JP2590782Y2 - ウェザストリップの取付け構造 - Google Patents

ウェザストリップの取付け構造

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JP2590782Y2
JP2590782Y2 JP1990067049U JP6704990U JP2590782Y2 JP 2590782 Y2 JP2590782 Y2 JP 2590782Y2 JP 1990067049 U JP1990067049 U JP 1990067049U JP 6704990 U JP6704990 U JP 6704990U JP 2590782 Y2 JP2590782 Y2 JP 2590782Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は4ドタイプの自動車に対するウェザストリッ
プの取付け構造に関する。
(従来の技術) 4ドアタイプの自動車は第4図に示すようにフロント
ドア100とリヤドア101を設ける前後のドア開口部をセン
ターピラー102にて画成し、ドア100,101を閉めた状態で
室内に雨水が入り込まないように、ドア開口部及びセン
ターピラーに沿ってウェザストリップ103を設けるよう
にしている。
斯かるウェザストリップは一般にドア開口部等に沿っ
て配置したブラケットに取り付けるようにしているが、
取り付けの際或いはその後にずれを生じることがある。
これを解消するための先行技術として、実開昭60−9009
号、実開昭64−322218号、実開昭64−51517号或いは実
開昭64−51518号等があり、これら先行技術はいずれも
ウェザストリップ或いはブラケットの一方に切欠部を他
方にこの切欠部に係合する爪部(舌片部)を設けて位置
決めを行なうようにしている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、最近ではウインドガラスを直接ボディ側の
ウェザストリップに当接させるサッシュレスドアが使用
される場合があり、このサッシュレスドアにあっては、
ウインドガラスとウェザストリップとの当接で気密性を
確保するため、通常のサッシュ付ドアよりも強くウイン
ドガラスをウェザストリップに当てなればならない。
一方、ドアの回動中心即ちヒンジはドアよりも車体内
側に位置している。このため、ドア100,101を閉める場
合にウインドガラスは前方から順にウェザスロットル10
3に当接し、その結果ウェザストリップ103に矢印で示す
前方への力が作用する。特にセンターピラー102の上端
位置Pにおいては、フロントドア100を閉じる場合には
前方への引張り力が作用し、リヤドアを閉じる場合には
前方への押圧力が作用するため他の部分よりも大きな負
担となり、第5図に示すような従来の係止構造、即ちウ
ェザストリップ103の一部に凹部104を形成し、この凹部
104にブラケット105の凸部106を嵌め込むというような
構造では、繰返して力が作用することで凹部104と凸部1
06間に隙間107が生じズレや変形の原因となる。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決すべく本考案は、センターピラーにて
前後のドア開口部を画成する4ドアタイプの車両の車体
側に取り付けるウェザストリップの取り付構造におい
て、前記ウェザストリップは前後のドア開口部及びセン
ターピラーに沿う一体形状をなすとともに、車体の一部
であるブラケットに嵌合してドア開口部に取り付けら
れ、このブラケットのセンターピラー上端部に相当する
位置には剛性の大なる凸状係合部を設け、またウェザス
トリップの内側面には前記凸状係合部と嵌合する凹部と
前後方向に伸びるアームを有する硬質の材料からなるリ
テーナを埋設したものである。
(作用) 前後方向に伸びるアームを有する硬質の材料からなる
リテーナを介してウェザストリップを車体側のブラケッ
トに取り付けるようにすると、ドア開閉の際に作用する
力は、リテーナのウェザストリップとの接触面全体で受
けることとなる。
(実施例) 以下に本考案の実施例を添付図面に基いて説明する。
第1図は本考案に係るウェザストリップの取付け構造
を適用した自動車の側面図、第2図は第1図のA部の拡
大斜視図、第3図は凸状係合部とリテーナとの係合状態
を示す断面図であり、自動車のサイドパネル1とルーフ
パネル2間に形成される開口をセンターピラー3にて前
後のドア開口部4,5に画成し、前方のドア開口部4にフ
ロントドア6を、後方のドア開口部5にリヤドア7を設
けている。ここで、フロントドア6及びリヤドア7はサ
ッシュレスタイプとなっている。
また、前記ルーフパネル2の側端部には第2図に示す
ようにブラケット8を固着し、このブラケット8にウェ
ザストリップ10を嵌め付けている。即ち、ブラケット8
は上縁及び下縁から外方にフランジ8a,8bを延出し、こ
