JPH042806Y2 - - Google Patents

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JPH042806Y2
JPH042806Y2 JP1985119822U JP11982285U JPH042806Y2 JP H042806 Y2 JPH042806 Y2 JP H042806Y2 JP 1985119822 U JP1985119822 U JP 1985119822U JP 11982285 U JP11982285 U JP 11982285U JP H042806 Y2 JPH042806 Y2 JP H042806Y2
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protrusion
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sash
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JP1985119822U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は自動車のドア構造に関するものであ
る。
[従来技術] 従来、ウインドパネル(ガラス)からドアサツ
シユにかけて面一化を図るフラツシユサーフエイ
スタイプのドア構造としては、例えば、実開昭59
−192417号公報記載等が知られている。
フラツシユザーフエイスタイプのドア構造は、
例えば、第4図に示す如くドアサツシユ101の
サツシユ溝内に断面コ字状のシール部材103
(ドアグラスラン)が装着さている。シール部材
103にはスライダ105が摺動自在に弾接する
と共にスライダ105の本体107はαだけ外側
に偏位し該本体107に、ウインドレギユレータ
(図示していない)によつて昇降可能なウインド
パネル109(ガラス)が装着され、ウインドパ
ネル109とドアサツシユ101がほぼ面一とな
る構造となつている。
[考案が解決しようとする問題点] かかるドア構造において、スライダ105の外
側にはシール部材103の外側リツプ部111が
弾接し、内側には外側リツプ部111を越えて侵
入する雨水等を遮断する内側リツプ部113が弾
接することでスライダ回りは二重のシール構造と
なつている。
しかしながら、高速走行時の負圧で、ウインド
パネル109に外方への吸い出し力Fが作用する
と、前記スライダ105は外側リツプ部111に
対して強く弾接し合う片寄つたシールとなり外側
と内側のシールのバランスが崩れるようになる。
このため、外側リツプ部111を越えて侵入し
た雨水等は内側リツプ部113を越えて車室内へ
侵入する恐れがあつた。
また、スライダ105の本体107の外側には
間〓dが形成され、組付け誤差や建付けが悪いと
ウインドパネル109全閉時に上端側の間〓と下
端側の間〓dが不均一となり外観品質の低下を招
来する等の問題が起きるようになる。
そこで、この考案にあつては、段差の小さいフ
ラツシユサーフエース化を図ると共に外方への吸
い出し力に影響されることなく、良好なシール性
と遮音性が得られるようにした自動車のドア構造
を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するために、この考案にあつて
は、ドアサツシユのサツシユ溝内に設けられたシ
ール部材に、前記ドアサツシユの外側サツシユ面
とほぼ面一となるように外側へ偏位した昇降可能
なウインドパネルに本体が装着されたスライダを
摺動自在に弾接させたドア構造において、前記ス
ライダの本体とシール部材の本体とに前後方向に
突出した突起部を対向させて設けると共にスライ
ダ側の突起部を、シール部材側の突起部の内側に
臨ませたことを特徴とする。
[作用] かかるドア構造によれば、スライダ側の突起部
が、シール部材側の突起部の内側に臨む形状とな
るため段差の小さいフラツシユサーフエースが確
保される。
一方、ウインドパネルに、外方への吸い出し力
が作用すると、スライダ側の突起部はシール部材
側の突起部と弾接して外方への動きが拘束され
る。この時、一方の突起部はシール部材側のなつ
ているので密着性が高まり良好なシール状態及び
遮音状態が得られるようになる。
[実施例] 以下、第1図乃至第3図の図面を参照しながら
この考案の一実施例を詳細に説明する。
図中1はサツシユタイプのドアを示しており、
該ドア1のドアサツシユ3にはドアグラスラン等
のシール部材5がサツシユ溝に沿つて装着支持さ
れている。
シール部材5は断面コ字状に形成され、内側に
はスライダ7が摺動自在に係合し、該スライダ7
の外側と内側にはシール部材5の本体9より内方
へ対向突出する内側リツプ部11と外側リツプ部
13が弾接している。
スライダ7の本体15はαだけ外側へ偏位する
と共に該本体15にはウインドパネル17(ガラ
ス)が固着されている。
なお、ウインドパネル17はウインドレギユレ
ータ(図示していない)によつて昇降自在に支持
されている。
一方、前記スライダ7の本体15とシール部材
5の本体9には、所望のラツプ代Dを有する突起
部19,21がそれぞれ設けられている。各突起
部19,21は前記ウインドパネル17の前後
(第1図左右方向)のほぼ延長領域Wに設けられ、
スライダ7側の突起部19はシール部材5側の突
起部21の内側に臨んでいる。
このように構成されたドア構造によれば、段差
の小さいフラツシユサーフエースが得られるよう
になる。また、通常のウインドパネル17の昇降
時にあつては、スライダ7はシール部材5の内側
