JPH1134672A - 自動車用ドアウエザストリップ - Google Patents

自動車用ドアウエザストリップ

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JPH1134672A
JPH1134672A JP9208710A JP20871097A JPH1134672A JP H1134672 A JPH1134672 A JP H1134672A JP 9208710 A JP9208710 A JP 9208710A JP 20871097 A JP20871097 A JP 20871097A JP H1134672 A JPH1134672 A JP H1134672A
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JP
Japan
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door
seal
seal wall
weather strip
wall
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9208710A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyasu Ozawa
寛靖 小澤
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアフレームと車体のルーフサイドに沿うド
ア開口縁との隙間幅の広狭にかかわらずシール性能を良
好に維持し、かつ隙間幅が狭くてもドア閉力が増大しな
いようにすること。 【解決手段】 ドアフレーム2に取付られるドアウエザ
ストリップであって、メインシール部35およびサブシ
ール部36が基部34から突出するドアウエザストリッ
プWA1 において、サブシール部36を基部34から延
び出して先端リップ361aが車体のドア開口縁外周端
縁22に圧接する第1のシール壁361と、第1のシー
ル壁361と基部34とをつなぐ第2のシール壁362
とで中空状に形成し、かつ第2のシール壁362を断面
波形に形成してその山部362bの頂端362dを第1
のシール壁361の中間部に近接対向せしめた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車ドアのドアフ
レームに装着され、ドア閉時にドアフレームと車体のド
ア開口縁との間をシールするドアウエザストリップに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図2に示すように、ドアフレーム10を
備えた自動車ドア1の全周にはドアウエザストリップW
が装着され、ドア閉時にドア1の外周と、車体のドア開
口縁2との間をシールするようになっている。図2およ
び図3に示すように、ドアウエザストリップWは、ルー
フサイドに沿うドア開口縁2と対向するドアフレーム1
0の上枠部に取付けられるドアウエザストリップWA
と、センタピラーと対向するドアフレーム10の縦枠部
からドア本体まわりにわたって取付けられるドアウエザ
ストリップWBとは断面形状が相違することから、それ
ぞれ押出成形したドアウエザストリップWA,WBを型
成形で接続している。
【0003】上記ドアウエザストリップWAは一般に二
重シール構造とされている。図4はその一例を示すもの
で、ドアウエザストリップWA1 はスポンジゴムからな
り、ドアフレーム10の外周端面11にリテーナ4を介
して取付けられる基部31と一体にメインシール部32
およびサブシール部33が形成されている。メインシー
ル部32は中空状で、ドア閉時に先端のリップ321が
車体のドア開口縁2の側面21に圧接される。サブシー
ル部33は断面ほぼ菱形の中空状で下壁部332が基部
31と一体化されており、先端のリップ331が、ドア
開口縁2の外周端縁22に圧接される。このようにサブ
シール部33はその根元側を中空状とすることで、先端
のリップ331の保持力を安定にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のサ
ブシール部には次のような問題がある。即ち、ドア開口
縁2とドアフレーム10との隙間幅はドア建付けのばら
つきで不可避的にばらつきが生じる。上記サブシール部
33において、上記隙間幅が狭くなると中空部が強く押
しつぶされることになるから、ドア閉力が大きくなる。
かつ中空部が押しつぶされるとサブシール部33の長さ
が伸びるから、リップ331がドア開口縁2の外周端縁
22から外方へ飛び出した状態となってドアまわりの見
栄えが損なわれる。逆に上記隙間幅が広くなると、リッ
プ331は中空部に規制されてほとんど上方へ変位しな
いから、リップ331のドア開口外周端縁22への圧接
力が低下し、洗車時などにおいて水がサブシール部33
の内側に侵入することがある。
【0005】本発明は根元側を中空状としたサブシール
部を備えたドアウエザストリップにおいて、上記隙間幅
がばらついても、先端のリップがドア開口縁の外周端縁
に追従変位して良好なシール状態を保持し、上記隙間幅
が狭くてもドア閉力がほとんど増大せず、かつ先端リッ
プの飛び出しも生じないドアウエザストリップを提供す
ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、車体のルーフ
サイドに沿うドア開口縁と対向するドアフレームに取付
けられるドアウエザストリップであって、ドア開時にド
ア開口縁の側面に圧接するメインシール部と、ドア開口
縁の外周端縁に圧接するサブシール部を備えたドアウエ
ザストリップにおいて、サブシール部をドアウエザスト
リップの基部から外上方へ向けてほぼ直線状に延び出し
て先端リップが上記外周端縁に圧接する第1のシール壁
