JP2540695Y2 - グラスランチャンネル - Google Patents
グラスランチャンネルInfo
- Publication number
- JP2540695Y2 JP2540695Y2 JP1990049165U JP4916590U JP2540695Y2 JP 2540695 Y2 JP2540695 Y2 JP 2540695Y2 JP 1990049165 U JP1990049165 U JP 1990049165U JP 4916590 U JP4916590 U JP 4916590U JP 2540695 Y2 JP2540695 Y2 JP 2540695Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- door frame
- run channel
- projection
- glass run
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、自動車のドアフレームの内縁に沿って装着
するグラスランチャンネルの改良に関するものである。
するグラスランチャンネルの改良に関するものである。
<従来の技術> 従来、自動車のドアフレーム1の凹溝状内縁に沿って
装着するグラスランチャンネルとして、第4図乃至第6
図に示すように断面コの字状の本体部13の底壁13aにシ
ールリップ17を結合したものと、底壁13aとの間に中空
シール部16を配してシール壁15を形成したものとがあ
る。いずれもドアガラス2を閉じた時、ドアガラス2の
先端がシールリップ17もしくは中空シール部16のシール
壁15に弾接し、車内外を水密・気密にシールするように
してある。なお、13b,13cはそれぞれ底壁13aの車外側端
及び車内側端に結合した外側壁及び内側壁、14はその内
側壁13cの先端に結合し且つドアガラス2内面に弾接す
る内側リップである。
装着するグラスランチャンネルとして、第4図乃至第6
図に示すように断面コの字状の本体部13の底壁13aにシ
ールリップ17を結合したものと、底壁13aとの間に中空
シール部16を配してシール壁15を形成したものとがあ
る。いずれもドアガラス2を閉じた時、ドアガラス2の
先端がシールリップ17もしくは中空シール部16のシール
壁15に弾接し、車内外を水密・気密にシールするように
してある。なお、13b,13cはそれぞれ底壁13aの車外側端
及び車内側端に結合した外側壁及び内側壁、14はその内
側壁13cの先端に結合し且つドアガラス2内面に弾接す
る内側リップである。
しかしながら、シールリップ17を設けたものは、車内
からの見栄えがわるく、且つシール性に不安があり、こ
の点を改良した中空シール部16を設けたものは、ドアガ
ラス2を閉じた時、ドアガラス2に過圧縮されると形状
が歪み、外観を損う等の問題点がある。
からの見栄えがわるく、且つシール性に不安があり、こ
の点を改良した中空シール部16を設けたものは、ドアガ
ラス2を閉じた時、ドアガラス2に過圧縮されると形状
が歪み、外観を損う等の問題点がある。
<考案が解決しようとする課題> 以上のようなことから、ドアガラスを閉じた時、シー
ル性がよく、しかもドアガラス2に過圧縮されても外観
を損うことのないグラスランチャンネルが求められてい
る。
ル性がよく、しかもドアガラス2に過圧縮されても外観
を損うことのないグラスランチャンネルが求められてい
る。
本考案は、上記課題を解決したグラスランチャンネル
を提供することを目的としている。
を提供することを目的としている。
<課題を解決するための手段> 第1図乃至第4図を参照に説明する。上記目的を達成
するために、本考案に係るグラスランチャンネルは、ド
アフレーム1のコの字状凹溝内縁1aに沿って装置するグ
ラスランチャンネルであって断面コの字状の本体部3の
底壁3aとの間に中空シール部6を形成する如く底壁3aの
車外側端に結合された外側壁3bに一端を連結したシール
壁5を備えたものにおいて、前記本体部3の車内側の内
側壁3cと間にV字状溝8を隔てて、本体部3の底壁3aの
車内側に突起7を設け、その突起7の先端にシール壁5
の他端を結合し中空シール部6を形成し、且つドアフレ
ーム1のコの字状凹溝内縁1aに沿って装着するとV字状
溝8はドーアフレーム1に押されて閉じ突起7を内側壁
3cに密着するようにしたものである。
するために、本考案に係るグラスランチャンネルは、ド
アフレーム1のコの字状凹溝内縁1aに沿って装置するグ
ラスランチャンネルであって断面コの字状の本体部3の
底壁3aとの間に中空シール部6を形成する如く底壁3aの
車外側端に結合された外側壁3bに一端を連結したシール
壁5を備えたものにおいて、前記本体部3の車内側の内
側壁3cと間にV字状溝8を隔てて、本体部3の底壁3aの
車内側に突起7を設け、その突起7の先端にシール壁5
