JPH0741616Y2 - ウエザーストリツプ - Google Patents
ウエザーストリツプInfo
- Publication number
- JPH0741616Y2 JPH0741616Y2 JP1989134003U JP13400389U JPH0741616Y2 JP H0741616 Y2 JPH0741616 Y2 JP H0741616Y2 JP 1989134003 U JP1989134003 U JP 1989134003U JP 13400389 U JP13400389 U JP 13400389U JP H0741616 Y2 JPH0741616 Y2 JP H0741616Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lip
- door
- weather strip
- hollow
- hollow seal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、自動車のドアサツシユにリテーナーを介して
装着し、ボデイ開口縁段部に弾接し、室内外をシールす
るところの中空シール部を備えたウエザーストリツプの
改良に関するものである。
装着し、ボデイ開口縁段部に弾接し、室内外をシールす
るところの中空シール部を備えたウエザーストリツプの
改良に関するものである。
〈従来の技術〉 第３図乃至第７図を参考にして説明する。
従来の自動車のドアサッシユ1aにリテーナー1bを介して
装着し、ボデイ開口縁段部２に弾接し、室内外をシール
するところの中空シール部7aを備えたウエザーストリツ
プ７には、第４図及び第５図に示すように中空シール部
7aの車外側にドリツプチヤンネル2b下面に弾接するリツ
プ7bを有するものと、第６図及び第７図に示す如くリツ
プを有しないものとがある。
装着し、ボデイ開口縁段部２に弾接し、室内外をシール
するところの中空シール部7aを備えたウエザーストリツ
プ７には、第４図及び第５図に示すように中空シール部
7aの車外側にドリツプチヤンネル2b下面に弾接するリツ
プ7bを有するものと、第６図及び第７図に示す如くリツ
プを有しないものとがある。
第４図及び第５図に示すリツプ7bを有するものは、ドア
１を閉じた状態で外側から高圧水Ｈを注水すると、リツ
プ7bがまくれて、ドリツプチヤンネル2b下面との間に隙
間が生じ、水が侵入し、中空シール部7aとリツプ7bの間
の窪み7cに水溜りが生じ、ドア１を開けると雨垂れを生
じるという問題点がある。
１を閉じた状態で外側から高圧水Ｈを注水すると、リツ
プ7bがまくれて、ドリツプチヤンネル2b下面との間に隙
間が生じ、水が侵入し、中空シール部7aとリツプ7bの間
の窪み7cに水溜りが生じ、ドア１を開けると雨垂れを生
じるという問題点がある。
また、第６図及び第７図に示すリツプを備えてないもの
も、ドア１を閉じた状態で外側から高圧水Ｈを注水する
と、中空シール部7aの外側の窪み7dに水溜りが生じ、ド
ア１を開けると雨垂れを生じるという問題点がある。
も、ドア１を閉じた状態で外側から高圧水Ｈを注水する
と、中空シール部7aの外側の窪み7dに水溜りが生じ、ド
ア１を開けると雨垂れを生じるという問題点がある。
〈考案が解決しようとする課題〉 従来のウエザーストリツプには、上記問題点があること
から、ドア１を閉じた状態で外側から高圧水Ｈを注水し
ても、窪み7c,7dに水溜りが生じたり、またドア１を開
けた場合、雨垂れを生じたりすることのないウエザース
トリツプに対する要求が強い。
から、ドア１を閉じた状態で外側から高圧水Ｈを注水し
ても、窪み7c,7dに水溜りが生じたり、またドア１を開
けた場合、雨垂れを生じたりすることのないウエザース
トリツプに対する要求が強い。
本考案は、上記課題を解決したウエザーストリツプを提
供することを目的としている。
供することを目的としている。
〈課題を解決するための手段〉 第１図乃至第３図を参考に説明する。上記目的を達成す
るために、本考案は、自動車のドアサツシユ1aにリテー
ナー1bを介して装着し、ボデイ開口縁段部2a弾接し、室
内外をシールするところの中空シール部3aを備えたウエ
ザーストリツプ３において、中空シール部3a上面に車外
側を車内側よりも低くした断面Ｖ字状の窪み3bを形成す
ると共に中空シール部3aの内側頂部より上方に向けて延
設させた延設部3eを設けると共に該延設部3eの先端より
外側下方に伸び、前記窪み3bを覆うリツプ3cを一体的に
結合し、前記Ｖ字状の窪み3bの車外側に外側に向かつて
下方に傾斜し且つ前記リツプ3cの先端部付近を受ける受
け面3dを前記ウエザーストリツプに形成し、ドア閉時に
延設部3eがボデイ開口縁段部2aに弾接すると共にリツプ
3cと受け面3dとも弾接するものである。
るために、本考案は、自動車のドアサツシユ1aにリテー
ナー1bを介して装着し、ボデイ開口縁段部2a弾接し、室
内外をシールするところの中空シール部3aを備えたウエ
ザーストリツプ３において、中空シール部3a上面に車外
側を車内側よりも低くした断面Ｖ字状の窪み3bを形成す
ると共に中空シール部3aの内側頂部より上方に向けて延
