JPH0523380Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0523380Y2 JPH0523380Y2 JP1985149871U JP14987185U JPH0523380Y2 JP H0523380 Y2 JPH0523380 Y2 JP H0523380Y2 JP 1985149871 U JP1985149871 U JP 1985149871U JP 14987185 U JP14987185 U JP 14987185U JP H0523380 Y2 JPH0523380 Y2 JP H0523380Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weather strip
- door
- hollow seal
- retainer
- door frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は自動車用ウエザストリツプ、特にドア
フレームまわりに設け、ドアフレームと自動車ボ
デーのドア開口との間をシールするウエザストリ
ツプに関するものである。
フレームまわりに設け、ドアフレームと自動車ボ
デーのドア開口との間をシールするウエザストリ
ツプに関するものである。
[従来技術]
第1図示すように、自動車のドアフレーム1ま
わりにはウエザストリツプ2が装着され、ドアフ
レーム1とボデーのドア開口との間をシールす
る。
わりにはウエザストリツプ2が装着され、ドアフ
レーム1とボデーのドア開口との間をシールす
る。
このウエザストリツプとして、第7図に示すよ
うにドアフレーム1の車内側位置に形成したリテ
ーナ11に取付基部25を保持せしめ、ドア開口
3に弾接する中空シール部24を備えた第1のウ
エザストリツプ2Aと、車外側位置に形成したリ
テーナ12に取付基部23を保持せしめ、ドア開
口3の外端縁に弾接する中空シール部20を備え
た第2のウエザストリツプ2Bとでダブルシール
を行なう形式のものがある。
うにドアフレーム1の車内側位置に形成したリテ
ーナ11に取付基部25を保持せしめ、ドア開口
3に弾接する中空シール部24を備えた第1のウ
エザストリツプ2Aと、車外側位置に形成したリ
テーナ12に取付基部23を保持せしめ、ドア開
口3の外端縁に弾接する中空シール部20を備え
た第2のウエザストリツプ2Bとでダブルシール
を行なう形式のものがある。
ところで、ウエザストリツプは、その本来の作
用であるシール性にすぐれていることが要求され
るのは勿論であるが、その他にドア閉力が大きく
ならないこと、また見栄えがよいことが要求され
る。第7図、第8図に示す従来の第2のウエザス
トリツプ2Bは、中空シール部20の車外側の側
面がリテーナ12の車外側の側面と面一となつて
いて見栄えがよい。しかしながら中空シール部2
0の底部の車外側の部分21とリテーナ12の先
端121とが密着していると、ドアが閉じられる
ときに中空シール部20がドア開口3(第7図)
の外端縁で押されて破線のように変形するが、こ
のとき底部21がリテーナ先端121に強く押付
けられて底づきし、ドア閉力が増す。これを防ぐ
ため、第9図に示すように底部21を上方へ上げ
た形状として底部21とリテーナ先端121との
間に間〓5を形成すれば、ドア閉時に第2のウエ
ザストリツプ2Bは破線に示す形状に変形し底づ
きは防がれる。
用であるシール性にすぐれていることが要求され
るのは勿論であるが、その他にドア閉力が大きく
ならないこと、また見栄えがよいことが要求され
る。第7図、第8図に示す従来の第2のウエザス
トリツプ2Bは、中空シール部20の車外側の側
面がリテーナ12の車外側の側面と面一となつて
いて見栄えがよい。しかしながら中空シール部2
0の底部の車外側の部分21とリテーナ12の先
端121とが密着していると、ドアが閉じられる
ときに中空シール部20がドア開口3(第7図)
の外端縁で押されて破線のように変形するが、こ
のとき底部21がリテーナ先端121に強く押付
けられて底づきし、ドア閉力が増す。これを防ぐ
ため、第9図に示すように底部21を上方へ上げ
た形状として底部21とリテーナ先端121との
間に間〓5を形成すれば、ドア閉時に第2のウエ
ザストリツプ2Bは破線に示す形状に変形し底づ
きは防がれる。
しかしながらこの構造ではドアが開かれると中
空シール部20は形状復元され、リテーナ12と
の間に溝状の間〓5が現れ、外観上好ましくな
い。またドアが閉じられているときでも、ドア建
付けのバラツキによつては間〓5が現れる。
空シール部20は形状復元され、リテーナ12と
の間に溝状の間〓5が現れ、外観上好ましくな
い。またドアが閉じられているときでも、ドア建
付けのバラツキによつては間〓5が現れる。
[本考案が解決しようとする問題点]
本考案は上記実情に鑑みてなされたもので、上
記第2のウエザストリツプについて、ドア閉力を
低く維持し、かつ見栄えを良好にし、もつて従来
