記下端縁31と対向してウエザストリツプ端末
部10の背面を横切る傾斜面11も上記下端縁3
1に沿つて傾斜方向に形成してある。
第5図は他の実施例を示すもので、リテーナ下
端縁31にはリテーナ長手方向に沿つて直立方向
に立上る立上り段部32が形成してある。この場
合には図示は省略したがウエザストリツプ端末部
10の背面には、立上り段部32を含むリテーナ
下端縁31に沿つて湾曲しつつ上記背面を横切る
傾斜面を形成する。
端縁31にはリテーナ長手方向に沿つて直立方向
に立上る立上り段部32が形成してある。この場
合には図示は省略したがウエザストリツプ端末部
10の背面には、立上り段部32を含むリテーナ
下端縁31に沿つて湾曲しつつ上記背面を横切る
傾斜面を形成する。
しかして本考案では、リテーナ端末縁31、お
よびウエザストリツプ端末部10の背面の傾斜面
11を上記のように形成したので、上記端末縁3
1に沿つてウエザストリツプ端末部10の背面を
横切る隙間5は車内側が高位置となる。従つて、
たとえ隙間5の車外側の開口から水が侵入しても
その水は車内側の開口まで至らず、水漏れのおそ
れは全くない。
よびウエザストリツプ端末部10の背面の傾斜面
11を上記のように形成したので、上記端末縁3
1に沿つてウエザストリツプ端末部10の背面を
横切る隙間5は車内側が高位置となる。従つて、
たとえ隙間5の車外側の開口から水が侵入しても
その水は車内側の開口まで至らず、水漏れのおそ
れは全くない。
第1図はウエザストリツプが取付けられた自動
車のドア開口部の斜視図、第2図ないし第4図は
本考案の一実施例を示すもので、第2図は取付状
態におけるウエザストリツプ端末部を表面側から
見た図、第3図はリテーナの下端部をウエザスト
リツプ取付け側から見た図、第4図は第2図の
−線断面図、第5図は他の実施例におけるリテ
ーナの下端部をウエザストリツプ取付側から見た
図、第6図は取付状態における従来のウエザスト
リツプ端末部を表面側から見た図である。 1……ウエザストリツプ、10……ウエザスト
リツプの端末部、11……ウエザストリツプ背面
の傾斜面、2……ボデー、3……リテーナ、31
……リテーナの下端縁、5……隙間。
車のドア開口部の斜視図、第2図ないし第4図は
本考案の一実施例を示すもので、第2図は取付状
態におけるウエザストリツプ端末部を表面側から
見た図、第3図はリテーナの下端部をウエザスト
リツプ取付け側から見た図、第4図は第2図の
−線断面図、第5図は他の実施例におけるリテ
ーナの下端部をウエザストリツプ取付側から見た
図、第6図は取付状態における従来のウエザスト
リツプ端末部を表面側から見た図である。 1……ウエザストリツプ、10……ウエザスト
リツプの端末部、11……ウエザストリツプ背面
の傾斜面、2……ボデー、3……リテーナ、31
……リテーナの下端縁、5……隙間。
Claims (1)
- 自動車ボデー側面のドア開口の上半部に沿つて
リテーナを取付け、該リテーナにルーフウエザス
トリツプを装着したシール構造において、リテー
ナの下端縁を車外側から車内側に向けて水平方向
よりも立上り方向に形成するとともにリテーナと
対面するウエザストリツプの背面にはリテーナの
下端縁に沿う位置に傾斜面を形成して、リテーナ
下端縁とウエザストリツプ間のシール力を強化し
た自動車用ウエザストリツプのシール構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13374285U JPH035485Y2 (ja) | 1985-08-31 | 1985-08-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13374285U JPH035485Y2 (ja) | 1985-08-31 | 1985-08-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6241255U JPS6241255U (ja) | 1987-03-12 |
JPH035485Y2 true JPH035485Y2 (ja) | 1991-02-13 |
Family
ID=31034332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13374285U Expired JPH035485Y2 (ja) | 1985-08-31 | 1985-08-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH035485Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-08-31 JP JP13374285U patent/JPH035485Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6241255U (ja) | 1987-03-12 |
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