JP2591348Y2 - ハードトップ車のウエザーストリップ - Google Patents

ハードトップ車のウエザーストリップ

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JP2591348Y2
JP2591348Y2 JP1993033756U JP3375693U JP2591348Y2 JP 2591348 Y2 JP2591348 Y2 JP 2591348Y2 JP 1993033756 U JP1993033756 U JP 1993033756U JP 3375693 U JP3375693 U JP 3375693U JP 2591348 Y2 JP2591348 Y2 JP 2591348Y2
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JP
Japan
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opening edge
molding
weather strip
molding retainer
retainer
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Expired - Lifetime
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JP1993033756U
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English (en)
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JPH0687032U (ja
Inventor
守 升本
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Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ハードトップ車のボデ
ィ開口端縁に取付けるドアガラスと弾接させるウエザー
ストリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1・図2を参考にして説明する。従
来、ハードトップ車のボディ開口縁10に取付け、ドア
ガラス20と弾接させるウエザーストリップとして、モ
ールリテーナー80と芯金61を埋設したL字状基底部
60とを重ねて、ボディ開口縁10にビス90によって
取付けるようにしてあり、スポンジシール体70の一端
をL字状基底部60の室内側下端に一体に結合し、その
結合端を軸に上下に全体を開閉させることが出来るよう
にすると共に、その自由端は前記基底部60の室外側先
端に設けた鈎部62に掛止して留めるようにしてある。
【0003】しかしながら、上記従来のハードトップ車
のウエザーストリップは、モールリテーナー80とスポ
ンジシール体70とが別体になっていて、モールリテー
ナー80を組み付けた後、スポンジシール体70を組み
付ける構成になっており、その組み付けに時間が掛か
り、さらにルーフ断面A−Aに比べて、ピラー下部断面
B−Bは、その外観ラインとフランジ11との間の距離
Wが広くなっていて、やむなく、ウエザーストリップを
型成形によって製作する必要があり、それだけコスト高
となると言う問題点がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、上記従来のハードトップ車のウエザーストリップ
はいずれも、モールリテーナー80とスポンジシール体
70とが別体になっていて、その組み付けに時間が掛か
ること、ルーフ断面A−Aに比べて、ピラー下部断面B
−Bは、その外観ラインとフランジ11との間の距離W
が広くなっていて、型成形によって製作する必要があ
り、それだけコスト高となることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1・図3・図4を参考
にして説明する。本考案は、室外側上端にボディ開口縁
10と弾接させるシールリップ31を、室外側下端にガ
ラスアジャスター部32を、室内側下端にボディ開口縁
10のフランジ11を覆う装飾リップ33を一体成形し
た板金製モールリテーナー30を、ボディ開口縁10に
取付け、該モールリテーナー30の室外側内面に形成し
た嵌着部35にスポンジシール体40の室外側の一端を
嵌着し、前記嵌着部35を軸に全体を上下に開閉可能に
左右方向の幅変更可能に構成すると共に、モールリテー
ナー30の左右方向の幅を伸縮可能に、その嵌着部35
近傍に屈曲部37を形成してなるものである。
【0006】
【実施例】実施例について説明すると、10はハードト
ップ車のボディ開口縁、11はそのボディ開口縁10の
室内側に垂設したフランジ、20はドアガラス、30は
板金を折曲げて形成し、ビス90でボディ開口縁10に
取付けるモールリテーナーであって、それぞれ室外側上
端にボディ開口縁10と弾接させるシールリップ31
を、室外側下端にガラスアジャスター部32を、室内側
下端にボディ開口縁10の室内側に垂設したフランジ1
1を覆う装飾リップ33を一体成形してある。40はド
アガラス20と弾接させるスポンジシール体であって、
前記モールリテーナー30の室外側内面に、スポンジシ
ール体40の室外側の一端41を嵌着してある。なお、
このスポンジシール体40は、予めガラスアジャスター
部32と組み合わせて形成した嵌着部35に嵌着してあ
って、その嵌着部35を軸に全体を上下に開閉可能に左
右方向の幅変更可能に構成してある。また、前記フラン
ジ11とモールリテーナー30の外観面との間の距離W
がルーフ部13からフロントピラー部14下端に向かっ
て、拡大することに対応して、その左右方向の幅Wを伸
縮可能に、モールリテーナー30の嵌着部35近傍に屈
曲部37を形成してある。なお、92は室内側天井部1
2を覆うシーリング材である。
【0007】作用について説明すると、予めモールリテ
ーナー30にスポンジシール体40を嵌着し、組み付け
て一体にしたうえ、スポンジシール体40を嵌着部35
を軸に全体を下に開いた状態にして、モールリテーナー
30上面をボディ開口縁10に当て、ビス90を図示さ
れない孔に差し込み、スクリュドライバーで締め付け、
全体をボディ開口縁10に取付ける。後はスポンジシー
ル体40の室内側先端を装飾リップ33に掛けて留めれ
ばよい。また、モールリテーナー30の嵌着部35近傍
に屈曲部37を形成してあるため、前記フランジ11と
モールリテーナー30の外観面との間の距離Wがルーフ
部13からフロントピラー部14下端に向かって、拡大
することに対応して、その幅Wを伸縮可能であり、フロ
ントピラー部14下端の部分を型成形によって製作する
必要がない。
【0008】
【考案の効果】本考案は以上のように構成されるため、
モールリテーナー30とスポンジシール体40が一体に
なっていて、しかもスポンジシール体40を下に開くこ
とが出来、ビス90による取付けが極めて簡単であり、
組み付け作業時間が著しく短縮される。また、ルーフ部
13からフロントピラー部14下端まで、全て押出成形
によって製作可能であり、コストが大幅に低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハードトップ車の側面図である。
【図2】従来例を示す図1のA−A断面図である。
【図3】本考案の実施例を示す図1のA−A断面図であ
る。
【図4】本考案の実施例を示す図1のB−B断面図であ
る。
【符号の説明】
10 ボディ開口縁 11 フランジ 12 室内側天井部 13 ルーフ部 14 フロントピラー部 20 ドアガラス 30 モールリテーナー 31 シールリップ 32 ガラスアジャスター部 33 装飾リップ 35 嵌着部 37 屈曲部 40 スポンジシール体 60 L字状基底部 61 芯金 62 鈎部 70 スポンジシール体 80 モールリテーナー 90 ビス 92 シーリング材 93 屈曲部 W 距離

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室外側上端にボディ開口縁(10)と弾
    接させるシールリップ(31)を、室外側下端にガラス
    アジャスター部(32)を、室内側下端にボディ開口縁
    (10)のフランジ(11)を覆う装飾リップ(33)
    を一体成形した板金製モールリテーナー(30)を、ボ
    ディ開口縁(10)に取付け、該モールリテーナー(3
    0)の室外側内面に形成した嵌着部(35)にスポンジ
    シール体(40)の室外側の一端を嵌着し、前記嵌着部
    (35)を軸に全体を上下に開閉可能に左右方向の幅変
    更可能に構成すると共に、モールリテーナー(30)の
    左右方向の幅を伸縮可能に、その嵌着部(35)近傍に
    屈曲部(37)を形成してなるハードトップ車のウエザ
    ーストリップ。
JP1993033756U 1993-05-27 1993-05-27 ハードトップ車のウエザーストリップ Expired - Lifetime JP2591348Y2 (ja)

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JPH0687032U JPH0687032U (ja) 1994-12-20
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