JPH0612145U - ウエザストリップ取付構造 - Google Patents

ウエザストリップ取付構造

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JPH0612145U
JPH0612145U JP050595U JP5059592U JPH0612145U JP H0612145 U JPH0612145 U JP H0612145U JP 050595 U JP050595 U JP 050595U JP 5059592 U JP5059592 U JP 5059592U JP H0612145 U JPH0612145 U JP H0612145U
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JP
Japan
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weather strip
sash
pressing member
door
inner portion
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Pending
Application number
JP050595U
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English (en)
Inventor
勲 寺本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Publication of JPH0612145U publication Critical patent/JPH0612145U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ドアサッシュコーナー部におけるウエザストリ
ップの変形や位置ずれを防止し、見栄え、シール性の悪
化を防止できるウエザストリップの取付構造を提供す
る。 【構成】押圧部材をウエザストリップ内部に挿入してリ
ップに近い位置でウエザストリップをサッシュに押圧し
て取り付ける構造とする、

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車のドアサッシュ周縁部に固定部材を介して取り付けられ、ド アサッシュとボデイとの間をシールするウエザストリップの取付構造に関するも のである。
【0002】
【従来技術】
図6は公開実用新案平3−82624号に示されるドアのサッシュ3に、サッ シュ3とドア開口部との間をシールするリップ2を有すウエザストリップ2を取 り付ける従来のウエザストリップ取り付け構造である。上記従来構造では、図5 (図1に示すC部の拡大図)に示すように、ドア閉時ウエザストリップ2の配設 方向に力が加わり、破線で示すようにリップ部21が変形することを防止するた め、サッシュコーナー部の図示しないガラスランチャンネルとの干渉を避けた位 置で位置決め部材6を設け、ウエザストリップをサッシュ3に固定している。
【0003】 しかし、固定される位置はリップ部21から遠い位置となり、やはりリップ部 21の変形は避けられないものであった。また、ウエザストリップ内部に芯金を 一体成形したものがあるが、成形時にコストが多くかかる、といった問題があっ た。
【0004】
【本考案の目的】
本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、 請求項1における目的は、 ウエザストリップ内部に芯金を一体成形するコストを省き、かつコーナー部で の変形のないウエザストリップの取り付け構造を提供することにある。
【0005】 請求項2における目的は、 ウエザストリップ内部からサッシュインナ部にウエザストリップを押圧固定す ることにより、リップに近い位置でウエザストリップを固定して、コーナー部の ウエザストリップの変形を防止することにある。
【0006】 請求項3における目的は、 ウエザストリップが、サッシュ及び押圧部材の凹凸に掴持されることによりサ ッシュインナ部外周から外側へずれるのを防止することにある。
【0007】
【問題点を解決するための手段】
上記問題点を解決するための請求項1における手段は、 自動車のドアのウインドウ開口部を形成するサッシュに、ドアと車体のドア開 口との間をシールするリップを有するウエザストリップを固定部材を介して取り 付ける構造において、 ウエザストリップに切込み部を形成し、該サッシュに上記切込み部からウエザ ストリップ内部に挿入され、ウエザストリップをサッシュに押圧する押圧部材を 設けたことを特徴とするものである。
