JPH0641855Y2 - 自動車用ウエザストリップ - Google Patents

自動車用ウエザストリップ

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Publication number
JPH0641855Y2
JPH0641855Y2 JP1988091526U JP9152688U JPH0641855Y2 JP H0641855 Y2 JPH0641855 Y2 JP H0641855Y2 JP 1988091526 U JP1988091526 U JP 1988091526U JP 9152688 U JP9152688 U JP 9152688U JP H0641855 Y2 JPH0641855 Y2 JP H0641855Y2
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JP
Japan
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weather strip
seal lip
trim
seal
lip
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988091526U
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English (en)
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JPH0212914U (ja
Inventor
治久 川瀬
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動車のウインドに取付けるウエザストリップ
に関するものである。
[従来技術] 第1図に示すような自動車において、ウインド開口、例
えばクオータウインド1の開口まわりにはウエザストリ
ップ4が取付けられ、これに片開き式ウインドガラスの
周縁が圧接される。
第4図はこの種のウエザストリップを示すもので、ウエ
ザストリップ4はトリム部41とシール部42を備えてい
る。トリム部41は断面U字形で芯材411が埋設されてお
り、内部対向面からフランジ保持リップ412が突出して
いる。シール部42はトリム41の一方の側面から突出して
おり、断面く字形の厚肉のシールリップ421と、これを
支持する薄肉の支持部422とで中空状となっている。
このウエザストリップ4は第5図に示すように、トリム
部41により、クオータウインド開口に沿って形成したフ
ランジ2に取付けられ、シールリップ421がガラス閉時
にウインドガラス3により押付けられる。
[本考案が解決しようとする課題] ところで、最近ではウインドまわりの室内の見栄をよく
する等のためにウインドガラス3とフランジ2との間の
間隔hを狭くする傾向にある。この間隔hを狭くすると
シールリップ421がドアガラス3で強く押し込まれるこ
とになり、特にドアガラス建付けのバラツキでドアガラ
ス3が若干室内寄りにずれると、第6図に示すようにシ
ールリップ421はドアガラス3の押し付けで重ね合わさ
れて底当りの状態となって、ドアガラス閉力が大きくな
る。
そこで、トリム部41の幅を狭くすることも考えられる
が、狭くすると必然的にフランジ保持リップ412が短く
なる。フランジ保持リップ412が短くなると、これに挿
入されたフランジ2を保持する力が弱くなり、抜け止め
作用が低下する。
そこで本考案は上記フランジ2とウインドガラス3との
間隔hを狭くしてもドア閉力が増大せず、かつフランジ
保持力にもすぐれたウエザストリップを提供することを
目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案のウエザストリップは第2図および第3図に示す
ように、シールリップ421がおよび支持部422が伸び出す
断面U字形のトリム部41の一方の側面のうち、シールリ
ップ421が伸び出し、これがウインドガラス3にて押し
込まれる部分413を支持部422が伸び出す側面部分よりも
低くしたことを特徴とする。
[作用、効果] フランジ2とウインドガラス3との間隔hが狭くなって
も、即ち、ウインドガラス3がトリム部41に近接する位
置まで押し込まれても、トリム部41の側面の低い部分
(低部)413によりシールリップ421の逃げ場が形成され
ているので、底当りすることなくドアガラス閉力は増大
しない。また、ウエザストリップ4のトリム部41は低部
413を形成したことで先端幅が薄くなり、室内からの外
観が小型化しウインドまわりの見栄がよくなる。また、
フランジ保持リップ412のうち、低部413を形成した先端
側のリップ412aは短くなるが基端側のものは充分に長い
のでフランジ保持力は確保され得る。
[実施例] 第1図ないし第3図に本考案の実施例を示す。
第1図に示すように自動車のクオータウインド1の開口
まわりにはウエザストリップ4が取付けてある。
第2図に示すように、ウエザストリップ4は断面ほぼU
字形のトリム部41と中空状のシール部42を備えている。
シール部42を設けたトリム部41の一方の側面には、その
中間部に内側へ屈曲する段部を形成し、先端側はシール
部42に対して低位置となる低部413としてある。トリム
部41の対向内面からは先端側および基端開口側の二段
に、相対向するフランジ保持リップ412が突出してい
る。
トリム部41の一方の側面には、上記低部413から断面く
字形の厚肉のシールリップ421が伸び出し、先端におい
て上記一方の側面の基端側から伸び出する薄い支持部42
2と連結して中空状のシール部42を形成している。な
