JPH0121895Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0121895Y2 JPH0121895Y2 JP1982052526U JP5252682U JPH0121895Y2 JP H0121895 Y2 JPH0121895 Y2 JP H0121895Y2 JP 1982052526 U JP1982052526 U JP 1982052526U JP 5252682 U JP5252682 U JP 5252682U JP H0121895 Y2 JPH0121895 Y2 JP H0121895Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- lip
- hook
- seal lip
- seal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 7
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 claims description 7
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 claims description 7
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 6
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は自動車のドア用ウエザーストリツプ
の改良に関するものである。
の改良に関するものである。
従来のこの種のウエザーストリツプは第1図及
び第2図に示す如くそれぞれシール部17を中空
状に形成している。そして、第3図に示す如く、
ウエザーストリツプの取付部4は車体開口部内周
のフランジ部12に取付けられており、ドアが閉
止されるとき、シール部17がドアパネル14に
より大きく撓まれながら圧接してドア周縁のシー
ルを行うようになつている。
び第2図に示す如くそれぞれシール部17を中空
状に形成している。そして、第3図に示す如く、
ウエザーストリツプの取付部4は車体開口部内周
のフランジ部12に取付けられており、ドアが閉
止されるとき、シール部17がドアパネル14に
より大きく撓まれながら圧接してドア周縁のシー
ルを行うようになつている。
それ故、ドアの閉止の際シール部17は撓み始
めから終りまで終始ドアの閉止力に対しかなり強
い抵抗力を生じてドアフイーリングにある程度影
響を及ぼすことになる。
めから終りまで終始ドアの閉止力に対しかなり強
い抵抗力を生じてドアフイーリングにある程度影
響を及ぼすことになる。
ところで最近、車体内への防音防水機能を向上
させるためドアのシールをシングルシールではな
くインナーシール及びアウターシールを重複して
使用したいわゆるダブルシールが採用されるよう
になつた。
させるためドアのシールをシングルシールではな
くインナーシール及びアウターシールを重複して
使用したいわゆるダブルシールが採用されるよう
になつた。
シングルシールの場合はドアフイーリングに支
障はないがダブルシールの場合はドア閉止力に対
する抵抗が相当強くなるためドアフイーリングを
悪くするという問題を生じてきた。
障はないがダブルシールの場合はドア閉止力に対
する抵抗が相当強くなるためドアフイーリングを
悪くするという問題を生じてきた。
この考案はシール部を2個のシールリツプによ
り構成してドア閉止力に対する抵抗力を小さくし
てドアフイーリングを良好にし得る自動車のドア
用ウエザーストリツプを提供することを目的とす
るものである。
り構成してドア閉止力に対する抵抗力を小さくし
てドアフイーリングを良好にし得る自動車のドア
用ウエザーストリツプを提供することを目的とす
るものである。
第4図及び第5図に基いてこの考案の一実施例
を説明する。
を説明する。
1はドア用ウエザーストリツプで、断面がコ字
状で両脚部2a,2bの内面にはそれぞれ爪部3
を奥側に向けて突設した取付部4と、該取付部4
の脚部2a外面の先端部位及び基端部位にそれぞ
れ立設された先端側シールリツプ5及び基端側シ
ールリツプ6よりなるシール部7とにより構成さ
れている。
状で両脚部2a,2bの内面にはそれぞれ爪部3
を奥側に向けて突設した取付部4と、該取付部4
の脚部2a外面の先端部位及び基端部位にそれぞ
れ立設された先端側シールリツプ5及び基端側シ
ールリツプ6よりなるシール部7とにより構成さ
れている。
取付部4及びシール部7は合成ゴム材料により
一体的に押出し成形して作られる。
一体的に押出し成形して作られる。
先端側シールリツプ5は垂直状に立設された垂
直状部8の上端に合成ゴム材料のみからなる鉤状
リツプ9を斜下方に向けて一体的に設けている。
直状部8の上端に合成ゴム材料のみからなる鉤状
リツプ9を斜下方に向けて一体的に設けている。
合成ゴム材料のみからなる基端側シールリツプ
6はその上端6aを鉤状リツプ9に突合わされ、
同鉤状リツプ9と共に略円弧状をなす如く形成さ
れている。
6はその上端6aを鉤状リツプ9に突合わされ、
同鉤状リツプ9と共に略円弧状をなす如く形成さ
れている。
また、垂直状部8の下端及び上端の背面側にそ
れぞれ小突起10,11を設けている。
れぞれ小突起10,11を設けている。
更にまた、先端側シールリツプ5の鉤状リツプ
9下方の垂直状部8の略中間部位に棚状突起16
を設けている。
9下方の垂直状部8の略中間部位に棚状突起16
を設けている。
しかして、ドア用ウエザーストリツプ1を第5
図に示す如く車体開口部内周のフランジ部12に
取付部4を挟着すると共に先端側シールリツプ5
の垂直状部8を車体開口部パネル13に沿わせて
取付ける。しかる後、ドアを閉止したときドアパ
