JPH04108031A - 車両用ウインドモールディング - Google Patents

車両用ウインドモールディング

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JPH04108031A
JPH04108031A JP2227599A JP22759990A JPH04108031A JP H04108031 A JPH04108031 A JP H04108031A JP 2227599 A JP2227599 A JP 2227599A JP 22759990 A JP22759990 A JP 22759990A JP H04108031 A JPH04108031 A JP H04108031A
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Yukihiko Yada
矢田 幸彦
Keiichi Fukushima
啓市 福島
Kazuo Kitamura
和雄 北村
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Tokai Kogyo Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Tokai Kogyo Co Ltd
Toyota Motor Corp
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 U産業上の利用分野コ この発明は車両用ウィンドモールディングに関するもの
である。
[従来の技術] 車両の雨天走行時において、その車両のウィンドガラス
に付着した雨水はサイドガラスに横流れして視界を悪く
する。
このため、従来、ウィンドモールディングは、アッパモ
ールと左右の両サイドモールと、これらを接合するコー
ナモールとの計5部品によって構成される。そして、サ
イドモールには水切り用のせきをなす案内溝が形成され
、ウィンドガラスの側縁に向けて流れる雨水を前記案内
溝によってウィンドガラスの上方又は下方へ向けて案内
するようになっているのが一般的であった。このような
車両用ウィンドモールディングにおいては、部品点数や
組付は工数が多くなるばかりでなく、アッパモールと左
右の両サイドモールとは断面形状か異なるため、それぞ
れ別個の押出し成形型にて成形しなければならない。さ
らに、コーナモールにおいては通常、プレス成形によっ
て成形しなければならない。このため、ウィンドモール
ディングの製作や組付はコストが高くなる。
ウィンドモールディングの構成部品の点数を減少して製
作・組付けのコスト低減を図るため、例えば特開平1−
223018号公報に開示されたものか知られている。
これにおいては、車体パネルの窓開口部と、前記窓開口
部に組付けられるウィンドガラスとの間の上側、上側コ
ーナ部及び左右両側の隙間に嵌込まれる支持脚と該支持
脚から張出されて前記隙間を覆う装飾リップとをそれぞ
れ有するアッパモール部、コーナモール部及び両サイド
モール部が連続して一体に形成されてなるモール本体(
主モールディングに相当する。)と、前記モール本体と
は別体に形成され同モール本体のサイドモール部の装飾
リップ背面側にのみ組付けら、その装飾リップをウィン
ドガラス面の外方へ突出させて水切用のせきをなす水切
部材(副モールディングに相当する。)とによりウィン
ドモールディングか構成されている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記した従来のものにおいて、サイドモール
部の装飾リップの背面側にのみ水切部材が組付けられ、
サイドモール部の上方に連続するコーナモール部には水
切部材が組付けられておらず、このコーナモール部分に
おいて、雨水かサイドガラスに横流れする。また、サイ
ドモール部の装飾リップの背面側に水切部材か嵌込みに
よって組付けられる構造上、モール本体のサイトモール
部に対応する位置に水切部材を組付けた後、車体パネル
の窓開口部とウインドガラスとの間の隙間に前記モール
