JPH06102414B2 - サッシュレスドア型車のウエザーストリップ - Google Patents

サッシュレスドア型車のウエザーストリップ

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JPH06102414B2
JPH06102414B2 JP63332504A JP33250488A JPH06102414B2 JP H06102414 B2 JPH06102414 B2 JP H06102414B2 JP 63332504 A JP63332504 A JP 63332504A JP 33250488 A JP33250488 A JP 33250488A JP H06102414 B2 JPH06102414 B2 JP H06102414B2
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JP
Japan
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door glass
seal
weather strip
door
water
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JP63332504A
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JPH03522A (ja
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健助 近藤
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、サッシュレスドア型車のウエザーストリップ
に関する。
従来の技術 サッシュレスドア型車のウエザーストリップとして、従
来、第3,4図に示すようなものが開発されている。
このウエザーストリップは、車体開口縁部1にリテーナ
2を介して装着されるものであって、リテーナ2に直接
固定されるベース部3には、車外方向に膨出するシール
部4と車内方向に延出する装飾リップ部5を備えた中空
リップ6が延設されている。シール部4のベース部3よ
りの基部には水捕捉用の溝7が形成されており、シール
部4の先端はドアガラス8の内側周縁部に密接可能とな
っている。尚、図中9は車体開口縁部1の周縁フランジ
である。
このように構成されたウエザーストリップは、ドアが閉
じドアガラス8が上昇位置にある場合に中空リップ6の
シール部4がドアガラス8の内側面に密接し、車室の内
外をシールする。この状態において車体開口縁部1に洗
車水が当てられた場合には、水捕捉用の溝7部分で洗車
水の水圧を主に受け、この水捕捉用の溝7に沿わせて洗
車水を排出する。この際、シール部4はドアガラス8の
内側から接触しているために洗車水が直撃せず、水捕捉
用の溝7で受けた洗車水の水圧によってより強力にドア
ガラス8に押し付けられる。また水捕捉用の溝7はルー
フサイドから流下した雨水等を捕捉し、その水を車体の
前後から排出する。このためルーフサイドから流下した
雨水等は、ドアを開いた場合にも車室内に滴下しない。
尚、このようなウエザーストリップの技術は、例えば実
開昭61−67258号公報等に開示されている。
発明が解決しようとする課題 サッシュレスドアの場合、ドアガラス8と車体開口縁部
1をより強力に接触させる必要からドアガラス8を車体
内側に倒し込んだ状態にセットしてある。したがって上
述した従来のウエザーストリップの場合、ドアを閉じた
状態においてドアガラス8を押し上げて行くと、ドアガ
ラス8の端面と中空リップ6との接触のしかたによっ
て、第5図に示すようにシール部4の先端がドアガラス
8の外部に引っ張り出されたり、第6図に示すようにド
アガラス8に押されたシール部4により水捕捉用の溝7
が潰されたりすることがある。シール部4が第5図に示
すように引っ張り出された場合、シール部4とドアガラ
ス8との接触面積が小さくなってシール性が低下してし
まい、また洗車時にはシール部4の先端部に洗車水が直
撃してそこから漏水を生じ易くなる。また水捕捉用の溝
7が潰された場合には、水捕捉用の溝7の機能を充分に
発揮出来なくなって洗車水が当てられた場合のシール性
の維持が難しくなる。
そこで本発明は、ドアを閉じた状態でドアガラスを押し
上げた場合にシール部が最適姿勢でドアガラスに密接
し、水捕捉用の溝が確実に確保されるようにして、常に
高いシール性を維持し得るサッシュレスドア型車のウエ
ザーストリップを提供せんとするものである。
課題を解決するための手段 本発明は上述した課題を解決するための手段として、車
体開口縁部に固定されるベース部に、車外方向に鋭角状
に膨出しその先端部がドアガラスの内側周縁部に密接可
能な中空のシール部と、該シール部のベース部側に連接
し円弧状にくぼんだ水補足用の溝を備えた中空リップが
延設されているウエザーストリップにおいて、前記シー
ル部の先端部を肉厚に形成すると共に、その車体開口内
方向に近傍にたわみガイド用の肉薄部を形成したもので
ある。
作用 このような手段を講じたため、ドアを閉じた状態でドア
ガラスを押し上げて行くと、ドアガラスの端面が中空リ
ップに当接するようになり、それ以後ドアガラスは中空
リップのシール部に接触しつつ基準位置まで移動する。
そしてドアガラスがシール部の肉厚の先端部に接触した
ところでは、シール部の先端部がその近傍の肉薄部を中
心に局部的に折曲してドアガラスの内側周縁部に面で密
接し、水捕捉用の溝も潰れずに確保されるようになる。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1,2図に基づいて詳細に説
明する。尚、第3図以下の図面に示したものと同一部分
には同一符号を用いるものとする。
第1,2図において、1は車体開口縁部で、2は本発明に
かかるウエザーストリップを車体開口縁部1に取り付け
るためのリテーナである。ウエザーストリップは、車外
方向に鋭角状に膨出するシール部4と車内方向に膨出す
る装飾リップ部5を備えた中空リップ6がベース部3に
延設されており、上記シール部4のベース部3よりの連
接部には円弧状にくぼんだ水捕捉用の溝7が形成されて
いる。ここまでの基本的な構成は第3図以下の図面に示
したものとほぼ同様である。
前記中空リップ6の内部にはベース部3,水捕捉用の溝7
部分,シール部4の基端部を連結するようにガラスガイ