と、第1のシール壁の先端リップから若干後退した部位
と、基部の第1のシール壁の根元よりも車外側の部位と
をつなぐ第2のシール壁とで中空状に形成し、かつ第2
のシール壁を、第1のシール壁と接続する一端から基部
方向へ延びて第1のシール壁方向に曲折する谷部と、谷
部から第1のシール壁方向へ延び曲折して他端が基部に
接続する山部とからなる断面波形に形成し、山部の頂端
を第1のシール壁の中間部に近接対向せしめたことを特
徴とする。
【0007】ドア閉時、第2のシール壁で支持されたサ
ブシール部の第1のシール壁の先端リップがドア開口縁
の外周端縁に当接し押し込まれると、第2のシール壁の
谷部の底端および山部の頂端が屈曲することで第1のシ
ール壁はその根元を中心として容易に撓むから、ドア閉
力は大きくならない。
【0008】第1のシール壁が更に押し込まれると第2
のシール壁の山部の頂端が第1のシール壁の中間部に当
接しこれを支えるから第1のシール壁は中間部を中心と
して首振り状に撓む。従って、第1のシール壁の先端リ
ップがドア開口縁の外周端縁から飛び出さない。
【0009】
【発明の実施の形態】図1(A)に示すように、車体の
ルーフサイドに沿うドア開口縁2と対向するドアフレー
ム10に装着されるドアウエザストリップWA2 は、ス
ポンジゴムの押出成形体で、基部34と、メインシール
部35と、サブシール部36を備えており、基部34が
ドアフレーム10の外周端面11に形成されたリテーナ
4に嵌着される。基部34は中心部が肉抜きされてい
る。
【0010】メインシール部35は中空状で、基部34
の車室内側の端部から車室内方向に膨出しており、頂端
にリップ351が突出形成されている。基部34のほぼ
中央位置から、サブシール部36がほぼ上方に向け起立
状に突出している。サブシール部36はメインシール部
35と近接して基部34からほぼ直線状に延出する第1
のシール壁361と、第1のシール壁361と基部34
とをつなぐ第2のシール壁362とからなり、第2のシ
ール壁362の一端は第1のシール壁361にその先端
リップ361aを残した位置で接続し、他端は第1のシ
ール壁361の根元よりも車室外側で、これに近い位置
で基部34に接続しており、第1のシール壁361、第
2のシール壁362および基部34間には中空部が形成
されている。
【0011】第2のシール壁362は、第1のシール壁
361に接続する一端から基部34方向に延びて第1の
シール壁361方向に曲折する谷部362aと、谷部3
62aから第1のシール壁361方向に延び曲折して基
部34と接続する他端に至る山部362bからなる断面
波形に形成してあり、山部362bの頂端362dが第
1のシール壁361の中間部に近接対向している。
【0012】基部34の車室外側の端部には外方に突出
する突起37が形成してあり、その先端が、ドアフレー
ム10の外周から起立する突縁12の内面に当接してい
る。
【0013】ドア閉時、図1(B)に示すようにメイン
シール部35が車体のドア開口縁2の側面21に圧接さ
れる。同時にサブシール部36はその先端リップ361
aがドア開口縁2の外周端縁22に当接し押し込まれ
る。この押し込みにより、第2のシール壁362の谷部
362aの底端362cおよび山部362bの頂端36
2dが屈曲点となって屈曲し、第1のシール壁361は
その根元を中心に回動しつつ撓む。図1(B)は、正規
のドア閉状態を示す。
【0014】不可避的に生じるドア建付けのばらつき等
で、ドア閉時におけるドア開口縁2とドアフレーム10
との隙間幅が正規の間隔よりも若干狭くなることがあ
る。この場合、サブシール部36の第1のシール壁36
1は更に押し込まれる。すると第1のシール部361の
中間部は山部362bの頂端362dに当接しこれに支
持され、第1のシール壁361は支点を中心に回動す
る。従って回動半径は短いから第1のシール壁361の
先端リップ361aはドア開口縁21の外周端縁22よ
りも外方に飛び出すことはない。
【0015】このようにサブシール部36において、先
端がドア開口縁2に当接する第1のシール壁361を起
立姿勢に保持する第2のシール壁362をドア閉時のド
ア開口縁2からの反力に対して易屈曲形状に形成したか
ら、ドア開口縁2とドアフレーム10との隙間幅のばら
つきに追従対応できるとともに、ドア閉力は増大しな
い。そして上記隙間幅が狭い方にばらついたときには、
第1のシール壁361はその中間部で第2のシール壁3
62で支持されて先端側のみが撓むから、先端リップ3
61aのドア開口縁2からの飛び出しも生じない。
【0016】
【発明の効果】本発明のドアウエザストリップは、これ
が取付けられるドアフレームと車体のドア開口縁との隙
間幅の広狭いずれにおいても良好なシール性が確保さ
れ、隙間幅が小さいときにもドア閉力はほとんど増大せ
ず、かつドアフレームまわりの見栄えも良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は図2のAーA線に沿う位置での本
発明のドアウエザストリップの取付状態断面図、図1
(B)は同位置でのドア閉時における本発明のドアウエ
ザストリップの変形状態を示す断面図である。
【図2】本発明のドアウエザストリップが適用される自
動車の側面図である。
【図3】ドアウエザストリップの全体図である。
【図4】図2のAーA線に沿う位置での従来のドアウエ
ザストリップのドア閉時における断面図である。
【符号の説明】
1 ドア 10 ドアフレーム 2 ドア開口縁 21 側面部 22 外周端縁 W,WA,WA1 ,WA2 ,WB ドアウエザストリッ
プ 31、34 基部 32、35 メインシール部 33、36 サブシール部 361 第1のシール壁 361a 先端リップ 362 第2のシール壁 362a 谷部 362b 山部 362d 頂端