本体を嵌込むときに、サイドモール部に対して水切部材
か位置ずれしたり、あるいは外れる不具合か生し易い。
この発明の目的は、上記した従来の問題点に鑑み、サイ
トモール部の上方に連続するコーナモル部においても雨
水の横流れを防止することができるとともに、モール本
体に対して水切部材を正確に位置決めして組付けること
ができ、しかも、水切部材の位置ずれや外れを積極的に
防止できる車両用ウィンドモールディングを提供するこ
とである。
[課題を解決するための手段j 上記目的を達成するために、この発明は、車体パネルの
窓開口部と、前記窓開口部に組付けられるウィンドガラ
スとの間の上側、上側コーナ部及び左右両側の隙間に嵌
込まれる支持脚と該支持脚から張出されて前記隙間を覆
う装飾リップとをそれぞね有するアッパモール部、コー
ナモール部及び両サイドモール部か連続して一体に形成
されてなるモール本体と、前記モール本体とは別体に形
成され同モール本体のサイドモール部の装飾1)ツブ背
面側に組付けられるとともに、その装飾リップをウイン
ドガラス面の外方へ突出させて水切用のせきをなす水切
部材とを備えた車両用ウィンドモールディングであって
、前記水切部材の上縁にはコーナモール部に沿って曲げ
られ、そのコーナモール部において水切用のせきをなす
延長部か形成され、さらに、前記コーナモール部とこれ
に沿って曲げられた水切部材の延長部との相互には、位
置決めピンと該ピンが嵌合される位置決め孔及び結合ピ
ンと、該ピンかモール本体の長手方向に移動可能に嵌挿
される長孔状の結合孔とがそれぞれ設けられている構成
にしたものである。
5作 用コ 上記したように構成される車両用ウィンドモールディン
グにおいて、ウインドガラスの左右両側部及び上側コー
ナ部に向けて流れる雨水は、水切部材とその延長部に沿
って上方又は下方へ案内されて流れる。このため前記雨
水かサイドガラスに横流れすることが防止され、車両サ
イド部の視界が良好に保たれる。
また、車体パネルの窓開口部とウィンドガラスとの間の
上側、上側コーナ部及び左右両側の隙間にウィンドモー
ルディングを装着する場合、−直線状態にあるモール本
体のコーナモール部に対応する位置と、水切部材の延長
部との相互に形成された位置決めピンと位置決め孔とを
嵌合するとともに、結合ピンと結合孔とを嵌合して、モ
ール本体に対し、水切部材を組付ける。その後、前記上
側の隙間にモール本体のアッパモール部を嵌込み、さら
に、上側コーナ部の隙間にモール本体のコーナモール部
及び水切部材の延長部を屈曲させながら嵌込んで、最後
に左右両側の隙間にサイドモール部を嵌込むことで、ウ
ィンドモールディングの装着が完了する。
上記したウィンドモールディングの装着時において、モ
ール本体のコーナモール部と水切部材の延長部との相互
に設けられた位置決めピンと位置決め孔及び結合ピンと
結合孔とによりモール本体に対して水切部材か位置決め
されて結合されるため、同水切部材の位置ずれや外れが
積極的に防止される。
さらに、上側コーナ部の隙間に対してモール本体のコー
ナモール部及び水切部材の延長部を屈曲し、嵌込むとき
には、コーナモール部と水切部材の延長部との曲率半径
に差が生じるが、その差は結合ピンが結合孔に嵌合した
状態において、モール本体の長手方向に移動することで
吸収される。
このため、上側コーナ部の隙間に対応してコーナモール
部と水切部材の延長部とが歪みなく円滑に屈曲される。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図面にしたがって説明する
第1図と第4図において、車体パネル1の窓開口部2周
縁の窓枠3にはダムラバー4に支持された状態でウィン
ドガラス5がコーキング材のような接着剤6によって固
定されている。
前記窓枠3とウィンドガラス5との間の上側、上側コー
ナ部及び左右両側の隙間Sl、S2.S3にはウィンド
モールディング10が装着されている。
ウィンドモールディング10はモール本体11と水切部
材21とを主体として構成されている。
モール本体11は、軟質樹脂、ゴム等の押出し成形によ
って一体成形されるもので前記各隙間S1、 S 2.