ネル14がシール部7を矢印A方向に圧接する。
そのため、先端側シールリツプ5の鉤状リツプ9
及び基端側シールリツプ6はそれぞれドアパネル
14の圧縮力に抗しながら撓み、撓んだ基端側シ
ールリツプの上端6aが棚状突起16に当つて支
持される状態になる。同時に鉤状リツプ9はドア
パネル14の矢印B方向にも対抗している。
図に示す如く車体開口部内周のフランジ部12に
取付部4を挟着すると共に先端側シールリツプ5
の垂直状部8を車体開口部パネル13に沿わせて
取付ける。しかる後、ドアを閉止したときドアパ
ネル14がシール部7を矢印A方向に圧接する。
そのため、先端側シールリツプ5の鉤状リツプ9
及び基端側シールリツプ6はそれぞれドアパネル
14の圧縮力に抗しながら撓み、撓んだ基端側シ
ールリツプの上端6aが棚状突起16に当つて支
持される状態になる。同時に鉤状リツプ9はドア
パネル14の矢印B方向にも対抗している。
即ち、ドア閉止初期におけるシール部7のドア
閉止力に対する反力としては先端側シールリツプ
5及び基端側シールリツプ6がそれぞれ片持梁と
して荷重を支持することになるので、第1図乃至
第3図に示す従来のウエザーストリツプのシール
部17がアーチ状に荷重を支持する場合に比べて
支持反力は十分小さくてすみ、またドアの閉止終
期においては基端側シールリツプ6の上端6aが
棚状突起16に支えられるのでドアパネル14と
の間の圧縮力が高まりシール性が向上して車外か
らの雨水や騒音を十分遮断することが出来る。
閉止力に対する反力としては先端側シールリツプ
5及び基端側シールリツプ6がそれぞれ片持梁と
して荷重を支持することになるので、第1図乃至
第3図に示す従来のウエザーストリツプのシール
部17がアーチ状に荷重を支持する場合に比べて
支持反力は十分小さくてすみ、またドアの閉止終
期においては基端側シールリツプ6の上端6aが
棚状突起16に支えられるのでドアパネル14と
の間の圧縮力が高まりシール性が向上して車外か
らの雨水や騒音を十分遮断することが出来る。
ドア閉止の際のウエザーストリツプに対する圧
縮荷重と撓み量との関係の実験結果を第6図に示
す。即ち、本考案品を点線の曲線Nで、また従来
品を実線Oで示し、これによる本考案品は従来品
に比べて撓み始めから撓み終り直前の反発力が低
くドア閉止力が小さいためドアフイーリングを良
好にすることがわかる。
縮荷重と撓み量との関係の実験結果を第6図に示
す。即ち、本考案品を点線の曲線Nで、また従来
品を実線Oで示し、これによる本考案品は従来品
に比べて撓み始めから撓み終り直前の反発力が低
くドア閉止力が小さいためドアフイーリングを良
好にすることがわかる。
上述した如くこの考案は、ドア周縁または該ド
アの車体開口部内周に断面コ字状の取付部4を介
して取付けられるウエザーストリツプ1におい
て、取付部4の脚部2a外面に設けられるシール
部7が該脚部2aの先端部位及び基端部位にそれ
ぞれ立設された先端側シールリツプ5と合成ゴム
材料のみからなる基端側シールリツプ6とにより
構成され、先端側シールリツプ5が垂直状部8の
上端に合成ゴム材料のみからなる鉤状リツプ9を
設け、基端側シールリツプ5がその上端6aを前
記鉤状リツプ9に突合わされ該鉤状リツプ9と共
に略円弧状に構成され、且つ該鉤状リツプ9下方
の前記垂直状部8の略中間部位に、撓んだ状態の
基端側シールリツプの上端6aを支持する棚状突
起16を設けたものである。
アの車体開口部内周に断面コ字状の取付部4を介
して取付けられるウエザーストリツプ1におい
て、取付部4の脚部2a外面に設けられるシール
部7が該脚部2aの先端部位及び基端部位にそれ
ぞれ立設された先端側シールリツプ5と合成ゴム
材料のみからなる基端側シールリツプ6とにより
構成され、先端側シールリツプ5が垂直状部8の
上端に合成ゴム材料のみからなる鉤状リツプ9を
設け、基端側シールリツプ5がその上端6aを前
記鉤状リツプ9に突合わされ該鉤状リツプ9と共
に略円弧状に構成され、且つ該鉤状リツプ9下方
の前記垂直状部8の略中間部位に、撓んだ状態の
基端側シールリツプの上端6aを支持する棚状突
起16を設けたものである。
この考案によれば、ドアを閉止する際のウエザ
ーストリツプ1の反発力が小さくなるためドアフ
イーリングを良好にする。
ーストリツプ1の反発力が小さくなるためドアフ
イーリングを良好にする。
特に最近採用されることが多くなつたダブルシ
ールの場合においては従来のウエザーストリツプ
ではドアの閉止反力が著しく大きくなりドアドア
フイーリングを悪くするが、ウエザーストリツプ
1をダブルあるいはこれ以上使用してシールした
場合においてもドアフイーリングに支障をきたす
ことがないという特長がある。
ールの場合においては従来のウエザーストリツプ
ではドアの閉止反力が著しく大きくなりドアドア
フイーリングを悪くするが、ウエザーストリツプ
1をダブルあるいはこれ以上使用してシールした
場合においてもドアフイーリングに支障をきたす
ことがないという特長がある。
第1図及び第2図はそれぞれ従来のウエザース
トリツプの垂直切断正面図、第3図は第1図のウ
エザーストリツプの使用状態を示す垂直切断正面
図である。第4図及び第5図はこの考案に係る自
動車のドア用ウエザーストリツプの一実施例を説
明するためのもので、第4図はウエザーストリツ
プの垂直切断正面図、第5図は同上ウエザースト
リツプの使用状態を示す垂直切断正面図、第6図
はウエザーストリツプにおける圧縮荷重と撓み量
との関係を示すグラフである。 1……ドア用ウエザーストリツプ、2a,2b
……脚部、3……爪部、4……取付部、5……先
端側シールリツプ、6……基端側シールリツプ、
6a……基端側シールリツプの上端、7……シー
ル部、8……垂直状部、9……鉤状リツプ、1
0,11……小突起、12……フランジ部、13
……車体開口部パネル、14……ドアパネル、1