れらフランジ8a,8bにて形成する溝部にウェザストリッ
プ10の係止部10a,10bを差し込んで外れないようにして
いる。ここで、ブラケット8の上縁フランジ8aは内方に
折返され、その先端には樹脂製のモール9を設けてい
る。
一方、ウェザストリップ10はルーフパネル2の側端
部、フロントピラー、リヤピラー及びセンターピラー3
に沿う形状に一体的に成形され、内側面には前記した係
止部10a,10bを形成し、外側面にはドアを閉じた際にウ
インドガラスWが当接するリップ部10c,10dを形成して
いる。
そして、前記ブラケット8及びウェザストリップ10は
センターピラー3の上端部位置において、係合部材11及
びリテーナ12を介して凹凸嵌合している。
係合部材11は鋼板等の剛性の大なる板材の中間部を外
方に折り曲げてコ字状係合部11aを形成し、一方リテー
ナ12は硬質樹脂等からなり、その形状は前後に伸びるア
ーム12aと中央部の凹部12bを備えた長尺板状をなし、第
3図に示すようにウェザストリップ10の穿設した凹部13
にアーム12aの内側面とウェザストリップ10の内側面が
面一となるように埋設している。この場合、ウェザスト
リップ10とリテーナ12との接触面は接着剤により全面的
に接合するのが好ましい。
而して、リテーナ12をウェザストリップ10に埋設し、
このリテーナ12の凹部12bに係合部11aを嵌合した状態で
ドアを開閉すると、ウェザストリップ10に作用する前後
方向の力は主としてウェザストリップ10とリテーナ12と
の接触面全面で受け止めることとなる。
(効果) 以上に説明したように本考案によれば、4ドアタイプ
の車両の車体側に取り付けるウェザストリップは、前後
のドア開口部及びセンターピラーに沿う一体形状をなす
とともに、車体の一部であるブラケットに嵌合してドア
開口部に取り付けられ、このブラケットのセンターピラ
ー上端部に相当する位置には剛性の大なる凸状係合部を
設け、またウェザストリップの内側面には前記凸状係合
部と嵌合する凹部と前後方向に伸びるアームを有する硬
質の材料からなるリテーナを埋設したので、ドア開閉の
際に作用する力は、リテーナのウェザストリップとの接
触面全体で受けることとなり、作用する力が1点に集中
せず接触面全体に作用することとなり、ウェザストリッ
プにズレや変形が生じることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るウェザストリップの取付け構造を
適用した自動車の側面図、第2図は第1図のA部の拡大
斜視図、第3図は凸状係合部とリテーナとの係合状態を
示す断面図、第4図はウェザストリップに対する力の作
用方向を説明した図、第5図は従来の取り付け構造を示
す断面図である。 尚、図面中4,5はドア開口部、6,7はドア、8はブラケッ
ト、10はウェザストリップ、11は係合部材、12はリテー
ナである。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】センターピラーにて前後のドア開口部を画
    成する4ドアタイプの車両の車体側に取り付けるウェザ
    ストリップの取り付け構造において、前記ウエザストリ
    ップは前後のドア開口部及びセンターピラーに沿う一体
    形状をなすとともに、車体の一部であるブラケットに嵌
    合してドア開口部に取り付けられ、このブラケットのセ
    ンターピラー上端部に相当する位置には剛性の大なる凸
    状係合部を設け、またウエザストリップの内側面には前
    記凸状係合部と嵌合する凹部と前後方向に伸びるアーム
    を有する硬質の材料からなるリテーナを埋設したことを
    特徴とするウエザストリップの取り付け構造。
JP1990067049U 1990-06-25 1990-06-25 ウェザストリップの取付け構造 Expired - Fee Related JP2590782Y2 (ja)

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JPH0424817U JPH0424817U (ja) 1992-02-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5648357A (en) * 1979-09-25 1981-05-01 Laurel Bank Mach Co Ltd Piling device of paper sheet
JPS5833520A (ja) * 1981-08-24 1983-02-26 Nissan Motor Co Ltd ドアウエザ−ストリツプの取付構造
JPS6161866A (ja) * 1984-09-03 1986-03-29 Nhk Spring Co Ltd プリンタヘツド

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