 S 3に嵌込まれる支持脚12と、その支持脚12か
らウィンドガラス5のガラス面及び車体パネル1の外面
に向けて張り出された装飾リップ13とを有する同一断
面のアッパモール部11a、コーナモール部11b及び
左右の両サイドモール部11cを連続して一体に備えて
いる。そして、アッパモール部11aは、前記上側の隙
間Slに嵌込まれ、コーナモール部11bは前記上側コ
ーナ部の隙間S2に嵌込まれ、左右の両サイドモール部
11cは、前記左右両側部の隙間S3に嵌込まれる。こ
の実施例では、第5図、第6図及び第7図に示すように
、アッパモール部11a、コーナモール部11b及び左
右の両サイドモール部llcの各支持脚12の先端から
それぞれ一体に延出された係止片15がウィンドガラス
5上縁、上縁コーナ部及び左右両側縁の背面側と係合し
、各支持脚12の先端寄り外側面からそれぞれ延出され
たシール片16が弾性変形して窓枠3の上側壁3a、上
側コーナ壁3b及び左右両側壁3Cに密接した状態で、
モール本体11が前記各隙間Sl。
S 2. S 3に嵌込まれる。また、アッパモール部
11aにおいては、その装飾リップ13の内側リップ片
13aがウィンドガラス5のガラス面に密接し、外側リ
ップ片13bが窓枠3上縁の車体パネル1の外面に密接
している。
前記左右の両サイドモール部11cにおいて、その装飾
リップ13の内側リップ片13aの背面側には、モール
本体11とは別体でかつ硬質又は半硬質の合成樹脂材よ
りなる水切部材21がそれぞれ嵌込みによって組付けら
れている。
第1図と第2図に示すように、前記水切部材21は、サ
イドモール部11cの下端から上端部にわたる長さを有
するせき部22と脚片26とを一体に備えている。そし
て、せき部22の背面側には、第7図に示すように、ウ
ィンドガラス5のガラス面に接するシール面23が形成
され、同せき部22の表面側には内側リップ片13aを
弾性変形させかつ同内側リップ片13aの基部から先端
部付近に向けてウィンドガラス5のガラス面外方へ逐次
に突出させる傾斜面24が形成されている。
さらに、せき部22の傾斜面24の下傾端にはサイドモ
ール部11bの内側リップ片13a背面側の基部に凹設
された係止溝17に突入されて係止される係止突片27
が形成されている。
前記せき部22の一側壁にはウィンドガラス5のガラス
面と直角状をなす水切面25が形成され、その水切面2
5と内側リップ片13a先端部並びにウィンドガラス5
のガラス面によって、雨水を案内するための案内溝28
か構成されている。
前記水切部材21の脚片26は、そのせき部22のシー
ル面23背面側からサイドモール部11Cの支持脚12
の内側に沿って延出されており、同脚片26の先端部は
サイドモール部11cの支持脚12先端と係止片15と
の間に形成された係合溝18に挿入されて係止されてい
る。
第1図と第2図に示すように、前記水切部材21の上端
には、コーナモール部11bに沿って曲げられる延長部
21aか延出されている。この延長部21aは、せき部
22に連続する延長せき部22aと、脚片26に連続す
る延長脚片26aとにより構成されている。延長せき部
22aにはせき部22のシール面23と同幅をもって連
続する延長シール面23aと、せき部22の水切面25
に連続しかつアッパモール部11aに近つく1こ従って
低くされた延長水切面25a並びに、傾斜角が逐次に小
さくされた延長傾斜面24aとを備えている。
また、脚片26に連続する延長脚片26aは、コーナモ
ール部11cの支持脚12の内側に沿つて延出されてい
る。
第1図〜第3図に示すように、前記コーナモール部11
bの支持脚12と、水切部材21の延長脚片26aとの
相互には、ア・ソックモール部11a寄りにおいて、位
置決めピン31と該ピン31力入数合される位置決め孔
32とが設けられる。さらに、位置決めピン31と位置
決め孔32とが設けられる位置からサイトモール部11
cにむかって所定間隔を隔てた位置において、所定数の
結合ピン33と該ピンかモール本体IIの長手方向に移
