JPH0737946Y2 - ドアウェザーストリップ - Google Patents
ドアウェザーストリップInfo
- Publication number
- JPH0737946Y2 JPH0737946Y2 JP1989020876U JP2087689U JPH0737946Y2 JP H0737946 Y2 JPH0737946 Y2 JP H0737946Y2 JP 1989020876 U JP1989020876 U JP 1989020876U JP 2087689 U JP2087689 U JP 2087689U JP H0737946 Y2 JPH0737946 Y2 JP H0737946Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tongue piece
- sash
- door
- weather strip
- hollow seal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車のドアの周縁に装着し、ドアを閉じた
時にボデイ開口端縁と弾接し、車内外を液密・気密に封
止するドアウェザーストリップに関するものである。
時にボデイ開口端縁と弾接し、車内外を液密・気密に封
止するドアウェザーストリップに関するものである。
[従来の技術] 第2図乃至第4図を参考にして説明する。従来のドアウ
ェザーストリップ7,8として、ボデイ1開口端縁1aに弾
接する舌片7b,8b及び中空シール部7a,8aをそれぞれ車外
P側から車内Q側に順に並べて一体的に結合し、ドア4
のサッシュ2周縁に装着し、車内外を2段に封止しよう
とするものがある。
ェザーストリップ7,8として、ボデイ1開口端縁1aに弾
接する舌片7b,8b及び中空シール部7a,8aをそれぞれ車外
P側から車内Q側に順に並べて一体的に結合し、ドア4
のサッシュ2周縁に装着し、車内外を2段に封止しよう
とするものがある。
しかしながら、上記従来のもののうち、第3図に示すも
のは舌片7bが短く、開口端縁1aとの弾接力が弱いか、も
しくは隙間を生じ、その封止作用が不足であり、水もれ
・風切音の侵入等の問題点がある。
のは舌片7bが短く、開口端縁1aとの弾接力が弱いか、も
しくは隙間を生じ、その封止作用が不足であり、水もれ
・風切音の侵入等の問題点がある。
また、第4図に示すものは舌片8bが長く、ボデイパネル
1外面に弾接するため、ドリップモールが覆われるこ
と、また舌片7bとボデイパネル1との間に水が溜ること
の2点に問題点がある。
1外面に弾接するため、ドリップモールが覆われるこ
と、また舌片7bとボデイパネル1との間に水が溜ること
の2点に問題点がある。
[考案が解決しようとする課題] 従来のドアウェザーストリップには以上の問題点が存在
することから、封止作用にすぐれ、且つ、外観を損なわ
ないドアウェザーストリップの出現が期待されている。
することから、封止作用にすぐれ、且つ、外観を損なわ
ないドアウェザーストリップの出現が期待されている。
本考案は、上記課題を解決したドアウェザーストリップ
を提供することを目的としている。
を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 第1図及び第2図を参考に説明する。上記目的を達成す
るために、本考案に係るドアウェザーストリップは、ボ
デイ1の開口端縁1aに弾接する舌片3b及び中空シール部
3aをそれぞれ車外P側から車内Q側に順に並べて一体的
に結合し、ドア4のサッシュ2周縁に装着したものであ
って、特に、舌片3bを断面逆U字状に形成して溝3cを設
け、該舌片3bの先端上面を車外Pから車内Qへ向かって
下方に傾斜した形状に形成すると共に、サッシュ周縁と
溝3cの上底3eの間に空隙を残して舌片3bをサッシュ2周
縁に嵌め込み、且つサッシュ2周縁に対して溝3cを上下
摺動可能に構成し、而も舌片3bの中空シール部3aとの結
合部近傍3dを弾性的に湾曲可能に構成したものである。
るために、本考案に係るドアウェザーストリップは、ボ
デイ1の開口端縁1aに弾接する舌片3b及び中空シール部
3aをそれぞれ車外P側から車内Q側に順に並べて一体的
に結合し、ドア4のサッシュ2周縁に装着したものであ
って、特に、舌片3bを断面逆U字状に形成して溝3cを設
け、該舌片3bの先端上面を車外Pから車内Qへ向かって
下方に傾斜した形状に形成すると共に、サッシュ周縁と
溝3cの上底3eの間に空隙を残して舌片3bをサッシュ2周
縁に嵌め込み、且つサッシュ2周縁に対して溝3cを上下
摺動可能に構成し、而も舌片3bの中空シール部3aとの結
合部近傍3dを弾性的に湾曲可能に構成したものである。
[作用] 本考案は、上記のように構成されているため、ドア4を
開いた状態では中空シール部3aとの結合部3d近傍はほぼ
平面状になって、舌片3bのサッシュ2周縁への嵌め込ま
れる度合は小さく、その先端は高い位置にあるが、ドア
4を閉じると、第1図に実線で示す如く舌片3bの先端サ
ッシュは開口端縁1aに弾接すると共に、開口端縁1aによ
って下方に押し下げられ、サッシュ2周縁へより深く嵌
め込まれる。その際中空シール部3aとの結合部近傍3dは
上方よりの圧力によって、車内Q側に弾性的に湾曲さ
