JPS6134176Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6134176Y2 JPS6134176Y2 JP14739881U JP14739881U JPS6134176Y2 JP S6134176 Y2 JPS6134176 Y2 JP S6134176Y2 JP 14739881 U JP14739881 U JP 14739881U JP 14739881 U JP14739881 U JP 14739881U JP S6134176 Y2 JPS6134176 Y2 JP S6134176Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- opening
- wall
- rising wall
- sunroof
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 13
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 6
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 6
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 1
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 229920001187 thermosetting polymer Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車のルーフ、詳しくは中央にサン
ルーフ取付用の開口部を備えたルーフに関する。
ルーフ取付用の開口部を備えたルーフに関する。
一般にサンルーフを装備したルーフにあつては
該サンルーフを開放して走行する際に風が前記開
口部から車室内に吹き込むのを防止しなければな
らずしかも前記開口部より雨水等が侵入するのを
防止する必要もある。
該サンルーフを開放して走行する際に風が前記開
口部から車室内に吹き込むのを防止しなければな
らずしかも前記開口部より雨水等が侵入するのを
防止する必要もある。
そこで従来では前記ルーフとは別に、風を上方
に誘導するウインドデフレクターを形成して、こ
のウインドデフレクターを前記開口部の前方側に
取りつける一方前記開口部の端縁に、別途形成し
たレインガイドを取りつけるなどしていたが、こ
れでは前記ウインドデフレクター及びレインガイ
ドの前記ルーフへの組付けに手間を要するばかり
か、部品点数も多くなつて在庫管理が煩雑となり
全体として生産コストも高くなるのである。
に誘導するウインドデフレクターを形成して、こ
のウインドデフレクターを前記開口部の前方側に
取りつける一方前記開口部の端縁に、別途形成し
たレインガイドを取りつけるなどしていたが、こ
れでは前記ウインドデフレクター及びレインガイ
ドの前記ルーフへの組付けに手間を要するばかり
か、部品点数も多くなつて在庫管理が煩雑となり
全体として生産コストも高くなるのである。
而して本考案は従来のこの種ルーフにまつわる
前記した問題点を解消すべく考案したものであ
る。
前記した問題点を解消すべく考案したものであ
る。
更に詳しくは前記ルーフを繊維強化樹脂から形
成するのであつて、該ルーフの成形時、前記開口
部の端縁に立上壁を設け且つこの立上壁の外方に
所定間隔を置いて外堤を形成し、前記立上壁と外
堤との間をレインガイドとして利用する一方、前
記外堤の前方に、前方に向つて下方に傾斜する傾
斜壁を一体に形成し、この傾斜壁をウインドデフ
レクターとして利用すべくしたことを特徴とする
ものである。
成するのであつて、該ルーフの成形時、前記開口
部の端縁に立上壁を設け且つこの立上壁の外方に
所定間隔を置いて外堤を形成し、前記立上壁と外
堤との間をレインガイドとして利用する一方、前
記外堤の前方に、前方に向つて下方に傾斜する傾
斜壁を一体に形成し、この傾斜壁をウインドデフ
レクターとして利用すべくしたことを特徴とする
ものである。
以下本考案にかかる自動車のルーフを図に示す
実施例に従つて説明する。
実施例に従つて説明する。
図において１はエンジンルーム、運転席及び荷
台を構成している車のボデイ、２は該ボデイ１の
運転席及び荷台を覆うルーフであつて、該ルーフ
２は運転席側を覆つているフロントルーフ部２ａ
と荷台側を覆つているリヤルーフ部２ｂとに分割
形成し、且つ前記フロントルーフ部２ａの中央に