ド部10が形成されており、このガラスガイド部10は車体
開口内方向(図中下方向)に円弧状に膨出し、ベース部
3からシール部4の基端にかけてが緩やかに車室内方向
に傾斜するようになっている。尚、図中11,12a,12bは、
中空リップ6内にガラスガイド部10によって画成された
中空部である。また、シール部4はその先端部が肉厚に
形成され、かつ、先端部の車体開口内方向の近傍の、中
空部12aに臨む部位にノッチ13が形成されており、この
部分がたわみガイド用の肉薄部14となっている。このよ
うに肉薄部14が設けてあるため、シール部4の肉厚の先
端部は僅かな外力が加えられただけで車体開口縁部1方
向に折曲変位する。
この実施例の場合、中空リップ6にさらにサブシール部
15が備えられている。このサブシール部15はシール部4
の上方側で水捕捉用の溝7に連接し、かつ、車外側に膨
出するように形成され、ドアガラス8が最上昇した際に
ドアガラス8の端面が密接するようになっている。
以上の構成において、ウエザーストリップを車体開口縁
部1に装着し、ドアガラス8を最上昇させた状態でドア
を閉じると、第2図に示すようにドアガラス8の内側の
周縁部は中空リップ6のシール部4に密接し、ドアガラ
ス8の端面はサブシール部15に密接するようになる。こ
の際、シール部4の先端は肉薄部14で大きくたわみ、そ
のたわんだ先端がドアガラス8に面接触する。そしてシ
ール部4の基部(図中上部)には水捕捉用の溝7が確保
される。
また、ドアガラス8を下降させた状態でドアを閉じ、こ
の状態からドアガラス8を上昇させていくと、まずドア
ガラス8の端面が中空リップ6の頂部(図中下端部)近
くに接触するようになる。ドアガラス8をさらに上昇さ
せると、ドアガラス8の端面が中空リップ6のシール部
4をたわみ変形させていく。シール部4に加えられた力
は主にガラスガイド部10によって支持されるため、ドア
ガラス8の端部はガラスガイド部10から反力を受け、第
1図中一点鎖線で示すように車体外側方向に次第に変位
するようになる。したがって、ドアガラス8はその上端
部がガラスガイド部10に沿った所定の軌道を描いて上昇
していく。このようにしてドアガラス8が所定位置まで
上昇すると、シール部4はドアガラス8の端面から離れ
てその内側の周縁部に密接し、ドアガラス8の端面はサ
ブシール部15に密接するようになる。この際シール部4
の肉厚の先端部は肉薄部14を中心に局部的に折曲し、こ
の折曲部分から先がドアガラス8に面接触する。この結
果、ドアガラス8が最上昇したときには、ドアガラス8
と中空リップ6が常に一定の姿勢に維持されるようにな
り、水捕捉用の溝7も潰されずに確保されるようにな
る。
尚、以上で説明した実施例は、ガラスガイド部10によっ
て中空リップ6の内部に中空部11が画成されるようにな
っているが、この中空部11を中実にする態様も採用可能
であり、また、サブシール部15を設けない態様も採用可
能である。
発明の効果 以上で説明したように本発明によれば、ドアを閉じた状
態でドアガラスを押し上げていくと、ドアガラスの端部
がシール部に接触しつつシール部の先端部方向に移動
し、ドアガラスが基準位置に達したところでシール部の
肉厚の先端部がその近傍の肉薄部を中心に局部的に折曲
してドアガラスの周縁部に面で密接するため、ドアガラ
スの端面によってシール部が引っ張り出されるようなこ
とがなくなり、常に一定した高いシール効果が得られる
ようになる。またシール部は肉厚の先端部だけが局部的
に折曲されるため、水捕捉用の溝が潰れずに確保される
ようになり、車体開口縁部に洗車水が当てられた場合の
シールも確実になされるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は本発明の一実施例を示す第3図IV−IV線に沿
う断面図、第3図はサッシュレスドア型車の側面図、第
4,5,6図は従来の技術を示す第3図IV−IV線に沿う断面
図である。 1……車体開口縁部、3……ベース部、4……シール
部、6……中空リップ、7……水捕捉用の溝、8……ド
アガラス、10……ガラスガイド部、14……肉薄部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体開口縁部に固定されるベース部に、車
    外方向に鋭角状に膨出しその先端部がドアガラスの内側
    周縁部に密接可能な中空のシール部と、該シール部のベ
    ース部側に連接し円弧状にくぼんだ水補足用の溝を備え
    た中空リップが延設されているウエザーストリップにお
    いて、前記シール部の先端部を肉厚に形成すると共に、
    その車体開口内方向に近傍にたわみガイド用の肉薄部を
    形成したことを特徴とするサッシュレスドア型車のウエ
    ザーストリップ。
JP63332504A 1988-03-16 1988-12-28 サッシュレスドア型車のウエザーストリップ Expired - Lifetime JPH06102414B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63332504A JPH06102414B2 (ja) 1988-12-28 1988-12-28 サッシュレスドア型車のウエザーストリップ
US07/324,216 US4919471A (en) 1988-03-16 1989-03-15 Weatherstrip for sashless door in automotive vehicles

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63332504A JPH06102414B2 (ja) 1988-12-28 1988-12-28 サッシュレスドア型車のウエザーストリップ

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JPH03522A JPH03522A (ja) 1991-01-07
JPH06102414B2 true JPH06102414B2 (ja) 1994-12-14

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JPH03522A (ja) 1991-01-07

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