れ、それにもとづく圧力によって、舌片3bの先端は開口
端縁1aと強く弾接する。再びドア2を開くと、第1図に
仮線で示す如く舌片2は中空シール部3aとの結合部近傍
3dが平面状に戻り、舌片3bはサッシュ2周縁より一部抜
け出し、元の状態に戻る。
開いた状態では中空シール部3aとの結合部3d近傍はほぼ
平面状になって、舌片3bのサッシュ2周縁への嵌め込ま
れる度合は小さく、その先端は高い位置にあるが、ドア
4を閉じると、第1図に実線で示す如く舌片3bの先端サ
ッシュは開口端縁1aに弾接すると共に、開口端縁1aによ
って下方に押し下げられ、サッシュ2周縁へより深く嵌
め込まれる。その際中空シール部3aとの結合部近傍3dは
上方よりの圧力によって、車内Q側に弾性的に湾曲さ
れ、それにもとづく圧力によって、舌片3bの先端は開口
端縁1aと強く弾接する。再びドア2を開くと、第1図に
仮線で示す如く舌片2は中空シール部3aとの結合部近傍
3dが平面状に戻り、舌片3bはサッシュ2周縁より一部抜
け出し、元の状態に戻る。
[実施例] 実施例について第1図及び第2図を参考に説明すると、
1は自動車のボデイ、1aはそのボデイ1の開口端縁、4
はドア、2はドア4のサッシュ、3はウェーザーストリ
ップ、3aはドア4を閉じた時開口端縁1aに弾接する中空
シール部、3bは中空シール部3aの車外側に一体的に結合
した舌片であって、断面逆U字状に形成して溝3cを設
け、その先端上面を車外Pから車内Qへ向かって下方に
傾斜した形状に形成すると共に、中空シール部3aとの結
合部近傍3dを弾性的に湾曲可能に構成し、さらに前記溝
3cを介してサッシュ2周縁に上下摺動可能に且つ、サッ
シュ2周縁と溝3cの上底3eの間に空隙を残して嵌め込ん
だものである。なお舌片3bの開口端縁1aに弾接する部分
は摩擦を少なくして滑り易いようにウレタン塗膜を施す
ことが望ましい。なお、結合部近傍3dに弾性を持たせる
ため金属性バネ材を埋入することもある。
1は自動車のボデイ、1aはそのボデイ1の開口端縁、4
はドア、2はドア4のサッシュ、3はウェーザーストリ
ップ、3aはドア4を閉じた時開口端縁1aに弾接する中空
シール部、3bは中空シール部3aの車外側に一体的に結合
した舌片であって、断面逆U字状に形成して溝3cを設
け、その先端上面を車外Pから車内Qへ向かって下方に
傾斜した形状に形成すると共に、中空シール部3aとの結
合部近傍3dを弾性的に湾曲可能に構成し、さらに前記溝
3cを介してサッシュ2周縁に上下摺動可能に且つ、サッ
シュ2周縁と溝3cの上底3eの間に空隙を残して嵌め込ん
だものである。なお舌片3bの開口端縁1aに弾接する部分
は摩擦を少なくして滑り易いようにウレタン塗膜を施す
ことが望ましい。なお、結合部近傍3dに弾性を持たせる
ため金属性バネ材を埋入することもある。
次に作用について説明する。ドアを開いた状態では、中
空シール部3aとの結合部近傍3dはほぼ平面状になって、
第1図に仮線で示す如く舌片3bのサッシュ2周縁への嵌
め込まれる度合は小さく、その先端は高い位置にある
が、ドア4を関じると舌片3b先端は開口端縁1aに弾接す
ると共に、それによって下方に押し下げられ、サッシュ
2周縁へより深く嵌め込まれる。その際本体との結合部
近傍3dは上方よりの圧力によって、車内Q側に弾性的に
湾曲され、それにもとづく圧力によって、第1図に実線
で示す如く舌片3bの先端は開口端縁1aと強く弾接する。
再びドア4を開くと、舌片3bは中空シール部3aとの結合
部近傍3dが平面状に戻り、舌片3bはサッシュ2周縁より
一部抜け出し、第1図に仮線で示す如く、元の状態に戻
る。
空シール部3aとの結合部近傍3dはほぼ平面状になって、
第1図に仮線で示す如く舌片3bのサッシュ2周縁への嵌
め込まれる度合は小さく、その先端は高い位置にある
が、ドア4を関じると舌片3b先端は開口端縁1aに弾接す
ると共に、それによって下方に押し下げられ、サッシュ
2周縁へより深く嵌め込まれる。その際本体との結合部
近傍3dは上方よりの圧力によって、車内Q側に弾性的に
湾曲され、それにもとづく圧力によって、第1図に実線
で示す如く舌片3bの先端は開口端縁1aと強く弾接する。
再びドア4を開くと、舌片3bは中空シール部3aとの結合
部近傍3dが平面状に戻り、舌片3bはサッシュ2周縁より
一部抜け出し、第1図に仮線で示す如く、元の状態に戻
る。
以上のようにドア4を閉じた際、舌片3は開口端縁1aを
強く弾接し、強い封止作用を発揮する他、ボデイパネル
1を覆うことがなく、外観を損なうことはない。
強く弾接し、強い封止作用を発揮する他、ボデイパネル
1を覆うことがなく、外観を損なうことはない。
[考案の効果] 本考案は、以上説明したように構成されているため、ド
ア4を開いた状態では中空シール部3aとの結合部3d近傍
はほぼ平面状になって、舌片3bのサッシュ2周縁への嵌
め込まれる度合は小さく、その先端は高い位置にある
が、ドア4を閉じると、第1図に実線で示す如く舌片3b
の先端サッシュは開口端縁1aに弾接すると共に、開口端
縁1aによって下方に押し下げられ、サッシュ2周縁へよ
り深く嵌め込まれる。その際中空シール部3aとの結合部
近傍3dは上方よりの圧力によって、車内Q側に弾性的に
湾曲され、それにもとづく圧力によって、舌片3bの先端