動可能に嵌挿される長孔状の結合孔34とがそれぞれ設
けられている。
この実施例において、水切部材21の延長脚片26aの
外側面に位置決めピン3Iと2つの結合ピン33とがそ
れぞれ突設されており、コーナモール部11bの支持脚
12に位置決め孔32と2つの結合孔34とがそれぞれ
貫設されている。さらに、各結合ピン33の先端にはそ
の軸径よりも大径の抜止め用フランジ33aが形成され
、各結合孔34の一端には抜止め用フランジ33aか挿
入可能な組付孔34aか連通状に形成されている。
また、第3図に示すように、位置決めピン31の先端部
は、該位置決めピン3Iか位置決め孔32に嵌挿された
後、熱かしめによってかしめられ、そのかしめ部31a
によって抜止めかなされる。
この実施例1は上述したように構成される。従って、車
体パネル1とウィンドガラス5との間の上側、上側ニー
大部及び左右両側の隙間S 1. S 2゜S3にウィ
ンドモールディング10を装着する場合、−直線状態に
あるモール本体11のコーナモール部11bに対応する
位置と、水切部材21の延長部21aとの相互に形成さ
れた位置決めピン31と位置決め孔32とを嵌合すると
ともに、結合ピン33と結合孔34とを嵌合して、モー
ル本体IIに対し、水切部材21を組付ける。その後、
前記上側の隙間S1にモール本体11のアッパモール部
11aを嵌込み、さらに、上側コーナ部の隙間S2にモ
ール本体j1のコーナモール部llb及び水切部材21
の延長部21aを屈曲させなから嵌込んで、最後に左右
両側の隙間S3にサイドモール部11cを嵌込むことで
、ウィンドモールディング】0の装着が完了する。
上記したウィンドモールディングlOの装着時において
、モール本体11のコーナモール部11bと水切部材2
1の延長部2]aとの相互に設けられた位置決めピン3
1と位置決め孔32及び結合ビン33と結合孔34との
嵌合による結合作用で、モール本体11に対して水切部
材21が位置決めされて結合されるため、同水切部材2
1の位置ずれや外れが積極的に防止される。
さらに、上側コーナ部の隙間S2に対応してモール本体
11のコーナモール部11b及び水切部材21の延長部
21aを屈曲するときにはコーナモール部11bと水切
部材21の延長部21aの曲率半径に差が生じるが、そ
の差は結合ピン33が結合孔34に嵌合した状態におい
て、第3図に示すようにモール本体11の長手方向に移
動することで吸収される。このため、上側コーナ部の隙
間S2に対応してコーナモール部11bと水切部材21
の延長部21aとが歪みなく円滑に屈曲される。
上記したようにしてウィンドモールディング10が装着
された状態において、ウィンドガラス5の左右両側部及
び上側コーナ部に向けて流れる水は、水切部材21とそ
の延長部21aに沿って上方又は下方へ案内されて流れ
る。このため前記雨水がサイドガラスに横流れすること
が防止され、車両サイド部の視界が良好に保たれる。
[実施例2] 次に、この発明の実施例2を第8図〜第12図に従って
説明すると、この実施例2においては、モール本体11
及び水切部材21の組付は構造を変更したものである。
すなわち、軟質樹脂、ゴム等の押出し成形によって一体
成形されるモール本体11の支持脚12には、その先端
部にウィンドガラス5に対する係止片15が形成されて
いる。
前記支持脚12の外側面には、窓枠3の上側壁3a、上
側コーナ壁3b及び左右両側壁3Cに塑性変形して密接
するシール片16が突設され、同支持脚l“2の内側面
にはシール片16より若干先端側に位置して突片35が
形成されている。さらに第8図と第10図に示すように
、モール本体11のアッパモール部11aにおいては、
その支持脚12の突片35よりも先端側に位置する部分
が第1切断面Aにおいて切除されている。そして、第1
0図に示すように、アッパモール部11aにおいては、
その支持脚12か上側の隙間Slに嵌込まれた状態にお
いて、突片35と装飾リップ13の内側リップ片13a
とでウィンドガラス5の上縁部を挟持するようになって
