JP2563973Y2 - リアードアウェザーストリップ - Google Patents
リアードアウェザーストリップInfo
- Publication number
- JP2563973Y2 JP2563973Y2 JP1991106647U JP10664791U JP2563973Y2 JP 2563973 Y2 JP2563973 Y2 JP 2563973Y2 JP 1991106647 U JP1991106647 U JP 1991106647U JP 10664791 U JP10664791 U JP 10664791U JP 2563973 Y2 JP2563973 Y2 JP 2563973Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer lip
- door
- hollow seal
- seal portion
- corner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、四ドアセダン型自動車
のリアードアの外周に取付けるところの中空シール部及
びアウターリップを備えたウェザーストリップのうち、
センタービラー上部コーナーに対応する部分の改良に関
するものである。
のリアードアの外周に取付けるところの中空シール部及
びアウターリップを備えたウェザーストリップのうち、
センタービラー上部コーナーに対応する部分の改良に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】図面において、５は前側、６は後側、７
は車内側、８は車外側、二等辺三角形を二分し、一方を
黒く塗った記号を使用しているが、これは黒側が型成形
部を且つ白側が押出成形部を表わしている。図１乃至図
３を参考にして従来例を説明する。従来、四ドアセダン
のリアードア１の外周に取付けるところの中空シール部
９ａ及びアウターリッブ９ｂを備えたウェザーストリッ
プ９のうち、センターピラー上部コーナーに対応する部
分は、ドア１を閉めると、図２及び図３に支線で示す如
く、中空シール部９ａの変形の影響を受けて、アウター
リップ９ｂの支点Ｐが変位し、その先端が落ち込む（図
示，変位Ｙを生じる）か跳ね上がる（図示省略）かし
て、車両の外観を損なうと言う問題点がある。なお、９
ｃはドアサッシュ４の外周の蟻溝型嵌込溝４ａに嵌込む
基底部である。
は車内側、８は車外側、二等辺三角形を二分し、一方を
黒く塗った記号を使用しているが、これは黒側が型成形
部を且つ白側が押出成形部を表わしている。図１乃至図
３を参考にして従来例を説明する。従来、四ドアセダン
のリアードア１の外周に取付けるところの中空シール部
９ａ及びアウターリッブ９ｂを備えたウェザーストリッ
プ９のうち、センターピラー上部コーナーに対応する部
分は、ドア１を閉めると、図２及び図３に支線で示す如
く、中空シール部９ａの変形の影響を受けて、アウター
リップ９ｂの支点Ｐが変位し、その先端が落ち込む（図
示，変位Ｙを生じる）か跳ね上がる（図示省略）かし
て、車両の外観を損なうと言う問題点がある。なお、９
ｃはドアサッシュ４の外周の蟻溝型嵌込溝４ａに嵌込む
基底部である。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来のアウターリップーを備えたリアードア用ウ
ェザーストリップのセンターピラー上部コーナーに対応
する部分は、アウターリップが落ち込むか跳ね上がるか
して、車両の外観を損なうことがあることである。
点は、従来のアウターリップーを備えたリアードア用ウ
ェザーストリップのセンターピラー上部コーナーに対応
する部分は、アウターリップが落ち込むか跳ね上がるか
して、車両の外観を損なうことがあることである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】図１・図４乃至図６を参
考にして説明する。本考案は、リアードア１の外周に取
付けるところの中空シール部２ａ及びアウターリップ２
ｂを備えたウェザーストリップ２であって、センターピ
ラー上部コーナーに対応するコーナー部分が、押出成形
部Ｓと型成形部Ｔとよりなり、該型成形部Ｔの中空シー
ル部２ａとアウターリップ２ｂとの間を表面側から肉抜
きし、コーナーに沿って凹溝２ｄを形成し、ドア閉時
に、前記アウターリップ２ｂがボディ開口縁部に弾接
し、前記中空シール部２ａが前記凹溝２ｄを屈曲点とし
て変形すると共に、アウターリップ２ｂの変位は阻止さ
れるようにしてある。
考にして説明する。本考案は、リアードア１の外周に取
付けるところの中空シール部２ａ及びアウターリップ２
ｂを備えたウェザーストリップ２であって、センターピ
ラー上部コーナーに対応するコーナー部分が、押出成形
部Ｓと型成形部Ｔとよりなり、該型成形部Ｔの中空シー
ル部２ａとアウターリップ２ｂとの間を表面側から肉抜
きし、コーナーに沿って凹溝２ｄを形成し、ドア閉時
に、前記アウターリップ２ｂがボディ開口縁部に弾接
し、前記中空シール部２ａが前記凹溝２ｄを屈曲点とし
て変形すると共に、アウターリップ２ｂの変位は阻止さ
れるようにしてある。
【０００５】
【実施例】実施例について説明すると、１はリアード
ア、２はそのドア１の外周に取付けるウェザーストリッ
プであって、基底部２ｃを介してサッシュ４に取付けて
あり、ドア１を閉めると、ボディ３に当接する中空シー
ル部２ａ並びにアウターリップ２ｂを備えている。セン
ターピラー上部コーナーに対応するコーナー部分は押出
成形部Ｓと型成形部Ｔとよりなり、該型成形部Ｔの中空
シール部２ａとアウターリップ２ｂとの間を表面側から
肉抜きし、コーナーに沿って凹溝２ｄが形成してあり、
中空シール部２ａがこの凹溝２ｄを境に屈曲容易にし、
中空シール部２ａの変形がアウターリップ２ｂに対して
支点を変位させることがなく、よってアウターリップ２
ｂの変位が阻止されるようにしてある。２ｃはドアサッ
シュ４の外周の蟻溝型嵌込溝４ａに嵌込む基底部であ
る。
ア、２はそのドア１の外周に取付けるウェザーストリッ