お、上記一方の側面の基端にはボデーシールリップ43が
形成してある。
トリム部41はソリッドゴムよりなり、その中に芯金411
が埋設してある。中空状シール部42およびボデーシール
リップ43はスポンジゴムよりなる。そして、ウエザスト
リップ4は一体押出成形により製造される。
第3図に示すように、上記ウウエザストリップ4は、シ
ール部42を車外側として、クオータウインド開口に沿っ
て形成したフランジ2に、該フランジ2をフランジ保持
リップ412間に圧入することにより装着される。
ドアガラス3が閉じられるとき、シールリップ421はド
アガラス3の周縁部で押し込まれる。このときく字形の
シールリップ421は折り重ねられるように低部413に向け
て押し込まれる。
しかして本考案のウエザストリップでは従来のウエザス
トリップ(第6図)に比べ同じシールリップ押し込み状
態でウインドガラス3をトリム部41に近い位置とするこ
とができ、ウインドガラス閉時のウエザストリップ先端
幅を狭くすることができるから、室内から見たウインド
まわりの見栄がよくなる。また、ウインドガラス建付け
のバラツキで、ウインドガラス3が車内寄りにずれ、シ
ールリップ421が更に押し込まれても、シールリップ421
は低部413により折り重ねられる位置が低くなつている
から、底当りしてドア閉力が急増するようなことはな
い。また、シールリップ412はトリム部41の先端側、特
にその内の低部413形成側の側面から突出するシールリ
ップ412aは短いので抜け止め作用が低下するが、トリム
部41の基端開口側のフランジ保持リップ412によりフラ
ンジ2が保持されているので、抜け荷重は充分に大きく
維持される。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車の側面図、第2図および第3図は本考案
の実施例を示すもので、第2図はウエザストリップの断
面図、第3図は第1図のA−A線に沿う位置でのガラス
閉時のウエザストリップ取付状態断面図、第4図ないし
第6図は従来例を示すもので、第4図はウエザストリッ
プの断面図、第5図および第6図はいずれも第1図のA
−A線に沿う位置でのガラス閉時のウエザストリップ取
付状態断面図である。 1……ウインド開口 2……フランジ 3……ウインドガラス 4……ウエザストリップ 413……シールリップが押込まれる部分(低部) 41……トリム部 42……シール部 421……シールリップ 422……支持部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車車体のウインド開口に沿って形成し
    たフランジに取付けられる断面U字形のトリム部と、取
    付状態において車外側となるトリム部の一方の側面に該
    側面から伸び出して折り曲げ状態でウインドガラスにて
    トリム部に押し込まれる厚肉のシールリップと、該側面
    より伸び出してシールリップの先端を支持する薄肉の支
    持部とよりなる中空状のシール部が形成されたウエザス
    トリップにおいて、トリム部の上記一方の側面のうちシ
    ールリップが伸び出して該シールリップが押し込まれる
    部分を、支持部が伸び出す部分よりも低く形成したこと
    を特徴とする自動車用ウエザストリップ。
JP1988091526U 1988-07-11 1988-07-11 自動車用ウエザストリップ Expired - Lifetime JPH0641855Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988091526U JPH0641855Y2 (ja) 1988-07-11 1988-07-11 自動車用ウエザストリップ

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JP1988091526U JPH0641855Y2 (ja) 1988-07-11 1988-07-11 自動車用ウエザストリップ

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Publication Number Publication Date
JPH0212914U JPH0212914U (ja) 1990-01-26
JPH0641855Y2 true JPH0641855Y2 (ja) 1994-11-02

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ID=31316000

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988091526U Expired - Lifetime JPH0641855Y2 (ja) 1988-07-11 1988-07-11 自動車用ウエザストリップ

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JP (1) JPH0641855Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5978837A (ja) * 1982-10-28 1984-05-07 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd 自動車用ウエザ−ストリツプの成形方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0212914U (ja) 1990-01-26

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