JP2601466Y2 - ウエザーストリップ - Google Patents

ウエザーストリップ

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JP2601466Y2
JP2601466Y2 JP1993042250U JP4225093U JP2601466Y2 JP 2601466 Y2 JP2601466 Y2 JP 2601466Y2 JP 1993042250 U JP1993042250 U JP 1993042250U JP 4225093 U JP4225093 U JP 4225093U JP 2601466 Y2 JP2601466 Y2 JP 2601466Y2
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panel
roof
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hollow seal
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恵己 見立
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Nishikawa Rubber Co Ltd
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Nishikawa Rubber Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案は、脱着式ルーフパネル
を備えた自動車のルーフパネル前端縁とフロントガラス
上端縁に沿って設けたボディパネル間とをシールするウ
エザーストリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来、図1に示す、脱着式ルーフパネ
ルを備えた自動車のルーフパネル前端縁とフロントガラ
ス上端縁に沿って設けたボディパネル10との間をシー
ルするウエザーストリップとして、図2及び図3に示す
如くボディパネル10の後側を少し低くして形成した段
部11の後端縁に設けた鉛直フランジ12に嵌着するU
字状トリム31、そのトリム31の上端に一体に結合し
た第2中空シール部32、前記トリム31の前面下部か
ら段部11に沿って前方に延び、ボディパネル10の後
面に突き当たった点で上方に折れ曲がり、略後面に沿っ
て上方に遅延びる腕部33、及びその腕部33の先端に
一体に結合した第1中空シール部34よりなり、それぞ
れ第2中空シール部32及び第1中空シール部34とル
ーフパネル20の下面及びルーフパネル前端下面とを弾
接させるようにしたものが使用されている。
【0003】しかしながら、上記従来のウエザーストリ
ップは、ルーフアウターパネル21の上面を伝って流れ
て来た雨水等は、第1中空シール部34付近に溜まり、
室内に水漏れしたり、雨上がりにルーフパネル20を後
退させ、開けた時に図3に示す如く溜まった水が室内に
落ちたりすると言う問題点がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 解決しようとする問
題点は、上記従来のウエザーストリップは、ルーフアウ
ターパネル21の上面を伝って流れて来た雨水等は、第
1中空シール部34付近に溜まり、室内に水漏れした
り、雨上がりにルーフパネル20を後退させ、開けた時
に溜まった水が室内に落ちたりすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 図1及び図4乃至図7
を参考にして説明する。本考案に係るウエザーストリッ
プは、脱着式ルーフパネルを備えた自動車のルーフパネ
ル前端線とフロントガラス上端縁に沿って設けたボディ
パネル間とをシールするウエザーストリップにおいて、
ボディパネルの鉛直フランジ12に嵌着するU字状トリ
ム31、そのU字状トリム31の上端に一体に結合した
第2中空シール部32、前記U字状トリム31の一端か
らボディパネル10に沿って延ばした腕部33の先端に
一体に結合した第1中空シール部34よりなるボディ側
ウエザーストリップ部材30を設け、ルーフアウターパ
ネル21の先端部を車体前方略水平方向に少し低くして
形成し且つ段部23を有するように折り曲げた先端部
と、ルーフインナーパネル22との先端部を重ね合わせ
て形成したところのフランジ25に嵌着するトリム41
及びそのトリム41の上側後端に、下後向きに突設した
リップ42を有するルーフ側ウエザーストリップ部材4
0を設けると共に、前記リップ42を段部・ルーフアウ
ターパネルの境界傾斜面24に弾接させ、しかも前記リ
ップ42と境界傾斜面24との間に左右に走る溝50を
形成し、さらに、ルーフパネル20を閉めた際に、ボデ
ィ側ウエザーストリップ部材の第1中空シール部34
と、ルーフ側ウエザーストリップ部材のトリム41とを
弾接させたものである。
【0006】
【実施例】 実施例について図1・図4乃至図7を参考
にして説明すると、10は着脱式ルーフパネルを供えた
自動車のボディパネル、11はそのボディパネル10の
後側を少し低くして形成した段部、12はその段部11
の後端縁に設けた鉛直フランジ、20は脱着可能なルー
フパネル、21,22はそれぞれルーフアウターパネル
及びルーフインナーパネル、23はそのルーフアウター
パネル21の先端部を折曲げ、少し低くして形成した段
部、25はその段部23とルーフインナーパネル22と
の先端部を重ね合わせて形成したフランジ、30はボデ
ィ側ウエザーストリップ部材であって、鉛直フランジ1
2に嵌着するU字状トリム31、そのトリム31の上端
に一体に結合した第2中空シール部32、前記トリム3
1の前面下部から段部11、その段部11並びにボディ
パネル10の後面に沿って上方に伸ばした腕部33、及
びその腕部33の先端に一体に結合した第1中空シール
部34よりなる。
【0007】40はルーフ側ウエザーストリップ部材で
あって、前記フランジ25に嵌着するトリム41、その
トリム41の上側後端に突設した下後向きのリップ42
よりなる。なお、上面を伝って流れて来た雨水等がトリ
ム41を越えて、その前端縁から落下しないように図4
・図5に示す如くトリム41の上面に円弧状中空シール
部43を一体に結合するか、あるいは図6に示す如くト
リム41の上側後端に上後向きにリップ44を突設する
か、図7に示す如くトリム41の上側を肉厚にすると共
に、前記リップ42と段部23・ルーフアウターパネル
21の境界傾斜面24との間に左右に走る溝50を形成
してある。
【0008】作用について説明すると、ルーフアウター
パネル21の上面を伝って流れて来た雨水等Wは、溝5
0に沿って左右に流れるため、ルーフ側ウエザーストリ
ップ部材40付近に溜まり、室内に水漏れしたり、雨上
がりにルーフパネル20を後退させ、開けた時に溜まっ
た水が室内に落ちたりすると言うことはない。
【0009】
【考案の効果】 本考案は以上のように構成されるた
め、ルーフアウターパネル21の上面を伝って流れて来
た雨水等が、ウエザーストリップ付近に溜まり、室内に
水漏れしたり、雨上がりにルーフパネル20を後退さ
せ、開けた時に溜まった水が室内に落ちたりすると言う
ことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ルーフパネル脱着式自動車の斜視図である。
【図2】従来例を示す図1のA−A断面図である。
【図3】ルーフパネルを開けた状態を示す図2相当図で
ある。
【図4】本考案の実施例を示す図1のA−A断面図であ
る。
【図5】ルーフパネルを開けた状態を示す図4相当図で
ある。
【図6】本考案の他の実施例を示す図4相当図である。
【図7】本考案の更に他の実施例を示す図4相当図であ
る。
【符号の説明】
10 ボディパネル 11 段部 12 鉛直フランジ 20 ルーフパネル 21 ルーフアウターパネル 22 ルーフインナーパネル 23 段部 24 境界傾斜面 25 フランジ 30 ボディ側ウエザーストリップ部材 31 U字状トリム 32 第2中空シール部 33 腕部 34 第1中空シール部 40 ルーフ側ウエザーストリップ部材 41 トリム 42 リップ 43 円弧状中空シール部 44 リップ 50 溝 W 雨水等

