JP2008007016A - ガラスラン - Google Patents

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Abstract

【課題】直線状に押出成形したガラスランを屈曲したドアフレームに取付けても、ドアフレームから外れ難いガラスランを提供する。
【解決手段】ガラスラン10の車外側側壁20と車内側側壁30の先端内側から、それぞれ断面略U字状の本体部の内側に向かって延出する車外側シールリップ21と車内側シールリップ31を設ける。少なくとも車外側側壁20の先端外側から、ドアフレーム2の車外側の先端を覆う車外側カバーリップ22を設け、車外側側壁20の外面には、チャンネル3に係止する車外側係止リップ23を形成する。車外側側壁20の内面には、車外側係止リップ23の形成位置よりもガラスラン本体11の開口側に車外側側壁凹部25を形成したガラスランである。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車のドアのドアフレームの内周に取付けられ、ドアガラスの昇降を案内するガラスランに関するものである。
図4に示すように、自動車のドア1のドアフレーム2の内周にドアガラス5の昇降を案内するガラスラン110が取付けられている。従来のドアフレーム2と車体開口部周縁との間をシールは、ガラスラン110、ドアウエザストリップ150とオープニングトリムウエザストリップ160によりなされている。それらの取付及びシール構造を図5に示す。
図5は、図4におけるA−A線に沿った断面図である。
ドアフレーム2の外周と車体開口部周縁6の車外側先端の間のシールは、ドアフレーム2の外周に取付けられたドアウエザストリップ150によりなされる。ドアウエザストリップ150の取付基部151がドアフレーム2のリテーナー4に嵌め込まれて、シールリップ152と中空シール部153が車体開口部周縁6に当接してシールする。
車体開口部周縁6のフランジ7には、オープニングトリムウエザストリップ160のトリム部161が取付けられて、その中空シール部162がドアフレーム膨出部2aに当接してシールしている。
従来、ガラスラン110は、ドアフレーム2のチャンネル3内に取付けられて、ドアガラス5の昇降を案内するとともに、ドアガラス5とドアフレーム2との間をシールしている。さらに、ガラスラン110は、図6と図7に示すように、押出成形により成形された直線状の直線部112からなるドア1の上辺部、フロント側縦辺部及びリヤ側縦辺部114を、ドアフレーム2の形状に合わせて型形成するコーナー部113で接続している。
ガラスラン110の本体部は、図5に示すように、車外側側壁120と、車内側側壁130と、底壁140からなる断面略U字状をなしている。車外側側壁120の先端付近から車外側シールリップ121が上記断面略U字状の内側に向けて延出するように設けられている。また、車内側側壁130にもその先端付近から車内側シールリップ131が断面略U字状の内側に向けて延出するように設けられている。さらに、車外側側壁120の車外側の外面の先端付近からドアフレーム2の先端付近を覆うように車外側カバーリップ122が延設され、車内側側壁130の車内側の外面の先端付近からドアフレーム2の車内側の先端付近を覆うように車内側カバーリップ132が延設されている。
車外側側壁120、車内側側壁130と底壁140はドアフレーム2に設けられたチャンネル3内に挿入され、各壁の外面がチャンネル3の内面に当接される(例えば、特許文献1参照。)。
図4に示すようにリヤ側のドア1は、リヤ側に直線状のフレームを有している。このため、図6と図7に示すように、ドア1の上辺部に取付けられる直線部112とリヤ側縦辺部114を接続するコーナー部113が形成されている。さらに、リヤ側縦辺部114は、ドアフレーム2が湾曲して形成される場合には、く字形に曲がったリヤ側屈曲部115が形成されている。また、上辺部とリヤ側縦辺部114とのコーナー部113からリヤ側屈曲部115にかけてその全体を湾曲形状に形成する場合もある。
このリヤ側屈曲部115を形成するために、図6に示すように、押出成形で形成された上辺部とリヤ側縦辺部114を接続するリヤ側屈曲部115を、大きくコーナー部113と合わせて型成形により形成することが行われている(例えば、特許文献2参照。)。しかしながら、この場合は、リヤ側屈曲部115の形状が大きく成形金型も大型となり、成形作業に手間がかかるとともに、コストアップの原因となっていた。