いる。また第8図と第11図に示すように、モール本体
11のコーナモール部11bにおいては、支持脚12の
シール片16よりも先端側に位置する部分が第2切断面
Bにおいて切除されている。
モール本体11の左右の両サイドモール部11Cにおい
て、その装飾リップ13の内側リップ片13aの背面側
にはモール本体11とは別体でかつ硬質又は半硬質の合
成樹脂よりなる水切部材21が組付けられている。
第8図に示すように、前記水切部材21は、サイドモー
ル部11cの下端から上端部にわたる長さを有するせき
部22と嵌込み部26とを一体に備えている。そして、
第12図に示すように、水切部材21は、その嵌込み部
26において、サイドモール部11cの内側リップ片1
3aと支持脚12の突片35とで構成される嵌込み溝内
に嵌込まれている。
水切部材21の上端には、モール本体11のコーナモー
ル部11bに沿って曲げられる延長部21aが延出され
ている。
この延長部21aは、せき部22に連続する延長せき部
22aと、嵌込み部26に連続する延長嵌込み部26a
とにより構成されている。前記延長せき部26aは、ア
ッパモール部11aに近づくに従って低くされた傾斜状
に形成されている。
また、第11図に示すように延長嵌込み部26aは、延
長せき部22aと協働してウィンドガラス5の上側コー
ナ部が嵌込まれた嵌込み溝を構成するために、断面で略
し字状に形成されるとともに、同延長嵌込み部26aの
側壁の肉厚は、アッパモール部に近づくに従って薄く形
成されている。
モール本体11のコーナモール部11bの支持脚12と
、水切部材21の延長嵌込み部26aの側壁との相互に
は、サイドモール部11c寄りにおいて、位置決めピン
31と該ピンが嵌合される位置決め孔32とが設けられ
る。さらに、位置決めピン31と位置決め孔32とが設
けられる位置からアッパモール部11aに向かって所定
間隔を隔てた位置において、所定数の結合ピン33と該
ピンがモール本体11の長手方向に移動可能に嵌挿され
る長孔状の結合孔34とがそれぞれ設けられている。
この実施例において、第8図と第9図に示すように、水
切部材21の延長嵌込み部26aの側壁外面に位置決め
ピン31と3つの結合ピン33とがそれぞれ突設されて
おり、コーナモール部11bの支持脚12に位置決め孔
32と3つの結合孔34とがそれぞれ突設されている。
さらに、各結合ピン33の先端には、実施例1と同様に
してその軸径よりも大径の抜止め用フランジ33aが形
成され、各結合孔34の一端には抜止め用フランジ33
aが挿入可能な組付孔34aが連通状に形成されている
また、位置決めピン31の先端部は、実施例1と同様に
して該位置決めピン3】か位置決め孔32に嵌挿された
後、熱かしめによってかしめられる。
この実施例2において、他の部分は実施例1とほぼ同様
に構成されるため、同一機能をなす部材及び部分に対し
て同一符号を付してその説明を省略する。従って、この
実施例2は実施例1とほぼ同様の作用をなす。
なお、上記した実施例1及び実施例2において、水切部
材21の延長部21aに突設される結合ピン33の先端
に抜止め用のフランジ33aか形成され、モール本体1
1のコーナモール部11bの支持脚12に貫設される結
合孔34の一端に前記抜止め用フランジ33aか挿入可
能な組付孔34aが形成されるものを例示したか、これ
に限るものではない。例えば、第13図〜第15図に示
すように、水切部材21の延長部21aに、結合ピン3
3を所定長さだけ長く突設し、その結合ピン33を結合
孔34に嵌挿した後、結合ピン33先端を熱かしめして
抜止め用フランジ33aを形成してもよい。ただし、こ
の場合には結合孔34の一端の組付孔は設けなくてもよ
い。
また、位置決めピン31と結合ピン33とをモール本体
11のコーナモールllbに突設し、位置決め孔32と
結合孔34とを水切部材21の延長部2]aに形成して
もよい。
[発明の効果〕 以上述べたように、この発明によれば、水切部材の上端
に、モール本体のコーナモール部に沿って曲げられ、そ
