JP2737553B2 - ガラスランの支持構造 - Google Patents

ガラスランの支持構造

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JP2737553B2
JP2737553B2 JP4188853A JP18885392A JP2737553B2 JP 2737553 B2 JP2737553 B2 JP 2737553B2 JP 4188853 A JP4188853 A JP 4188853A JP 18885392 A JP18885392 A JP 18885392A JP 2737553 B2 JP2737553 B2 JP 2737553B2
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JP
Japan
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door frame
glass run
vehicle
seal
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JP4188853A
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JPH061148A (ja
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将裕 富永
和之 林
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J10/00Sealing arrangements
    • B60J10/70Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens
    • B60J10/74Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens for sliding window panes, e.g. sash guides
    • B60J10/79Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens for sliding window panes, e.g. sash guides for flush-glass windows, i.e. for windows flush with the vehicle body or the window frame

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のドアフレーム
に取付けられるガラスラン、特にその支持構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図3に示すようなドアフレーム2を備え
た自動車ドア1では、ドアフレーム2の内側に沿ってガ
ラスランが取付けられ、ドアガラス3が上昇して閉じら
れたときに、その上縁とドアフレーム2との間をシール
するようになっている。
【0003】図4は従来のガラスランを示すもので、ガ
ラスラン4は断面U字形のトリム部41と中空状のシー
ル部42を備えている。シール部42はドアガラス3の
上縁に向けて下方へ開口する断面コ字形の基部420
と、基部420の開口両端をつなぐシール壁421を備
えており、基部420の車内側の上端コーナ部がトリム
部41の車外側の上端に連結されている。また基部42
0の車外側の側面はその中間部でドアフレーム2の車外
側の下端縁22に係止されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ドアフレー
ム2の断面形状には、成形時に不可避的にバラツキが生
じる。そして、ドアフレーム2の車外側の下端縁22と
トリム部41を取付けるフランジ21間の幅が狭くなっ
た場合、基部420を無理に押込むとその車外側の側面
が車内側に押され基部420全体が幅方向に押しつぶさ
れるように変形し、このためシール壁421も変形して
所期のシール力が得られない場合がある。
【0005】そこで本発明は、ドアフレームなどに成形
バラツキが生じても、ガラスラン、特にそのシール部に
シール力を低下させるような変形が生じないガラスラン
の支持構造を提供することを課題としてなされたもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1に示すよ
うに、ドアフレーム2のフランジ21に取付ける断面U
字形のトリム部51と、基部520およびシール壁52
1よりなる中空状のシール部52を備え、基部520の
車内側がトリム部51に連結部524を介して連結さ
れ、シール部52の基部520の車外側の側面がドアフ
レーム2の車外側の下端縁22に係止されたガラスラン
において、基部520の車外側の上端に基部520の車
外側の側面を上方へ延長する突起部522を形成し、該
突起部522を、シール壁521と対向する基部520
底部の上面近傍の高さ位置でドアフレーム2の車外側
の下端縁22に係止してシール部52を支持せしめる。
なおドアフレームの下端縁に沿ってモール部材を付設し
た場合は、上記突起部522をモール部材の下端縁に
部520の底部の上面近傍の高さ位置で係止する。
【0007】
【作用】シール部52の基部520がドアフレーム2の
下端縁22またはモール部材の下端縁により車内方向へ
押込まれても、その押込力は基部520とトリム部51
との連結部の変形で吸収され、シール壁521には作用
しない。従って、ドアフレーム2やモール部材の成形バ
ラツキにより、シール壁521のシール性が阻害される
ことはない。
【0008】
【実施例】図1に示す実施例において、ドアフレーム2
の内周の車内寄りにはフランジ21が形成してある。ガ
ラスラン5Aは断面U字形のトリム部51と、中空状の
シール部52と、インナシールリップ54を備えてお
り、トリム部51が上記フランジ21にこれを包むよう
に取付けられている。
【0009】シール部52は、断面コ字形でドアガラス