【0008】 上記問題点を解決するための請求項2における手段は、 アウタ部とインナ部とからなり、自動車ドアのウインドウ開口部を形成するサ ッシュを設け、上記サッシュのインナ部をアウタ部裏面に伸びる第1インナ部と 、第1インナ部に連続して設けられ、第1インナ部に対して直交する方向に伸び る第2インナ部とで形成し、第1インナ部からサッシュ外周に張り出してサッシ ュと車体のドア開口部との間をシールするリップを有するウエザストリップをサ ッシュの第2インナ部に取り付けるウエザストリップ取付構造において、 ウエザストリップに切込み部を形成し、上記サッシュの第2インナ部に、上 記切込み部からウエザストリップ内部に挿入され、ウエザストリップを第1イン ナ部に押圧する押圧部材を設けたことを特徴とするものである。
【0009】 上記問題点を解決するための請求項3における手段は、 前記請求項1記載のウエザストリップ取付構造において、 押圧部材がウエザストリップを介してサッシュに対向する部位において、押圧 部材にはウエザストリップに対して車内側へ突出した凹部が設けられ、サッシュ の、ウエザストリップに対向した部位には前記押圧部材の凹部に対応して凸部が 設けられていることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】
押圧部材をウエザストリップ内部に挿入し、リップに近い位置でウエザストリ ップをサッシュに押圧し、固定する。
【0011】
【実施例】
本考案の実施例を図1、図2および図3に基づいて説明する。図1は車体1全 体の斜視図、図2はドアサッシュコーナー部斜視図、図3は図2のA−A矢視断 面図である
【0012】 図1に示すように、ドアのウインドウ開口部の周縁にはウエザストリップ2が 設けられており、車体1とドアの間をシールする構造である。また、図2はリア ドア前端コーナー部の斜視図であるが、図2に示すように押圧部材4がウエザス トリップ2に挿入され、ウエザストリップ2を固定している。
【0013】 図3に示すように、ウエザストリップ2は、リップ部21、本体部22、嵌合 部23とからなり、リップ部21はサッシュ3から外周に張り出し、ドアを閉め た際には車体1とほぼ面一となり、第1のシールを行う。本体部22は中空で、 この部分で車体1とサッシュ3との間のシールを行うが、車体1との接触部分を 大きく取ってありメインのシールとなる。
【0014】 また、ウエザストリップ2の直線部分は押し出し成形により成形され、コーナ ー部は型抜きにより成形され、これらを溶着することによりドア周縁の全周シー ルを行うウエザストリップ2が形成される。 一方、ドアはドア本体とウインドウ開口部とからなりウインドウ開口部はサッ シュ3により形成されている。ドア周縁はリテーナ5が周設されており、ウエザ ストリップ2を嵌合させて取り付ける。
【0015】 図4に示す押圧部材4は金属製で形状は板を折り曲げたような略L字型、端部 にて第2インナ部32に固定される。他端はサッシュ3上部のコーナー部付近の 、第2インナ部32外周に接するウエザストリップの面、すなわち嵌合部23の 中央付近に設けられた切込み部22aから上向きに挿入され、第1インナ部31 の、車体1内面に対応する側にウエザストリップ2内側から車体1に対し外側方 向へウエザストリップ2を押圧する。押圧部材4がウエザストリップ2を押圧す る方向に対し、押圧部材4がサッシュ3に固定される方向が垂直になるように、 ファスナー42によって第2インナ部32に固定し、押圧部材4がウエザストリ ップ2から受ける反力に対し十分耐え得るように固定するのが望ましい。
【0016】 また、第1インナ部31の、ウエザストリップ2が押圧される面には凸部32 aが設けられ、さらに押圧部材4の、ウエザストリップを押圧する部分は、第1 インナ部31の凸部31aと対応し凹形に湾曲され凹部41aを形成している。 よってウエザストリップ2は、サッシュ3に押圧される事により第1インナ部 31の凸部31aと押圧部材4の凹部41aとで掴持される形となりさらに強固 に固定される。
【0017】 取り付けの際には、サッシュ3全周にわたってウエザストリップ2をリテーナ 5に嵌合させた後、コーナー部の切込み部22aに押圧部材4を挿入し、ファス ナー42によりサッシュ3に固定してやれば良い。
【0018】 なお、切込み部22aは、ウエザストリップ2の、押圧部材4が挿入される部 分以外は、接着剤により嵌合部23付近の下部を閉じてやるとウエザストリップ 2の剛性が向上し、さらに変形を防止することができる。また、ウエザストリッ プコーナー部に変形防止のための樹脂を充填し、この樹脂を固定部材4とを一体 に成形してもよい。また、押圧部材4を固定するのにファスナー42だけでなく ビスなどの手段によって固定してもよいのは勿論である。
【0019】
【本考案による効果】
