JP2737552B2 - ガラスラン - Google Patents

ガラスラン

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Publication number
JP2737552B2
JP2737552B2 JP4188851A JP18885192A JP2737552B2 JP 2737552 B2 JP2737552 B2 JP 2737552B2 JP 4188851 A JP4188851 A JP 4188851A JP 18885192 A JP18885192 A JP 18885192A JP 2737552 B2 JP2737552 B2 JP 2737552B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal
trim
base
glass run
door frame
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP4188851A
Other languages
English (en)
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JPH061147A (ja
Inventor
将裕 富永
和之 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
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  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のドアフレーム
に取付けられるガラスランに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に示すようなドアフレーム2を備え
た自動車ドア1では、ドアフレーム2の内周に沿ってガ
ラスランが取付けられ、ドアガラス3が閉じられたとき
にその上縁とドアフレーム2の間をシールするようにな
っている。
【0003】図4は従来のガラスランを示すもので、ガ
ラスラン4はドアフレーム2の内側に形成したフランジ
21に取付けられる断面U字形のトリム部41と、これ
に連結されたシール部42を備えている。シール部42
は断面コ字形の基部43と基部43の開口両端をつなぐ
シール壁46とで中空体を形成しており、トリム部41
とシール部42は、トリム部41の車外側の上端と基部
43の車内側の上端が接続する連結部48にて連結され
ている。シール部42はドアフレーム2のチャンネル部
22に、トリム部41が上記フランジ21に取付けら
れ、基部43の車外側の端部がチャンネル部22の外端
縁に係止されることで保持されている。なお、ドアフレ
ーム2の内側に設けたチャンネル状のモール部材でシー
ル部を保持せしめる場合もある。
【0004】ところで、ドアフレーム2のチャンネル部
22には断面形状に若干のバラツキが生じることがあ
る。そして、このバラツキで、チャンネル部22が所定
幅よりも狭くなった場合、シール部42をドアフレーム
2に無理に嵌め込むとシール部42全体に変形が生じ、
ドアガラス3との間のシール性を低下させるおそれがあ
る。一方、幅が広すぎると、シール部42がチャンネル
部22からはずれるおそれがある。
【0005】そこで本発明は、ドアフレームのチャンネ
ル部の寸法形状にバラツキがあっても、シール部が変形
することなく、かつ脱落のおそれなく、安定にチャンネ
ル部に保持され得るガラスランを提供することを課題と
してなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1に示すよ
うに、ドアフレーム2のフランジ21に取付けられる断
面U字形のトリム部51と、トリム部51の車外側の位
置でトリム部51に連結された中空状のシール部52を
備え、シール部52は断面コ字形の基部53と、その開
口両端をつないでドアガラス3の上端縁と対向するシー
ル壁56とからなり、基部53の車外側の端部54がド
アフレーム2のチャンネル部22の外端縁23に係止さ
れてチャンネル部22に保持されるガラスラン5Aにお
いて、トリム部51の車外側の上端と、これよりも下方
に位置するシール部52の基部53の車内側開口端とを
上下に傾斜する方向につなぐ可撓性の連結部58で連結
せしめたものである。
【0007】
【作用】ドアフレーム2のチャンネル部22のバラツキ
は、トリム部51とシール部52を上下に傾斜する方向
に連結する連結部58の変形により吸収されるから、上
記のバラツキによりシール部52が変形したり、シール
部52がチャンネル部22からはずれるようなことはな
い。
【0008】
【実施例】ドアフレーム2の内周側には、ドアフレーム
2の内板と外板を接合したフランジ21が形成してあ
る。外板の内周は車外側の端部23を下方へ延出させて
チャンネル部22としてある。
【0009】ガラスラン5Aは、断面U字形のトリム部
51と、トリム部51の車外側の上端に連結された中空
状のシール部52と、トリム部51の車外側の下端から
伸出するインナシールリップ57を備えている。トリム
部51は内部対向面から突出する保持リップ511によ
り上記フランジ21に保持せしめられている。トリム部
51にはインサート6が埋設されている。
【0010】シール部52はドアガラス3の上端縁に対