設させた延設部3eを設けると共に該延設部3eの先端より
外側下方に伸び、前記窪み3bを覆うリツプ3cを一体的に
結合し、前記Ｖ字状の窪み3bの車外側に外側に向かつて
下方に傾斜し且つ前記リツプ3cの先端部付近を受ける受
け面3dを前記ウエザーストリツプに形成し、ドア閉時に
延設部3eがボデイ開口縁段部2aに弾接すると共にリツプ
3cと受け面3dとも弾接するものである。
〈作用〉 ドア１を閉じると、中空シール3aがボデイ開口縁段部2a
の縦面とドアサツシユ1aとによつて挟み付けられ、第２
図に示す如く窪み3bの底で折れ曲がつて変形し、水平方
向に収縮するため、リツプ3cが車外側リツプ受け面3dに
沿つて移動し、リツプ3cによつて中空シール部3a上方に
窪み3bを覆うところの外側に向かつて下方に傾斜する面
が形成され、ドア１を閉じた状態で外側から高圧水Ｈを
注水しても、窪み3b等、ウエザーストリツプ３の背面側
・シール面側に水溜りを生じたり、またドア１を開けた
場合、雨垂れを生じたりすることがない。
の縦面とドアサツシユ1aとによつて挟み付けられ、第２
図に示す如く窪み3bの底で折れ曲がつて変形し、水平方
向に収縮するため、リツプ3cが車外側リツプ受け面3dに
沿つて移動し、リツプ3cによつて中空シール部3a上方に
窪み3bを覆うところの外側に向かつて下方に傾斜する面
が形成され、ドア１を閉じた状態で外側から高圧水Ｈを
注水しても、窪み3b等、ウエザーストリツプ３の背面側
・シール面側に水溜りを生じたり、またドア１を開けた
場合、雨垂れを生じたりすることがない。
〈実施例〉 実施例について第１図乃至第３図を参考に説明すると、
１は自動車のドア、1aはドアサツシユ、1bはリテーナ
ー、２は自動車のボデイ、2aは車内側ボデイ開口縁段
部、2bは車外側ドリツプチヤンネル、2cはそのドリツプ
チヤンネル2b先端に装着したドリツプモール、３は前記
リテーナー1bに装着したウエザーストリツプであつて、
以下のように構成される。
１は自動車のドア、1aはドアサツシユ、1bはリテーナ
ー、２は自動車のボデイ、2aは車内側ボデイ開口縁段
部、2bは車外側ドリツプチヤンネル、2cはそのドリツプ
チヤンネル2b先端に装着したドリツプモール、３は前記
リテーナー1bに装着したウエザーストリツプであつて、
以下のように構成される。
すなわち、室内外をシールする中空シール部3a、その中
空シール部3a上面に車外側を車内側よりも低くするよう
形成した断面Ｖ字状の窪み3b、中空シール部3aの内側頂
部より上方に向けて延設させた延設部3eを設けると共に
該延設部3eの先端より外側下方に伸び、前記窪み3bを覆
うよう一体的に結合したリツプ3c、及び前記Ｖ字状の窪
み3bの車外側に外側に向かつて下方に傾斜し且つ前記リ
ツプ3cの先端部付近を受けるよう形成したリツプ受け面
3dより構成される。なお、断面Ｖ字状の窪み3bの車内側
・車外側の両頂部、及びリツプ受け面3dは水平面に対し
て外側に向かつて下方に傾斜する平面Ｓ上にある。
空シール部3a上面に車外側を車内側よりも低くするよう
形成した断面Ｖ字状の窪み3b、中空シール部3aの内側頂
部より上方に向けて延設させた延設部3eを設けると共に
該延設部3eの先端より外側下方に伸び、前記窪み3bを覆
うよう一体的に結合したリツプ3c、及び前記Ｖ字状の窪
み3bの車外側に外側に向かつて下方に傾斜し且つ前記リ
ツプ3cの先端部付近を受けるよう形成したリツプ受け面
3dより構成される。なお、断面Ｖ字状の窪み3bの車内側
・車外側の両頂部、及びリツプ受け面3dは水平面に対し
て外側に向かつて下方に傾斜する平面Ｓ上にある。
次に作用について説明する。第２図に示すように、ドア
を閉じると、中空シール部3aがボデイ開口縁段部2aの縦
面とドアサツシユ1aとによつて挟み付けられ、第２図に
示す如く窪み3bの底で折れ曲がつて変形し、水平方向に
収縮するため、リツプ3c先端が車外側リツプ受け面3dに
沿つて移動し、リツプ3cによつて窪み3bを覆うように車
外側下方に向かう傾斜面Ｓが形成され、ドア閉時に延設
部3eがボデイ開口縁段部2aに弾接すると共にリツプ3cと
受け面3dとも弾接し、ドア１を閉じた状態で外側から高
圧水Ｈを注水しても、窪み3b等、ウエザーストリツプ３
の背面側・シール面側に水溜りが生じたり、またドアを
開けた場合、雨垂れが生じたりすることがない。
を閉じると、中空シール部3aがボデイ開口縁段部2aの縦
面とドアサツシユ1aとによつて挟み付けられ、第２図に
示す如く窪み3bの底で折れ曲がつて変形し、水平方向に
収縮するため、リツプ3c先端が車外側リツプ受け面3dに
沿つて移動し、リツプ3cによつて窪み3bを覆うように車
外側下方に向かう傾斜面Ｓが形成され、ドア閉時に延設
部3eがボデイ開口縁段部2aに弾接すると共にリツプ3cと
受け面3dとも弾接し、ドア１を閉じた状態で外側から高
圧水Ｈを注水しても、窪み3b等、ウエザーストリツプ３
の背面側・シール面側に水溜りが生じたり、またドアを
開けた場合、雨垂れが生じたりすることがない。
〈考案の効果〉 本考案は、以上説明したように構成されているため、シ
ール性がよく、外側から高圧水を注水しても、ウエザー
ストリツプ３の背面側・シール面側に水溜りが生じるこ