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体のルーフサイドに沿うドア開口縁と
    対向するドアフレームに取付けられるドアウエザストリ
    ップであって、ドアフレームの外周端面に取付けられる
    基部と、基部から突出して上記ドア開口縁の側面に圧接
    するメインシール部と、基部から突出して上記ドア開口
    縁の外周端縁に圧接するサブシール部を備えたドアウエ
    ザストリップにおいて、上記サブシール部は基部から外
    上方にほぼ直線状に延びて先端リップが上記外周端縁に
    圧接する第1のシール壁と、第1のシール壁の先端リッ
    プから若干後退した部位と基部の第1のシール壁の根元
    よりも車外側の部位とをつなぎ、第1のシール壁との間
    に中空部を形成する第2のシール壁とからなり、第2の
    シール壁を、第1のシール壁と接続する一端から基部方
    向に延びて第1のシール壁方向に曲折する谷部と、谷部
    から第1のシール壁方向に延び曲折して他端が基部に接
    続する山部とからなる断面波形に形成し、かつ上記山部
    の頂端を第1のシール壁の中間部に近接対向せしめたこ
    とを特徴とする自動車用ドアウエザストリップ。
JP9208710A 1997-07-17 1997-07-17 自動車用ドアウエザストリップ Withdrawn JPH1134672A (ja)

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JP9208710A Withdrawn JPH1134672A (ja) 1997-07-17 1997-07-17 自動車用ドアウエザストリップ

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007153081A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 Toyoda Gosei Co Ltd ドアウエザストリップ
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Effective date: 20040713

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20040902