向して開口する断面コ字形の基部53と、基部53の両
側壁54,55の下端をつなぐシール壁56とで中空体
を形成している。
【0011】トリム部51の車外側の上端は、連結部5
8により、上記上端よりも下方に位置するシール部52
の基部53の車内側の側壁55下端に連結せしめられて
いる。ガラスラン5Aは押出成形体でシール壁56およ
びインナシールリップ57はスポンジゴムからなり、他
の部分はソリッドゴムからなる。
【0012】シール部52は、ドアフレーム2への取付
状態で、トリム部51の車外側斜め上方に位置してお
り、基部53の車外側の側壁54の外面に形成した凹所
をドアフレーム2のチャンネル部外端縁23の下端に係
止することで位置保持されている。
【0013】連結部58は基部53よりも薄肉で、可撓
性を有する厚さとしてあり、ガラスラン5の取付状態に
おいて、トリム部51側を上方として斜め方向に伸びる
形となっており、シール部52の車内側の側壁55を支
持している。
【0014】ガラスラン5Aは、ドアガラス2が上昇し
て閉じられるとき、インナシールリップ57がドアガラ
ス2の内面に弾椄し、シール部52のシール壁56がド
アガラス2の上端縁で押し上げられる。
【0015】しかして上記実施例においてガラスラン5
Aは、連結部58の撓みを利用し、若干トリム部51側
へ押し込んだ状態としてドアフレーム2のチャンネル部
22へ取付ける。従ってチャンネル部22の幅にバラツ
キがあっても、このバラツキは連結部58の撓みで吸収
されるから、幅が狭くてもシール部52を変形させるこ
となく容易に取付けることができ、幅が広くてもシール
部52の保持性は確保される。
【0016】図2は本発明の他の実施例を示すものであ
る。本実施例ではガラスラン5Bの連結部58はスポン
ジゴムのシール壁56と一連に形成されている。またド
アフレーム2には、外端が下方へ曲げられたモール部材
7が固定され、モール部材7とドアフレーム2とで構成
されるチャンネル部72にシール部52が保持されてい
る。他の構造は先の実施例と実質的に同じであり、対応
部分は同一符号にて示す。本実施例も先の実施例と同様
の作用効果を奏する。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明のガラスラン
は、たとえドアフレームのチャンネル部の寸法,形状に
バラツキがあっても、作業性容易に、また変形されるこ
となく、かつ脱落することなく、そのシール部をドアフ
レームのチャンネル部に取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の、図3のA−A線に沿う
位置での断面図である。
【図2】本発明の第2実施例の、図3のA−A線に沿う
位置での断面図である。
【図3】自動車ドアの正面図である。
【図4】従来のガラスランの、図3のA−A線に沿う位
置での断面図である。
【符号の説明】
1 ドア 2 ドアフレーム 21 フランジ 22,72 チャンネル部 3 ドアガラス 4 5A,5B ガラスラン 41,51 トリム部 42,52 シール部 43,53 基部 46,56 シール壁 48,58 連結部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のドアフレームのフランジに取付
    けられる断面U字形のトリム部と、トリム部の車外側に
    位置してトリム部に連結された中空状のシール部を備
    え、シール部はドアガラスの上端縁に対向して開口する
    断面コ字形の基部と、基部の開口両端をつなぐシール壁
    とよりなり、基部はその車外側の端部がドアフレームの
    チャンネル部の外端縁に係止されてチャンネル部に保持
    されるガラスランにおいて、上記トリム部とシール部
    を、トリム部の車外側の上端と、該上端よりも下方に位
    置するシール部の基部の車内側の開口端とを上下に傾斜
    する方向につなぐ可撓性の連結部により連結せしめたこ
    とを特徴とするガラスラン。
JP4188851A 1992-06-23 1992-06-23 ガラスラン Expired - Lifetime JP2737552B2 (ja)

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JP4188851A JP2737552B2 (ja) 1992-06-23 1992-06-23 ガラスラン

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JP4188851A JP2737552B2 (ja) 1992-06-23 1992-06-23 ガラスラン

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JPH061147A JPH061147A (ja) 1994-01-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0620819B2 (ja) * 1986-08-08 1994-03-23 豊田合成株式会社 自動車用ドアガラスウエザストリツプ

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JPH061147A (ja) 1994-01-11

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