JP2796510B2 - 自動車用のドリップモールディング - Google Patents

自動車用のドリップモールディング

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JP2796510B2
JP2796510B2 JP7036647A JP3664795A JP2796510B2 JP 2796510 B2 JP2796510 B2 JP 2796510B2 JP 7036647 A JP7036647 A JP 7036647A JP 3664795 A JP3664795 A JP 3664795A JP 2796510 B2 JP2796510 B2 JP 2796510B2
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along
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土田勝士
田村哲持
平井秀則
大橋一正
橋本幸生
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Katayama Kogyo Co Ltd
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Katayama Kogyo Co Ltd
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のドアーと本体と
の間の間隙を被覆するドリップモールディングに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のドリップモールディングは
自動車のドアーと車体との間の間隙を被覆するもので、
自動車のドアーの外周に沿って円弧状に弯曲させた金属
製の装飾薄板から形成したモールディング本体から成
り、モールディング本体にはその外周に合成樹脂製の支
持片を取付け、支持片には車体パネルに当接させる上部
支持片を備えてあるが、雨天の際の走行において車体の
ルーフ部やピラー部からの雨垂れがドアーウインドのガ
ラスパネルに落下してドアーウインドの視界を悪くする
のを防止するためにモールディング本体の上部支持片と
車体との間の車体パネルにV字形の溝を形成し、この溝
により雨垂れを受けてドアーウインドのガラスパネルに
落下しないように誘導していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術のも
のにおいて、モールディング本体に設けた上部支持片の
上方の車体パネルに形成したV字形の雨水受け溝は車体
のルーフ部やピラー部の位置によっては溝が十分に形成
できず、又汚泥や塵芥により溝が閉塞され、雨水の誘導
溝として作用しない場合がある。
【0004】本発明の目的は車体のルーフ部やピラー部
にV字形の溝を形成しなくとも、ドリップモールディン
グ自体に車体のルーフ部やピラー部からの雨垂れがドア
ーウインドのガラスパネルに落下しないように誘導する
雨水受け溝を備えたドリップモールディングを提供する
ことにある。
【0005】本発明の他の目的は車体のルーフ部やピラ
ー部の断面形状の異なる部分に最適に適合させる形状に
させることができると共に溝の深さ及び幅を最適に形成
できる雨水受け溝を有するドリップモールディングを提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるドリップモ
ールディングはモールディング本体の上端に合成樹脂製
の支持片をモールディング本体の長手方向に沿って一体
的に付設し、支持片にはモールディング本体の長手方向
に沿って延伸させた雨水受け溝を備え、雨水受け溝を支
持片と該支持片に突設した合成樹脂製のリップ部から形
成し、雨水受け溝の深さ、又は幅、若しくは深さと幅を
長手方向に沿って変化させるために支持片には長さ、又
は取付け位置、若しくは長さと取付け位置を長手方向に
沿って変化させたリップ部を取付けたものである。
【0007】
【実施例】図において、符号1は本発明によるドリップ
モールディングを示し、ドリップモールディング1は図
2に示すように自動車のドアー2と車体パネル3との間
に介在させるためものであり、ドアー2のガラスパネル
4を圧接させるために車体パネル3に取付けたウェザー
ストリップ5と車体パネル3とを被覆するように車体パ
ネル3に取付けられている。ドリップモールディング1
はドアー2の外周に沿って円弧状に弯曲させた金属製の
装飾薄板から形成したモールディング本体6から成り、
モールディング本体6はその外周に合成樹脂製の支持片
7を取付けてあり、支持片7は車体パネル3に当接させ
る上部支持片とウェザーストリップに当接させる下部支
持片を有している。
【0008】モールディング本体6に取付けた上部支持
片7には支持片7と同様の合成樹脂製の外側リップ部8
と内側リップ部9とを突設させ、外側リップ部8と内側
リップ部9はモールディング本体6の長手方向に沿って
所定の長さまで延伸し、内側リップ部9は外側リップ部
8よりも短く、車体パネル3に当接させるもので、外側
リップ部8は内側リップ部9よりも長く車体パネル3に
対向して上方に延伸している。外側リップ部8と内側リ
ップ部9に当接させた車体パネル3との間に雨水受け溝
10を形成し、雨水受け溝10はモールディング本体6
の長手方向に沿って延伸し、車体パネル3から落下する
雨垂れを収容してモールディング本体6の両端部に誘導
するようになっている。
【0009】外側リップ部8は図3に二点鎖線で示すよ
うに外側に向けて傾斜させ、その傾斜角度を長手方向に
沿って変化させることができ、円弧形状の中央部近傍に
おいてその傾斜角度を最大にし、中央部分から両端部に
向けてその傾斜角度が徐々に小さくなるように、即ち内
側リップ部9との間の間隙の幅が中央部近傍において最
大にし、両端部に向けて先細状になるように傾斜させる