また、このリヤ側屈曲部115を形成するために、図7に示すように、押出成形で形成された上辺部とリヤ側縦辺部114の上部部分のコーナー部113のみを型成形により形成し、く字形に曲がったリヤ側屈曲部115に切欠き部を設け、折り曲げて、その切欠き部に型成形でゴム部材等を充填することもおこなわれている(例えば、特許文献3参照。)。しかしながら、この場合は、コーナー部113とリヤ側屈曲部115の2箇所を型成形する必要が生じ、成形作業に手間がかかるとともに、コストアップの原因となっていた。
このため、図8に示すように、コーナー部113は、型成形して、リヤ側屈曲部115は、直線状に押出成形したリヤ側縦辺部114をそのまま撓ませて、ドアフレーム2内に嵌め込むことも行われている。
しかしながら、この場合に、図9に示すように、このリヤ側屈曲部115の部分に図9に示す矢印方向から、車外側側壁120の先端部分に力が加わった場合には、例えば、人や物がリヤ側屈曲部115に触れた場合には、車外側カバーリップ122が見栄えを良くするために、ドアフレーム2の先端のみを覆うように短く形成されているため、図9における下方向、即ち、ガラスラン110の車外側側壁120の全体が内部方向に倒れやすく、車外側係止リップ123がチャンネル3から外れやすくなる。
このとき、リヤ側縦辺部114は、直線状のものをドアフレーム2に沿って撓ませて嵌め込んだのみであるため、自身の弾性復元力により直線状に戻りドアフレーム2から大きくはみ出しやすくなる。
特開平11−314528号公報 特開2000−33821号公報 特開平08−207596号公報
このため、直線状に押出成形したガラスランを屈曲したドアフレームに取付けても、ドアフレームから外れ難いガラスランを提供することが必要であった。
上記課題を解決するために請求項1の本発明は、自動車のドアのドアフレームの内周に設けたチャンネルに取付けるドアガラスの昇降を案内するガラスランにおいて、
ガラスランのガラスラン本体は、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略U字形をなし、車外側側壁と車内側側壁の先端内側から、それぞれ断面略U字状の本体部の内側に向かって延出する車外側シールリップと車内側シールリップを設けるとともに、少なくとも車外側側壁の先端外側から、ドアフレームの車外側の先端を覆う車外側カバーリップを設け、
車外側側壁の外面には、チャンネルに係止する車外側係止リップを形成するとともに、車外側側壁の内面には、車外側係止リップの形成位置よりもガラスラン本体の開口側に車外側側壁凹部を形成したガラスランである。
請求項1の本発明では、ガラスランのガラスラン本体は、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略U字形をなし、車外側側壁と車内側側壁の先端内側から、それぞれ断面略U字状の本体部の内側に向かって延出する車外側シールリップと車内側シールリップを設けるとともに、少なくとも車外側側壁の先端外側から、それぞれドアフレームの車外側の先端を覆う車外側カバーリップを設けた。このため、ドアフレームのチャンネル内に取付けられて、ドアガラスとドアフレームの間をシールすることができるとともに、ドアガラスの端部を保持することができる。また、少なくとも車外側カバーリップがドアフレームの先端をカバーして保護し、見栄えを良くすることができる。
車外側側壁の外面には、チャンネルに係止する車外側係止リップを形成するとともに、車外側側壁の内面には、車外側係止リップの形成位置よりもガラスラン本体の開口側に車外側側壁凹部を形成した。このため、車外側係止リップがチャンネル内面に係止され、チャンネルから外れにくくなるとともに、ガラスランの車外側側壁部分に、車外側から力が加わっても、車外側側壁は、車外側側壁凹部で屈曲することができ、車外側側壁凹部の下にある車外側係止リップがドアフレームの段部に係止され続けるため、ガラスランがチャンネルから外れることがない。
請求項2の本発明は、車外側側壁は、車外側側壁凹部よりもガラスラン本体の開口側と比べて、車外側側壁凹部よりも底壁側が厚肉に形成されたガラスランである。
請求項2の本発明では、車外側側壁は、車外側側壁凹部よりもガラスラン本体の開口側と比べて、車外側側壁凹部よりも底壁側が厚肉に形成されたため、ガラスランの車外側側壁部分に、車外側から力が加わって車外側側壁凹部が屈曲しても、車外側側壁の車外側側壁凹部よりも底壁側の部分は剛性が高く変形することなく、チャンネル内に保持され続けることができる。
請求項3の本発明は、ドアフレームの先端は、折り曲げられてチャンネルの車外側先端部分を覆うとともに挟持しており、車外側カバーリップは、ドアフレームの先端の折り曲げ部分を覆うガラスランである。
