JP2640384B2 - 自動車用ウエザストリップ - Google Patents

自動車用ウエザストリップ

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JP2640384B2
JP2640384B2 JP2177053A JP17705390A JP2640384B2 JP 2640384 B2 JP2640384 B2 JP 2640384B2 JP 2177053 A JP2177053 A JP 2177053A JP 17705390 A JP17705390 A JP 17705390A JP 2640384 B2 JP2640384 B2 JP 2640384B2
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JP
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door frame
weather strip
door
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sealing
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政博 野崎
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Toyoda Gosei Co Ltd
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車ボデーのドア開口まわりに装着され、
ドア閉時に、ドアフレームまわりをシールするウエザス
トリップに関するものである。
〔従来技術〕
自動車のルーフサイドを例にとると、第5図および第
6図に示すように、ドア開口の上縁に沿うドリップチャ
ンネル1にはウエザストリップ3が取付けられており、
ドア閉時にドアフレーム2が押付けられる。
この種のウエザストリップ3としてはリップ型よりも
シール性がすぐれているものとして図示のように中空状
のものが用いられるようになってきた(実開昭62−1112
53号)。
ところで中空状のものは、不可避的に生じるドア建付
けのバラツキで、ルーフパネル10とドアフレーム2との
見切り幅が狭くなったり、ドアフレーム位置が若干下に
ずれたような場合、第7図に示すようにウエザストリッ
プ3がドアフレーム2によって大きく押込まれると、ウ
エザストリップ3の上端が上方へ膨出してはみ出し、外
観を損ねるという問題がある。
〔本発明が解決しようとする課題〕
そこで本発明は、中空状のシール部を備え、シール部
がドアフレームにより押付けられたときに追従性がよ
く、しかも従来のようなはみ出しが生じないウエザスト
リップを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は第1図および第2図に例示するように、ウエ
ザストリップ3の中空状シール部32のうち、ドアフレー
ム2と対向する側面をなし、ドアフレーム2により押付
けられるシール壁34を、ルーフサイドの上縁に接する上
端からルーフ10面を延長する方向に延び、ドアフレーム
2のシール点5よりもドアフレーム内側のシール壁34の
ほぼ中央位置で第1の屈曲部342aを経て下方へ延び、更
に下端部の第2の屈曲部342bを経てドアフレーム2と対
向する方向に延びる、全体がゆるやかなほぼS字形状を
なす断面形状に形成したことを特徴とする。
〔作用効果〕
ドア閉時、ドアフレーム2によりシール壁34が押付け
られると、押された部分は屈曲部342a,342bが撓むこと
で下方へ移行する。従って、ドア建付のバラツキでルー
フサイドとドアフレーム2との見切り幅が狭くなったり
してドアフレーム2の押込み量が増えても、シール壁34
はシール点5の外側で従来のような上方へのはみ出しが
生じることはない。また第1の屈曲部342aと第2の屈曲
部342bとの間の垂直部分343がシール壁を下から支える
形になるから、シール点5付近のシール性が良好であ
る。
〔実施例〕
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示すもので
ある。
第1図に示すように、ウエザストリップ3はルーフサ
イドに沿って設けたドリップチャンネル1に組付けられ
る断面C字形の取付基部31と、この取付基部31の上端か
ら上方へ突出する中空状のシール部32を備えている。ウ
エザストリップ3は押出成形体で、取付基部31および中
空状のシール部32のうち内側の側面部33はソリッドゴム
で構成されており、車外側の側面部をなすシール壁34は
スポンジゴムで構成されている。なお、内側の側面部33
の根元部から内方に向けて第1のシールリップ35が伸び