本考案の請求項1により、 ウエザストリップ内部に芯金を一体成形するコストを省き、かつコーナー部で の変形のないウエザストリップの取り付け構造を提供することができる。
【0020】 請求項2により、 ウエザストリップ内部からサッシュインナ部にウエザストリップを押圧固定す ることにより、リップに近い位置でウエザストリップを固定して、コーナー部の ウエザストリップの変形を防止することができる。
【0021】 請求項3により、 ウエザストリップが、サッシュ及び押圧部材の凹凸に掴持されることによりサ ッシュインナ部外周から外側へずれるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図1は車体斜視図、図2は本考案の構造を備えたリアド
ア前端コーナー部、図3は図2A−A矢視断面図、図4
は固定部材、図5は図1C拡大図及びウエザストリップ
の変形を示す図、図6は従来のウエザストリップ取り付
け構造である。 1…車体、2…ウエザストリップ、21…リップ部、2
2a…切込み部、3…サッシュ、31…第1インナ部、
31a…凸部、32…第2インナ部、33…アウタ部、
4…押圧部材、41a…凹部。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車のドアのウインドウ開口部を形成す
    るサッシュに、ドアと車体のドア開口との間をシールす
    るリップを有するウエザストリップを固定部材を介して
    取り付ける構造において、 ウエザストリップに切込み部を形成し、該サッシュに上
    記切込み部からウエザストリップ内部に挿入され、ウエ
    ザストリップをサッシュに押圧する押圧部材を設けたこ
    とを特徴とするウエザストリップ取付構造。
  2. 【請求項2】アウタ部とインナ部とからなり、自動車ド
    アのウインドウ開口部を形成するサッシュを設け、上記
    サッシュのインナ部をアウタ部裏面に伸びる第1インナ
    部と、第1インナ部に連続して設けられ、第1インナ部
    に対して直交する方向に伸びる第2インナ部とで形成
    し、第1インナ部からサッシュ外周に張り出してサッシ
    ュと車体のドア開口部との間をシールするリップを有す
    るウエザストリップをサッシュの第2インナ部に取り付
    ける構造において、 ウエザストリップに切込み部を形成し、上記サッシュの
    第2インナ部に、上記切込み部からウエザストリップ内
    部に挿入され、ウエザストリップを第1インナ部に押圧
    する押圧部材を設けたことを特徴とするウエザストリッ
    プ取付構造。
  3. 【請求項3】押圧部材がウエザストリップを介してサッ
    シュに対向する部位において、押圧部材にはウエザスト
    リップに対して車内側へ突出した凹部が設けられ、サッ
    シュの、ウエザストリップに対向した部位には前記押圧
    部材の凹部に対応して凸部が設けられていることを特徴
    とする前記請求項1記載のウエザストリップ取付構造。
JP050595U 1992-07-20 1992-07-20 ウエザストリップ取付構造 Pending JPH0612145U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010030123A (ko) * 1999-08-24 2001-04-16 니시카와마사히로 리테이너가 없는 웨더스트립
KR100463161B1 (ko) * 2002-12-02 2004-12-23 현대자동차주식회사 자동차의 도어 프레임 밀폐구조
JP2010143516A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Nishikawa Rubber Co Ltd ドアウエザーストリップ取付構造
JP2010247771A (ja) * 2009-04-20 2010-11-04 Sankei Giken Kogyo Co Ltd ドアサッシュ及びその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20010030123A (ko) * 1999-08-24 2001-04-16 니시카와마사히로 리테이너가 없는 웨더스트립
KR100463161B1 (ko) * 2002-12-02 2004-12-23 현대자동차주식회사 자동차의 도어 프레임 밀폐구조
JP2010143516A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Nishikawa Rubber Co Ltd ドアウエザーストリップ取付構造
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