JPS6218089Y2 - - Google Patents

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JPS6218089Y2
JPS6218089Y2 JP16119481U JP16119481U JPS6218089Y2 JP S6218089 Y2 JPS6218089 Y2 JP S6218089Y2 JP 16119481 U JP16119481 U JP 16119481U JP 16119481 U JP16119481 U JP 16119481U JP S6218089 Y2 JPS6218089 Y2 JP S6218089Y2
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JP
Japan
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molding
glass
garnish
gate
tailgate
Prior art date
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Application number
JP16119481U
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English (en)
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JPS5868314U (ja
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Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案は、自動車の後方より荷物を出入れするた
めに、後部を広範囲にわたつて開口することがで
きるように構成したテールゲートに関するもので
ある。
自動車の後方における荷物の出入れを容易にす
るために、テールゲートの全面をガラスにて形成
し、該ガラスの後端部面上にボデイパネルと同一
面を形成するゲートガーニツシユを併設して、広
く開閉できるようにしたテールゲートが既に開発
され実用化されており、第1図、第2図に示すよ
うに、ゲート開口部の全面にわたるガラスaの後
端部面a3上に、ボデイパネルdと同一面を形成す
るゲートガーニツシユbを併設して覆うととも
に、ガラスaの上端縁部a1と側端縁部a2にモール
デイングcを施して覆つた構造とし、一般に、ゲ
ートガーニツシユbは、ガラスの長繊維に熱硬化
性のポリエステル樹脂等を含浸させて予めシート
材とし、これを熱プレス成形するいわゆるSMC
(Sheet Moulding Compound)やウレタンの
RIM(Reaction Injection Moulding)等の樹脂
によつて形成され、また、モールデイングcは、
ポリプロピレンや塩ビ等の樹脂にて形成されてい
る。
しかしながら、前記した従来のテールゲート
は、第2図に示すようにガラスaの側端縁部a2
施したモールデイングcは、ゲートガーニツシユ
bの上端部分で終つており、ゲートガーニツシユ
bを併設した部分には施されてなく、ゲートガー
ニツシユbにてガラスaの側端縁部を直接に覆つ
ている。また、テールゲートを閉めているとき、
ガラス上面の雨水はガラスの下端部に向つて流れ
てテールゲートガーニツシユの下のガラス外面に
も水滴が付着しており、ガラスは車幅中心部が両
側端部に対して少し高くなるようなスローブを有
しているので、第2図のようにテールゲートを開
けるとき(開ける途中でテールゲートの後部側が
少し高くなつた時)ガーニツシユ下のガラス上の
水滴は前記スローブに沿つてガラスの両側端に向
つて流れ、前記両側端に流れてきた水滴の一部が
ガラスaの側端縁部a2の下面に伝わる。
この伝わつた水滴は、さらにガラスaの側端縁
部a2(下面)に沿つて車体前方に向つて流れモー
ルデイングcの端末c1に衝突すると、その水滴の
一部は第2図に示すように車幅中心方向へ流れて
荷室内へ落下する不具合がある。
本案は、従来のテールゲートにおける前記した
ような難点を解消する考案に係り、ゲート開口部
の全面にわたるガラスの後端部面上に、ボデイパ
ネルと同一面を形成するゲートガーニツシユを併
設してなるテールゲートにおいて、前記ガラスの
上端および側端の縁部全長にわたりモールデイン
グを施して覆うとともに、前記ゲートガーニツシ
ユの併設部分のモールデイングを断面コ形にして
その上部および側部をゲートガーニツシユの上面