プであって、基底部２ｃを介してサッシュ４に取付けて
あり、ドア１を閉めると、ボディ３に当接する中空シー
ル部２ａ並びにアウターリップ２ｂを備えている。セン
ターピラー上部コーナーに対応するコーナー部分は押出
成形部Ｓと型成形部Ｔとよりなり、該型成形部Ｔの中空
シール部２ａとアウターリップ２ｂとの間を表面側から
肉抜きし、コーナーに沿って凹溝２ｄが形成してあり、
中空シール部２ａがこの凹溝２ｄを境に屈曲容易にし、
中空シール部２ａの変形がアウターリップ２ｂに対して
支点を変位させることがなく、よってアウターリップ２
ｂの変位が阻止されるようにしてある。２ｃはドアサッ
シュ４の外周の蟻溝型嵌込溝４ａに嵌込む基底部であ
る。
【０００６】作用について説明すると、リアードア１を
閉じたときの中空シール部２ａの変形によってアウター
リップ２ｂが変位しないようにしてあるため、ドアを閉
めた時、中空シール部２ａがボディ３に押圧されて、変
形しても、アウターリップ２ｂの支点Ｐは変位せず、そ
の先端が落ち込んだり、跳ね上がったりすることはな
く、車両の外観が向上する。
閉じたときの中空シール部２ａの変形によってアウター
リップ２ｂが変位しないようにしてあるため、ドアを閉
めた時、中空シール部２ａがボディ３に押圧されて、変
形しても、アウターリップ２ｂの支点Ｐは変位せず、そ
の先端が落ち込んだり、跳ね上がったりすることはな
く、車両の外観が向上する。
【０００７】
【考案の効果】本考案は以上のように構成されるため、
中空シール部２ａの変形がアウターリップ２ｂに対して
支点Ｐを変位させることがなく、アウターリップ２ｂの
変位が阻止され、よって車両の外観が向上する。
中空シール部２ａの変形がアウターリップ２ｂに対して
支点Ｐを変位させることがなく、アウターリップ２ｂの
変位が阻止され、よって車両の外観が向上する。
【図１】車両のドアを示す要分側面図である。
【図２】従来例を示すもので、図１のＤ部における左ド
アの斜視図である。
アの斜視図である。
【図３】図２のＥ−Ｅに相当するドアを閉めたときの形
状を示す断面図である。
状を示す断面図である。
【図４】本考案の実施例を示すもので、図１のＤ部にお
ける右ドアの斜視図である。
ける右ドアの斜視図である。
【図５】図４のＦ−Ｆ断面図である。
【図６】図５のドアを閉めた時の形状を示す断面図であ
る。
る。
１ リアードア ２ ウェザーストリップ ２ａ 中空シール部 ２ｂ アウターリップ ２ｃ 基底部 ２ｄ 凹溝 ３ ボディ ４ サッシュ ４ａ 嵌込溝 ５ 前側 ６ 後側 ７ 車内側 ８ 車外側 ９ ウェザーストリップ ９ａ 中空シール部 ９ｂ アウターリップ ９ｃ 基底部 Ｐ 支点 Ｓ 押出成形部 Ｔ 型成形部 Ｙ 変位
Claims (1)
- 【請求項１】 リアードア（１）の外周に取付けるとこ
ろの中空シール部（２ａ）及びアウターリップ（２ｂ）
を備えたウェザーストリップ（２）であって、センター
ピラー上部コーナーに対応するコーナー部分が、押出成
形部（Ｓ）と型成形部（Ｔ）とよりなり、該型成形部
（Ｔ）の中空シール部（２ａ）とアウターリップ（２
ｂ）との間を表面側から肉抜きし、コーナーに沿って凹
溝（２ｄ）を形成し、ドア閉時に、前記アウターリップ
（２ｂ）がボディ開口縁部に弾接し、前記中空シール部
（２ａ）が前記凹溝（２ｄ）を屈曲点として変形すると
共に、アウターリップ（２ｂ）の変位は阻止されるリア
ードアウェザーストリップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991106647U JP2563973Y2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | リアードアウェザーストリップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991106647U JP2563973Y2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | リアードアウェザーストリップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0546525U JPH0546525U (ja) | 1993-06-22 |
| JP2563973Y2 true JP2563973Y2 (ja) | 1998-03-04 |
Family
ID=14438915
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991106647U Expired - Lifetime JP2563973Y2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | リアードアウェザーストリップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2563973Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6320215A (ja) * | 1986-07-11 | 1988-01-27 | Tokai Kogyo Kk | 自動車用ウエザ−ストリツプ |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP1991106647U patent/JP2563973Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6320215A (ja) * | 1986-07-11 | 1988-01-27 | Tokai Kogyo Kk | 自動車用ウエザ−ストリツプ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0546525U (ja) | 1993-06-22 |
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