JPH0625386Y2 - 自動車用窓ガラスのグラスラン - Google Patents
自動車用窓ガラスのグラスランInfo
- Publication number
- JPH0625386Y2 JPH0625386Y2 JP1987105640U JP10564087U JPH0625386Y2 JP H0625386 Y2 JPH0625386 Y2 JP H0625386Y2 JP 1987105640 U JP1987105640 U JP 1987105640U JP 10564087 U JP10564087 U JP 10564087U JP H0625386 Y2 JPH0625386 Y2 JP H0625386Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window glass
- glass
- mounting base
- lip
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Window Of Vehicle (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は自動車用窓ガラスのグラスランに関するもの
である。
である。
[従来の技術] 第3図に示すように従来のグラスラン8は車体パネルの
ドア開口部内周に設けられたフランジ1に挟着する断面
U字状の取付基部9と、その車外側上部に突設した断面
略四角形の中空シール部10と、車外側下部に突設した
リツプ11とから構成されている。
ドア開口部内周に設けられたフランジ1に挟着する断面
U字状の取付基部9と、その車外側上部に突設した断面
略四角形の中空シール部10と、車外側下部に突設した
リツプ11とから構成されている。
[考案が解決しようとする問題点] 窓ガラス7が第3図に仮想線で示すように下から突き上
げるように閉止したとき、中空シール部10は仮想線で
示すように押し潰され、その外端面10aが窓ガラス7
側に寄り、窓ガラス7の位置がばらつくとかなり大きな
段差dを生じ易くそのため外観を悪くしたりシール性を
損うなどの問題があつた。
げるように閉止したとき、中空シール部10は仮想線で
示すように押し潰され、その外端面10aが窓ガラス7
側に寄り、窓ガラス7の位置がばらつくとかなり大きな
段差dを生じ易くそのため外観を悪くしたりシール性を
損うなどの問題があつた。
また、第4図に示すように窓ガラス7を最上位に上昇し
た状態でドアを矢印Aのように閉じたとき、窓ガラス7
の上端が中空シール部10の外端面10aに当たるため
ドアの閉止の際の抵抗が大きく、また外端面10aが巻
き込まれる状態になつてシール性を悪くする。
た状態でドアを矢印Aのように閉じたとき、窓ガラス7
の上端が中空シール部10の外端面10aに当たるため
ドアの閉止の際の抵抗が大きく、また外端面10aが巻
き込まれる状態になつてシール性を悪くする。
[問題点を解決するための手段] 第1図及び第2図を参考にして説明する。
この考案に係る自動車用窓ガラスのグラスラン2は、車
体パネルのドア開口部内周に形成されたフランジ1に挟
着する断面U字状の取付基部3と、該取付基部3の車外
側下部3cより斜め上方に延びるメインリツプ4と、上
記取付基部3の車外側上部3dより略水平状に延び外面
部5aを下向き外方に折曲してなる外面リツプ5と、上
記メインリツプ4の先端部付近と外面リツプ5とを繋ぐ
ブリツジ部6とから構成され、且つブリツジ部6の窓ガ
ラス7と当接する側を略への字に形成してある。
体パネルのドア開口部内周に形成されたフランジ1に挟
着する断面U字状の取付基部3と、該取付基部3の車外
側下部3cより斜め上方に延びるメインリツプ4と、上
記取付基部3の車外側上部3dより略水平状に延び外面
部5aを下向き外方に折曲してなる外面リツプ5と、上
記メインリツプ4の先端部付近と外面リツプ5とを繋ぐ
ブリツジ部6とから構成され、且つブリツジ部6の窓ガ
ラス7と当接する側を略への字に形成してある。
[作用] 第1図に実線B又は仮線Aで示す如く窓ガラス7が上昇
したり、最上位の窓ガラス7が外方から閉じると、ブリ
ツジ部6を突き上げて外面リツプ5の外面部5aが引き
寄せられ窓ガラス7の外面を抱え込むように当接する。
したり、最上位の窓ガラス7が外方から閉じると、ブリ
ツジ部6を突き上げて外面リツプ5の外面部5aが引き
寄せられ窓ガラス7の外面を抱え込むように当接する。
[実施例] 第1図及び第2図に基いてこの考案の一実施例を説明す
る。
る。
1は車体パネルのドア開口部内周に形成されたフラン
ジ、2はゴム又は合成樹脂製のグラスランで、以下の各
構成部分を一体成形して成り立つている。すなわち、3
は上記フランジ1に挟着する断面U字状の取付基部で、
複数本の爪3aを突設し芯金3bを埋設している。4は
メインリツプで、取付基部3の車外側下部3cより斜め
上方に延び先端に突起部4aを形成している。5は外面
リツプで、取付基部3の車外側上部3dより略水平に延
び外面部5aを下向き外方に折曲している。6はブリツ
ジ部で、メインリツプ4の突起部4aの付根と外面リツ
プ5の外面部5aの先端部5bの付根とを水平状部6a
を有して繋いでいる。
ジ、2はゴム又は合成樹脂製のグラスランで、以下の各
構成部分を一体成形して成り立つている。すなわち、3
は上記フランジ1に挟着する断面U字状の取付基部で、
複数本の爪3aを突設し芯金3bを埋設している。4は
メインリツプで、取付基部3の車外側下部3cより斜め
上方に延び先端に突起部4aを形成している。5は外面
