JPH0210019Y2 - - Google Patents

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JPH0210019Y2
JPH0210019Y2 JP10382083U JP10382083U JPH0210019Y2 JP H0210019 Y2 JPH0210019 Y2 JP H0210019Y2 JP 10382083 U JP10382083 U JP 10382083U JP 10382083 U JP10382083 U JP 10382083U JP H0210019 Y2 JPH0210019 Y2 JP H0210019Y2
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JP
Japan
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quarter panel
mounting step
panel outer
width direction
rear window
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JP10382083U
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JPS6011819U (ja
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、リヤウインドウの車幅方向両側が車
体の側面側に回り込んだ構造の乗用車において、
リヤウインドウとクオータパネルアウタとの連結
部に溜まる水滴を確実に排水するように企図した
クオータパネルの排水構造に関する。
近年、ガラス加工技術の進歩により乗用車の車
幅方向両側端部を車体の側面側に回り込ませたい
わゆるクリスタルカツトと称されるラツプアラウ
ンド形式のものが用いられつつある。このような
形式のリヤウインドウを具えた乗用車の後部を表
す第1図から明らかなように、ラツプアラウンド
形式ののリヤウインドウは、意匠上で特異な効果
が得られると共に運転者等の後方視界が改善され
る利点を有する。
第1図中の矢視A部の縦断面形状を表す第2図
aに示すように、リヤシエルフパネル103の車
体前後方向中間部に形成されるリヤウインドウ1
01の取付段部104は、このリヤシエルフパネ
ル103の車幅方向に沿つて延設され、ここなシ
ーラ102を介してリヤウインドウ101が接着
固定される。そして、このリヤウインドウ101
を伝わつて流れ落ちて来る水滴は、取付段部10
4からこの取付段部104に連通する水抜き溝1
05を介してリヤシエルフパネル103の後端部
に形成された排水チヤンネル106に導かれ、更
にクオータパネルに設けられた図示しない排水チ
ヤンネルを通つて車体後端部へ流下するようにな
つている。
第1図中のB矢視部の縦断面形状を表す第2図
bに示すように、ラツプアラウンド形式のリヤウ
インドウ101の車幅方向両側端部は、クオータ
パネルアウタ107の上端部に形成された取付段
部108にシーラ109を介して貼着される。そ
して、この取付段部108に溜まる水滴も前述し
たクオータパネルアウタ107とクオータパネル
インナ110とで構成されるクオータパネルの排
水チヤンネルから車体後端部へ流下するようにな
つている。
ところが、リヤウインドウ101の形状や取付
状態によつては、リヤウインドウ101の車幅方
向両側端部の下端が前下がり状態となつてしま
い、この取付段部108に流れ込む水滴が排水チ
ヤンネル側へ流出せずにここに溜まつてしまう欠
点があつた。このため、従来のラツプアラウンド
形式のリヤウインドウ104では、その車幅方向
両側端部の下端部が接合されるクオータパネルア
ウタ107の取付段部108に防錆上の問題を有
するものが少なくなかつたのである。
このような問題は、塗装時において取付段部1
08に塗料が溜まり、製造ライン中に何らかの振
動で塗料がクオータパネルアウタの表面に垂れ落
ちて塗装むらを誘発する危険性も含んでいるた
め、改善が望まれていた。
本考案は、かかる従来のラツプアラウンド形式
のリヤウインドウにおけるクオータパネルアウタ
の取付段部の構造上の問題に鑑み、この取付段部
に溜まる水滴を確実に排水し得るように企図した
新規な構造の排水構造を提供することを目的とす
る。
この目的を達成する本考案のクオータパネルの
排水構造にかかる構成は、リヤウインドウの車幅
方向両側下部が接合される取付段部を上端部に有
すると共にこの取付段部の前側にリヤピラーアウ
タの基端部が一体形成されたクオータパネルアウ
タを具え、前記リヤウインドウの車幅方向両側が
車体の側面側へ回り込んだ構造の乗用車におい
て、前記クオータパネルアウタの取付段部を前下
がり形状に形成し、この取付段部とクオータパネ
ルアウタタのリヤドア開口縁とに連通する前下が
