JPH0315374Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0315374Y2 JPH0315374Y2 JP1984078463U JP7846384U JPH0315374Y2 JP H0315374 Y2 JPH0315374 Y2 JP H0315374Y2 JP 1984078463 U JP1984078463 U JP 1984078463U JP 7846384 U JP7846384 U JP 7846384U JP H0315374 Y2 JPH0315374 Y2 JP H0315374Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- weather strip
- vehicle
- seal
- hollow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は自動車のドアサツシユの外周に沿つて
装着され、車体のドア開口とドアサツシユとの間
のシールをなすウエザストリツプに関するもので
ある。
装着され、車体のドア開口とドアサツシユとの間
のシールをなすウエザストリツプに関するもので
ある。
第１図に示すような自動車において、ドア１の
ドアサツシユ２の外周にはウエザストリツプが装
着されている。３はドアガラスである。
ドアサツシユ２の外周にはウエザストリツプが装
着されている。３はドアガラスである。
第４図および第５図は従来のウエザストリツプ
の代表例を示すもので、ウエザストリツプ４はゴ
ム弾性体で、ドアサツシユ２に取付けられる基部
４１、基部４１より突出したドア開口の内側にあ
るボデーパネル５に接触する中空状の第１のシー
ル部４２および第１のシール部４２よりも車外側
の位置で基部４１より突出しドア開口の外側にあ
るルーフドリツプ５１に接触する第２のシール部
４３とよりなる。
の代表例を示すもので、ウエザストリツプ４はゴ
ム弾性体で、ドアサツシユ２に取付けられる基部
４１、基部４１より突出したドア開口の内側にあ
るボデーパネル５に接触する中空状の第１のシー
ル部４２および第１のシール部４２よりも車外側
の位置で基部４１より突出しドア開口の外側にあ
るルーフドリツプ５１に接触する第２のシール部
４３とよりなる。
第２のシール部４３はその長さ方向の中間部を
やや薄肉とし、ドアが閉じられると第２のシール
部４３はその先端がルーフドリツプ５１の下面に
圧接され、車内方向へく字形に屈曲する。従つ
て、ウエザストリツプ４の外周部にあるドアサツ
シユ２の外縁フランジ２１とルーフドリツプ５１
との間は、本来やや凹状となる上に更に第２のシ
ール部４３がく字形に屈曲することにより、は溝
６となり、高速走行時に空気流の乱れが生じ、風
切音発生の原因となる。
やや薄肉とし、ドアが閉じられると第２のシール
部４３はその先端がルーフドリツプ５１の下面に
圧接され、車内方向へく字形に屈曲する。従つ
て、ウエザストリツプ４の外周部にあるドアサツ
シユ２の外縁フランジ２１とルーフドリツプ５１
との間は、本来やや凹状となる上に更に第２のシ
ール部４３がく字形に屈曲することにより、は溝
６となり、高速走行時に空気流の乱れが生じ、風
切音発生の原因となる。
本考案はかかる従来構造の問題点に鑑みてなさ
れたもので、ルーフドリツプとドアサツシユとの
間が埋められて従来のような溝が生じないウエザ
ストリツプを提供することを目的とするものであ
る。
れたもので、ルーフドリツプとドアサツシユとの
間が埋められて従来のような溝が生じないウエザ
ストリツプを提供することを目的とするものであ
る。
上記の目的を達成する本考案のウエザストリツ
プは、第１のシール部よりも車体側に位置して基
部から延出し、先端が車体のドア開口の外周に設
けたルーフドリツプに接触するリツプ状の第２の
シール部には、その中間部に薄肉の屈曲部を設け
るとともに、屈曲部を含む上記中間部の車外側の
側面に車外方向へ膨出する中空部を形成し、この
中空部の下面をウエザストリツプを取付けたドア
サツシユ外周の外縁フランジの先端と対向せし
め、この中空部で上記の溝を埋める構造としたこ
とを特徴とするものである。
プは、第１のシール部よりも車体側に位置して基
部から延出し、先端が車体のドア開口の外周に設
けたルーフドリツプに接触するリツプ状の第２の
シール部には、その中間部に薄肉の屈曲部を設け
るとともに、屈曲部を含む上記中間部の車外側の
側面に車外方向へ膨出する中空部を形成し、この
中空部の下面をウエザストリツプを取付けたドア
サツシユ外周の外縁フランジの先端と対向せし
め、この中空部で上記の溝を埋める構造としたこ
とを特徴とするものである。
第２図および第３図に示す本考案の実施例にお
いて、ウエザストリツプ４は、基部４１、第１の
シール部４２および第２のシール部４３よりな
る。基部４１は中空状でその外壁部がドアサツシ
ユ２の外周に取付けられる。
いて、ウエザストリツプ４は、基部４１、第１の
シール部４２および第２のシール部４３よりな
る。基部４１は中空状でその外壁部がドアサツシ
ユ２の外周に取付けられる。
基部４１には断面楕円形の中空状をなす第１の
シール部４２が突出している。また基部４１から
は第１のシール部４２よりも車外側にリツプ状の
第２のシール部４３が延出している。
シール部４２が突出している。また基部４１から
は第１のシール部４２よりも車外側にリツプ状の
第２のシール部４３が延出している。
第２のシール部４３の車外側の面にはその中間
部に外方へ膨出する中空部４４が形成してある。
中空部４４の外方へ膨出する外壁は第２のシール
部４３のリツプ状本体よりもやや薄肉であり、ま
たリツプ状本体は中空部４４と対応する位置で薄
肉としてあり屈曲部４３ａを形成している。中空
部４４の上記外壁の下面はドアサツシユ２の外縁
フランジ２１の先端と対向している。
部に外方へ膨出する中空部４４が形成してある。
中空部４４の外方へ膨出する外壁は第２のシール
部４３のリツプ状本体よりもやや薄肉であり、ま
たリツプ状本体は中空部４４と対応する位置で薄
肉としてあり屈曲部４３ａを形成している。中空
