JPH079714Y2 - 車体固定パネルのサイド部シール構造 - Google Patents
車体固定パネルのサイド部シール構造Info
- Publication number
- JPH079714Y2 JPH079714Y2 JP1988125879U JP12587988U JPH079714Y2 JP H079714 Y2 JPH079714 Y2 JP H079714Y2 JP 1988125879 U JP1988125879 U JP 1988125879U JP 12587988 U JP12587988 U JP 12587988U JP H079714 Y2 JPH079714 Y2 JP H079714Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle body
- fixing panel
- body fixing
- seal structure
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、自動車のルーフパネルの合成樹脂化、ガラス
化に対応する外観性に優れ、しかもシール性の高い車体
固定パネルのサイド部シール構造に関するものである。
化に対応する外観性に優れ、しかもシール性の高い車体
固定パネルのサイド部シール構造に関するものである。
［従来の技術］ 従来の車体固定パネルのサイド部シール構造として、車
体固定パネルのサイドに一体的に結合された箱型断面の
車体固定パネルのサイドレールと、ドアサッシュもしく
はドアガラスとを、ルーフサイドレールもしくはドアサ
ッシュに装着したウエザーストリップを介して互いに弾
接させ、シールするように構成してある。
体固定パネルのサイドに一体的に結合された箱型断面の
車体固定パネルのサイドレールと、ドアサッシュもしく
はドアガラスとを、ルーフサイドレールもしくはドアサ
ッシュに装着したウエザーストリップを介して互いに弾
接させ、シールするように構成してある。
［考案が解決しようとする課題］ 従来の自動車の車体固定パネルのサイド部シール構造
は、ルーフパネル・シールパーテイング・ウエザースト
リップ等がルーフサイド部で重なって多層に見えるため
外観がすっきりしないと言う問題点がある。その上ルー
フパネルの合成樹脂化、ガラス化が進むにしたがって、
さらにその外観性を高めるためにはルーフサイド部シー
ル構造の幅を極端に狭くして、単層に見えるようにした
いと言う要求が高まっているが、そうすることによって
シール性が損なわれると言う問題点が浮上して来る。
は、ルーフパネル・シールパーテイング・ウエザースト
リップ等がルーフサイド部で重なって多層に見えるため
外観がすっきりしないと言う問題点がある。その上ルー
フパネルの合成樹脂化、ガラス化が進むにしたがって、
さらにその外観性を高めるためにはルーフサイド部シー
ル構造の幅を極端に狭くして、単層に見えるようにした
いと言う要求が高まっているが、そうすることによって
シール性が損なわれると言う問題点が浮上して来る。
本考案は、上記課題を解決した車体固定パネルのサイド
部シール構造を提供することを目的としている。
部シール構造を提供することを目的としている。
［課題を解決するための手段］ 第１図及び第４図を参考に説明する。上記目的を達成す
るために、本考案に係る車体固定パネルのサイド部シー
ル構造は、自動車の側面前後方向に沿って設けた車体枠
３の上部車外方向に突出するフランジ3aに、埋設したＵ
字状芯金4bによって囲まれ、且つ車内側に開口する嵌合
溝4aとその嵌合溝4aの両側に延設した一対の中空シール
部4c,4dとよりなるウエザーストリップ４を挟持させ、
上記フランジ3aより上位に配置された一方の中空シール
部4cに、合成樹脂又はガラス若しくはその複合体よりな
るルーフ部の車体固定パネル１を弾接させ、前記フラン
ジ3aより下位に配置された他方の中空シール部4dにドア
ガラス２を弾接させたものである。
るために、本考案に係る車体固定パネルのサイド部シー
ル構造は、自動車の側面前後方向に沿って設けた車体枠
３の上部車外方向に突出するフランジ3aに、埋設したＵ
字状芯金4bによって囲まれ、且つ車内側に開口する嵌合
溝4aとその嵌合溝4aの両側に延設した一対の中空シール
部4c,4dとよりなるウエザーストリップ４を挟持させ、
上記フランジ3aより上位に配置された一方の中空シール
部4cに、合成樹脂又はガラス若しくはその複合体よりな
るルーフ部の車体固定パネル１を弾接させ、前記フラン
ジ3aより下位に配置された他方の中空シール部4dにドア
ガラス２を弾接させたものである。
本考案には上記構成の他、第２図に示す如く嵌合溝4aを
囲むように埋設したＵ字状芯金4bの中央部分を車外側面
に露出させたもの、第３図に示す如くウエザーストリッ
プ24の車外側面に車体固定パネル１に向かって凹のドリ
ップ4eを延設ししたもの、及び第３図に示す如くウエザ