と側端部にて覆い、前記併設部分以外のモールデ
イングは断面倒h形に形成して前記ゲートガーニ
ツシユの側端部と前記断面倒h形の突縁部分の先
端とを車体幅方向にほぼ面一に構成した点に特徴
を有するものであつて、その目的とする処は、ガ
ラスの全端縁にモールデイングを施して耐衝撃性
を付与するとともに、荷室内への水の流入を阻止
することができる自動車のテールゲートを供する
点にある。
本案は、前記した構成になつており、ガラスの
端縁部全長にわたつてモールデイングを施して保
護されているので、局部的に集中して加わる衝撃
等によりガラスが破壊されるのを防止することが
できるとともに、テールゲートを開ける時(開け
る途中でテールゲートの後部が少し高くなつた
時)、ガーニツシユ下のガラス上の水滴は、同ガ
ラスのスローブに沿い同ガラスの側端部に向つて
流れ、側端部にはめ込まれている断面コ形のモー
ルデイング部に至り同モールデイング部の段差で
一部が停止される。また、前記水滴の一部は、モ
ールデイングを乗越えてモールデイングの側端部
から下面へ移行しても、この移行水滴は、モール
デイングに沿つて車体前方へ流れテールゲートの
前端部よりボデイのドリツプチヤンネルへ落ちて
荷室内への落下が防止される。
さらに、本案においては、ガラスの全側端縁部
にわたつてモールデイングを施すとともに、ガラ
スの後端部分における側端縁部はモールデイング
とその上部および側部を覆つたゲートガーニツシ
ユの2重保護構成になつているので、特に衝撃を
受ける部分が耐衝撃構成となりガラス破壊が防止
されるとともに、ゲートガーニツシユの側端部と
断面倒h形モールデイングの突縁部分の先端とを
車幅方向にほぼ面一にしたことにより見栄えが極
めて良好となり、また、モールデイングを延長形
成するとともにゲートガーニツシユの側部は一体
に延設するだけで構成できるので、容易に安価に
提供できる実用性を有するものである。
以下、本案の実施例を図示について説明する。
第3図ないし第7図に本案の一実施例を示し、
図中aはゲート開口部の全面にわたるように形成
されたガラス、bはガラスaの後端部面a3上に併
設されたゲートガーニツシユであつて、ガラスa
の図示外の上端縁部a1および側端縁部a2の後端末
までの全長にわたりモールデイング5を施して覆
うとともに、ゲートガーニツシユbを併設してい
る部分のモールデイング部分5は、第7図に示
すように断面コ形に形成し、ゲートガーニツシユ
bを併設していないガラスaの側端縁部a2のモー
ルデイング部分5は、第5図に示すように断面
倒h形に形成して、ガラスaの側端縁部から外側
上部に突設された突縁部分5′を形成して、同図
に示すようにゲートガーニツシユの側端部と突縁
部分5′の先端とを車幅方向にほぼ面一にすると
ともに、該突縁部分5′の下部5′を第4図のよ
うにゲートガーニツシユbの上部内面に少し重合
させて一体的に併設しており、また、前記の断面
コ形のモールデイング部分5および断面倒h形
のモールデイング部分5は、いずれもガラスa
の側端縁部a2にそれらの溝部分を嵌装し接着剤1
1により固着して覆つた構造になつている。
さらに、ゲートガーニツシユbの側縁部分は、
モールデイング部分5の突縁部分5′と重複し
ている部分については、第6図に示すようにモー
ルデイング部分5の上面のみを覆う形状とし一
体的になつているが、その下部における断面コ形
のモールデイング部分5においては、第7図に
示すような下方に曲折した側端部7を連設して、
モールデイング部分5の上面および側部を覆つ
た構造とし、また、ゲートガーニツシユbの側縁
部分がボデイパネル即ちクオータパネル8と面一
になるようにガーニツシユフランジ10を設けて
いる。(第6図、第7図参照) なお、図中9はクオータパネル8の内端縁部に
取付けた弾性を有するウエザーストリツプであつ
て、ガラスaの下面に当接して支持するものであ
る。また、ゲートガーニツシユb、モールデイン
グ5は前記したような材質が使用される。
図示した実施例は、前記したような構造になつ
ているので、断面倒h形のモールデイング部分5
と断面コ形のモールデイング部分5とよりな
る一連のモールデイング5にて、ガラスaの側端
縁部a2の全長を覆つた構成により、(イ)、ガラスa
の上端縁部a1とともに側端縁部a2が保護され、局
部的に集中して加わる衝撃等によりガラスaが破
壊されるのを防止でき、(ロ)、テールゲートを開い
た時に、ゲートガーニツシユb下のガラスa上の
水滴は、ガラス側端部に向つて流れコ字形モール
デイング5の段差で一部が停止され、一部の水
滴が同モールデイングを乗越えて同モールデイン
