JPH0450177Y2 - - Google Patents

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JPH0450177Y2
JPH0450177Y2 JP11550986U JP11550986U JPH0450177Y2 JP H0450177 Y2 JPH0450177 Y2 JP H0450177Y2 JP 11550986 U JP11550986 U JP 11550986U JP 11550986 U JP11550986 U JP 11550986U JP H0450177 Y2 JPH0450177 Y2 JP H0450177Y2
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JP
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door
vehicle
roof panel
upper edge
closed
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両のドア構造に関し、更に詳しく
は、ドア上縁とルーフパネルとを略面一となるよ
う形成する所謂フラツシユサーフエイス構造を採
用する車両のドア構造に関する。
(従来技術及びその問題点) この種車両のドア構造としては、実開昭60−
131414号公報開示の如く、ドアサツシユをルーフ
パネルの肩部近傍まで廻り込ませ、ルーフパネル
のドリツプレールとサイドレールのフランジとの
結合部に装着したウエザーストリツプを上記ドア
サツシユの内面に当接させるよう構成したものが
ある。
しかし乍ら、上記従来構成のものでは、ドア閉
成時におけるドアサツシユ上端縁とルーフパネル
との間隔を可能な限り小さくすることにより車体
外観の連続性を確保すると共に、ルーフパネル外
側面とドアサツシユ内面とウエザーストリツプと
によりドア閉成時の車室内外の防水シールを行う
ようになつている為、ルーフキヤリアの装着が不
可能な構造となつている。
(考案の目的) 本考案は、上記の如き事情に鑑み、連続性のあ
る車体外観を維持した状態で且つルーフキヤリア
の取付けを可能とする車両のドア構造の提供をそ
の目的とする。
(考案の構成) この為、本考案に係る車両のドア構造は、ドア
サツシユの上端縁を、ルーフパネルの側端部に形
成されたレインレールを覆い且つルーフパネルの
上面と略面一となるよう形成すると共に、該ドア
サツシユ上端縁の一部に車幅外側方向へ凹状とな
る切欠部を設けることにより、該切欠部域でルー
フキヤリアの取付金具をレインレールに装着可能
としたものであり、ドア閉成時には切欠部が車両
上方からしか視認出来ず、全体としてはルーフパ
ネル上面とドア面とが滑らかに連続するフラツシ
ユサーフエイス構造を維持出来るものである。
尚、ドアサツシユ内面のルーフレール対応域下
方にウエザーストリツプを装着し、ドア閉成時に
は、このウエザーストリツプが、レインレール取
付域下方のサイドレール外側面に圧接されるよう
構成することにより、車室内外の防水シールを行
うことが出来るものである。
(考案の実施例) 第1図示車両のサイドドア1は、ドアサツシユ
10の上端縁11を車体2のルーフパネル20上
面と略面一となるよう車体2側に折曲げられてお
り、ルーフパネル20の側縁には、ドア閉成時
に、この折曲げ端縁11とオーバーラツプする段
下げ部21が形成されている。
ドアサツシユ10の上端縁11には、その前後
方向中央域に、車幅外方向へ凹状となる切欠部1
2が形成されており、この切欠部12の内周縁1
2aとルーフパネル20の段下げ部21の稜線2
1aとでドア閉成時に生じる間隔Xを、ドアサツ
シユ10の上端縁11の車体側周縁11aと前記
稜線21aとの間隔Yより大きなものとなるよう
にしている。
ルーフパネル20の段下げ部21の側端縁21
bは、インナパネル23とアウタパネル24とか
ら成る車体サイドレール22のアウタパネル24
外側縁24aと接合されていると共に、この外側
縁24aの車外端側が上方へ折曲げられてレイン
レール25を形成している。
ドアサツシユ10の内面側には、前記レインレ
ール25を受入れるスペースZが形成されている
と共に、このスペースZ底部に設けられたウエザ
ーストリツプ取付部31に取付けられたウエザー
ストリツプ30が、ドア閉成時に前記サイドレー
ル22のアウタパネル24外側面に圧接されるよ
うになつている。
尚、図中、40はドアサツシユ10の内周にウ
エザーストリツプ41を介して嵌着されたウイン
ドガラスである。
このように構成するものでは、ドア1を閉成し
た場合でも、ドアサツシユ10の上端縁11とル
ーフパネル20との間に、切欠部12により形成
される間隔Xが残る為、車体2側のルーフレール
25にルーフキヤリア50の取付端部を締結した
状態でドア1の開閉が可能であると共に、ドアサ
ツシユ10の内面に取付けたウエザーストリツプ
30が、サイドフレーム22のアウタパネル24
外側面に圧接されることにより、ドア閉成時の車
室内外の防水シール性が確保されるものである。
又、切欠部12は、ドアサツシユ10の上端縁
11の車体前後方向中央域にのみ形成されている
為、ドア1閉成時に於いては車体上方から視認出
来るに過ぎず、ドア全体と車体間外観連続性には
ほとんど影響を与えないものである。
(考案の効果) 上記の如き本考案に係る車両のドア構造に依れ
ば、連続性のある車体外観の基本を崩すことな
く、ルーフキヤリアの取付けを可能とし得たもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るドア構造の一実施例を採
用した車両の前部斜視図、第2図は第1図の−
線矢視断面図である。 10……ドアサツシユ、11……上端縁、12
……切欠部、20……ルーフパネル、25……レ
インレール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドアサツシユの上端縁を、ルーフパネルの側端
    部に形成されたレインレールを覆い且つルーフパ
    ネルの上面と略面一となるよう形成すると共に、
    該ドアサツシユ上端縁の一部に車幅外側方向へ凹
    状となる切欠部を設けたこと、を特徴とする車両
    のドア構造。
JP11550986U 1986-07-28 1986-07-28 Expired JPH0450177Y2 (ja)

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JP11550986U JPH0450177Y2 (ja) 1986-07-28 1986-07-28

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JP11550986U JPH0450177Y2 (ja) 1986-07-28 1986-07-28

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Publication Number Publication Date
JPS6321138U JPS6321138U (ja) 1988-02-12
JPH0450177Y2 true JPH0450177Y2 (ja) 1992-11-26

Family

ID=30999228

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JP11550986U Expired JPH0450177Y2 (ja) 1986-07-28 1986-07-28

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JPS6321138U (ja) 1988-02-12

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