JPH0347002Y2 - - Google Patents

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JPH0347002Y2
JPH0347002Y2 JP13008086U JP13008086U JPH0347002Y2 JP H0347002 Y2 JPH0347002 Y2 JP H0347002Y2 JP 13008086 U JP13008086 U JP 13008086U JP 13008086 U JP13008086 U JP 13008086U JP H0347002 Y2 JPH0347002 Y2 JP H0347002Y2
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JP
Japan
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door
lip
weather strip
opening
vehicle
Prior art date
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JP13008086U
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車用ドアウエザストリツプに
関する。
(従来の技術) 通常、自動車の車体にはドア開口が形成される
と共に、このドア開口を開閉するドアが設けられ
る。このドア開口部には、従来、例えば実開昭59
−147619号公報で示されるものがある。
この構成では、上記ドア開口の上部開口縁にド
リツプチヤンネルを設けてある。このドリツプチ
ヤンネルにはウエザストリツプが取り付けられ、
このウエザストリツプは断面がほぼC字状で上記
ドリツプチヤンネルの車外側端縁に外嵌されるウ
エザストリツプ本体を有している。また、このウ
エザストリツプ本体の下端で車外側面には、車外
側上方へ向つてリツプが突設されている。このリ
ツプの突出端は上記ドアの閉動作でこのドアの上
端内面に対して弾性的に接合する。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、ドア開口上方の車体外面をつたい、
このドア開口の上部開口縁に流れ落ちて来る水は
大部分がドリツプチヤンネルに直接流れ込むが、
その一部がリツプにかかり、かつ、このリツプに
沿つてドリツプチヤンネルに流れ込む。この場
合、上記従来構成では、ウエザストリツプ本体と
リツプとの間に溝があるため、リツプに沿つて流
れる水の一部がこの溝に溜ることになる。このよ
うな場合、ドアを開動作すると、上記溝に溜つた
水がドア開口を通つて車内に流れ込むおそれがあ
る。
(考案の目的) この考案は、上記のような事情に注目してなさ
れたもので、ウエザストリツプ本体とリツプとの
間に雨等の水が溜らなうようにして、この水がド
ア開口から車内に流れ込まないようにすることを
目的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するためのこの考案の特徴とす
るところは、ウエザストリツプ本体から車外側上
方へ向つて突設されるリツプを中空に形成し、ド
アを閉動作させたとき、リツプ上面がドア側から
ドリツプチヤンネル内に向つて漸次下傾する形状
となるようにした点にある。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
図において、1は自動車、2は車体、3はルー
フである。上記車体2の側面にはサイドドア4が
設けられる。
上記サイドドア4は車体2に形成されるドア開
口6と、このドア開口6の前部開口縁7に枢支さ
れてその回動で上記ドア開口6を開閉するドア8
とを有している。このドア8はその上部にドア窓
を有し、このドア窓はドア窓枠9とこのドア窓枠
9内の開口を開閉する窓ガラス10とで構成され
ている。
一方、上記開口縁7の上部開口縁7aは上記ル
ーフ3の下縁により形成される。即ち、このルー
フ3はその上面を構成するルーフパネル12と、
このルーフパネル12を補強するルーフサイドレ
ール13とを有しており、これらルーフパネル1
2とルーフサイドレール13の下縁同士が溶接さ
れて、上記上部開口縁7aが形成されている。
上記上部開口縁7aには下部ウエザストリツプ
14が嵌合により取り付けられている。上記ドア
8を閉回動した時には、そのドア窓枠9の内面9
aが下部ウエザストリツプ14の車外側面に圧接
し、これにより上部開口縁7aとドア8との間隙
から車室へ雨等の水が流れ込むことが防止され
る。
上記ドア開口6の上部開口縁7aの車外側の面
には、雨等の水を案内するドリツプチヤンネル1
6が設けられる。このドリツプチヤンネル16は
板金製でその断面はほぼU字状をなしている。こ
のドリツプチヤンネル16の車内側は上記上部開
口縁7aに溶接されている。
上記ドリツプチヤンネル16には上部ウエザス
トリツプ17が取り付けられる。この上部ウエザ
ストリツプ17は上記ドリツプチヤンネル16の
車外側端縁に外嵌される断面がほぼC字状のウエ
ザストリツプ本体18を有している。また、この
ウエザストリツプ本体18から車外側上方へ向つ
てリツプ19が突設され、前記ドア8の閉回動で
そのドア窓枠9の内面9aが上記リツプ19の突
出端に圧接する(第1図中実線図示)。
上記構成において、リツプ19は断面がほぼ三
角形状の中空に形成され、車内側に位置する内板
材21と、車外側に位置する外板材22とを有し
ている。この内板材21の車内側端が上記ウエザ
ストリツプ本体18上部の車内側端に連結される
一方、外板材22の下端は同上ウエザストリツプ
本体18の下端で車外側面に連結されている。そ
して、リツプ19は自由状態で、その内板材21
の上面がサイドドア4側からドリツプチヤンネル
16内に向つて漸次下傾する平坦面となつてい
る。
また、上記ウエザストリツプ本体18は
EPDM製の硬質ゴムで、同上リツプ19は