請求項3の本発明では、ドアフレームの先端は、折り曲げられてチャンネルの車外側先端部分を覆うとともに挟持しており、車外側カバーリップは、ドアフレームの先端の折り曲げ部分を覆う。このため、ドアフレームの折り曲げられた部分がチャンネルの先端を強く挟持して保持することができるとともに、車外側カバーリップがドアフレームとガラスランの間に雨水等が進入することを防止できる。
請求項4の本発明は、車外側係止リップが、折り曲げられてチャンネルの車外側先端部分を覆い挟持したドアフレームの端縁に係止するガラスランである。
請求項4の本発明では、車外側係止リップが、折り曲げられてチャンネルの車外側先端部分を覆い挟持したドアフレームの端縁に係止するため、チャンネルを折り曲げて段部を形成する必要がなく、車外側側壁がチャンネルに確実に係止されることができる。
車外側側壁の外面には、車外側係止リップを形成するとともに、車外側側壁の内面には、車外側係止リップの形成位置よりもガラスラン本体の開口側に車外側側壁凹部を形成したため、ガラスランの車外側側壁部分に、車外側から力が加わっても、車外側側壁は、車外側側壁凹部で屈曲することができ、車外側係止リップの係止が維持されてガラスラン本体がドアフレームのチャンネルから外れることがない。
本発明の実施の形態を図1〜図4に基づき説明する。
図4は自動車のドア1の側面図である。図1は、本発明の実施の形態のガラスラン10の断面図であるとともにドアフレーム2への取付状態を示す断面図であり、図4のA−A線に沿った部分の断面図である。図2は、第1図のガラスラン10の車外側側壁20部分をドアフレーム2のチャンネル3に取付けた部分の拡大断面図である。図3は、ガラスラン10のリヤ側縦辺の屈曲状態を示す部分正面図である。
図4に示すように、自動車のドア1のベルトラインより上部にはドアフレーム2が設けられ、ドアガラス5が昇降自在に取付けられる。即ち、ドアフレーム2の内周には、ガラスラン10が取付けられ、ドアガラス5の昇降を案内するとともに、ドアガラス5とドアフレーム2との間をシールしている。
リヤ側のドア1のドアフレーム2においては、車体開口部周縁6のルーフと当接する上辺と、フロント側とリヤ側に縦辺のフレームが形成され、その縦辺は、上辺とそれぞれ接続されている。そして、ガラスラン10は、図3に示すように、その縦辺と上辺に装着される押出成形で直線状に形成された直線部12、12と、その接続部分に装着される型成形により成形されたコーナー部13が形成されている。
特に、ドアフレーム2のリヤ側の縦辺においては、デザイン的な要求から大きな曲率半径で曲げられる場合があり、そのドアフレーム2に適合するように、直線部12は、リヤ側屈曲部15で曲げられている。なお、フロント側のドア1においてもドアフレーム2が大きな曲率半径で曲げられる場合には、本発明を適用することができる。
また、ワンボックスカーのスライドドアにおいてもドアフレームが大きな曲率半径で曲げられる部分を有する場合にも、本発明を適用することができる。
次にガラスラン10をドアフレーム2に取付けた状態を説明する。
ドアフレーム2は、図1に示すように、ドアフレーム2の車外側面を形成するアウターパネル2cと、車内側面を形成するインナーパネル2dと、ガラスラン10を取付けるチャンネル3と、ドア1の外周に取付けられて、ドア1と車体開口部周縁6との間をシールするドアウエザストリップ(図示せず)を取付けるリテーナー(図示せず)から形成される。
アウターパネル2cは、ドアフレーム2の外面を形成するため、その表面は平坦、平滑に形成される。インナーパネル2dは、ドア閉時に車体開口部周縁6に取り付けられたオープニングトリムウエザストリップ(図示せず)に当接してシールするため、ドアフレーム膨出部2a(図5参照)が車内方向に膨出して形成されている。
本実施例においては、ドアフレーム2は、ガラスラン10を装着するための部分を断面略U字形に折り曲げて形成せず、別に形成した断面略U字形のチャンネル3を装着されている。
チャンネル3は、断面略U字形に形成され、チャンネル車外側側壁3bと、チャンネル車内側側壁3cと、チャンネル底壁3dから形成される。
アウターパネル2cの先端がヘヤピン状に屈曲されて、チャンネル車外側側壁3bの先端を覆い、挟持している。このため、チャンネル車外側側壁3bの内面には、アウターパネル2cの端面によりチャンネル車外側側壁段部3fが形成される。