ーストリップ24の車体枠３に当接する面と車体枠３とを
両面テープ５で接着したものも含まれる。
囲むように埋設したＵ字状芯金4bの中央部分を車外側面
に露出させたもの、第３図に示す如くウエザーストリッ
プ24の車外側面に車体固定パネル１に向かって凹のドリ
ップ4eを延設ししたもの、及び第３図に示す如くウエザ
ーストリップ24の車体枠３に当接する面と車体枠３とを
両面テープ５で接着したものも含まれる。
［作用］ 上記のように構成された車体固定パネルのサイド部シー
ル構造は、車体固定パネル１の端縁とドアガラス２端縁
との間隔を狭くすることができ、しかも車体固定パネル
１とドアガラス２との間を覆うウエザーストリップの車
外側部分の幅を狭くすることができると共に、所望によ
り金属光沢を持つＵ字状芯金4bの中央部分を車外に露出
させる等により外観性を高めたり、ウエザーストリップ
４と一体にドリップ4eを形成し、水はけをよくすること
ができる。
ル構造は、車体固定パネル１の端縁とドアガラス２端縁
との間隔を狭くすることができ、しかも車体固定パネル
１とドアガラス２との間を覆うウエザーストリップの車
外側部分の幅を狭くすることができると共に、所望によ
り金属光沢を持つＵ字状芯金4bの中央部分を車外に露出
させる等により外観性を高めたり、ウエザーストリップ
４と一体にドリップ4eを形成し、水はけをよくすること
ができる。
［実施例］ 実施例について図面を参考に説明すると、第１図に示す
第１の実施例において、１は合成樹脂又はガラス若しく
はその複合体よりなるルーフ部の車体固定パネル、２は
ドアガラス、３は自動車の側面前後方向に沿って設けた
車体枠、3aはその車体枠３の上部車外方向に突出するフ
ランジ、４はそのフランジ3aに装着したウエザーストリ
ップ、4aはそのウエザーストリップ４の中央車外側に開
口する嵌合溝、4bはその嵌合溝4aを囲むように埋設した
Ｕ字状芯金、4c,4dは嵌合溝4aの両側に延接した一対の
中空シール部であって、フランジ3aの上位及び下位にそ
れぞれ配置されており、ウエザーストリップ４は嵌合溝
4aによってフランジ3aを挟持することにより装着されて
いる。
第１の実施例において、１は合成樹脂又はガラス若しく
はその複合体よりなるルーフ部の車体固定パネル、２は
ドアガラス、３は自動車の側面前後方向に沿って設けた
車体枠、3aはその車体枠３の上部車外方向に突出するフ
ランジ、４はそのフランジ3aに装着したウエザーストリ
ップ、4aはそのウエザーストリップ４の中央車外側に開
口する嵌合溝、4bはその嵌合溝4aを囲むように埋設した
Ｕ字状芯金、4c,4dは嵌合溝4aの両側に延接した一対の
中空シール部であって、フランジ3aの上位及び下位にそ
れぞれ配置されており、ウエザーストリップ４は嵌合溝
4aによってフランジ3aを挟持することにより装着されて
いる。
第２図に示す第２の実施例は、Ｕ字状芯金4bの中央部分
をウエザーストリップ14の車外側に露出させたものであ
る。
をウエザーストリップ14の車外側に露出させたものであ
る。
第３図に示す第３の実施例は、ウエザーストリップ24の
車外側面に車体固定パネル１に向かって凹のドリップ4e
を一体的に形成すると共にウエザーストリップ24の車体
枠３に当接する面と車体枠３とを両面テープ５で接着し
たものである。
車外側面に車体固定パネル１に向かって凹のドリップ4e
を一体的に形成すると共にウエザーストリップ24の車体
枠３に当接する面と車体枠３とを両面テープ５で接着し
たものである。
次に作用について説明する。車体固定パネル１の端縁と
ドアガラス２端縁との間隔を狭くすることができ、しか
も車体固定パネル１とドアガラス２との間を覆うウエザ
ーストリップの車外側部分の幅を狭くすることができる
と共に、所望により金属光沢を持つＵ字状芯金4bの中央
部分を車外に露出させる等により外観性を高めたり、ウ
エザーストリップと一体にドリップ4eを形成し、水はけ
をよくすることができる。
ドアガラス２端縁との間隔を狭くすることができ、しか
も車体固定パネル１とドアガラス２との間を覆うウエザ
ーストリップの車外側部分の幅を狭くすることができる
と共に、所望により金属光沢を持つＵ字状芯金4bの中央
部分を車外に露出させる等により外観性を高めたり、ウ
エザーストリップと一体にドリップ4eを形成し、水はけ
をよくすることができる。
［考案の効果］ 本考案は、以上説明したように構成されているため、外
部から見て幅が狭く単層であって、外観性に優れてお
り、しかも構造が簡単でありながら、シール性が損なわ
れることなく、車体固定パネル１の樹脂化、ガラス化が
進む中で最適の車体固定パネルのサイド部シール構造で
あると言うことが出来る。
部から見て幅が狭く単層であって、外観性に優れてお
り、しかも構造が簡単でありながら、シール性が損なわ
れることなく、車体固定パネル１の樹脂化、ガラス化が
進む中で最適の車体固定パネルのサイド部シール構造で