グの側縁部から下面へ移行しても、この移行水滴
は、同モールデイングに沿つて車体前方へ流れテ
ールゲートの前端部よりボデイのドリツプチヤン
ネルへ落ちて荷室内への落下が防止される。
また、ガラスaの後端部分a3の側端縁部分a2
は、断面コ形のモールデイング部分5にて覆わ
れ、さらにその上部および側部をゲートガーニツ
シユbにて覆つた2重構造になつているので、
(ハ)、特に衝撃等を受ける前記の側端縁部a2が2重
に防護されガラスの破壊防止上極めて有効であ
り、(ニ)、また、前記側端縁部a2のモールデイング
部分5がゲートガーニツシユbの側端部7にて
覆われ、ゲートガーニツシユbの側端部と断面倒
h形の突縁部分5′の先端が車幅方向にほぼ面一
にされているので見栄えが良好になる。
さらに、モールデイング5のモールデイング部
分5を延設し、ゲートガーニツシユの側端部7
を連設する簡単な構造にて容易に構成でき、安価
に製造できる実用性を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動車におけるテールゲートの
概要を示す斜視図、第2図は第1図のX部分の内
面側を示す斜視図、第3図は本案の一実施例を示
す第1図のX部分相当部の拡大斜視図、第4図は
第3図の矢視の下面側を示す斜視図、第5図は
第3図のV−V線部分の断面図、第6図は第3図
の−線部分の断面図、第7図は第3図の−
線部分の断面図である。 a……ガラス、b……ゲートガーニツシユ、5
……モールデイング、5′……モールデイングの
突縁部分、7……ゲートガーニツシユの側縁部、
a1……ガラスの上端縁部、a2……ガラスの側端縁
部、a3……ガラスの後端末部分、5……断面倒
h形のモールデイング部分、5……断面コ形の
モールデイング部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ゲート開口部の全面にわたるガラスの後端部面
    上に、ボデイパネルと同一面を形成するゲートガ
    ーニツシユを併設してなるテールゲートにおい
    て、前記ガラスの上端および側端の縁部全長にわ
    たりモールデイングを施して覆うとともに、前記
    ゲートガーニツシユの併設部分のモールデイング
    を断面コ形にしてその上部および側部をゲートガ
    ーニツシユの上面と側端部にて覆い、前記併設部
    分以外のモールデイングは断面倒h形に形成して
    前記ゲートガーニツシユの側端部と前記断面倒h
    形の突縁部分の先端とを車幅方向にほぼ面一に構
    成したことを特徴とする自動車のテールゲート。
JP16119481U 1981-10-30 1981-10-30 自動車のテ−ルゲ−ト Granted JPS5868314U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16119481U JPS5868314U (ja) 1981-10-30 1981-10-30 自動車のテ−ルゲ−ト

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JP16119481U JPS5868314U (ja) 1981-10-30 1981-10-30 自動車のテ−ルゲ−ト

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Publication Number Publication Date
JPS5868314U JPS5868314U (ja) 1983-05-10
JPS6218089Y2 true JPS6218089Y2 (ja) 1987-05-11

Family

ID=29953572

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JP16119481U Granted JPS5868314U (ja) 1981-10-30 1981-10-30 自動車のテ−ルゲ−ト

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0519209Y2 (ja) * 1986-08-25 1993-05-20

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Publication number Publication date
JPS5868314U (ja) 1983-05-10

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