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱着式ルーフパネルを備えた自動車のル
    ーフパネル前端線とフロントガラス上端縁に沿って設け
    たボディパネル間とをシールするウエザーストリップに
    おいて、ボディパネルの鉛直フランジ(12)に嵌着す
    るU字状トリム(31)、そのU字状トリムの上端に一
    体に結合した第2中空シール部(32)、前記U字状ト
    リムの一端からボディパネル(10)に沿って延ばした
    腕部(33)の先端に一体に結合した第1中空シール部
    (34)よりなるボディ側ウエザーストリップ部材(3
    0)を設け、ルーフアウターパネル(21)の先端部を
    車体前方略水平方向に少し低くして形成し且つ段部(2
    3)を有するように折り曲げた先端部と、ルーフインナ
    ーパネル(22)との先端部を重ね合わせて形成したと
    ころのフランジ(25)に嵌着するトリム(41)及び
    そのトリムの上側後端に、下後向きに突設したリップ
    (42)を有するルーフ側ウエザーストリップ部材(4
    0)を設けると共に、前記リップ(42)を段部・ルー
    フアウターパネルの境界傾斜面(24)に弾接させ、し
    かも前記リップと境界傾斜面(24)との間に左右に走
    る溝(50)を形成し、さらに、ルーフパネル(20)
    を閉めた際に、ボディ側ウエザーストリップ部材の第1
    中空シール部と、ルーフ側ウエザーストリップ部材のト
    リム(41)とを弾接させてなるウエザーストリップ。
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JPH075863U JPH075863U (ja) 1995-01-27
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JP4614035B2 (ja) * 2001-08-27 2011-01-19 トヨタ自動車株式会社 頭部保護エアバッグ装置

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