は、別途形成したサンルーフ２０を取付けるため
の開口部２１を形成している。
台を構成している車のボデイ、２は該ボデイ１の
運転席及び荷台を覆うルーフであつて、該ルーフ
２は運転席側を覆つているフロントルーフ部２ａ
と荷台側を覆つているリヤルーフ部２ｂとに分割
形成し、且つ前記フロントルーフ部２ａの中央に
は、別途形成したサンルーフ２０を取付けるため
の開口部２１を形成している。
前記サンルーフ２、即ちフロントルーフ部２ａ
及びリヤルーフ部２ｂは繊維強化樹脂から形成す
るのであつて、具体的にはレジンインジエクシヨ
ン法、即ち樹脂製の型内にガラス繊維をマツト状
に敷設した上で熱硬化性樹脂を注入して硬化させ
る方法によつて所定形状に形成するのである。
及びリヤルーフ部２ｂは繊維強化樹脂から形成す
るのであつて、具体的にはレジンインジエクシヨ
ン法、即ち樹脂製の型内にガラス繊維をマツト状
に敷設した上で熱硬化性樹脂を注入して硬化させ
る方法によつて所定形状に形成するのである。
而して本考案は、前記ルーフ２の成形時、前記
フロントルーフ部２ａの開口部２１の端縁に、該
開口部２１を囲む如く所定高さの立上壁２２を設
けるとともに、この立上壁２２の外方に、所定間
隔を開けて前記立上壁２２よりもやや高い外堤２
３を周設し、この外堤２３と前記立上壁２２との
間をレインガイド３と成すのである。
フロントルーフ部２ａの開口部２１の端縁に、該
開口部２１を囲む如く所定高さの立上壁２２を設
けるとともに、この立上壁２２の外方に、所定間
隔を開けて前記立上壁２２よりもやや高い外堤２
３を周設し、この外堤２３と前記立上壁２２との
間をレインガイド３と成すのである。
又一方、前記外堤２３の外周に、該外堤２３の
上端から外方に向つて下方に傾斜する傾斜壁２４
を一体に形成して、前記開口部２１の前方側に位
置する傾斜壁２４部分をウインドデフレクターと
して利用すべくしたのである。
上端から外方に向つて下方に傾斜する傾斜壁２４
を一体に形成して、前記開口部２１の前方側に位
置する傾斜壁２４部分をウインドデフレクターと
して利用すべくしたのである。
又図に示す実施例では、前記外堤２３と傾斜壁
２４とによつて囲こまれる空間を第３図、第４図
に示す如く断面閉鎖状とするとともにその空間に
発泡ウレタンからなる芯材４を充填して前記ルー
フ２の開口部２１周りの補強を図つている。
２４とによつて囲こまれる空間を第３図、第４図
に示す如く断面閉鎖状とするとともにその空間に
発泡ウレタンからなる芯材４を充填して前記ルー
フ２の開口部２１周りの補強を図つている。
又、前記ルーフ２の両サイドに沿つて延びる前
記外堤２３と傾斜壁２４を第１図に示す如く一部
切欠いて排水溝５，５……を設け、前記レインガ
イド３に溜る雨水等を外部に排出できるようにし
ている。
記外堤２３と傾斜壁２４を第１図に示す如く一部
切欠いて排水溝５，５……を設け、前記レインガ
イド３に溜る雨水等を外部に排出できるようにし
ている。
尚、図中６は前記立上壁２２に嵌着したウエザ
ーストリツプを示す。
ーストリツプを示す。
本考案は以上の構成からなり前記サンルーフ２
０を開放して走行した場合、前記開口部２１の前
方に位置する傾斜壁２４がウインドデフレクター
としての役割を果し、前記ルーフ２に沿つて流れ
る風を、第３図において矢印ｘで示す如く斜上方
に誘導して前記開口部２１から車室内に吹き込む
のを防止するのである。
０を開放して走行した場合、前記開口部２１の前
方に位置する傾斜壁２４がウインドデフレクター
としての役割を果し、前記ルーフ２に沿つて流れ
る風を、第３図において矢印ｘで示す如く斜上方
に誘導して前記開口部２１から車室内に吹き込む
のを防止するのである。
一方、例えば雨天の日などにおいて、前記ルー
フ２とサンルーフ２０との継目部分より侵入する
雨水は前記レインガイド３によつて受止めて前記
開口部２１から車室内に侵入するのを防止するの
であり、又、前記レインガイド３内に流れ込んだ
雨水は、前記排水溝５，５……を介して外部に排
出するのである。
フ２とサンルーフ２０との継目部分より侵入する
雨水は前記レインガイド３によつて受止めて前記
開口部２１から車室内に侵入するのを防止するの
であり、又、前記レインガイド３内に流れ込んだ
雨水は、前記排水溝５，５……を介して外部に排
出するのである。
以上の如く本考案は、前記ルーフの成形時、前
記開口部の端縁に立上壁を設けると共に該立上壁
の外方に所定間隔を置いて外堤を設け、且つこの
外堤の少なくとも前方に、前方に向つて下方に傾