の問題点を解決することを目的とするものであ
る。
記第2のウエザストリツプについて、ドア閉力を
低く維持し、かつ見栄えを良好にし、もつて従来
の問題点を解決することを目的とするものであ
る。
[問題点を解決するための手段]
本考案は、第2図ないし第6図に示すように第
2のウエザストリツプ2Bの中空シール部20の
底部21とドアフレーム1のリテーナ先端121
との間に間〓5を形成するとともに、底部21の
車外側の端部に、先端がリテーナ12と摺動可能
に接して間〓5の開口を覆うリツプ22を突設す
る。
2のウエザストリツプ2Bの中空シール部20の
底部21とドアフレーム1のリテーナ先端121
との間に間〓5を形成するとともに、底部21の
車外側の端部に、先端がリテーナ12と摺動可能
に接して間〓5の開口を覆うリツプ22を突設す
る。
[作用効果]
間〓5を形成したことでドア閉時に中空シール
部20の底づきがなく、リツプ22を設けたこと
で、ドア開時にも間〓は閉じられていてウエザス
トリツプ2Bの外側の面とリテーナ12の外側の
面とはほぼ平滑な面で連なり外観を良好にする。
また、リツプ22の先端はリテーナ12に対し摺
動するからリツプ22によつてドア閉力が上るこ
とはほとんどない。
部20の底づきがなく、リツプ22を設けたこと
で、ドア開時にも間〓は閉じられていてウエザス
トリツプ2Bの外側の面とリテーナ12の外側の
面とはほぼ平滑な面で連なり外観を良好にする。
また、リツプ22の先端はリテーナ12に対し摺
動するからリツプ22によつてドア閉力が上るこ
とはほとんどない。
[実施例]
第2図ないし第4図は本考案の実施例を示すも
ので、第2のウエザストリツプ2Bは取付基部2
3がドアフレーム1の外側のリテーナ12により
保持されており、中空シール部20の車外側の底
部21はくぼみ形状をなし、底部21とリテーナ
12の車外側の先端121との間には間〓5が存
在する。ウエザストリツプ2Bの車外側の壁面に
は間〓5の開口幅よりも長く、開口を覆うように
下方へ突出するリツプ22を形成し、先端がリテ
ーナ12の外側面に摺動可能に接している。
ので、第2のウエザストリツプ2Bは取付基部2
3がドアフレーム1の外側のリテーナ12により
保持されており、中空シール部20の車外側の底
部21はくぼみ形状をなし、底部21とリテーナ
12の車外側の先端121との間には間〓5が存
在する。ウエザストリツプ2Bの車外側の壁面に
は間〓5の開口幅よりも長く、開口を覆うように
下方へ突出するリツプ22を形成し、先端がリテ
ーナ12の外側面に摺動可能に接している。
ドアが閉じられると、第4図に示すようにウエ
ザストリツプ2Bの中空シール部20の上端がド
ア開口3で押されるが、底部21はリテーナ12
に規制されず自由に下がるから圧縮荷重は増大し
ない。またリツプ22はリテーナ12の外面に沿
つて下降する。他の構造は第7図に示したものと
同様に、第2のウエザストリツプ2Bの車内側に
は内側のリテーナ11に取付基部25によつて保
持され、中空シール部24を備えた第1のウエザ
ストリツプ2Aを有し、従来と同じ構造である。
ザストリツプ2Bの中空シール部20の上端がド
ア開口3で押されるが、底部21はリテーナ12
に規制されず自由に下がるから圧縮荷重は増大し
ない。またリツプ22はリテーナ12の外面に沿
つて下降する。他の構造は第7図に示したものと
同様に、第2のウエザストリツプ2Bの車内側に
は内側のリテーナ11に取付基部25によつて保
持され、中空シール部24を備えた第1のウエザ
ストリツプ2Aを有し、従来と同じ構造である。
第5図は他の実施例を示すもので、第2のウエ
ザストリツプ2Bのリツプ22は内方へ湾曲して
先端がリテーナ先端121の上面に接しており、
ドア閉時には第6図に示すようにリツプ22の先
端はリテーナ先端121の上面に沿つて摺動して
更に内側に入り込むように移動する。
ザストリツプ2Bのリツプ22は内方へ湾曲して
先端がリテーナ先端121の上面に接しており、
ドア閉時には第6図に示すようにリツプ22の先
端はリテーナ先端121の上面に沿つて摺動して
更に内側に入り込むように移動する。
このように本考案ではリテーナ12の先端とこ
れに対向する第2のウエザストリツプ2Bの中空
シール部20の底部21との間に間〓5を形成し
たので底づきがなく、ドア閉力の増大を防ぎ、か
つウエザストリツプ2Bには間〓5を覆うリツプ
22を設けたので間〓5を充分に大きくしても外
観に現れず、かつウエザストリツプ2Bの側面か
らドアフレーム1の側面へと連なる連続面が形成
されて見栄えもよい。
れに対向する第2のウエザストリツプ2Bの中空
シール部20の底部21との間に間〓5を形成し
たので底づきがなく、ドア閉力の増大を防ぎ、か
つウエザストリツプ2Bには間〓5を覆うリツプ
22を設けたので間〓5を充分に大きくしても外
観に現れず、かつウエザストリツプ2Bの側面か
らドアフレーム1の側面へと連なる連続面が形成
されて見栄えもよい。
第1図は自動車の斜視図、第2図ないし第4図