アウターパネル2cのチャンネル車内側側壁3cには、チャンネル3内部に突出したチャンネル車内側側壁段部3gが形成されている。チャンネル車内側側壁3cは、インナーパネル2dと接着又は溶着されている。
なお、チャンネル3は、アウターパネル2c又はインナーパネル2dから一体に延出させて折り曲げ形成してもよい。その場合には、チャンネル車外側側壁3bには、チャンネル車内側側壁3cと同様にチャンネル車外側側壁3bを屈曲させた段部を形成する。
本発明のガラスラン10は、上述のとおり、直線部12とコーナー部13とからなるが、ガラスラン10の直線部12は、ドアフレーム2の上辺に取付けられる部分も縦辺部に取付けられる部分も基本的には、ほぼ同様な断面略U字形の断面形状を有している。
本実施の形態では、ドアフレーム2の縦辺に取付けられるガラスラン10に関するものについて説明するが、ドアフレーム2の上辺に装着されるガラスラン10についても同様である。
ドアフレーム2の縦辺に取付けられる本発明の実施の形態のガラスラン10の直線部12は、図1に示すように、ガラスラン本体11として、車外側側壁20と、車内側側壁30と、底壁40とから断面略U字状に形成され、一体的に押出成形で形成されている。
車外側側壁20の先端付近から車外側シールリップ21が上記断面略U字状の本体部の内側に向けて延設されている。また、車外側カバーリップ22が車外側側壁20の先端外面からドアフレーム2のアウターパネル2cのヘヤピン状に屈曲した先端をカバーするように延設されている。このためドアフレーム2とガラスラン10の間のシールをすることができるとともに、ドアフレーム2の先端の美観を向上させることができる。
車外側側壁20の外面には、第1車外側係止リップ23と第2車外側係止リップ24が形成されている。第1車外側係止リップ23は、ガラスラン10がチャンネル3内に嵌め込まれると、上述のチャンネル車外側側壁段部3fに係止され、ガラスラン10がチャンネル3から外れることを防止する。
第2車外側係止リップ24は、第1車外側係止リップ23よりもチャンネル車外側側壁3bの奥の内面に当接してガラスラン10がチャンネル内でぶれることを防止するとともに、シール性を向上させている。
車外側側壁20の内面には、チャンネル3の第1車外側係止リップ23が形成された位置よりもガラスラン本体11の開口側の位置に車外側側壁凹部25が形成されている。車外側側壁凹部25は、断面が半円形状や、三角形状に形成することができる。この車外側側壁凹部25により、車外側側壁20が車外側側壁凹部25部分で撓みやすくなり、ガラスラン10の車外側カバーリップ22や車外側シールリップ21の付け根部分に人が触れたりして、車外側から力が加わっても、図2に示すように、車外側側壁20は、車外側側壁凹部25でガラスラン本体11の内部側に屈曲することができ、第1車外側係止リップ23がドアフレーム2のチャンネル3から外れることがない。
車外側側壁20は、車外側側壁凹部25よりも底壁40側(図1と図2においては右側)が、車外側側壁凹部25よりもガラスラン本体11の開口側と比べて厚肉に形成されている。このため、ガラスラン10の車外側側壁20の先端部分に、車外側から力が加わって車外側側20の先端部分が屈曲しても、車外側側壁20の車外側側壁凹部25よりも底壁40側の部分は剛性が高く、変形することない。このため、第1車外側係止リップ23がチャンネル車外側側壁段部3fから外れることがなく、ガラスラン10がチャンネル3内に保持され続けることができる。
車外側側壁20の先端からガラスラン本体11の内部方向に斜めに車外側シールリップ21が延設されている。車外側シールリップ21の表面には、低摺動部材であるシリコン塗料の皮膜や、突条を形成することができる。このため、ドアガラス5がガラスラン本体11の内部に侵入したときに、ドアガラス5の摺動抵抗を減少させることができる。
車内側側壁30の先端から車内側シールリップ31が上記断面略U字状の内側に向けて延設されており、また、車内側カバーリップ32が車内側側壁30の先端外面からドアフレーム2の車内側端面を覆うように延設され、ドアフレーム2のインナーパネル2dの先端とチャンネル車内側側壁3cの先端をカバーしている。このため、ドアフレーム2の車内側の先端の美観の向上と保護をすることができる。
車内側側壁30の外面には、第1車内側係止リップ33と第2車内側係止リップ34が形成されている。ガラスラン10がチャンネル3に取付けられたときに、第1車内側係止リップ33は、チャンネル車内側側壁3cに当接して、ガラスラン10とチャンネル3との間をシールするとともに、ガラスラン10をチャンネル3内でガタつかないように保持している。第2車内側係止リップ34は、チャンネル車内側側壁3cを屈曲して形成されたチャンネル車内側側壁段部3gに係止されて、ガラスラン10がチャンネル3から外れることを防止している。
