JPH0234981Y2 - - Google Patents

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JPH0234981Y2
JPH0234981Y2 JP1984116537U JP11653784U JPH0234981Y2 JP H0234981 Y2 JPH0234981 Y2 JP H0234981Y2 JP 1984116537 U JP1984116537 U JP 1984116537U JP 11653784 U JP11653784 U JP 11653784U JP H0234981 Y2 JPH0234981 Y2 JP H0234981Y2
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JP
Japan
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weather strip
pillar
molding
vehicle
door glass
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JP1984116537U
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JPS6130515U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、サツシユレスドアを有する自動車の
シール構造に関するものである。
従来技術 第3図に例示するようなハードトツプ車の車体
100には、昇降するドアガラス3,3aを備え
たフロント側とリヤ側のサツシユレスドア10
1,101aが開閉自在に枢支され、しかも第4
図に示すように車体ピラーの一例であるセンター
ピラー4が付設され、該ピラー4はほぼ上下方向
に延びている。センターピラー4の車外側の面に
は該ピラー4に沿つてほぼ上下方向に延びるピラ
ーモール2が固着され、このモール2の取付部材
を兼ねるリテーナ5,5aに、該モール2に沿つ
てウエザストリツプ1,1aが取付けられてい
る。第3図及び第4図における符号Xは、自動車
の前進方向を示している。
ピラーモール2はその上下方向に延びる一部分
が車外Oの側に露出し、この露出部2aとウエザ
ストリツプ1,1aの車外側の面102,102
aが互いに隣接して位置している。
ウエザストリツプ1,1aは縦通する中空部を
内包する壁状部より成るゴム製の部材であつて、
サツシユレスドア101,101aを閉じたと
き、そのドアガラス3,3aの縁部が各ウエザス
トリツプ1,1aの車外側の面102,102a
にそれぞれ圧接し、該ウエザストリツプ1,1a
を弾性変形させ、車室内Iのシール性、すなわち
気密性と水密性を保持する。このようにウエザス
トリツプとこれを保持するピラーモールを有する
シール構造によつて車室内がシールされるのであ
る。
ところで、ドアガラス3,3aを閉じた状態で
ドア101,101aを閉めるときの、各ドアガ
ラス端縁の進入軌跡は夫々第4図中にaおよびb
で示す線の如くなる。その結果、ドアガラス3の
縁部が当接したウエザストリツプ部分は、鎖線で
示した状態から実線の状態に斜前方に押圧され、
ピラーモール2とこれに近接するウエザストリツ
プ部分との間が口を開き、また自由状態に比較し
て段差dを生じる。
第4図に示した例ではリヤ側のドアのドアガラ
ス3aの端部はウエザストリツプ1aを斜前方に
押圧するので、ウエザストリツプ1aとピラーモ
ール2との間が口を開くことはないが、ガラス3
aの進入軌跡bの方向によつてはウエザストリツ
プ1と同様な不都合を生じることもある。
ピラーモール2を光揮色にした場合、ウエザス
トリツプとピラーモールが口を開きかつ段差がで
きると、よく目立つて意匠的に好ましくないた
め、従来はピラーモール2の色をウエザストリツ
プ1の黒色ゴムの色と類似の黒色塗装にする等、
ウエザストリツプとピラーモールとの位置関係に
外観が左右されないようにしていた。このため、
ピラーモールを光揮色にする等の自由な意匠の選
定が制約される難点があつた。
目 的 本考案は、従来の上述の問題点を解決し、サツ
シユレスドアのドアガラスを閉じた状態でドアを
閉じた場合に、ピラーモールとウエザストリツプ
との間に〓間や段差ができないシール構造を提供
することを目的とする。
構 成 この考案は上記の目的を達成するため、ほぼ上
下方向に延びる車体ピラーの車外側の面に固着さ
れ、かつ該ピラーに沿つてほぼ上下方向に延びる
ピラーモールと、該モールに沿つて取付けられた
ウエザストリツプとを具備し、前記ピラーモール
の上下方向に延びる一部分が車外側に露出し、こ
の露出部とウエザストリツプの車外側の面とが互
いに隣接して位置し、前記ウエザストリツプは縦
通する中空部を内包する壁状部より成り、車体に
開閉自在に枢支されたサツシユレスドアのドアガ
ラス縁部がウエザストリツプの車外側の面に圧接
して該ウエザストリツプを弾性変形させ、車室内
のシール性を保持する自動車のシール構造におい
て、 ピラーモールの前記露出部に近接するウエザス
トリツプ部分と、ドアガラスの縁部が当接するウ
エザストリツプ部分との間に位置するウエザスト
リツプの壁状部内面に、ピラーモールとほぼ平行
に延びるえぐりを形成した構成を提案する。
ウエザストリツプが、ドアガラスの縁部により
押圧されて車内側に変位した壁状部内面に当接す
る中リブを有していると、ドアガラスとウエザス
トリツプとの間のシール性をより確実に保持でき
特に有利である。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に基いて詳細に説
明する。
第1図は本考案によるシール構造の実施例を示
す、第4図と同様な断面図、第2図はその部分拡
大図である。ここに示したシール構造の基本的な
構成は第3図及び第4図を参照して先に説明した
ところと変りはないため、相違するところだけを
明らかにする。
第1図及び第2図に示すように、フロント側の