は開口端縁1aと強く弾接する。再びドア2を開くと、第
1図の仮線で示す如く舌片2は中空シール部3aとの結合
部近傍3dが平面状に戻り、舌片3bはサッシュ2周縁より
一部抜け出し、元の状態に戻る。このため、車内外の封
止効果・風切音防止効果が大であると共に、外観性にも
すぐれている。
ア4を開いた状態では中空シール部3aとの結合部3d近傍
はほぼ平面状になって、舌片3bのサッシュ2周縁への嵌
め込まれる度合は小さく、その先端は高い位置にある
が、ドア4を閉じると、第1図に実線で示す如く舌片3b
の先端サッシュは開口端縁1aに弾接すると共に、開口端
縁1aによって下方に押し下げられ、サッシュ2周縁へよ
り深く嵌め込まれる。その際中空シール部3aとの結合部
近傍3dは上方よりの圧力によって、車内Q側に弾性的に
湾曲され、それにもとづく圧力によって、舌片3bの先端
は開口端縁1aと強く弾接する。再びドア2を開くと、第
1図の仮線で示す如く舌片2は中空シール部3aとの結合
部近傍3dが平面状に戻り、舌片3bはサッシュ2周縁より
一部抜け出し、元の状態に戻る。このため、車内外の封
止効果・風切音防止効果が大であると共に、外観性にも
すぐれている。
第1図は本考案の実施例を示す第2図A−A断面図、第
2図は自動車の側面図、第3図は一従来例を示す第2図
A−A断面図、第4図は異なる従来例を示す第2図A−
A断面図である。 1……ボデイパネル 1a……開口端縁 2……サッシュ 3,7,8……ウェザーストリップ 3a,7a,8a……中空シール部 3b,7b,8b……舌片 3c……溝 3d……結合部近傍 3e……上底 4……ドア
2図は自動車の側面図、第3図は一従来例を示す第2図
A−A断面図、第4図は異なる従来例を示す第2図A−
A断面図である。 1……ボデイパネル 1a……開口端縁 2……サッシュ 3,7,8……ウェザーストリップ 3a,7a,8a……中空シール部 3b,7b,8b……舌片 3c……溝 3d……結合部近傍 3e……上底 4……ドア
Claims (1)
- 【請求項1】ボディ(1)の開口端縁(1a)に弾接する
舌片(3b)及び中空シール部(3a)をそれぞれ車外
(P)側から車内(Q)側に順に並べて一体的に結合
し、ドア(4)のサッシュ(2)周縁に装着してなるド
アウェザーストリップにおいて、舌片(3b)を断面逆U
字状に形成して溝(3c)を設け、該舌片(3b)の先端上
面を車外(P)から車内(Q)へ向って下方に傾斜した
形状に形成すると共に、サッシュ(2)周縁と溝(3c)
の上底(3e)の間に空隙を残して舌片(3b)をサッシュ
(2)周縁に嵌め込み、且つサッシュ(2)周縁に対し
て溝(3c)を上下摺動可能に構成し、而も舌片(3b)の
中空シール部(3a)との結合部近傍(3d)を弾性的に湾
曲可能に構成してなるドアウェザーストリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989020876U JPH0737946Y2 (ja) | 1989-02-22 | 1989-02-22 | ドアウェザーストリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989020876U JPH0737946Y2 (ja) | 1989-02-22 | 1989-02-22 | ドアウェザーストリップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02110529U JPH02110529U (ja) | 1990-09-04 |
JPH0737946Y2 true JPH0737946Y2 (ja) | 1995-08-30 |
Family
ID=31237617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989020876U Expired - Fee Related JPH0737946Y2 (ja) | 1989-02-22 | 1989-02-22 | ドアウェザーストリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0737946Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4640144B2 (ja) * | 2005-12-02 | 2011-03-02 | 豊田合成株式会社 | ドアウエザストリップ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6180117U (ja) * | 1984-10-31 | 1986-05-28 | ||
JPS61105224U (ja) * | 1984-12-17 | 1986-07-04 |
-
1989
- 1989-02-22 JP JP1989020876U patent/JPH0737946Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02110529U (ja) | 1990-09-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |