JPH0619381Y2 - 自動車用観音開きドアの窓構造 - Google Patents
自動車用観音開きドアの窓構造Info
- Publication number
- JPH0619381Y2 JPH0619381Y2 JP1986098086U JP9808686U JPH0619381Y2 JP H0619381 Y2 JPH0619381 Y2 JP H0619381Y2 JP 1986098086 U JP1986098086 U JP 1986098086U JP 9808686 U JP9808686 U JP 9808686U JP H0619381 Y2 JPH0619381 Y2 JP H0619381Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window
- door
- window frame
- automobile
- weather strip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Window Of Vehicle (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は自動車後部の観音開きドア、特にその窓部の構
造に関するものである。
造に関するものである。
［従来技術］ 第３図および第４図に示すように、自動車の観音開きド
アは一対のドア１Ａ、１Ｂよりなり、左右両側でボデー
の後部開口にヒンジ結合されて開閉されるようになって
いる。
アは一対のドア１Ａ、１Ｂよりなり、左右両側でボデー
の後部開口にヒンジ結合されて開閉されるようになって
いる。
各ドアはドアパネル１１の上部に窓枠１２が形成されて
おり、窓枠１２にはその内周縁にウエザストリップ２を
介して窓ガラス３が取付けられている。
おり、窓枠１２にはその内周縁にウエザストリップ２を
介して窓ガラス３が取付けられている。
ところで、窓ガラス３を囲む窓枠１２は窓部の構造強度
上、可成り幅が大きくされており、従って室外より見て
左右の窓は完全に分割され、かつ各窓自体も小さく見え
る。
上、可成り幅が大きくされており、従って室外より見て
左右の窓は完全に分割され、かつ各窓自体も小さく見え
る。
そこで最近は、窓を外観上ワイド化したいとの要請があ
り、左右の窓の相対向するドア召合せ側に連続感を与え
る構造にすることも考えられている。しかしながら、上
記の連続感を得るためにドア召合せ側の窓枠を細くする
とドア強度の面で問題がある。
り、左右の窓の相対向するドア召合せ側に連続感を与え
る構造にすることも考えられている。しかしながら、上
記の連続感を得るためにドア召合せ側の窓枠を細くする
とドア強度の面で問題がある。
［本考案が解決しようとする問題点］ 本考案は上記の実情に鑑みてなされたもので、ドアの強
度を低下させることなくドア召合せ部の外観見掛け幅を
小さくし、左右の窓に一体感を与えて窓のワイド化を実
現し、もって上記の要請に応えることを目的とする。
度を低下させることなくドア召合せ部の外観見掛け幅を
小さくし、左右の窓に一体感を与えて窓のワイド化を実
現し、もって上記の要請に応えることを目的とする。
［問題点を解決するための手段］ 上記目的のため本考案では、第１図、第２図、の実施例
に示すように、窓枠１２のうち召合せ側の部分１２ａの
外面１２２を他の部分の外面１２１よりも車内側に後退
した面に形成し、窓ガラス３の端部を延在させて外面１
２２を覆うようになし、外面１２２とこれを覆う窓ガラ
ス３の端部とをウエザストリップ２を介して接合した構
造とする。
に示すように、窓枠１２のうち召合せ側の部分１２ａの
外面１２２を他の部分の外面１２１よりも車内側に後退
した面に形成し、窓ガラス３の端部を延在させて外面１
２２を覆うようになし、外面１２２とこれを覆う窓ガラ
ス３の端部とをウエザストリップ２を介して接合した構
造とする。
［効果］ これによりドア召合せ部の外観見掛け幅Ａは、第４図に
示す従来構造の見掛け幅Ａ′よりも遥かに狭くなり、左
右の窓ガラス３、３に相連続する如き外観が与えられ、
窓のワイド化が実現される。
示す従来構造の見掛け幅Ａ′よりも遥かに狭くなり、左
右の窓ガラス３、３に相連続する如き外観が与えられ、
窓のワイド化が実現される。
［実施例］ 第１図および第２図に示す実施例において、左右一対の
ドア１Ａ、１Ｂはボデー後部開口の左右両サイドにヒン
ジ結合され、開閉可能である。
ドア１Ａ、１Ｂはボデー後部開口の左右両サイドにヒン
ジ結合され、開閉可能である。
各ドア１Ａ、１Ｂは、ドアパネル１１の上部に窓枠１２
を有している。窓枠１２は中空断面で、窓枠の召合せ側
１２Ａにはそのフランジにウエザストリップ５が装着さ
れ、ドア閉時にドア１Ａ、１Ｂの対向部分間をシールす
る。
を有している。窓枠１２は中空断面で、窓枠の召合せ側
１２Ａにはそのフランジにウエザストリップ５が装着さ
れ、ドア閉時にドア１Ａ、１Ｂの対向部分間をシールす
る。
窓枠１２は、ボデー後部開口の左右両サイドおよびルー
フサイド沿う部分の外面１２１は同一面に形成してあ
り、召合せ側１２ａの外面１２２のみが車内側に後退し
た面に形成してある。
フサイド沿う部分の外面１２１は同一面に形成してあ
り、召合せ側１２ａの外面１２２のみが車内側に後退し
た面に形成してある。
窓枠１２の内周縁にはこれに沿ってウエザストリップ２
が装着してある。ウエザストリップ２は、その外面が窓
枠１２の外面と共通面をなすように窓枠１２の内周縁に