部４４の上記外壁の下面はドアサツシユ２の外縁
フランジ２１の先端と対向している。
〔作用効果〕
以上のように構成した本考案のウエザストリツ
プにおいて、第３図に示すようにドアが閉じられ
ると第２のシール部４３の先端部分はルーフドリ
ツプ５１により車外側へ倒れるようにして下方へ
押し付けられ屈曲部４３ａは車内方向へ突出する
るように屈曲する。これにより第２のシール部４
３の先端部分は中空部４４の上部面と重なつた状
態となり、中空部４４は押しつぶされつつ下方へ
移動し、その下面部がドアサツシユ２の外縁フラ
ンジ２１の先端と接触する。
プにおいて、第３図に示すようにドアが閉じられ
ると第２のシール部４３の先端部分はルーフドリ
ツプ５１により車外側へ倒れるようにして下方へ
押し付けられ屈曲部４３ａは車内方向へ突出する
るように屈曲する。これにより第２のシール部４
３の先端部分は中空部４４の上部面と重なつた状
態となり、中空部４４は押しつぶされつつ下方へ
移動し、その下面部がドアサツシユ２の外縁フラ
ンジ２１の先端と接触する。
これによりルーフドリツプ５１とドアサツシユ
２の外縁フランジ２１の先端との間の間隙は中空
部４４およびこれに折り重なつた第２のシール部
４３の先端部分とで埋められる。従つて間隙内へ
自動車走行時に空気が流入することがなく、風切
音の発生が防止されるのである。
２の外縁フランジ２１の先端との間の間隙は中空
部４４およびこれに折り重なつた第２のシール部
４３の先端部分とで埋められる。従つて間隙内へ
自動車走行時に空気が流入することがなく、風切
音の発生が防止されるのである。
第１図は自動車の側面図、第２図および第３図
は本考案の一実施例を示すもので、第２図は第１
図の−線に沿う断面図、第３図はドア閉時の
シール状態を示す断面図、第４図および第５図は
従来のウエザストリツプを示すもので、第４図は
断面図、第５図はドア閉時のシール状態を示す図
である。 １…ドア、２…ドアサツシユ、３…ドアガラ
ス、４…ウエザストリツプ、４１…基部、４２…
第１のシール部、４３…第２のシール部、４４…
中空部、４３ａ…屈曲部。
は本考案の一実施例を示すもので、第２図は第１
図の−線に沿う断面図、第３図はドア閉時の
シール状態を示す断面図、第４図および第５図は
従来のウエザストリツプを示すもので、第４図は
断面図、第５図はドア閉時のシール状態を示す図
である。 １…ドア、２…ドアサツシユ、３…ドアガラ
ス、４…ウエザストリツプ、４１…基部、４２…
第１のシール部、４３…第２のシール部、４４…
中空部、４３ａ…屈曲部。
Claims (1)
- 自動車のドアサツシユの外周に沿つて装着し、
ドアサツシユと車体のドア開口との間をシールす
るウエザストリツプであつて、ドアサツシユに取
付ける基部にドア開口の内側と接触する中空状の
第１のシール部を形成し、かつ上記基部には第１
のシール部よりも車体側にリツプ状に延出してド
ア開口の外側に接触する第２のシール部を形成
し、第２のシール部にはその中間部に薄肉の屈曲
部を設けるとともに、屈曲部を含む上記中間部の
車外側の側面に車外方向へ膨出する中空部を形成
し、車外方向へ膨出する上記中空部の下面をドア
サツシユの外縁フランジの先端と対向せしめたこ
とを特徴とする自動車用ウエザストリツプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984078463U JPS60189428U (ja) | 1984-05-28 | 1984-05-28 | 自動車用ウエザストリツプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984078463U JPS60189428U (ja) | 1984-05-28 | 1984-05-28 | 自動車用ウエザストリツプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60189428U JPS60189428U (ja) | 1985-12-16 |
| JPH0315374Y2 true JPH0315374Y2 (ja) | 1991-04-04 |
Family
ID=30622463
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984078463U Granted JPS60189428U (ja) | 1984-05-28 | 1984-05-28 | 自動車用ウエザストリツプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60189428U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5587062B2 (ja) * | 2010-07-01 | 2014-09-10 | 西川ゴム工業株式会社 | 低比重ドアウエザーストリップ |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5839519A (ja) * | 1981-09-03 | 1983-03-08 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用開閉体におけるウエザ−ストリツプ構造 |
-
1984
- 1984-05-28 JP JP1984078463U patent/JPS60189428U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5839519A (ja) * | 1981-09-03 | 1983-03-08 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用開閉体におけるウエザ−ストリツプ構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60189428U (ja) | 1985-12-16 |
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