リツプで、取付基部3の車外側上部3dより略水平に延
び外面部5aを下向き外方に折曲している。6はブリツ
ジ部で、メインリツプ4の突起部4aの付根と外面リツ
プ5の外面部5aの先端部5bの付根とを水平状部6a
を有して繋いでいる。
従つて、ドアを閉じた状態で窓ガラス7が閉止時上昇し
て第2図に示すようにブリツジ部6を突き上げると外面
リツプ5の外面部5aが引き寄せられ窓ガラス7の外面
を抱え込むように当接すると同時に窓ガラス7の内面に
メインリツプ4の突起部4aが当接する。
て第2図に示すようにブリツジ部6を突き上げると外面
リツプ5の外面部5aが引き寄せられ窓ガラス7の外面
を抱え込むように当接すると同時に窓ガラス7の内面に
メインリツプ4の突起部4aが当接する。
[考案の効果] この考案によれば、窓ガラス7を最上位に上昇した状態
でドアを閉じた時あるいはドアを閉じた状態で窓ガラス
7の閉止時外面リツプ5の外面部5aが引き寄せられる
分だけ外面部5aをより外方に向けて設定できるため、
窓ガラス7の上昇位置のばらつきを吸収し、窓ガラス7
の全周に亘り外面部5aの先端部5bが窓ガラス外面に
段差を殆んど生じないで密接でき、なめらかな連続感が
得られて外観が良好になる。また、窓ガラス7がグラス
ラン2により内外面を挟むようにシールされるため、シ
ール性能が向上する。
でドアを閉じた時あるいはドアを閉じた状態で窓ガラス
7の閉止時外面リツプ5の外面部5aが引き寄せられる
分だけ外面部5aをより外方に向けて設定できるため、
窓ガラス7の上昇位置のばらつきを吸収し、窓ガラス7
の全周に亘り外面部5aの先端部5bが窓ガラス外面に
段差を殆んど生じないで密接でき、なめらかな連続感が
得られて外観が良好になる。また、窓ガラス7がグラス
ラン2により内外面を挟むようにシールされるため、シ
ール性能が向上する。
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図、第2図は同
上の作用状態を示す断面図である。第3図及び第4図は
従来のグラスランの断面図である。 1……フランジ 2……グラスラン 3……取付基部 3a……爪 3b……芯金 3c……車外側下部 3d……車外側上部 4……メインリツプ 4a……突起部 5……外面リツプ 5a……外面部 5b……先端部 6……ブリツジ部 6a……水平状部 7……窓ガラス 8……グラスラン 9……取付基部 10……中空シール部 10a……外端面 11……リツプ
上の作用状態を示す断面図である。第3図及び第4図は
従来のグラスランの断面図である。 1……フランジ 2……グラスラン 3……取付基部 3a……爪 3b……芯金 3c……車外側下部 3d……車外側上部 4……メインリツプ 4a……突起部 5……外面リツプ 5a……外面部 5b……先端部 6……ブリツジ部 6a……水平状部 7……窓ガラス 8……グラスラン 9……取付基部 10……中空シール部 10a……外端面 11……リツプ
Claims (1)
- 【請求項1】車体パネルのドア開口部内周に形成された
フランジに挟着する断面U字状の取付基部と、該取付基
部の車外側下部より斜め上方に延びるメインリツプと、
上記取付基部の車外側上部より略水平状に延び外面部を
下向き外方に折曲してなる外面リツプと、上記メインリ
ツプの先端部付近と外面リツプとを繋ぐブリツジ部とか
ら構成され、且つブリツジ部6の窓ガラス7と当接する
側を略への字に形成したことを特徴とする自動車用窓ガ
ラスのグラスラン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987105640U JPH0625386Y2 (ja) | 1987-07-08 | 1987-07-08 | 自動車用窓ガラスのグラスラン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987105640U JPH0625386Y2 (ja) | 1987-07-08 | 1987-07-08 | 自動車用窓ガラスのグラスラン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS649808U JPS649808U (ja) | 1989-01-19 |
JPH0625386Y2 true JPH0625386Y2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=31338434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987105640U Expired - Lifetime JPH0625386Y2 (ja) | 1987-07-08 | 1987-07-08 | 自動車用窓ガラスのグラスラン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0625386Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60165213U (ja) * | 1984-04-13 | 1985-11-01 | 豊田合成株式会社 | 自動車用ウエザストリツプ |
-
1987
- 1987-07-08 JP JP1987105640U patent/JPH0625386Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS649808U (ja) | 1989-01-19 |
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