沿って装着されるが、窓枠１２の召合せ側１２ａでは後
退した窓枠外面１２２よりも車外側へ突出した位置にあ
り、該外面１２２を覆う延在部２１を有している。延在
部２１と上記外面１２２との間にはシール材６が介在せ
しめてある。
が装着してある。ウエザストリップ２は、その外面が窓
枠１２の外面と共通面をなすように窓枠１２の内周縁に
沿って装着されるが、窓枠１２の召合せ側１２ａでは後
退した窓枠外面１２２よりも車外側へ突出した位置にあ
り、該外面１２２を覆う延在部２１を有している。延在
部２１と上記外面１２２との間にはシール材６が介在せ
しめてある。
窓枠１２には窓ガラス３が取付けてある。すなわち、ウ
エザストリップ２にはその側縁から上縁にわたる溝２２
に窓ガラス３が嵌着してある。一方、召合せ側では延在
部２１の端縁に溝２３が形成してあり、窓ガラスの端部
は上記延在部２１を覆い端縁が溝２３に嵌着してある。
エザストリップ２にはその側縁から上縁にわたる溝２２
に窓ガラス３が嵌着してある。一方、召合せ側では延在
部２１の端縁に溝２３が形成してあり、窓ガラスの端部
は上記延在部２１を覆い端縁が溝２３に嵌着してある。
なお、ウエザストリッフ２は予め窓ガラス３と一体に成
形し、これを窓枠１２に取付けてもよい。
形し、これを窓枠１２に取付けてもよい。
しかして本考案の観音開きドアの窓構造では、左右の窓
ガラス３は召合せ側の窓枠１２ａを覆って延在して互に
近接対向しているから対向部の外観見掛け幅Ａを細くす
ることができ、左右の窓ガラス３は一体感のある外観と
なり、窓のワイド化が実現される。また、窓枠１２の召
合せ側１２ａは窓ガラス３で被覆されているから充分に
これを広く形成することができ、ドアの窓部の強度は確
保されるのである。
ガラス３は召合せ側の窓枠１２ａを覆って延在して互に
近接対向しているから対向部の外観見掛け幅Ａを細くす
ることができ、左右の窓ガラス３は一体感のある外観と
なり、窓のワイド化が実現される。また、窓枠１２の召
合せ側１２ａは窓ガラス３で被覆されているから充分に
これを広く形成することができ、ドアの窓部の強度は確
保されるのである。
第１図および第２図は本考案の実施例を示すもので、第
１図は観音開きドアを有する自動車後部の正面図、第２
図は第１図のII−II線断面図、第３図および第４図は従
来例を示すもので、第３図は自動車の後部正面図、第４
図は第３図のIV−IV線断面図である。 １Ａ、１Ｂ……ドア １２……窓枠 １２ａ……召合せ側部分 ２……ウエザストリップ ３……窓ガラス
１図は観音開きドアを有する自動車後部の正面図、第２
図は第１図のII−II線断面図、第３図および第４図は従
来例を示すもので、第３図は自動車の後部正面図、第４
図は第３図のIV−IV線断面図である。 １Ａ、１Ｂ……ドア １２……窓枠 １２ａ……召合せ側部分 ２……ウエザストリップ ３……窓ガラス
Claims (1)
- 【請求項１】ドアパネルの上部に形成した窓枠の内周縁
に沿ってウエザストリップを介して窓ガラスを取付けた
一対のドアよりなる自動車用観音開きドアにおいて、上
記窓枠のうちドア召合せ側の部分の外面を他の部分の外
面よりも車内側へ後退した面に形成し、窓ガラスの端部
を窓枠の召合せ側の部分の外面を覆うように延在させて
両ドアの窓ガラスの端縁を近接対向させ、窓枠の召合せ
側の外面とこれを覆う窓ガラスの端部とをウエザストリ
ップを介して接合したことを特徴とする自動車用観音開
きドアの窓構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986098086U JPH0619381Y2 (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 | 自動車用観音開きドアの窓構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986098086U JPH0619381Y2 (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 | 自動車用観音開きドアの窓構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS636928U JPS636928U (ja) | 1988-01-18 |
| JPH0619381Y2 true JPH0619381Y2 (ja) | 1994-05-25 |
Family
ID=30965695
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986098086U Expired - Lifetime JPH0619381Y2 (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 | 自動車用観音開きドアの窓構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0619381Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-06-26 JP JP1986098086U patent/JPH0619381Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS636928U (ja) | 1988-01-18 |
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