の他端を結合し中空シール部6を形成し、且つドアフレ
ーム1のコの字状凹溝内縁1aに沿って装着するとV字状
溝8はドーアフレーム1に押されて閉じ突起7を内側壁
3cに密着するようにしたものである。
<作用> 上記のように構成されたグラスランチャンネルは、自
動車のドアフレーム1に装着しない状態では、V字状溝
8は開いて、突起7は内側壁3cに対して離れているが、
ドアフレーム1のコの字状凹溝内縁1aに沿って装着する
と、V字状溝8はドアフレーム1の凹溝1bに押されて閉
じ、内側壁3cに密着している。さらにドアガラス2を閉
じ、シール壁5がドアガラス2によって過圧縮される
と、V字状溝8は口開きして、突起7は内側壁3cと離
れ、シール壁5が大きく変形するのを防止する。
動車のドアフレーム1に装着しない状態では、V字状溝
8は開いて、突起7は内側壁3cに対して離れているが、
ドアフレーム1のコの字状凹溝内縁1aに沿って装着する
と、V字状溝8はドアフレーム1の凹溝1bに押されて閉
じ、内側壁3cに密着している。さらにドアガラス2を閉
じ、シール壁5がドアガラス2によって過圧縮される
と、V字状溝8は口開きして、突起7は内側壁3cと離
れ、シール壁5が大きく変形するのを防止する。
<実施例> 実施例について第1図乃至第4図を参考に説明する
と、1はコの字状凹溝内縁1aを有する自動車のドアフレ
ーム、2はドアガラス、3はドアフレーム1のコの字状
凹溝内縁1aに沿って装着するグラスランチャンネルの断
面コの字状の本体部であって、その本体部3の底壁3aの
車外側端及び車内側端にそれぞれ外側壁3b及び内側壁3c
を結合し、その内側壁3cとの間にV字状溝8を隔てて、
底壁3aの車内側に突起7を設け、さらに底壁3aとの間に
中空シール部6を形成するよう外側壁3bに一端を連結し
たシール壁5の他端を前記突起7の先端に連結する。な
お、4はドアガラス2内面に弾接する内側リップであっ
て、内側壁3cの先端に結合してある。
と、1はコの字状凹溝内縁1aを有する自動車のドアフレ
ーム、2はドアガラス、3はドアフレーム1のコの字状
凹溝内縁1aに沿って装着するグラスランチャンネルの断
面コの字状の本体部であって、その本体部3の底壁3aの
車外側端及び車内側端にそれぞれ外側壁3b及び内側壁3c
を結合し、その内側壁3cとの間にV字状溝8を隔てて、
底壁3aの車内側に突起7を設け、さらに底壁3aとの間に
中空シール部6を形成するよう外側壁3bに一端を連結し
たシール壁5の他端を前記突起7の先端に連結する。な
お、4はドアガラス2内面に弾接する内側リップであっ
て、内側壁3cの先端に結合してある。
次に作用について説明する。このグラスランチャンネ
ル3は、押出成形したままで、自動車のドアフレーム1
に装着しない状態では、第1図に示す如くV字状溝8は
開いて、突起7は内側壁3cとは離れている。しかし、ド
アフレーム1のコの字状凹溝内縁1aに沿って装着する
と、ドアフレーム1の凹溝1bの内壁によって外側壁3b及
びシール壁5が車内側に押されるため、第2図に示す如
くV字状溝8は閉じ、突起7は内側壁3cに密着する。さ
らにドアガラス2を閉じ、シール壁5がドアガラス2に
よって過圧縮された状態では、第3図に示す如く突起7
が車外側に引張られ、V字状溝8は口開きして、突起7
は内側壁3cと離れるため、シール壁5が大きく変形する
ことはない。
ル3は、押出成形したままで、自動車のドアフレーム1
に装着しない状態では、第1図に示す如くV字状溝8は
開いて、突起7は内側壁3cとは離れている。しかし、ド
アフレーム1のコの字状凹溝内縁1aに沿って装着する
と、ドアフレーム1の凹溝1bの内壁によって外側壁3b及
びシール壁5が車内側に押されるため、第2図に示す如
くV字状溝8は閉じ、突起7は内側壁3cに密着する。さ
らにドアガラス2を閉じ、シール壁5がドアガラス2に
よって過圧縮された状態では、第3図に示す如く突起7
が車外側に引張られ、V字状溝8は口開きして、突起7
は内側壁3cと離れるため、シール壁5が大きく変形する
ことはない。
<考案の効果> 本考案は、以上説明したように構成されているため、
従来のものに比して、ドアガラス2を閉じた時、シール
性にすぐれ、しかもドアガラス2に過圧縮されても外観
を損うことはない。
従来のものに比して、ドアガラス2を閉じた時、シール
性にすぐれ、しかもドアガラス2に過圧縮されても外観
を損うことはない。
第1図は本考案の実施例のドアフレームに装着しない状
態を示す第4図A−A断面図、第2図はドアフレームに
装着した状態を示す第4図A−A断面図、第3図はドア
ガラスを閉じた状態における同上図、第4図は自動車の
ドアの側面図、第5図及び第6図は従来例を示す第4図