ことができる。又外側リップ部8は図4及び図5に示す
ようにその長さを長手方向に沿って変化させることがで
き、図4に示したように円弧形状の中央部近傍において
その長さを最長にし、中央部から両端部に向けてその長
さを次第に短くなるように形成し、図5に示すように両
端部において外側リップ部8を消失させてある。所望の
位置において外側リップ部8の長さ又は傾斜角度を最大
にさせ、そこから徐々に小さくなるように形成すること
ができる。更に外側リップ部8はその長さ及び傾斜角度
を所望通りに種々に変化させて形成することができる。
【0010】更に、本発明のドリップモールディング1
は図6乃至図8に示したようにモールディング本体6の
上端に取付けた上部支持片7の内側下端にリップ部13
を突設し、該リップ部13はモールディング本体の長手
方向に沿って所定の長さまで延伸し、その先端を車体パ
ネル3に当接させ、上部支持片7と車体パネル3との間
のリップ部13上に雨水受け溝10を形成し、雨水受け
溝10はモールディング本体6の長手方向に沿って延伸
し、車体パネル3から落下する雨垂れを収容してモール
ディング本体6の両端部に誘導するようになっている。
【0011】リップ部13は支持片7に対する取付け位
置をモールディング本体6の長手方向bに沿って変化さ
せてあり、モールディング本体6の円弧形状の中央部近
傍において、リップ部13を支持片7の最下端の位置に
取付け、その取付け位置をモールディング本体6の両側
端に向かって上昇するようにしてあるので、リップ部1
3上の支持片7と車体パネル3との間の雨水受け溝10
の深さが中央部において最大で両端部に向けて徐々に浅
くし、両端部においては図9に示したようにリップ部1
3を支持片7の最上段に位置させ、雨水受け溝10を消
失させてある。リップ部13の長さも長手方向cに沿っ
て変化させることができ、中央部近傍において図10に
示したように最も長くし、両端部に向けてその長さを徐
々に短くすることができる。
【0012】リップ部12及びリップ部13は外側リッ
プ部8と同様にその長さ、傾斜角度、取付け位置を雨水
受け溝の深さや幅を最適にするため所望の位置を基準に
して種々変化させることができる。
【0013】
【発明の効果】本発明は自動車のドアーと車体との間の
間隙を被覆するドリップモールディング自体の上端に雨
水受け溝を形成したので、車体のルーフ部やピラー部の
いかなる位置でも十分に雨水を受け止める溝が形成で
き、車体パネルから落下する雨水を確実に受け止めて長
手方向に沿って誘導してドアーの両端部から流出させる
ことができるので、ドアーウインドのガラスパネルに雨
水が落下するのを防止することができる。更に車体のル
ーフ部やピラー部に沿って落下する雨水の量に合わせて
雨水受け溝の溝の深さ及び幅を最適に形成でき、又雨水
受け溝の位置を断面形状の異なる車体のルーフ部やピラ
ー部に最適に適合させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動車用のドリップモールディン
グを自動車に取付けた状態を示す図2のA−A線に沿う
縦断側面図。
【図2】本発明による自動車用のドリップモールディン
グを自動車に取付けた状態を示す斜視図。
【図3】本発明による自動車用のドリップモールディン
グの図1と同様の縦断側面図。
【図4】本発明による自動車用のドリップモールディン
グの第2実施例の図1と同様の縦断側面図。
【図5】本発明による自動車用のドリップモールディン
グの第2実施例の端部の縦断側面図。
【図6】本発明による自動車用のドリップモールディン
グの第3実施例の図1と同様の縦断側面図。
【図7】本発明による自動車用のドリップモールディン
グの第3実施例の端部の縦断側面図。
【図8】本発明による自動車用のドリップモールディン
グの第3実施例の変形例を示す図6と同様の縦断側面
図。
【符号の説明】
1 ドリップモールディング 2 ドアー 3 車体パネル 4 ガラスパネル 5 ウェザーストリップ 6 モールディング本体 7 支持片 8 外側リップ部 9 内側リップ部 10 雨水受け溝 13 リップ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大橋一正 岡山県井原市西江原町1005−1 片山工 業株式会社内 (72)発明者 橋本幸生 岡山県井原市西江原町1005−1 片山工 業株式会社内 (56)参考文献 実開 平2−45859(JP,U) 実開 昭57−153077(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 13/04 B62D 25/00 - 25/08 B62D 25/14 - 25/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モールディング本体の上端に合成樹脂製
    の支持片をモールディング本体の長手方向に沿って一体
    的に付設し、支持片にはモールディング本体の長手方向
    に沿って延伸させた雨水受け溝を備え、雨水受け溝を支
    持片と該支持片に突設した合成樹脂製のリップ部から形
    成し、雨水受け溝の深さ、又は幅、若しくは深さと幅を
    長手方向に沿って変化させるために支持片には長さ、又
    は取付け位置、若しくは長さと取付け位置を長手方向に
    沿って変化させたリップ部を取付けたことを特徴とする
    ドリップモールディング。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57153077U (ja) * 1981-03-24 1982-09-25
JPH079714Y2 (ja) * 1988-09-26 1995-03-08 西川ゴム工業株式会社 車体固定パネルのサイド部シール構造

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