JPH027731Y2 - - Google Patents

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JPH027731Y2
JPH027731Y2 JP20183684U JP20183684U JPH027731Y2 JP H027731 Y2 JPH027731 Y2 JP H027731Y2 JP 20183684 U JP20183684 U JP 20183684U JP 20183684 U JP20183684 U JP 20183684U JP H027731 Y2 JPH027731 Y2 JP H027731Y2
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door sash
door
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along
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ 考案の目的 〔産業上の利用分野〕 本考案は、フルドア構造の自動車における車体
構造、特にルーフサイドレールからフロントピラ
ーの側面にかけて設置されるドリツプシールを、
ウインドシールドガラスとドアサツシ前端縁との
間隙をふさぐ風切音発生防止用シール部材にも兼
用する構造に関するものである。
〔従来の技術〕
フルドア構造の自動車で、ドリツプシールを風
切音防止用のシール部材に兼用する構造として、
特公昭59−1612号公報のものがあるが、そのドリ
ツプシールは、同時にドアサツシの内面に接する
上下2段のリツプ部を備えており、その上段のリ
ツプ部によつて、ルーフサイドレールに沿う部分
では雨どいを形成させ、フロントピラーに沿う部
分では、ウインドシールドガラスとドアサツシ前
端縁との隙間をふさいでいる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
すなわち上記従来のドリツプシールは、ウイン
ドシールドガラスとドアサツシ前端縁との隙間を
ふさぐリツプ部そのものによつて雨どいを形成さ
せるものであるから、その雨どい部分の雨水捕集
容量が少なくて、雨量が多い場合は雨どいから水
があふれ、ドアガラスの上を流れて側方視認性を
悪くする。
本考案は従来のドリツプシールが持つ以上のよ
うな問題点を解消し、雨水捕集容量が大きく、し
かも構造簡単で、ドリツプシールの取付けが容易
な車体構造を提供することを目的とする。
ロ 考案の構成 〔問題点を解決するための手段〕 本考案は、上記の目的を達成させるために、図
に示すようにフルドア構造の自動車において、ル
ーフサイドレール1およびフロントピラー2の側
面に沿つて形成されたフランジ4,5に取付ける
ドリツプシール6に、内外2条のリツプ部6A,
6Bを設け、その外側のリツプ部6Bにドアサツ
シ3Aを当接させ、内側のリツプ部6Aは、ルー
フサイドレール1に沿う部分では、外側リツプ部
6Bとの間に上向きのドリツプチヤンネルCを形
成し、フロントピラー2に沿う部分では、内側リ
ツプ部6Aにドアサツシ前端縁3Bを当接させ
て、ウインドシールドガラス7とドアサツシ前端
縁3Bとの間隙を閉塞し、ウインドシールドガラ
ス7とドアサツシ前端縁3Bとが滑らかに連続す
るように構成している。
〔作用〕
ドリツプシール6を、ルーフサイドレール1お
よびフロントピラー2の側面に沿つて形成されて
いるフランジ4,5に取付けると、ルーフサイド
レール1に沿う部分では、ドリツプシール6の内
外のリツプ部6A,6Bが上向きとなり、ドリツ
プチヤンネルCが形成される。フロントピラー2
に沿う部分では、内側リツプ部6Aが外側リツプ
部6Bより前に出た形となり、その内側リツプ部
6Aはドアサツシ3Aの前端縁3Bに対応する。
ドア3を閉めると、ドアサツシ3Aの前端縁3
Bは、フロントピラー2に沿う内側リツプ部6A
に接して、ウインドシールドガラス7の側縁とド
アサツシ前端縁3Bとの間隙をふさぎ、ウインド
シールドガラス7からドアサツシ3Aにかけての
面がフラツシユサーフエース化される(第2図
示)。またドアサツシ3Aの上端縁3Cは、ドリ
ツプチヤンネルCの外側壁を成す外側リツプ部6
Bに接して、ドリツプチヤンネルCの上方を開放
させる(第3図示)。ルーフパネル8を伝つて側
方に流れる雨水はドリツプチヤンネルCに受止め
られ、前後方向に流れる。
〔実施例〕
本考案の実施例を具体的に説明すると、ルーフ
サイドレール1はレールアウタ1Aとレールイン
ナ1Bをルーフパネル8の側端部に、外向き・下
向きに張出すフランジ4,9、および上部の重合
部10において溶接することにより、ルーフパネ
ル8と一体に構成されている。そしてルーフサイ
ドレール1は箱形断面をしている。上記外側に張
出すフランジ4は略水平で、これに外方からドリ
ツプシール6を、クリツプ手段によつてはめ込み
固着している。
フロントピラー2は、ピラーアウタ2Aとピラ
ーインナ2Bを前後のフランジ11および12で
溶接して箱形断面に構成されている。
ウインドシールドガラス7は、その周縁部裏面
を接着剤13で上記前側フランジ11の前面に接
着固定されている。上記ガラス7の裏面の接着部
位の内側に沿つて、接着剤13のはみ出しを防ぐ
ダムラバー13Aが固着されている。
ピラーアウタ2Aの外側面にドリツプシール取
付用フランジ5とガラス7の縁押えモール14を
一体化した部材15が固着されている。上記フラ
ンジ5は斜め後方に張出していて、前記ルーフサ
イドレール1に沿うフランジ4と連続するように
なつている。
上記フロントピラー2に沿うフランジ5に、外
方からドリツプシール6をはめて、内側のリツプ
部6Aをガラス押えモール14の外側面に密接さ
せている。
上記ドリツプシール6は、そのクリツプ状基部
と内外のリツプ部6A,6Bを押出成形によつて
一体に作るものであるが、リツプ部6A,6Bは