ドア101用のウエザストリツプ1におけるピラ
ーモールの露出部2aに近接する部分と、ドア1
01を閉じたときそのドアガラス3の縁部が当接
する部分との間に位置するウエザストリツプ1の
壁状部内面に、ピラーモール2と平行に延びるえ
ぐり6が形成されている。図示した例では、えぐ
り6がこの壁状部内面のピラーモール寄りの部分
に位置している。
また、ウエザストリツプ1には、ドアガラス3
の縁部により押圧されて車内側に変位した壁状部
の内面に当接する中リブ7が設けられ、該中リブ
7はウエザストリツプの縦通方向に延びている。
フロント側ドア101のドアガラス3を閉じた
状態で、該ドアを閉鎖するとき、ドアガラス3の
縁部は図中にaで示す軌跡を描いて進入し、ウエ
ザストリツプ1の車外側の面102に当接してこ
れを押圧するが、このとき、本考案ではピラーモ
ール2に近接するウエザストリツプ部分とドアガ
ラス3の縁部が当接するウエザストリツプ部分と
の間の壁状部の内面にえぐり6が縦通方向に延び
て設けられているので、この壁状部の部分がくび
れ、この部分で容易に曲り、ピラーモール2に接
するウエザストリツプ部分は変形することはな
い。よつてピラーモール2とウエザストリツプ1
との間が口を開いたり段差を生ずることを防止す
ることができ、ピラーモール2を光揮色にしても
何ら問題を生ずることはない。
えぐり6を設けたことにより、ドアガラス3の
縁部が当接するウエザストリツプ部分の弾発力は
多少減少するが、ドアガラス3に押されて内側に
変形したときの内面に接触する位置に縦通方向に
適当な厚さの中リブ7が設けられているので、こ
れによつて押圧力が保持され、ドアガラス3とウ
エザストリツプ1との間のシール性が低下するこ
とを確実に阻止できる。
必要に応じて、リヤ側のドアガラス3a用のウ
エザストリツプ1aにも、えぐりおよび中リブを
設けてもよいことは当然である。
またセンターピラーのみならず、フロントピラ
ー、リヤピラーのウエザストリツプに対しても本
考案を適用可能である。
効 果 以上の如く、本考案によれば、ウエザストリツ
プのピラーモールに近接する部分とドアガラスの
縁部が当接する部分との間にえぐりを設けるとい
う簡単な構成によつて、ピラーモールとウエザス
トリツプとの間に〓間や段差が生じることを防止
できる。
またドアガラスに押圧されて変形したウエザス
トリツプの壁状部の内面が当接する位置に中リブ
を設けることにより、ウエザストリツプとドアガ
ラスとの接触部のシール性が損なわれることをよ
り確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す水平断面図、第
2図はその部分拡大断面図、第3図は本考案が適
用されるウエザストリツプが取付けられるセンタ
ーピラーの位置を説明するための側面図、第4図
は従来のウエザストリツプの断面形状の一例を示
す断面図である。 1……ウエザストリツプ、2……ピラーモー
ル、2a……露出部、3……ドアガラス、4……
ピラー、6……えぐり、7……中リブ、100…
…車体、101……サツシユレスドア、102…
…車外側の面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ほぼ上下方向に延びる車体ピラーの車外側の
    面に固着され、かつ該ピラーに沿つてほぼ上下
    方向に延びるピラーモールと、該モールに沿つ
    て取付けられたウエザストリツプとを具備し、
    前記ピラーモールの上下方向に延びる一部分が
    車外側に露出し、この露出部とウエザストリツ
    プの車外側の面とが互いに隣接して位置し、前
    記ウエザストリツプは縦通する中空部を内包す
    る壁状部より成り、車体に開閉自在に枢支され
    たサツシユレスドアのドアガラス縁部がウエザ
    ストリツプの車外側の面に圧接して該ウエザス
    トリツプを弾性変形させ、車室内のシール性を
    保持する自動車のシール構造において、 ピラーモールの前記露出部に近接するウエザ
    ストリツプ部分と、ドアガラスの縁部が当接す
    るウエザストリツプ部分との間に位置するウエ
    ザストリツプの壁状部内面に、ピラーモールと
    ほぼ平行に延びるえぐりを形成したことを特徴
    とするシール構造。 (2) 前記ウエザストリツプが、ドアガラスの縁部
    により押圧されて車内側に変位した壁状部内面
    に当接する中リブを有している実用新案登録請
    求の範囲第1項に記載のシール構造。
JP1984116537U 1984-07-30 1984-07-30 自動車のシール構造 Granted JPS6130515U (ja)

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JP1984116537U JPS6130515U (ja) 1984-07-30 1984-07-30 自動車のシール構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984116537U JPS6130515U (ja) 1984-07-30 1984-07-30 自動車のシール構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6130515U JPS6130515U (ja) 1986-02-24
JPH0234981Y2 true JPH0234981Y2 (ja) 1990-09-20

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JP1984116537U Granted JPS6130515U (ja) 1984-07-30 1984-07-30 自動車のシール構造

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JPS6130515U (ja) 1986-02-24

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