出しており、取付基部31の外側面からは外方に向けて第
2のシールリップ36が伸び出している。そして組付状態
において中空状のシール部32の上端はルーフサイドの上
縁と接し、第1のシールリップ35はルーフサイドの側面
と接する。
上記シール壁34は、車内側の側面部33と接続する上端
からルーフパネル10とほぼ面一となるように延びて上面
部分341を形成し、第1の屈曲部342aでゆるやかに屈曲
し下方へほぼ垂直に直線状に延びて垂直部分343を形成
し、シール壁34の下端部の第2の屈曲部342bで屈曲し外
方へ延びて取付基部31の上端に接続しており、全体がゆ
るやかな断面ほぼS字形をなしている。
ドア閉時、第2図に示すように上記上面部分341にド
アフレーム2の外端縁が押付けられるようになってお
り、第1の屈曲部342aはシール点5よりもドアフレーム
2の内側に位置するようになっている。なお、第2のシ
ールリップ36はドアフレーム2の内板に接する。
しかして、上面部分341にドアフレーム2が押付けら
れると、主として屈曲部342a,342bが撓むことでシール
壁34は押付けに対して追従性良く変形する。そして第3
図に示すように、ドア建付けのバラツキで、ドアフレー
ム2の外端縁位置が下方へずれ、上面部分341に対する
押込み量が大きくなると、その押込みは屈曲部342a,342
bが更に撓み上面部分341が下方へ変位することで吸収さ
れる。従来のようなはみ出しは生じない。
また、ドアフレーム2の押込みは屈曲部342a,342bで
吸収されるから、ドア建付けのバラツキで押込み量が変
化してもシール圧はほとんど変化せず、ほぼ一定に維持
される。更に、ドアフレーム2の押込みに対して垂直部
分343がシール壁34をシール点5よりも内側で、支える
作用をするから、ドアフレーム2とシール壁34の上面部
分341と接触面積が広くなり、シール性を向上せしめる
効果もある。
なお以上は、ルーフ沿いの個所について説明したが、
フロントピラーおよびセンターピラーに沿う個所でも同
様の構造とし、同様の作用効果が奏される。
本発明は上記の実施例に限られるものではなく、例え
ば第4図に示すように取付基部31が断面U字形で保持リ
ップ311を備えたウエザストリップ3Aの中空状のシール
部32のシール壁34にも勿論適用され得る。
またルーフサイドに取付けられるウエザストリップに
かぎらず、自動車ボデーのドア開口まわりに取付けられ
て、中空状シール部がドアフレームにて押付けられるウ
エザストリップに広く適用され得る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の第1の実施例を示すもの
で、第1図は第5図のA−A線に沿う位置でのウエザス
トリップの取付状態断面図、第2図および第3図はそれ
ぞれウエザストリップがドアフレームにて押付けられた
状態を示す図、第4図は本発明の第2の実施例を示すウ
エザストリップの断面図、第5図は自動車のフロントド
ア部の側面図、第6図および第7図はそれぞれ従来のウ
エザストリップの第5図のA−A線に沿う位置でのドア
フレーム押付け時の断面図である。 1……ドリップチャンネル(ルーフサイド部) 2……ドアフレーム 3,3A……ウエザストリップ 31……取付基部 32……中空状シール部 34……シール壁 342a,342b……屈曲部 5……シール点

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車ボデーのドア開口縁に沿うルーフサ
    イドに取付けられ、ドア閉時にドアフレームまわりをシ
    ールするウエザストリップであって、中空状のシール部
    を備えたウエザストリップにおいて、上記シール部のド
    アフレームと対向する側面をなし、ドアフレームにより
    押しつけられるシール壁を、ルーフサイドの上縁に接す
    る上端からルーフ面を延長する方向に延び、ドアフレー
    ムとのシール点よりもドアフレーム内側のシール壁のほ
    ぼ中央位置で第1の屈曲部を経て下方へ延び、更に下端
    部の第2の屈曲部を経てドアフレームと対向する方向に
    延びる、全体がゆるやかなほぼS字形をなす断面形状に
    形成したことを特徴とする自動車用ウエザストリップ。
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WO2010110254A1 (ja) * 2009-03-24 2010-09-30 日本カーバイド工業株式会社 粘着剤組成物
JP6928529B2 (ja) * 2017-10-04 2021-09-01 西川ゴム工業株式会社 見切りシール装置

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