JPH0144333Y2 - - Google Patents

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JPH0144333Y2
JPH0144333Y2 JP1983160713U JP16071383U JPH0144333Y2 JP H0144333 Y2 JPH0144333 Y2 JP H0144333Y2 JP 1983160713 U JP1983160713 U JP 1983160713U JP 16071383 U JP16071383 U JP 16071383U JP H0144333 Y2 JPH0144333 Y2 JP H0144333Y2
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JP
Japan
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sash
door
weather strip
rear door
vehicle
Prior art date
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JP1983160713U
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JPS6067228U (ja
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両のリヤドアに取付けられ、車内へ
の水漏れを防止するウエザストリツプ、特に、リ
ヤドア開放時の雨水の車内への滴下を防止できる
リヤドアのウエザストリツプに関する。
車両に取付けられるドアはこれが閉鎖位置にあ
る時、車内への雨水の浸入を防止するためのウエ
ザストリツプを取付けている。このウエザストリ
ツプは弾性変形によりドアと車体本体側のドア受
面との隙間を排除するよう作用し、これにより車
両の防水性を確保すると共に、ドアと車体本体と
の間の直接接触によるガタ音の発生をも防止して
いる。
ところで、4ドアの自動車では、第1図および
第2図に示すように、リヤドア1を回転中心線l
回りに回動させてリヤシート2に乗り降りでき
る。このリヤドアの前方で上側にある角部Aは縦
向サツシユ3と横向サツシユ4とをほぼ直交させ
て一体的に連結することにより形成され、回転中
心線lからの距離aが比較的小さい。このような
自動車の乗降時にリヤドア1を開放作動させる
と、角部Aはドア開放のため回転中心線l回りに
回転する。すると、リヤドアの回転作動の大部分
の間、角部Aはリヤシート2の直上領域に位置す
るものが多い。このようなサツシユの上方端がド
アパネル上方端よりも車幅方向内方に位置する自
動車では、車体が多少傾き停車し、しかも雨に漏
れた状態にある場合、リヤドア1を開放させる
と、第3図に示すようにリヤドアの横向サツシユ
4の上側に滞留していた水滴が角部A側に集ま
り、これが縦向サツシユ3側のウエザストリツプ
(第5図に示した)5を介しリヤシート2上に滴
下して、シートを濡らしてしまうという不具合が
生じ易い。
本考案はリヤドア開放時にリヤドア側からの水
滴の滴下を防止できるリヤドアのウエザストリツ
プを提供することを目的とする。
本考案は、ドアパネルと同ドアパネルの上端に
接続されるサツシユとから成るとともに上記ドア
パネルの上端よりもドアサツシユの上端が車幅方
向内方に位置するように構成されたリヤドアを備
える自動車において、横向サツシユ部及び縦向サ
ツシユ部を有する上記リヤドアのサツシユに基部
を取付けられ車体側のドア受面に先端部分を当接
し得るようにして配備されたウエザストリツプ
と、上記先端部分の車幅方向外方側に突設され上
記横向サツシユ部と上記リヤドアの枢軸側縦向サ
ツシユ部とが一体的に連結する角部から上記横向
サツシユ部及び上記縦向サツシユ部のそれぞれ所
定長の範囲に亘つて延びるリツプ部と、同リツプ
部と上記基部とが協力して形成した水滴案内路と
を備えたことを特徴とする。
以下、本考案を添付図面と共に説明する。
第4図には本考案の一実施例としてのリヤドア
のウエザストリツプ(以後単にウエザストリツプ
と記す)10の要部を示した。このウエザストリ
ツプは第3図に示す自動車の左側のリヤドア1の
全外周部分にわたり取付けられるものであり、軟
質のゴム材で射出成形により、第6図に示すよう
な断面形状に形成される。このウエザストリツプ
10の大部分は、第3図に示すように、リヤドア
1の縦向サツシユ3、横向サツシユ4、傾斜サツ
シユ5、ドアインナパネル側のウエザストリツプ
取付部6等に嵌着される基部11と、この基部1
1より延出するシール部12(ウエザストリツプ
の先端部分)とで形成される。シール部12の断
面は車体13側のドア受面14より離れている際
は、第7図に示すように楕円状を呈しており、ド
ア受面14に当接する際は、第6図に示すように
弾性変形した環状を呈する。このシール部12げ
弾性変形することにより、ドア受面14とリヤド
ア1との間の隙間を排除できる。
ウエザストリツプ10の内、リヤドア1の前上
部の縦向サツシユ3と横向サツシユ4とが一体的
に連結する角部Aを中心とした部分で、しかも、
縦向サツシユ3に沿つて所定長L1と、横向サツ
シユ4に沿つて所定長L2とにわたる部分には水
滴案内路15が形成される(第4図参照)。即ち、
ウエザストリツプ10の角部Aの断面は、サツシ
ユ側に嵌着される基部11と、この基部より延出
するシール部12と、このシール部の車外側対向
面より車外方向Bに向うよう湾曲して延びるリツ
プ部16とで形成される。このリツプ部は縦向サ
ツシユ3側の長さL1の縦リツプ部161と横向
サツシユ4側の長さL2の横リツプ部162とか
らなる。これらリツプ部とシール部12および基
部11とで水滴をウエザストリツプの表面より離
脱させることなく流下させる断面凹溝内状の水滴
案内路15を形成する。なお、縦リツプ部161
の長さL1は、水滴の滴下が車内の床面より外れ
ることを目安に決定されることが望ましく、ほぼ
縦向サツシユ3の全長に近い値に設定される。一