斜する傾斜壁を一体に形成したから前記立上壁と
外堤との間をレインガイドとして利用出来しかも
前記開口部の前方側に位置する傾斜壁をウインド
デフレクターとして利用出来るのであり、従つて
従来の如く前記ルーフに、別途形成したレインガ
イドやウインドデフレクターを取付ける手間を要
しないだかりか部品点数もそれだけ少なくなるの
である。又前記外堤と傾斜壁とが相俟つて前記開
口部附近を補強するリブとしての役割をも同時に
果すので別途、補強部材を前記開口部周縁に周設
する必要もないのである。
記開口部の端縁に立上壁を設けると共に該立上壁
の外方に所定間隔を置いて外堤を設け、且つこの
外堤の少なくとも前方に、前方に向つて下方に傾
斜する傾斜壁を一体に形成したから前記立上壁と
外堤との間をレインガイドとして利用出来しかも
前記開口部の前方側に位置する傾斜壁をウインド
デフレクターとして利用出来るのであり、従つて
従来の如く前記ルーフに、別途形成したレインガ
イドやウインドデフレクターを取付ける手間を要
しないだかりか部品点数もそれだけ少なくなるの
である。又前記外堤と傾斜壁とが相俟つて前記開
口部附近を補強するリブとしての役割をも同時に
果すので別途、補強部材を前記開口部周縁に周設
する必要もないのである。
第１図は本案ルーフの斜視図、第２図は該ルー
フを備えた車のボデイの一部切欠斜視図、第３図
は第２図−線端面図、第４図は第２図−
線端面図である。 １……ボデイ、２……ルーフ、２０……サンル
ーフ、２２……立上壁、２３……外堤、２４……
傾斜壁。
フを備えた車のボデイの一部切欠斜視図、第３図
は第２図−線端面図、第４図は第２図−
線端面図である。 １……ボデイ、２……ルーフ、２０……サンル
ーフ、２２……立上壁、２３……外堤、２４……
傾斜壁。
Claims (1)
- 繊維強化樹脂から成り、中央にサンルーフ開口
部を備えたルーフであつて、前記開口部の端縁に
立上壁を設けると共に、該立上壁の外方に、所定
間隔を置いて外堤を設け、前記立上壁と外堤との
間にレインガイドを形成する一方、前記外堤の少
なくとも前方に、前方に向つて下方に傾斜する傾
斜壁を形成したことを特徴とする自動車のルー
フ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14739881U JPS5850012U (ja) | 1981-10-02 | 1981-10-02 | 自動車のル−フ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14739881U JPS5850012U (ja) | 1981-10-02 | 1981-10-02 | 自動車のル−フ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5850012U JPS5850012U (ja) | 1983-04-05 |
| JPS6134176Y2 true JPS6134176Y2 (ja) | 1986-10-06 |
Family
ID=29940259
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14739881U Granted JPS5850012U (ja) | 1981-10-02 | 1981-10-02 | 自動車のル−フ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5850012U (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0663317B2 (ja) * | 1985-02-28 | 1994-08-22 | 三晃金属工業株式会社 | 嵌合外囲体 |
| JPH08179Y2 (ja) * | 1990-11-22 | 1996-01-10 | 日本フルハーフ株式会社 | 側部全開式貨物車両における空気整流器 |
| KR20130067560A (ko) * | 2011-12-14 | 2013-06-25 | 현대자동차주식회사 | 차량의 선루프 |
-
1981
- 1981-10-02 JP JP14739881U patent/JPS5850012U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5850012U (ja) | 1983-04-05 |
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