となく、したがつてその水溜りによる雨垂れが生じるこ
ともない。
ール性がよく、外側から高圧水を注水しても、ウエザー
ストリツプ３の背面側・シール面側に水溜りが生じるこ
となく、したがつてその水溜りによる雨垂れが生じるこ
ともない。
第１図及び第２図は本考案の実施例を示す第３図Ａ−Ａ
断面図であるが第１図はドアを開いた状態を第２図はド
アを閉じた状態を示している。第３図は自動車の側面図
である。第４図及び第５図は一従来例を示す第３図Ａ−
Ａ断面図であるが、第４図はドアを開いた状態を、第５
図はドアを閉じた状態を示している。第６図及び第７図
は他の従来例を示す第３図Ａ−Ａ断面図であるが、第６
図はドアを開いた状態を第７図はドアを閉じた状態を示
している。 １……ドア 1a……ドアサツシユ 1b……リテーナー ２……ボデイ 2a……ボデイ開口縁段部 2b……ドリツプチヤンネル 2c……ドリツプモール ３……ウエザーストリツプ 3a……中空シール部 3b……窪み 3c……リツプ 3d……受け面 3e……延設部 ７……ウエザーストリツプ 7a……中空シール部 7b……リツプ 7c……窪み 7d……窪み Ｈ……高圧水 Ｓ……傾斜面
断面図であるが第１図はドアを開いた状態を第２図はド
アを閉じた状態を示している。第３図は自動車の側面図
である。第４図及び第５図は一従来例を示す第３図Ａ−
Ａ断面図であるが、第４図はドアを開いた状態を、第５
図はドアを閉じた状態を示している。第６図及び第７図
は他の従来例を示す第３図Ａ−Ａ断面図であるが、第６
図はドアを開いた状態を第７図はドアを閉じた状態を示
している。 １……ドア 1a……ドアサツシユ 1b……リテーナー ２……ボデイ 2a……ボデイ開口縁段部 2b……ドリツプチヤンネル 2c……ドリツプモール ３……ウエザーストリツプ 3a……中空シール部 3b……窪み 3c……リツプ 3d……受け面 3e……延設部 ７……ウエザーストリツプ 7a……中空シール部 7b……リツプ 7c……窪み 7d……窪み Ｈ……高圧水 Ｓ……傾斜面
Claims (1)
- 【請求項１】自動車のドアサツシユ（1a）にリテーナー
（1b）を介して装着し、ボデイ開口縁段部（2a）に弾接
し、室内外をシールするところの中空シール部（3a）を
備えたウエザーストリツプ（３）において、中空シール
部（3a）上面に車外側を車内側よりも低くした断面Ｖ字
状の窪み（3b）を形成すると共に中空シール部（3a）の
内側頂部より上方に向けて延設させた延設部（3e）を設
けると共に該延設部（3e）の先端より外側下方に伸び、
前記窪み（3b）を覆うリツプ（3c）を一体的に結合し、
前記Ｖ字状の窪み（3b）の車外側に外側へ向かつて下方
に傾斜し且つ前記リツプ（3c）の先端部付近を受ける受
け面（3d）を前記ウエザーストリツプに形成し、ドア閉
時に延設部（3e）がボデイ開口縁段部（2a）に弾接する
と共にリツプ（3c）と受け面（3d）とも弾接してなるウ
エザーストリツプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989134003U JPH0741616Y2 (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | ウエザーストリツプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989134003U JPH0741616Y2 (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | ウエザーストリツプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0372020U JPH0372020U (ja) | 1991-07-22 |
| JPH0741616Y2 true JPH0741616Y2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=31681376
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989134003U Expired - Lifetime JPH0741616Y2 (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | ウエザーストリツプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0741616Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5516742Y2 (ja) * | 1974-11-16 | 1980-04-18 |
-
1989
- 1989-11-17 JP JP1989134003U patent/JPH0741616Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0372020U (ja) | 1991-07-22 |
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