A−A断面図である。 1……ドアフレーム 1a……凹溝内縁 1b……凹溝 2……ドアガラス 3……本体部 3a……底壁 3b……外側壁 3c……内側壁 4……内側リップ 5……シール壁 6……中空シール部 7……突起 8……V字状溝 13……本体部 13a……底壁 13b……外側壁 13c……内側壁 14……内側クップ 15……シール壁 16……中空シール部 17……シールリップ
態を示す第4図A−A断面図、第2図はドアフレームに
装着した状態を示す第4図A−A断面図、第3図はドア
ガラスを閉じた状態における同上図、第4図は自動車の
ドアの側面図、第5図及び第6図は従来例を示す第4図
A−A断面図である。 1……ドアフレーム 1a……凹溝内縁 1b……凹溝 2……ドアガラス 3……本体部 3a……底壁 3b……外側壁 3c……内側壁 4……内側リップ 5……シール壁 6……中空シール部 7……突起 8……V字状溝 13……本体部 13a……底壁 13b……外側壁 13c……内側壁 14……内側クップ 15……シール壁 16……中空シール部 17……シールリップ
Claims (1)
- 【請求項1】ドアフレーム(1)のコの字状凹溝内縁
(1a)に沿って装置するグラスランチャンネルであっ
て、断面コの字状の本体部(3)の底壁(3a)との間に
中空シール部(6)を形成する如く底壁(3a)の車外側
端に結合された外側壁(3b)に一端を連結したシール壁
(5)を備えたグラスランチャンネルにおいて、前記本
体部(3)の車内側の内側壁(3c)との間にV字状溝
(8)を隔てて、本体部(3)の底壁(3a)の車内側に
突起(7)を設け、その突起(7)の先端にシール壁
(5)の他端を結合して中空シール部(6)を形成し、
且つドアフレーム(1)のコの字状凹溝内縁(1a)に沿
って装着するとV字状溝(8)はドアフレーム(1)に
押されて閉じ、突起(7)を内側壁(3c)に密着してな
るグラスランチャンネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990049165U JP2540695Y2 (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | グラスランチャンネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990049165U JP2540695Y2 (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | グラスランチャンネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH047918U JPH047918U (ja) | 1992-01-24 |
JP2540695Y2 true JP2540695Y2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=31566623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990049165U Expired - Lifetime JP2540695Y2 (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | グラスランチャンネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2540695Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020048751A (ko) * | 2000-12-18 | 2002-06-24 | 류정열 | 자동차의 글라스 런 채널 |
JP5383839B2 (ja) * | 2012-02-20 | 2014-01-08 | シロキ工業株式会社 | 車両のドアフレーム構造 |
JP5876387B2 (ja) * | 2012-07-19 | 2016-03-02 | 西川ゴム工業株式会社 | オープンカー用ウェザーストリップのコーナー型成形部構造 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6145431A (ja) * | 1984-08-08 | 1986-03-05 | Pioneer Electronic Corp | 時間軸制御装置 |
JPS6318593A (ja) * | 1986-07-09 | 1988-01-26 | Fuji Electric Co Ltd | Earomへのデ−タ書込方式 |
-
1990
- 1990-05-10 JP JP1990049165U patent/JP2540695Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH047918U (ja) | 1992-01-24 |
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