JPH077229Y2 - 車両のシ−ル構造 - Google Patents

車両のシ−ル構造

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JPH077229Y2
JPH077229Y2 JP8962087U JP8962087U JPH077229Y2 JP H077229 Y2 JPH077229 Y2 JP H077229Y2 JP 8962087 U JP8962087 U JP 8962087U JP 8962087 U JP8962087 U JP 8962087U JP H077229 Y2 JPH077229 Y2 JP H077229Y2
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JP
Japan
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weather strip
door sash
door
vehicle
lip
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JP8962087U
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JPS63197754U (ja
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晃一 稲葉
豊 森田
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車両のシール構造に係り、特にドア本体とドア
サッシュとを一体成型し、このドアサッシュの上側部を
ルーフパネル側に延設すると共に、該ドアサッシュの前
側部をフロントピラーの前側に廻り込んで延設したド
ア、所謂フルプレスドアを備えた車両のルーフパネルか
らフロントピラーにかけてウエザストリップを設けてド
アサッシュに接触させて車体とドアサッシュとの間をシ
ールする車両のシール構造に関する。
〔従来の技術〕
上述のような車両のシール構造としては次のようなもの
がある。これは、第6図に示すように、車体1のルーフ
サイド部2からフロントピラー3及びリアピラー4にか
けてウエザストリップ5を配設して、車体1とドアサッ
シュ6との間のシールを行なうものである。このウエザ
ストリップ5は車体のルーフサイド部2においては、第
7図に示すように、車体のルーフサイド部2にルーフパ
ネル7とルーフサイドレールパネル8とでフランジ部9
を形成し、またフロントピラーインナパネル10とフロン
トピラーアウタパネル11とで構成したフロントピラー3
においては、第8図に示すように取付フランジ部12を設
け、上記のフランジ部9から取付フランジ部12にかけて
取り付けるようにしたものである。そしてこのウエザス
トリップ5にはルーフパネル7及びフロントウインドウ
モール13に接触する内側リップ14及びドアサッシュ6の
内側面に接触する外側リップ15及び中空リップ部16を形
成し、内側リップ14と外側リップ15との間をドリップ溝
17として構成し、流れ込んだ水を車体1の下方に導いて
排水するものとし、シール機能及び排水機能を果たすよ
うにしている。
尚、第7図及び第8図中符号18及び19はドアを構成する
ドアインナパネル及びドアアウタパネルを、また、20は
ウインドシールドパネル、21はウインドシールドパネル
20をフロントピラー3に固定する接着剤を示している。
尚、このような車両には上述したウエザストリップ5が
接触するドアの内側全周に、更にウエザストリップを設
けるようにしてシールを完全なものとしている。
また、同様の車両のシール構造としては第9図に示すよ
うに、ルーフパネル7及びルーフサイドレールパネル8
とで段部23を形成しこの段部23に断面略C字形状のウエ
ザストリップ24を設けるようにしたものである(特開昭
58−39516号公報参照)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで上述した車両のシール構造にあっては第8図に
示したフロントピラー3に設けたウエザストリップ5の
2つのリップ14,15は組付誤差や経年変化等により波打
つことがあり、見映えが悪くなり外観品質が低下するこ
ととなる。またこの波打った部分から雨水等が裏側に回
りこむこともある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案において、上記の問題点を解決するための手段
は、上述のような車両のシール構造において、ウエザス
トリップのルーフパネルに取り付ける部分にはルーフパ
ネルに接触する第1のリップとドアサッシュの内側面に
接触する第2のリップとを形成してドリップ溝を構成す
る一方、ウエザーストリップのフロントピラーに取り付
ける部分には上記第1及び第2のリップ部の先端を接合
するようにして変形させて筒状とし、上記ドリップ溝に
入った水を下方に排水すると共にドアサッシュに接触す
る導水部を設けたことである。
〔実施例〕
以下本考案に係る車両のシール構造の実施例を図面に基
づいて説明する。
第1図乃至第5図は本考案に係る車両のシール構造の実
施例を示すものである。本実施例においてウエザストリ
ップ30は従来と同様に車体のルーフサイド部からフロン
トピラー及びリアピラーにかけて設けるものである。本
実施例において、ウエザストリップ30のうち、ルーフサ
イド部に取り付けるウエザストリップ中央部31は、第2
図に示すように、比較的硬質のゴム材で断面略コ字状に
形成した基部32と、この基部32より軟質のゴム材で形成
し、ルーフパネル7に接触する第1のリップ33と、この
第1のリップ33より外側に位置しドアサッシュ6の内側
面に接触する第2のリップ34とからなり、これらの2つ
のリップ33,34の間には水を導くドリップ溝35を形成す
るようにしている。そして、車体には従来と同様にルー
フパネル7とルーフサイドレールパネル8とでフランジ
部9を形成して上記の基部32をこのフランジ部9に取り
付けるようにしている。
また、ウエザストリップ30のうちフロントピラー3に取
り付けるウエザストリップ前部36は第1図に示すよう
に、比較的硬質のゴム材で断面コ字状に形成した基部37
と、この基部37から前方に向けフロントウインドウモー
ル13に接触する筒状の導水部38を設けている他、側方に
向けドアサッシュ6の内側面に接触する筒状の接触部39
を設けるようにしている。そして上記の筒状の導水部38
は第3図に示すように上述したウエザストリップ中央部
31の2つのリップ33,34の先端を接触させて一体化して