リツプ部11及び外側リツプ部13と弾接した状
態で摺動する。この場合、シール部材5側の突起
部21とスライダ7側の突起部19とのラツプ代
Dによつて間〓はなくなり、ほぼ面一となる。
次に、高速走行時の負圧でのウインドパネル1
7に外方への吸い出し力Fが作用すると、スライ
ダ7の突起部19はシール部材5の突起部21と
弾接し拘束される。このため、各突起部19,2
1の弾接によつてシールが確保されると共に、内
側リツプ部11及び外側リツプ部13もスライダ
7に対して片寄つた弾接がなくなりシール機能の
低下は起こらない。
なお、シール部材5側の突起部21を硬質ゴム
材で形成するかあるいは、硬質樹脂材で形成する
ことも可能である。この場合、ウインドパネル1
7に外方への吸い出し力Fが作用した際、該パネ
ル17の保持性が向上する。
[考案の効果] 以上、説明したように、この考案のドア構造に
よれば、一方はシール部材側の突起部となつてい
るので、各突起部の弾接時に密着性が高まり、各
突起部の弾接によつてウインドパネルの保持性を
向上させることができると共に、シール性及び遮
音性の向上が図れる。また、ウインドパネルから
サツシユにかけて間〓のない面一形状となり、外
観品質の面でも大変好ましいものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のドア構造を示した第3図の
−線断面図、第2図は動作説明図、第3図は
この考案を実施した自動車の側面図、第4図は従
来例を示した第1図と同様の断面図である。 主要な図面符号の説明、3……ドアサツシユ、
5……シール部材、7……スライダ、9……シー
ル部材の本体、15……スライダの本体、17…
…ウインドパネル、19,21……突起部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドアサツシユのサツシユ溝内に設けられたシー
    ル部材に、前記ドアサツシユの外側サツシユ面と
    ほぼ面一となるよう外側へ偏位した昇降可能なウ
    インドパネルに本体が装着されたスライダを摺動
    自在に弾接させたドア構造において、前記スライ
    ダの本体とシール部材の本体とに前後方向に突出
    した突起部を対向させて設けると共にスライダ側
    の突起部を、シール部材側の突起部の内側に臨ま
    せたことを特徴とする自動車のドア構造。
JP1985119822U 1985-08-06 1985-08-06 Expired JPH042806Y2 (ja)

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JP1985119822U JPH042806Y2 (ja) 1985-08-06 1985-08-06

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JP1985119822U JPH042806Y2 (ja) 1985-08-06 1985-08-06

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Publication Number Publication Date
JPS6227822U JPS6227822U (ja) 1987-02-20
JPH042806Y2 true JPH042806Y2 (ja) 1992-01-30

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ID=31007555

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JP1985119822U Expired JPH042806Y2 (ja) 1985-08-06 1985-08-06

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0730412Y2 (ja) * 1988-04-29 1995-07-12 三菱自動車工業株式会社 自動車のドアガラスの周縁部構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6064026A (ja) * 1983-09-17 1985-04-12 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd ドアシ−ル構造
JPS6071324A (ja) * 1983-09-28 1985-04-23 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd 自動車用ドアガラスのシ−ル構造

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JPS6064026A (ja) * 1983-09-17 1985-04-12 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd ドアシ−ル構造
JPS6071324A (ja) * 1983-09-28 1985-04-23 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd 自動車用ドアガラスのシ−ル構造

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JPS6227822U (ja) 1987-02-20

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