復元性に優れた軟質材料にするか、または図示例
のように中空弾性リツプに形成する。
なお図示例はガラス押えモール14とドリツプ
シール取付用フランジ5を一体にしているが、そ
のフランジ5はピラーアウタ2Aから一体に張出
させることもできる。
ドアサツシ3Aの内側には、ドア3を閉じたと
き、ルーフサイドレール1およびフロントピラー
2に当つてシールをするドアウエザストリツプ1
6が取付けられている。
従つてドア3を閉じたとき車室は、ルーフサイ
ドレール1に沿う部分では外側リツプ部6Bとド
アウエザストリツプ16とによつて二重にシール
され、またフロントピラー2に沿う部分では、内
外のリツプ部6A,6Bとドアウエザストリツプ
16とによつて三重にシールされ、走行中直接受
ける強い風圧に対処できる。図中17はドアガラ
ス、18はランチヤンネルである。
ハ 考案の効果 本考案は上記のように、フルドア構造の自動車
において、ルーフサイドレール1およびフロント
ピラー2の側面に沿つて形成されたフランジ4,
5に取付けるドリツプシール6に、内外2条のリ
ツプ部6A,6Bを設け、その外側のリツプ部6
Bにドアサツシ3Aを当接させ、内側のリツプ部
6Aは、ルーフサイドレール1に沿う部分では、
外側リツプ部6Bとの間に上向きのドリツプチヤ
ンネルCを形成し、フロントピラー2に沿う部分
では、内側リツプ部6Aにドアサツシ前端縁3B
を当接させて、ウインドシールドガラス7とドア
サツシ前端縁3Bとの間隙を閉塞し、両者7,3
Bが滑らかに連続するように構成した構造である
から、ルーフサイドレール1に沿うドリツプチヤ
ンネルの形成と、フロントピラー2の前のフラツ
シユサーフエース化を、ルーフサイドレール1お
よびフロントピラー2の各側面のシール取付フラ
ンジ4および5の位置・張出し角度を変えるだけ
で、一つのドリツプシール6によつて達成するこ
とができる。
従つてドリツプチヤンネルの形成および風切音
防止のための車体構造が簡単で、ドリツプシール
6の取付けも容易であり、車体の組立コストの低
減に効果がある。
またドリツプチヤンネルCは、ドリツプシール
6の内外のリツプ部6A,6Bの間に形成される
ので、従来のリツプ部を上下2段に設け、その中
の上段のリツプ部によつてドリツプチヤンネルを
形成するのに比べて、雨水の捕集容量を大きく採
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施部位を示す自動車の斜視
図、第2図は本考案の実施例を示す第1図A−A
線に沿う断面図、第3図は第1図B−B線に沿う
断面図。 1はルーフサイドレール、2はフロントピラ
ー、3はドア、3Aはドアサツシ、3Bはドアサ
ツシ前端縁、3Cはドアサツシ上端縁、4,5は
ドリツプシール取付用フランジ、6はドリツプシ
ール、6Aは内側リツプ部、6Bは外側リツプ
部、7はウインドシールドガラス、8はルーフパ
ネル、17はドアガラス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フルドア構造の自動車において、ルーフサイド
    レールおよびフロントピラーの側面に沿つて形成
    されたフランジに取付けるドリツプシールに、内
    外2条のリツプ部を設け、その外側のリツプ部に
    ドアサツシを当接させ、内側のリツプ部は、ルー
    フサイドレールに沿う部分では、外側リツプ部と
    の間に上向きのドリツプチヤンネルを形成し、フ
    ロントピラーに沿う部分では、内側リツプ部にド
    アサツシ前端縁を当接させて、ウインドシールド
    ガラスとドアサツシ前端縁との間隙を閉塞し、ウ
    インドシールドガラスとドアサツシ前端縁とが滑
    らかに連続するように構成した自動車の車体構
    造。
JP20183684U 1984-12-25 1984-12-25 Expired JPH027731Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20183684U JPH027731Y2 (ja) 1984-12-25 1984-12-25
GB08531499A GB2170848B (en) 1984-12-25 1985-12-20 Sealing strip
DE19853545832 DE3545832A1 (de) 1984-12-25 1985-12-23 Dichtungsanordnung fuer ein kraftfahrzeug
US06/813,282 US4653801A (en) 1984-12-25 1985-12-24 Sealing structure for an automotive vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20183684U JPH027731Y2 (ja) 1984-12-25 1984-12-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61110447U JPS61110447U (ja) 1986-07-12
JPH027731Y2 true JPH027731Y2 (ja) 1990-02-23

Family

ID=30763990

Family Applications (1)

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JP20183684U Expired JPH027731Y2 (ja) 1984-12-25 1984-12-25

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JPS61110447U (ja) 1986-07-12

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