り形状の排水溝を前記クオータパネルアウタの上
端部と前記リヤピラーアウタの基端部との間に形
成したことを特徴とするものである。
つまり、本考案の一実施例における乗用車の後
部の外観を表す第3図及びその矢視部の縦断面
構造を表す第4図に示すように、クオータパネル
アウタ11の上端部とこのクオータパネルアウタ
11の上端部に一体形成したリヤピラーアウタ1
2の基端部との間には、一端側がクオータパネル
アウタ11に形成したリヤウインドウ17の取付
段部13に連通すると共に他端側がクオータパネ
ルアウタ11のリヤドア14側の開口端15に連
通する前下がり形状の排水溝16が形成されてい
る。従つて、リヤウインドウ17等を伝わつてク
オータパネルアウタ11の取付段部13に流れ込
む水滴などは、排水溝16からクオータパネルの
リヤドア14側の開口端へと流下し、取付段部1
3へ溜まる虞がなくなるのである。
なお、実施例では排水溝16に沿つて外部から
これを隠すモール18がクリツプ19によつてク
オータパネルアウタ11と一体のリヤピラーアウ
タ12に固定され、このクリツプ19を隠すよう
にガーニツシユ20がリヤピラーアウタ12全体
に装着されているが、これらは必ずしも設けなく
て良い。
このように本考案のクオータパネルの排水構造
によると、クオータパネルアウタの上端部とこの
クオータパネルアウタ11の上端部に一体形成し
たリヤピラーアウタの基端部との間に、クオータ
パネルアウタの取付段部とリヤドア開口端とを連
通する前下がり形状の配水溝を形成したので、ク
オータパネルアウタの取付段部に流れ込む水滴等
が排水溝を通してクオータパネルアウタのリヤド
ア開口端へと流出し、このクオータパネルアウタ
の取付段部に溜まる虞が全く無くなつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のラツプアラウンド形式のリヤウ
インドウを具えた乗用車の後部の外観を表す斜視
図、第2図a,bはそれぞれその矢視A部、矢視
B部の縦断面図である。又、第3図は本考案によ
るラツプアラウンド形式のリヤウインドウを具え
た乗用車の後部の一実施例の外観を表す斜視図、
第4図はその矢視部の縦断面図である。 図中の符号で11はクオータパネルアウタ、1
2はリヤピラーアウタ、13は取付段部、14は
リヤドア、15はクオータパネルアウタのリヤド
ア開口端、16は排水溝、17はリヤウインドウ
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リヤウインドウの車幅方向両側下部が接合され
    る取付段部を上端部に有すると共にこの取付段部
    の前側にリヤピラーアウタの基端部が一体形成さ
    れたクオータパネルアウタを具え、前記リヤウイ
    ンドウの車幅方向両側が車体の側面側へ回り込ん
    だ構造の乗用車において、前記クオータパネルア
    ウタの取付段部を前下がり形状に形成し、この取
    付段部とクオータパネルアウタタのリヤドア開口
    縁とに連通する前下がり形状の排水溝を前記クオ
    ータパネルアウタの上端部と前記リヤピラーアウ
    タの基端部との間に形成したことを特徴とするク
    オータパネルの排水構造。
JP10382083U 1983-07-06 1983-07-06 クオ−タパネルの排水構造 Granted JPS6011819U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10382083U JPS6011819U (ja) 1983-07-06 1983-07-06 クオ−タパネルの排水構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10382083U JPS6011819U (ja) 1983-07-06 1983-07-06 クオ−タパネルの排水構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6011819U JPS6011819U (ja) 1985-01-26
JPH0210019Y2 true JPH0210019Y2 (ja) 1990-03-13

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ID=30244049

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10382083U Granted JPS6011819U (ja) 1983-07-06 1983-07-06 クオ−タパネルの排水構造

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JPS6011819U (ja) 1985-01-26

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