ガラスラン10は、ドアフレーム2に装着されたときに車外側シールリップ21と車内側シールリップ31の先端が相互に接触するように形成されている。
ドアガラス5が上昇してガラスラン10の上辺の本体の内部に挿入されたときに、車外側シールリップ21と車内側シールリップ31の先端がドアガラス5の先端に当接して、ドアガラス5とドアフレーム2との間をシールするとともに、ドアガラス5を保持している。
車外側側壁20と車外側シールリップ21は、車内側側壁30と車内側シールリップ31よりもそれぞれ小さく、車外側シールリップ21の方が車内側シールリップ31よりも短く、薄肉に形成されている。このため、ドアガラス5をガラスラン10の本体の内部で車外側に位置させることができ、ドアガラス5とドアフレーム2との段差を少なくすることができる。従って、空気抵抗や風切音の発生が減少し、デザイン的にも好ましい。
車内側シールリップ31と底壁40のドアガラス5が当接する表面には、車外側シールリップ21と同様に、ウレタン樹脂、シリコン樹脂等の低摺動部材が塗布されている。このため、ドアガラス5がガラスラン10の本体部内を摺動するときに、その摺動抵抗を減少させることができ、異音の発生防止とガラスラン10のずれを防止することができる。
また、車外側側壁20の内面と車外側シールリップ21の裏面にウレタン樹脂等の低摺動部材を貼付してもよい。この場合、車外側シールリップ21と車外側側壁20との密着を防止できる。底壁40の断面略U字形の内面には、シールリップ26、36と同様にウレタン樹脂等の低摺動部材が塗布されている。このため、ドアガラス5との摺動抵抗を減少させることができる。
本発明の実施の形態であるガラスランであり、ガラスランがドアフレームに取り付けられた状態を示す断面図であり、図4のA−A線に沿った部分の断面図である。 本発明の実施の形態であるガラスランの車外側側壁部分の拡大断面図である。 本発明の実施の形態であるリヤドアに取付けたガラスランのコーナー部分の部分正面図である。 自動車の側面図である。 従来のドアフレームに取付けられたガラスランの取付構造の断面図であり、図4のA−A線に沿った部分の断面図である。 従来のガラスランのコーナー部分の部分正面図である。 従来の他のガラスランのコーナー部分の部分正面図である。 従来のガラスランをドアフレームに取付けた状態のコーナー部分の部分正面図である。 従来のガラスランの車外側側壁部分の拡大断面図である。
符号の説明
2 ドアフレーム
3 チャンネル
10 ガラスラン
20 車外側側壁
21 車外側シールリップ
22 車外側カバーリップ
23 第1車外側係止リップ
25 車外側側壁凹部
30 車内側側壁
31 車内側シールリップ
32 車内側カバーリップ
40 底壁

Claims (4)

  1. 自動車のドアのドアフレームの内周に設けたチャンネルに取付けるドアガラスの昇降を案内するガラスランにおいて、
    上記ガラスランのガラスラン本体は、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略U字形をなし、上記車外側側壁と車内側側壁の先端内側から、それぞれ上記断面略U字状の本体部の内側に向かって延出する車外側シールリップと車内側シールリップを設けるとともに、少なくとも上記車外側側壁の先端外側から、上記ドアフレームの車外側の先端を覆う車外側カバーリップを設け、
    上記車外側側壁の外面には、上記チャンネルに係止する車外側係止リップを形成するとともに、上記車外側側壁の内面には、該車外側係止リップの形成位置よりもガラスラン本体の開口側に車外側側壁凹部を形成したことを特徴とするガラスラン。
  2. 上記車外側側壁は、上記車外側側壁凹部よりもガラスラン本体の開口側と比べて、上記車外側側壁凹部よりも上記底壁側が厚肉に形成された請求項1に記載のガラスラン。
  3. 上記ドアフレームの先端は、折り曲げられて上記チャンネルの車外側先端部分を覆うとともに挟持しており、上記車外側カバーリップは、上記ドアフレームの先端の折り曲げ部分を覆う請求項1又は請求項2に記載のガラスラン。
  4. 上記車外側係止リップは、折り曲げられて上記チャンネルの車外側先端部分を覆い挟持した上記ドアフレームの端面に係止する請求項1乃至請求項3に記載のガラスラン。
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