筒状とするようにして形成しており、ドリップ溝35の水
を上記の導水部38内を通して下方に排出する。このウエ
ザストリップ30は車体のウエストラインの下方まで設け
られており、導水部38からの水は、ドアのヒンジにかか
らないようにドアヒンジより前下方に排出される。
更に第4図に示すようにウエザストリップ30のうち車体
のリアピラーに設けたウエザストリップ後部40の形状
は、比較的硬質のゴム材で形成し、リアピラーパネル41
に固定する基部42と、この基部42から車体外側に向け延
設した脚部43とこの脚部43の先端に設けられ基部42より
軟質のゴム材で形成し、リアドアのドアサッシュ45に接
触する中空のリップ部44とで形成している。
そして、上記のウエザストリップ30のルーフサイドに取
り付けるウエザストリップ中央部31と、このリアピラー
に取り付けるウエザストリップ後部40とは、第5図に示
すように、ウエザストリップ中央部31の第1のリップ33
がウエザストリップ後部40の基部42に、同様にウエザス
トリップ中央部31の第2のリップ34がウエザストリップ
後部40の中空のリップ部44に次第に変形していくように
形成している。
尚、この実施例においては、ウエザストリップ30は、同
一断面形状が連続する個所は型押出成型で形成し、ま
た、断面形状が変化する個所は型押出し成型品を接合し
つつ型成形で形成している。
従って、本実施例によれば、フロントピラー3に取り付
けて、フロントドアのドアサッシュ6の内側に接触する
ウエザストリップにはリップを形成しないからリップが
経年変化等で波打つことはなく外観品質を維持できる
し、更に、ドリップ溝35からの水を下方に排出する導水
部38を設けたから、雨水等の水がウエザストリップ30の
裏側に回りこむこともなくなる。
また、本実施例において、フロントウインドウモール13
とドアサッシュ6との間に形成される隙間はウエザスト
リップ30で塞ぐ状態となるため、走行時の風切り音を減
少させることができた。
〔考案の効果〕
以上説明したように本発明によれば、ウエザーストリッ
プのフロントピラーに取り付ける部分にはルーフサイド
に取り付ける部分に設けた第1及び第2のリップ部の先
端を接合するようにして変形させて筒状とし、ドリップ
溝に入った水を下方に排水すると共に、ドアサッシュに
接触する導水部を設けたから、リップが組付誤差、経年
変化等で波打つことはなく外観品質を維持できるし、ま
たドリップ溝からの水を下方に排出する導水部を設けた
から、雨水等の水がウエザストリップの裏側に回りこむ
こともなくなるという効果を奏する
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明に係る車両のシール構造の実
施例を示す断面図、第3図は第1図及び第2図に示した
車両のシール構造に用いたウエザストリップを示す斜視
図、第4図は第1図に示した車両のシール構造の他の個
所における断面図、第5図は第4図に示したた車両のシ
ール構造に用いるウエザストリップを示す斜視図、第6
図は本考案に係る車両のシール構造が適用される車両を
示す斜視図、第7図及び第8図は従来の車両のシール構
造を示す断面図、第9図は従来の車両のシール構造の他
の例を示す断面図である。 3……フロントピラー 6……ドアサッシュ 7……ルーフパネル 30……ウエザストリップ 33……第1のリップ 34……第2のリップ 35……ドリップ溝 38……導水部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドア本体とドアサッシュとを一体成型し、
    このドアサッシュの上側部をルーフパネル側に延設する
    と共に、該ドアサッシュの前側部をフロントピラーの前
    側に廻り込んで延設したドアを備えた車両のルーフパネ
    ルからフロントピラーにかけてウエザストリップを設け
    てドアサッシュに接触させて車体とドアサッシュとの間
    をシールする車両のシール構造において、 上記ウエザストリップのルーフパネルに取り付ける部分
    にはルーフパネルに接触する第1のリップとドアサッシ
    ュの内側面に接触する第2のリップとを形成して、これ
    らの両リップの間にドリップ溝を設ける一方、 ウエザーストリップのフロントピラーに取り付ける部分
    には上記第1及び第2のリップ部の先端を接合するよう
    にして変形させて筒状とし、上記ドリップ溝に入った水
    を下方に排水すると共にドアサッシュに接触する導水部
    を設けたことを特徴とする車両のシール構造。
JP8962087U 1987-06-12 1987-06-12 車両のシ−ル構造 Expired - Lifetime JPH077229Y2 (ja)

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JP8962087U JPH077229Y2 (ja) 1987-06-12 1987-06-12 車両のシ−ル構造

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JP8962087U JPH077229Y2 (ja) 1987-06-12 1987-06-12 車両のシ−ル構造

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Publication Number Publication Date
JPS63197754U JPS63197754U (ja) 1988-12-20
JPH077229Y2 true JPH077229Y2 (ja) 1995-02-22

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JP8962087U Expired - Lifetime JPH077229Y2 (ja) 1987-06-12 1987-06-12 車両のシ−ル構造

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JP2009143358A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Mitsubishi Motors Corp 車両用のウェザーストリップ

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JPS63197754U (ja) 1988-12-20

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