のコーナモール部において水切用のせきをなす延長部を
形成したから、サイドモール部や、その上方に連続する
コーナモール部においても雨水の横流れを防止でき、車
両サイト部の視界を良好に保ことができる。
また、モール本体のコーナモール部と水切部材の延長部
との相互に設けられた位置決めピンと位置決め孔及び結
合ピンと結合孔とにより、モール本体に対して水切部材
を位置決めして結合することができ、水切部材の位置ず
れや外れを積極的に防止できる。
さらに、上側コーナ部の隙間に対してモール本体のコー
ナモール部及び水切部材の延長部を屈曲して嵌込むとき
には、コーナモール部と水切部材の延長部との曲率半径
に差か生しるか、その差は結合ピンか結合孔に沿ってモ
ール本体の長手方向に移動することで吸収される。この
結果、コーナモール部と延長部とを歪みなく円滑に屈曲
することができ、歪みによる見栄え悪化や組付は不良等
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面の第1図〜第7図はこの発明の実施例1を示すもの
で、第1図は車体パネルの窓枠にウィンドモールディン
グを嵌込む状態を示す斜視図、第2図は水切部材を示す
斜視図、第3図はコーナモール部を示す断面図、第4図
は車体パネルの窓枠にウィンドモールディングを嵌装し
た状態を簡略化して示す斜視図、第5図は第4図の■−
V線断面図、第6図は第5図の■−Vl線断面図、第7
図は第5図の■−■線断面図、第8図〜第12図はこの
発明の実施例2を示すもので、第8図は車体パネルの窓
枠にウィンドモールディングを嵌込む状態を示す斜視図
、第9図は水切部材を示す斜視図、第10図は車体パネ
ルの窓枠にウィンドモールディングを装着した状態を示
す縦断面図、第11図は第10図のXI−XI線断面図
、第12図は第1θ図のxn−xn線断面図、第13図
〜第15図はこの発明の他の実施例を示すもので、第1
3図は水切部材を示す斜視図、第14図は水切部材とモ
ール本体との結合部分を示す側面図、第15図は第14
図のxv−xv線断面図である。 l・・・車体パネル 2・・・窓開口部 3・・・窓  枠 5・・・ウィンドガラス 10・・・ウィンドモールディング 11・・・モール本体 11a・・・アッパモール部 11b・・・コーナモール部 11c・・・サイドモール部 13・・・装飾リップ 21・・・水切部材 21a・・・延長部 2−せき部 a・・・延長せき部 l・・・位置決めピン 2・・・位置決め孔 3・・・結合ピン 4・・・結合孔

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 車体パネルの窓開口部と、前記窓開口部に組付けられる
    ウインドガラスとの間の上側、上側コーナ部及び左右両
    側の隙間に嵌込まれる支持脚と該支持脚から張出されて
    前記隙間を覆う装飾リップとをそれぞれ有するアッパモ
    ール部、コーナモール部及び両サイドモール部が連続し
    て一体に形成されてなるモール本体と、 前記モール本体とは別体に形成され同モール本体のサイ
    ドモール部の装飾リップ背面側に組付けられるとともに
    、その装飾リップをウインドガラス面の外方へ突出させ
    て水切用のせきをなす水切部材と、を備えた車両用ウイ
    ンドモールディングであって、 前記水切部材の上縁にはコーナモール部に沿って曲げら
    れ、そのコーナモール部において水切用のせきをなす延
    長部が形成され、 さらに、前記コーナモール部とこれに沿って曲げられた
    水切部材の延長部との相互には、位置決めピンと該ピン
    が嵌合される位置決め孔及び結合ピンと、該ピンがモー
    ル本体の長手方向に移動可能に嵌挿される長孔状の結合
    孔とが設けられていることを特徴とする車両用ウインド
    モールディング。
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