EPDM製のスポンジゴムとされ、これらウエザ
ストリツプ本体18とリツプ19とは押出成形に
より一体的に成形したものである。
上記ドア8を閉回動した場合、第1図中実線で
示すようにこのドア8に押圧されて上部ウエザス
トリツプ17のリツプ19は弾性変形し、このリ
ツプ19の内板材21はほぼ垂直の形状をなし、
この場合にも、内板材21の上面はサイドドア4
側からドリツプチヤンネル16内に向つて漸次下
傾した形状をとる。従つて、ルーフ3側から流れ
落ちてリツプ19にかかつた雨等の水は、上記内
板材21の上面を流れてドリツプチヤンネル16
内に案内される(第1図中矢印A図示)。また、
リツプ19の断面を三角形状とし、サイドドア4
にリツプ19の頂点を接合させてその接触面積を
小さくしてある。このため、この部分の接合圧が
大きくなり、シール性の向上が達成されている。
一方、上記ドア8を開回動した場合(第1図中
矢印Bおよび二点鎖線図示)、上記リツプ19の
内板材21の上面はドリツプチヤンネル16内に
向つて下傾した形状に復元する。よつて、この場
合にも、内板材21にかかつた水はこの内板材2
1の上面を流れてドリツプチヤンネル16内に案
内される(第1図中矢印C図示)。
上記ドア開口6の上部では、ドア窓枠9と上部
開口縁7aとの間に2つのウエザストリツプ1
4,17が介設されると共に、これら両ウエザス
トリツプ14,17の各リツプが中空のため、ド
ア8を閉動作させた場合、上記ドア窓枠9と上部
開口縁7aとの間で車外から車室に至る間に3つ
の空気室が介在することになる。よつて、このド
ア8における遮音効果が向上することとなる。
また、上記リツプ19はその突出量を大きく
し、このリツプ19の変形可能量を大きいものと
してある。そして、ドア8を閉回動した場合、上
記リツプ19にはまだ弾性変形可能な余裕が十分
残るようにしてある。このため、上記ドア8を上
部開口縁7aに対して小さな力で軽く円滑に閉め
ることができる。
(考案の効果) この考案による効果は次の如くである。即ち、
雨等の水がドア開口上方の車体外面をつたい、こ
のドア開口の上部開口縁に流れ落ちて来る場合、
この水は閉動作したドアとドリツプチヤンネルと
の間をシールするウエザストリツプにかかること
がある。そこで、この考案では、ウエザストリツ
プを構成するウエザストリツプ本体から突設され
るリツプをその上面がドア側からドリツプチヤン
ネル内に向つて漸次下傾する形状となるようにし
たため、ウエザストリツプにかかつた水は、上記
リツプの上面を流れてドリツプチヤンネル内に案
内される。よつて、ウエザストリツプ本体とリツ
プとの間に水が溜ることはない。この結果、ドア
を開動作した場合でも、上記水がドア開口を通つ
て車内に流れ込むことは防止される。
しかも、この場合、上記リツプは中空であつて
十分に弾性変形可能なものであるため、ドアの閉
動作時、リツプはこのドア内面の形状によく合致
して密接し、このドア内面とリツプとの間のシー
ルを確実なものとする。よつて、この点でも水が
車内に流れ込むことがより確実に防止される。
また、上記したようにリツプは中空であるた
め、これにドアが圧接している場合、上記上部開
口縁とドアとの間はこのリツプ内の空気室で仕切
られることになる。よつて、車外の騒音はこの空
気室で効果的に吸収されることから、ドア開口部
における遮音効果を向上させることもできる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図は第2図
の−線矢視断面図、第2図は自動車の全体側
面図である。 1……自動車、2……車体、6……ドア開口、
7a……上部開口縁、8……ドア、16……ドリ
ツプチヤンネル、17……上部ウエザストリツ
プ、18……ウエザストリツプ本体、19……リ
ツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体のドア開口を開閉するドアを設け、上記ド
    ア開口の上部開口縁に設けられるドリツプチヤン
    ネルにウエザストリツプを取り付け、このウエザ
    ストリツプをドリツプチヤンネルの車外側端縁に
    外嵌されるウエザストリツプ本体と、このウエザ
    ストリツプ本体から車外側上方へ向つて突設され
    てこの突出端が上記ドアの閉動作でこのドアの上
    端内面に対し弾性的に接合するリツプとで構成し
    た自動車のドア開口部において、上記リツプを中
    空に形成し、ドアを閉動作させたとき、リツプ上
    面がドア側からドリツプチヤンネル内に向つて漸
    次下傾する形状となるようにしたことを特徴とす
    る自動車のドア開口部におけるウエザストリツプ
    構造。
JP13008086U 1986-08-25 1986-08-25 Expired JPH0347002Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13008086U JPH0347002Y2 (ja) 1986-08-25 1986-08-25

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13008086U JPH0347002Y2 (ja) 1986-08-25 1986-08-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6334746U JPS6334746U (ja) 1988-03-05
JPH0347002Y2 true JPH0347002Y2 (ja) 1991-10-04

Family

ID=31027237

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JP13008086U Expired JPH0347002Y2 (ja) 1986-08-25 1986-08-25

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