JPH0627260U - ウエザストリップ構造 - Google Patents

ウエザストリップ構造

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JPH0627260U
JPH0627260U JP065511U JP6551192U JPH0627260U JP H0627260 U JPH0627260 U JP H0627260U JP 065511 U JP065511 U JP 065511U JP 6551192 U JP6551192 U JP 6551192U JP H0627260 U JPH0627260 U JP H0627260U
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英介 倉本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】固定部材を被覆し、取り付け作業性および見栄
え、さらには高剛性かつシール性のよいウエザ−ストリ
ップを複数の材質の構成によらず得ることを目的とす
る。 【構成】ウエザストリップ本体部30の曲部31の下縁
部にはメインリップ32、上縁には下方に折り曲げ可能
なサブリップ33が設けられており、サブリップ33は
メインリップ32の基部の、サブリップ33が傾倒され
る側に形成されたツメ部34に先端を係合されて固定部
材4を被覆する。サブリップ33は上方への弾性復帰力
によりメインリップ32をウインドガラス2側に押圧す
るためシール性が高まる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ドア周縁、とくにドア本体上端部とウインドガラスとの間をシール するウエザストリップに関するものである。
【0002】
【従来技術】
ドア本体の上端部とウインドガラスとの間をシールするウエザストリップとし て図3に示すように特開平2−175323号のものが知られている。これは、 ウインド開口部周縁にフランジ7、また該フランジにビード8を設け、断面コの 字状のウエザストリップ9をビードに嵌着するものである。ウエザストリップ9 は、このような構造においては、シール性の向上とフランジへの嵌着力の向上と を両立するために、複数の材質にて構成せざるを得ない。また、シール性を重視 してウエザストリップ本体を比較的柔らかめの材質で形成し、固定部材を用いて ドアパネルに固定するとウインドガラスとパネルとの隙間から固定部材が見え、 見栄えが悪くなる、といった問題があった。
【0003】
【本考案の目的】
本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、 請求項1における目的は、
【0004】 固定部材を被覆し、取り付け作業性および見栄えのよいウエザストリップを複 数の材質によらず構成するとともに、メインリップが、ガラスに当接される圧力 を高くでき、シール性の高いウエザストリップを提供することにある。 請求項2における目的は、
【0005】 請求項1における目的に加え、取り付けの際に、屈曲部をドアトリムの上部に 一時預けとすることができ、取り付け作業性のよいウエザストリップを提供する ことにある。
【0006】
【問題点を解決するための手段】
上記問題点を解決するための請求項1における手段は、
【0007】 ドアパネルに当接する本体部と、該本体部からウインドガラス方向に延び、ウ インドガラスに当接するメインリップとを有したウエザストリップ構造において 、 上記本体部には、ドアパネルとの固定を行うための固定部材が通る取り付け 穴が形成されるとともに、取り付け穴下方から上方へ延設するメインリップと、 取り付け穴上方からこの取り付け穴を被覆するサブリップとが形成され、さらに メインリップの基部に前記サブリップを取り付け穴へ押圧する爪部を設けたこと を特徴とするものである。 上記問題点を解決するための請求項2における手段は、
【0008】 ドアパネルはドアインナパネルであってウエザストリップの上端はドアインナ パネル上端を覆い、車室方向へ屈曲する屈曲部が設けられており、ドアトリム上 端には上記屈曲部と係止される係止部が設けられていることをとを特徴とするも のである。
【0009】
【作用】
サブリップによりウエザストリップの固定部材を覆い、リップの基部に設けら れたツメ部に係合させる。メインリップは、ガラスによって傾倒され、サブリッ プの固定を確実にするとともに、サブリップの弾性復帰力によりメインリップは ウインドガラス側に押圧され、ウインドガラスとの当接力が上がりシール性が向 上する。また、取付時ウエザストリップ上部の屈曲部は一時預けとなる。
【0010】
【実施例】
本考案に実施例を図1および図2に基づいて説明する。本考案に係るウエザス トリップは図1に示すようにドア本体1上端部に取り付けられ、ドアインナーパ ネル11上端部とウインドガラス2との間をシールし、水などのドア本体1内部 への侵入を防止するものである。
【0011】 ウエザストリップ3の構造について図2(図1A−A矢視断面図)に基づいて 説明する。ウエザストリップ3は、本体部30、メインリップ32、サブリップ 33とからなり、本体部30上端にはドアインナー方向へ向けて屈曲した屈曲部 36が設けられている。本体部30は内部に芯金35が設けられており、ウエザ ストリップ3全体の剛性を向上しているとともに、本体部30全体として湾曲し た構造となっており、ドアインナーパネル11に設けられドア上端に沿ったレー ル状の段差部12と当接するような形状の曲部31を形成している。また、曲部 31には取り付け穴310が設けられており、この部位にて固定部材4によりド アインナーパネル11の段差部12に固定される。本体部30の下縁部には、ド ア上端と平行な方向に沿ってウインドガラス2の方向に延びるメインリップ32 が2枚設けられており、上方に傾倒してウインドガラス2に接し、ウインドガラ ス2との間を2重にシールする。さらに、メインリップ32がサブリップ33に 取り付けられる基部の、サブリップ33が傾倒される側にはツメ部34が形成さ れている。