は本考案の第1の実施例を示すもので、第2図は
第1図のA−A線に沿う断面図で、ドアフレーム
のまわりのウエザストリツプの断面を示す図、第
3図は第2のウエザストリツプのドア開時の断面
図、第4図はドア閉時の断面図、第5図および第
6図は第2の実施例を示すもので、第5図は第2
のウエザストリツプのドア開時の断面図、第6図
はドア閉時の断面図、第7図は上記第2図に対応
する従来のウエザストリツプのドア閉時の断面
図、第8図は従来の第2のウエザストリツプのド
ア開時の断面図、第9図は第8図のウエザストリ
ツプを改変した一例を示す図である。 1……ドアフレーム、2……ウエザストリツ
プ、2A……第1のウエザストリツプ、2B……
第2のウエザストリツプ、20……第2のウエザ
ストリツプの中空シール部、21……第2のウエ
ザストリツプの中空シール部の底部、22……第
2のウエザストリツプのリツプ、5……間〓。
は本考案の第1の実施例を示すもので、第2図は
第1図のA−A線に沿う断面図で、ドアフレーム
のまわりのウエザストリツプの断面を示す図、第
3図は第2のウエザストリツプのドア開時の断面
図、第4図はドア閉時の断面図、第5図および第
6図は第2の実施例を示すもので、第5図は第2
のウエザストリツプのドア開時の断面図、第6図
はドア閉時の断面図、第7図は上記第2図に対応
する従来のウエザストリツプのドア閉時の断面
図、第8図は従来の第2のウエザストリツプのド
ア開時の断面図、第9図は第8図のウエザストリ
ツプを改変した一例を示す図である。 1……ドアフレーム、2……ウエザストリツ
プ、2A……第1のウエザストリツプ、2B……
第2のウエザストリツプ、20……第2のウエザ
ストリツプの中空シール部、21……第2のウエ
ザストリツプの中空シール部の底部、22……第
2のウエザストリツプのリツプ、5……間〓。
Claims (1)
- ドアフレームに、自動車ボデーのドア開口と弾
接する中空シール部を備えた第1のウエザストリ
ツプと、第1のウエザストリツプよりも車外側に
位置してドア開口の外端縁と弾接する中空シール
部を備えた第2のウエザストリツプを設けた自動
車において、上記第2のウエザストリツプの中空
シール部の底部の車外側の部分とドアフレームと
の間に間〓を形成するとともに、上記底部の車外
側の端部に先端が上記ドアフレームと接して上記
間〓の開口を覆うリツプを突設し、かつ上記リツ
プの先端を中空シール部の変形に応じてドアフレ
ームに対して摺動可能とした自動車用ウエザスト
リツプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985149871U JPH0523380Y2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985149871U JPH0523380Y2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6256419U JPS6256419U (ja) | 1987-04-08 |
JPH0523380Y2 true JPH0523380Y2 (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=31065486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985149871U Expired - Lifetime JPH0523380Y2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0523380Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009078572A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-16 | Toyoda Gosei Co Ltd | ドアウエザストリップ |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56124521U (ja) * | 1980-02-26 | 1981-09-22 | ||
JPS5962016U (ja) * | 1982-10-20 | 1984-04-23 | トヨタ自動車株式会社 | 車両のドアフレ−ム |
JPS5966616U (ja) * | 1982-10-27 | 1984-05-04 | スズキ株式会社 | 自動車のドアサツシユのシ−ル構造 |
-
1985
- 1985-09-30 JP JP1985149871U patent/JPH0523380Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6256419U (ja) | 1987-04-08 |
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