方、横リツプ部162は、ウエザストリツプ10
の内の横向サツシユ4に取付けられた部分に滞留
した水滴を角部Aに集めればよく、比較的短く形
成される。
このようなウエザストリツプ10を装着したリ
ヤドア1は、閉位置にあるとき、シール部12が
弾性変形することにより車内の防水性を確保す
る。更に、雨水が濡れた状態で走行した後、リヤ
ドア1を開放させた場合、たとえ、車体が傾いて
いても、リヤドア1の横向サツシユ4側に滞留し
ていた雨水はリツプ部16等からなる水滴案内路
15に沿つて流下し、車内床面を外れた部分に滴
下することになり、リヤシート2を濡らすという
不具合を防止できる。
第4図や第7図に示したウエザストリツプ10
はやや湾曲したリツプ部16を備えていたが、こ
れに代え、第8図や第9図に示すようなリツプ部
17を備えたウエザストリツプ18を形成しても
よい。このウエザストリツプは基部19とシール
部20を第7図で説明したと同様に形成し、角部
Aにおいては、これらに加えリツプ部17を基部
19より延出させ、しかも、その端部をフツク状
に形成している。この場合、リツプ部17はシー
ル部20の弾性変形による影響を受けずに、常に
車外方向Bに水滴案内路21を向けており、フツ
ク状の端部も水滴がウエザストリツプから離脱す
るのを防水するのに有効に作用し、比較的多量の
雨水の流下を確実に行なえる利点がある。
上述の水滴案内路15,21は凹溝状を呈して
いたが、これに代え、第10図に示すように、パ
イプ状の水滴案内路22を備えたウエザストリツ
プ23を形成してもよい。このウエザストリツプ
は第7図で説明したと同様の基部24とシール部
25とを備える。更に、角部Aにおいては、こら
に加え、基部24とシール部25とを連結するこ
とにより断面が環状となるパイプ部26を形成す
る。この場合、パイプ部26の横向サツシユ4側
の上部開口(図示せず)より水滴が流入し、縦向
サツシユ3側の下部開口(図示せず)より水滴を
滴下させ、同じく、リヤシート2の水滴による濡
れを防止できる。しかも、パイプ部26が水滴の
ウエザストリツプからの離脱を確実に防止すると
いう利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車の左後部の車室の概略側面図、
第2図は第1図の概略平面図、第3図は同上自動
車の左後部車室の斜視図、第4図は本考案の一実
施例としてのウエザストリツプの要部斜視図、第
5図は従来のウエザストリツプの要部斜視図、第
6図は第4図のウエザストリツプのドア閉位置に
おける側断面図、第7図は第4図のウエザストリ
ツプのドア開位置における側断面図、第8図およ
び第10図は本考案の各々異なる実施例としての
ウエザストリツプの要部側断面図、第9図は第8
図のウエザストリツプのドア開位置における要部
側断面図をそれぞれ示している。 1……リヤドア、3……縦向サツシユ、4……
横向サツシユ、10,18,23……ウエザスト
リツプ、11,19,24……基部、12,2
0,25……シール部、14……ドア受面、1
5,21,22……水滴案内路、16……リツプ
部、26……パイプ部、A……角部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドアパネルと同ドアパネルの上端に接続される
    サツシユとから成るとともに上記ドアパネルの上
    端よりもドアサツシユの上端が車幅方向内方に位
    置するように構成されたリヤドアを備える自動車
    において、横向サツシユ部及び縦向サツシユ部を
    有する上記リヤドアのサツシユに基部を取付けら
    れ車体側のドア受面に先端部分を当接し得るよう
    にして配備されたウエザストリツプと、上記先端
    部分の車幅方向外方側に突設され上記横向サツシ
    ユ部と上記リヤドアの枢軸側縦向サツシユ部とが
    一体的に連結する角部から上記横向サツシユ部及
    び上記縦向サツシユ部のそれぞれ所定長の範囲に
    亘つて延びるリツプ部と、同リツプ部と上記基部
    とが協力して形成した水滴案内路とを備えたこと
    を特徴とするリヤドアのウエザストリツプ構造。
JP1983160713U 1983-10-18 1983-10-18 リヤドアのウエザストリップ構造 Granted JPS6067228U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983160713U JPS6067228U (ja) 1983-10-18 1983-10-18 リヤドアのウエザストリップ構造

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JP1983160713U JPS6067228U (ja) 1983-10-18 1983-10-18 リヤドアのウエザストリップ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6067228U JPS6067228U (ja) 1985-05-13
JPH0144333Y2 true JPH0144333Y2 (ja) 1989-12-21

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ID=30353409

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1983160713U Granted JPS6067228U (ja) 1983-10-18 1983-10-18 リヤドアのウエザストリップ構造

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55114716U (ja) * 1979-02-08 1980-08-13

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JPS6067228U (ja) 1985-05-13

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