【0012】 また、曲部31の上縁部にはサブリップ33が設けられており、下方に折り曲 げ可能である。折り曲げた際、曲部31を被覆するように、曲部31の上下方向 より若干長く形成されている。最上端部には、車室内側へ向けて屈曲した屈曲部 36が設けられている。屈曲部36は、ドアトリム6上端の係止部5に係合し、 ウエザストリップ2を取り付ける際の一時預けとなり取り付け作業性を向上する 。
【0013】 ウエザストリップ3をドアインナーパネル11に固定する際は、まず屈曲部3 6を係止部5に係合し、一時預けとし、位置決めを行う。その後ウエザストリッ プ3の曲部31をドアインナーの段差部12に当接させ、固定部材としてのねじ 4を用いてドアインナーパネル11の段差部12に、ドア前端から後端にわたっ て数ケ所固定する。そして曲部31上縁のサブリップ33を下方に折り曲げ、メ インリップ32の基部に設けられたツメ部34に先端を係合させる。
【0014】 メインリップ32は上方へ向けて傾倒されるようにウインドガラス2に押圧さ れるため基部に設けられたツメ部34はサブリップ33の方向へ付勢され、確実 にサブリップ33を固定するとともに、メインリップ32もサブリップ33の弾 性復帰力によりウインドガラス側へ付勢され、押圧力を増し、シール性を向上す る。なお、曲部31下縁にサブリップ33、上縁にメインリップ32、メインリ ップ基部にツメ部34を設け、サブリップ33を下方に傾倒させてもよいのは勿 論である。また、本考案によるウエザストリップは、本実施例のようにドアパネ ルでなく、ドアトリムに取り付けてもよく、さらに、ドアのインナー側のみに取 り付けられるだけでなく、ドアのアウター側にも適用できのは勿論である。さら に、段差部12はドア上端に沿ったレール状のもの、曲部31は段差部に当接す る形状としたが、ドア上部に数箇所の凹みを形成し、曲部31をその凹みに嵌合 する形状とし、凹みの位置にて固定し、サブリップで固定部材2を被覆しても良 い。また、本考案の実施例のようにウエザストリップ本体部に曲部31を設ける ことで全体の剛性が高まるのはいうまでもない。
【0015】
【本考案による効果】
請求項1により、 固定部材を被覆し、取り付け作業性および見栄えのよいウエザストリップを複 数の材質によらず構成するとともに、メインリップが、ガラスに当接される圧力 を高くでき、シール性の高いウエザストリップの取り付け構造を提供することが できる。
【0016】 請求項2により、 ウエザストリップを取り付ける際に、屈曲部をドアトリムの上部に一時預けと することにより、取り付け作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
図1はドア本体斜視図、図2は図1A−A矢視断面図、
図3は従来の技術、である。 11…ドアインナーパネル、2…ウインドガラス、3…
ウエザストリップ、30…本体部、310…取り付け
穴、32…メインリップ、33…サブリップ、34…ツ
メ部、36…屈曲部、4…固定部材、5…係止部、6…
ドアトリム。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアパネルに当接する本体部と、該本体部
    からウインドガラス方向に延び、ウインドガラスに当接
    するメインリップとを有したウエザストリップ構造にお
    いて、 上記本体部には、ドアパネルとの固定を行うた
    めの固定部材が通る取り付け穴が形成されるとともに、
    取り付け穴下方から上方へ延設するメインリップと、取
    り付け穴上方からこの取り付け穴を被覆するサブリップ
    とが形成され、さらにメインリップの基部に前記サブリ
    ップを取り付け穴へ押圧する爪部を設けたことを特徴と
    するウエザストリップ構造。
  2. 【請求項2】ドアパネルはドアインナパネルであってウ
    エザストリップの上端はドアインナパネル上端を覆い、
    車室方向へ屈曲する屈曲部が設けられており、ドアトリ
    ム上端には上記屈曲部と係止される係止部が設けられて
    いることをとを特徴とする前記請求項1記載のウエザス
    トリップ構造。
JP1992065511U 1992-09-21 1992-09-21 ウエザストリップ構造 Expired - Lifetime JP2581244Y2 (ja)

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Publications (2)

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JPH0627260U true JPH0627260U (ja) 1994-04-12
JP2581244Y2 JP2581244Y2 (ja) 1998-09-21

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ID=13289154

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006527136A (ja) * 2003-06-10 2006-11-30 ジーディーエックス・ノース・アメリカ・インコーポレーテッド 閉塞部材のためのシーリング・ストリップ
JP2012171559A (ja) * 2011-02-23 2012-09-10 Faltec Co Ltd 自動車用ウエストモールディング
JP2015174608A (ja) * 2014-03-18 2015-10-05 豊田合成株式会社 自動車ドアのシール構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006527136A (ja) * 2003-06-10 2006-11-30 ジーディーエックス・ノース・アメリカ・インコーポレーテッド 閉塞部材のためのシーリング・ストリップ
JP2012171559A (ja) * 2011-02-23 2012-09-10 Faltec Co Ltd 自動車用ウエストモールディング
JP2015174608A (ja) * 2014-03-18 2015-10-05 豊田合成株式会社 自動車ドアのシール構造

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