あると言うことが出来る。
第１図は本考案の第１実施例を示す第４図Ａ−A,B−B,
及びＣ−Ｃ断面図、第２図は本考案の第２実施例を示す
第４図Ａ−A,B−B,及びＣ−Ｃ断面図、第３図は本考案
の第３実施例を示す第４図Ａ−A,B−B,及びＣ−Ｃ断面
図、第４図は自動車の斜視図である。 １……車体固定パネル ２……ドアガラス ３……車体枠 3a……フランジ 4,14,24……ウエザーストリップ 4a……嵌合溝 4b……Ｕ字状芯金 4c,4d……中空シール部 4e……ドリップ ５……両面テープ
及びＣ−Ｃ断面図、第２図は本考案の第２実施例を示す
第４図Ａ−A,B−B,及びＣ−Ｃ断面図、第３図は本考案
の第３実施例を示す第４図Ａ−A,B−B,及びＣ−Ｃ断面
図、第４図は自動車の斜視図である。 １……車体固定パネル ２……ドアガラス ３……車体枠 3a……フランジ 4,14,24……ウエザーストリップ 4a……嵌合溝 4b……Ｕ字状芯金 4c,4d……中空シール部 4e……ドリップ ５……両面テープ
Claims (4)
- 【請求項１】ハードトップタイプの自動車の側面前後方
向に沿って設けた車体枠（３）の上部車外方向に突出す
るフランジ（3a）に、埋設したＵ字状芯金（4b）によっ
て囲まれ、且つ車内側に開口する嵌合溝（4a）とその嵌
合溝（4a）の両側に延設した一対の中空シール部（4c,4
d）とよりなるウエザーストリップを挟持させ、前記フ
ランジ（3a）より上位に配置された一方の中空シール部
（4c）に、合成樹脂又はガラス若しくはその複合体より
なるルーフ部の車体固定パネル（１）を弾接させ、前記
フランジ（3a）より下位に配置された他方の中空シール
部（4d）にドアガラス（２）を弾接させてなる車体固定
パネルのサイド部シール構造。 - 【請求項２】嵌合溝（4a）を囲むように埋設したＵ字状
芯金（4b）の中央部分を車外側面に露出させてなる請求
項１記載の車体固定パネルのサイド部シール構造。 - 【請求項３】ウエザーストリップの車外側面に車体固定
パネル（１）に向かって凹のドリップ（4e）を延設して
なる請求項１記載の車体固定パネルのサイド部シール構
造。 - 【請求項４】ウエザーストリップの車体枠（３）に当接
する面と車体枠（３）とを両面テープ（５）で接着して
なる請求項１または2,もしくは３記載の車体固定パネル
のサイド部シール構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988125879U JPH079714Y2 (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | 車体固定パネルのサイド部シール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988125879U JPH079714Y2 (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | 車体固定パネルのサイド部シール構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0245859U JPH0245859U (ja) | 1990-03-29 |
| JPH079714Y2 true JPH079714Y2 (ja) | 1995-03-08 |
Family
ID=31376876
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988125879U Expired - Lifetime JPH079714Y2 (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | 車体固定パネルのサイド部シール構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH079714Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2796510B2 (ja) * | 1995-02-24 | 1998-09-10 | 片山工業株式会社 | 自動車用のドリップモールディング |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60124716U (ja) * | 1984-01-30 | 1985-08-22 | マツダ株式会社 | 自動車の窓ガラスのシ−ル装置 |
-
1988
- 1988-09-26 JP JP1988125879U patent/JPH079714Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0245859U (ja) | 1990-03-29 |
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