3の上縁に向けて開口する基部520と、基部520の
開口を閉じドアガラス3が上昇して閉じられるときに、
その上縁が押付けられるシール壁521よりなる。そし
て、基部520は車内側の上端がトリム部51の車外側
の上端にL字状の連結部524により連結している。
【0010】トリム部51には断面U字形のインサート
55が埋設してある。またトリム部51の下端からはド
アガラス閉時に先端がドアガラス3の内面に弾椄するイ
ンナシールリップ54が伸び出している。ガラスラン5
Aは押出成形体で、シール壁521およびインナシール
リップ54はスポンジゴムで構成され、他の部分はソリ
ッドゴムで構成されている。
【0011】シール部52の基部520の車外側の上端
には上方へ突出する突起部522が形成してある。突起
部522の車外側の側面は、基部520の車外側の側面
の上方への延長面をなしており、シール壁521と対向
する基部520の底部の上面と同じ、ないしは若干高い
位置に凹所523が形成してある。
【0012】ドアフレーム2はガラスラン5Aのシール
部52の上を覆うチャンネル状に形成してあって、外端
が下方へ屈曲し、その下端縁22に上記突起部522の
凹所523が係止せしめてある。ガラスラン5Aは、そ
のトリム部51をドアフレーム2のフランジ21に取付
け、次にそのシール部52の突起部522をドアフレー
ム2の外側下端縁22の内側に押込むことで、ドアフレ
ーム2に組付けられ支持せしめられる。
【0013】ところで、ドアフレーム2の成形バラツキ
で、下端縁22が所定位置よりも車内側にずれた場合、
シール部52にはドアフレーム2の下端縁22により車
内方向への押込力が作用する。しかしながら、力の作用
点を基部520の上面位置に設けたから、押込力は連結
部524の変形で吸収され、シール壁521を含む中空
シール部52自体は変形しない。従ってシール壁521
のシール性を低下させることはない。
【0014】図2は本発明の他の実施例を示すもので、
ガラスラン5Bのシール部52は、その基部520の車
内側の下端とトリム部51の車外側の上端とを斜め上下
方向につなぐ連結部525によりトリム部51に連結せ
しめてある。そして、ドアフレーム2にはモール部材2
0がビス24にて固着してあり、モール部材20の車外
側の下端縁23に、上記基部520に突設した突起部5
22が凹所523により基部520の底部の上面の高さ
位置で係止せしめてある。
【0015】他の構造は先の実施例と実質的に同一で、
対応部分は同一符号にて示す。
【0016】本実施例では、トリム部51とシール部5
2とを、シール部52がモール部材20の下端縁23に
係止される位置よりも下方位置で連結し、かつ連結部5
24を撓みやすい形状としたから、モール部材20の成
形バラツキや取付位置のバラツキでその下端縁23が車
内側にづれても、連結部524の撓みにより突起部52
2を上記下端縁23の内面側に容易に挿入係止せしめる
ことができ、また取付状態でシール部52に変形が生じ
ることはない。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のガラスラ
ン支持構造によれば、ドアフレームやこれに付設したモ
ール部材に成形上、あるいは取付上のバラツキが生じて
ガラスランのシール部を支持する部分の幅が小さくなっ
ても、シール部が圧縮され、変形することがなく、シー
ル部のシール性は安定である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の、図3のA−A線に沿う
位置での断面図である。
【図2】本発明の第2実施例の、図3のA−A線に沿う
位置での断面図である。
【図3】本発明が適用される自動車ドアの正面図であ
る。
【図4】従来のガラスランの、図3のA−A線に沿う位
置での断面図である。
【符号の説明】
2 ドアフレーム 20 モール部材 22,23 下端縁 3 ドアガラス 4,5A,5B ガラスラン 41,51 トリム部 42,52 シール部 420,520 基部 421,521 シール壁 523 突起部 524,525 連結部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のドアフレームのフランジに取付
    けられる断面U字形のトリム部と、トリム部に連結され
    た中空状のシール部を備え、シール部はドアガラスの上
    縁に対向して開口する断面コ字形の基部と、基部の下端
    開口を閉じてドアガラス閉時にその上縁が押付けられる
    シール壁とよりなり、シール部はその基部の車内側の端
    部がトリム部に連結部を介して連結され、基部の車外側
    の側面がドアフレームの車外側の下端縁またはドアフレ
    ームに付設されたモール部材の車外側の下端縁に係止さ
    れたガラスランにおいて、上記基部の車外側の上端に基
    部の車外側の側面を上方へ延長する突起部を形成し、該
    突起部をドアフレームの車外側の下端縁またはモール部
    材の車外側の下端縁に上記シール壁と対向する基部の
    部の上面近傍の高さ位置で係止せしめたことを特徴とす
    るガラスランの支持構造。
JP4188853A 1992-06-23 1992-06-23 ガラスランの支持構造 Expired - Lifetime JP2737553B2 (ja)

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JPH061148A JPH061148A (ja) 1994-01-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04163229A (ja) * 1990-10-27 1992-06-08 Toyoda Gosei Co Ltd ウエザストリッブ

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JPH061148A (ja) 1994-01-11

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