6……棚状突起、17……シール部。
トリツプの垂直切断正面図、第3図は第1図のウ
エザーストリツプの使用状態を示す垂直切断正面
図である。第4図及び第5図はこの考案に係る自
動車のドア用ウエザーストリツプの一実施例を説
明するためのもので、第4図はウエザーストリツ
プの垂直切断正面図、第5図は同上ウエザースト
リツプの使用状態を示す垂直切断正面図、第6図
はウエザーストリツプにおける圧縮荷重と撓み量
との関係を示すグラフである。 1……ドア用ウエザーストリツプ、2a,2b
……脚部、3……爪部、4……取付部、5……先
端側シールリツプ、6……基端側シールリツプ、
6a……基端側シールリツプの上端、7……シー
ル部、8……垂直状部、9……鉤状リツプ、1
0,11……小突起、12……フランジ部、13
……車体開口部パネル、14……ドアパネル、1
6……棚状突起、17……シール部。
Claims (1)
- ドアの周縁または該ドアの車体開口部内周に断
面コ字状の取付部を介して取付けられるウエザー
ストリツプにおいて、取付部の脚部外面に設けら
れるシール部が該脚部の先端部位及び基端部位に
それぞれ立設された先端側シールリツプと合成ゴ
ム材料のみからなる基端側シールリツプとにより
構成され、先端側シールリツプが垂直状部の上端
に合成ゴム材料のみからなる鉤状リツプを設け、
基端側シールリツプがその上端を前記鉤状リツプ
に突合わされ該鉤状リツプと共に略円弧状に形成
され、且つ該鉤状リツプ下方の前記垂直状部の略
中間部位に、撓んだ状態の基端側シールリツプの
上端を支持する棚状突起を設けたことを特徴とす
る自動車のドア用ウエザーストリツプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982052526U JPS58156051U (ja) | 1982-04-10 | 1982-04-10 | 自動車のドア用ウエザ−ストリツプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982052526U JPS58156051U (ja) | 1982-04-10 | 1982-04-10 | 自動車のドア用ウエザ−ストリツプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58156051U JPS58156051U (ja) | 1983-10-18 |
JPH0121895Y2 true JPH0121895Y2 (ja) | 1989-06-28 |
Family
ID=30063235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1982052526U Granted JPS58156051U (ja) | 1982-04-10 | 1982-04-10 | 自動車のドア用ウエザ−ストリツプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58156051U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0318290Y2 (ja) * | 1984-10-02 | 1991-04-17 | ||
JPH0729187Y2 (ja) * | 1988-03-17 | 1995-07-05 | 永大産業株式会社 | 扉用のパッキン |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2812558A (en) * | 1953-11-16 | 1957-11-12 | Gen Motors Corp | Windshield mounting channel |
JPS5012804U (ja) * | 1973-06-05 | 1975-02-10 | ||
JPS5544654U (ja) * | 1978-09-18 | 1980-03-24 | ||
JPS58161640A (ja) * | 1982-02-18 | 1983-09-26 | シユレ−ゲル・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | 金属補強インサ−ト包含熱可塑性樹脂製シ−ルストリツプ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS524648Y2 (ja) * | 1972-06-16 | 1977-01-31 |
-
1982
- 1982-04-10 JP JP1982052526U patent/JPS58156051U/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2812558A (en) * | 1953-11-16 | 1957-11-12 | Gen Motors Corp | Windshield mounting channel |
JPS5012804U (ja) * | 1973-06-05 | 1975-02-10 | ||
JPS5544654U (ja) * | 1978-09-18 | 1980-03-24 | ||
JPS58161640A (ja) * | 1982-02-18 | 1983-09-26 | シユレ−ゲル・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | 金属補強インサ−ト包含熱可塑性樹脂製シ−ルストリツプ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58156051U (ja) | 1983-10-18 |
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