JP7238168B2 - 車両側部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両側部構造に関する。
一般に、車両の後部の外側面には、リヤクォータウインドと、フューエルリッド等が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の自動車の雨樋装置に記載されているように、クォータウインド(W)は、一般に、フューエルリッド(4)の上方に配置されている。クォータウインド(W)は、外周部全体がモール(1)に囲われて、後部窓ガラス開口部に装着されている。
フューエルリッド(4)に覆われている燃料補給口は、燃料タンクから上方向に離間させることで、燃料の位置エネルギーで効率よく、燃料を燃料タンクに供給できるようになることが考えられる。このため、燃料補給口は、できるだけ高い位置に配置することが望ましい。
実開昭59-114351号公報(図1及び図3)
しかし、車両は、車両の形状によって、フューエルリッド(4)をさらに上方に配置する必要が生じたときに、フューエルリッド(4)がクォータウインド(W)や、それを囲っているモール(1)と干渉してしまうという問題点があった。このため、フューエルリッド(4)は、クォータウインド(W)が配置されているような高い位置に容易に配置することができなかった。
本発明は、前記した事項に鑑みて創案されたものであり、燃料補給口を覆う覆い部を、窓開口部の高さまで高く配置することが可能な車両側部構造を提供することを課題とする。
前記した課題を解決するため、本発明の車両側部構造は、車両に設けられた燃料補給口を覆う覆い部と、前記車両の内外を連通する窓開口と、前記窓開口の少なくとも上縁部に取り付けられたモール部材と、を有し、該窓開口は、略直線状に形成された窓開口下端部を有し、上下方向において、前記窓開口下端部と前記覆い部とが同じ高さに位置すると共に、前記覆い部の上部は前記窓開口下端部の延長線上よりも上方に配置され、前記覆い部の上方には、前記窓開口が位置し、前記モール部材のモール上部と、前記モール部材の下縁を形成するモール下端部とは、前記窓開口の後端部で、後側に向かって先細形状に屈曲して形成された屈曲部にて鋭角をなすように接続され、前記モール下端部と前記窓開口下端部とは、前記モール下端部に向かうに従い上方に遷移する遷移部によって接続され、前記モール下端部は、前記窓開口の後端部から前記遷移部の上側後端に亘って水平に形成され、前記モール部材の後端は、前記覆い部の後端よりも後方に配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、燃料補給口を覆う覆い部を、窓開口部の高さまで高く配置することが可能な車両側部構造を提供することができる。
本発明の実施形態に係る車両側部構造を示す要部概略側面図である。 本発明の実施形態に係る車両側部構造を示す要部拡大概略側面図である。 本発明の実施形態に係る車両側部構造を示す要部拡大概略側面図である。
以下、適宜図面を参照して、本発明の実施形態に係る車両側部構造Aを説明する。
なお、実施形態では、「前」は車両Vのフロント側、「後」は車両Vのリア側、「上」は鉛直上方側、「下」は鉛直下方側、「左右」は車幅方向側とする。また、同一の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
<車両>
まず、本発明の実施形態に係る車両側部構造Aを説明する前に、車両側部構造Aを備える車両Vについて説明する。
図1に示すように、車両Vは、少なくとも車体側部1aに、燃料補給口1pと、燃料補給口1pを覆うフューエルリッド6(覆い部)と、車両Vの内外を連通する後部窓ガラス開口部1mと、を有する自動車である。車両Vは、特に、種類や形状等は限定されない。車両Vは、後部窓ガラス開口部1mを有していれば、2ドアタイプでも、3ドアタイプでも、4ドアタイプでもよい。
以下、前部ドア4、後部ドア5等を有する4ドアタイプの乗用車の左側の車体側部1aを例に挙げて実施形態を説明する。また、車両側部構造Aは、略左右対称に形成されているので、運転席側(右側)については説明を省略する。
<車体側部構造>
図1に示すように、車両側部構造Aは、車体1の左右の車体側部1aを形成するためのものである。車両側部構造Aは、例えば、サイドパネル2と、ルーフパネル3と、前部ドア4と、後部ドア5と、フューエルリッド6と、リヤクォータウインド7と、モール部材8と、ウエザーストリップ9と、を備えている。
<サイドパネル>
サイドパネル2は、車体1の外側面1gを形成する高強度鋼板等から成るアウタパネル部材である。サイドパネル2には、稜線2aと、前部ドア開口部1bと、後部ドア開口部1cと、後部窓ガラス開口部1mと、燃料補給口1p等が形成されている。また、サイドパネル2は、フロントピラー11、ルーフサイドレール13及びリヤフェンダー14の外側面1gを形成している。
<稜線>
稜線2aは、サイドパネル2を補強するために、縦断面視して車外方向に凸形状(山形状)に折り曲げて形成された尾根状の補強部分である。稜線2aは、フロントピラー11の前側下端部からルーフサイドレール13を介してリヤピラー12の後側下端部まで形成されて、フロントピラー11、ルーフサイドレール13及びリヤピラー12を補強している。換言すると、サイドパネル2において、前部ドア開口部1b及び後部ドア開口部1cの上縁1dと、後部窓ガラス開口部1mの上縁部1rとは、稜線2aで補強されている。
<前部ドア開口部及び後部ドア開口部>
図1に示すように、前部ドア開口部1bは、前部ドア4が開閉自在に配置されたドア開口である。後部ドア開口部1cは、後部ドア5が開閉自在に配置されたドア開口である。
<前部窓開口及び後部窓開口>
前部窓開口1i(窓開口)は、前部ドア4の窓ガラスが配置される開口部分(窓枠部分)である。後部窓開口1j(窓開口)は、後部ドア5の窓ガラスが配置される窓の開口部分(窓枠部分)である。
<前部ドア及び後部ドア>
前部ドア4及び後部ドア5は、窓開口(前部窓開口1i及び後部窓開口1j)をそれぞれ有している。前部窓開口1i及び後部窓開口1jの窓開口下端部1qは、図1に示すように、前後方向に略直線状に形成されている。窓開口下端部1qとフューエルリッド6(覆い部)とは、図2に示すように、上下方向において、同じ高さに位置している。換言すると、フューエルリッド6は、窓開口下端部1qの延長線L1上に配置されている。このため、フューエルリッド6の上辺は、窓開口下端部1qの延長線L1上よりも上方に配置されている。
また、前部窓開口1i及び後部窓開口1jの窓開口下端部1qは、後部窓ガラス開口部1mの下側前端部と同じ高さにある。窓開口下端部1q及び後記する後部窓ガラス開口部1mの遷移部1sには、ウエザーストリップ9が装着されている。
<後部窓ガラス開口部>
図2に示すように、後部窓ガラス開口部1m(窓開口)は、リヤクォータウインド7が装着される窓枠部分である。後部窓ガラス開口部1mの上縁部1r及び後端部1oと、前部ドア開口部1b及び後部ドア開口部1cの上縁1dには、モール部材8が取り付けられている。このため、後部窓ガラス開口部1mの上縁部1r側は、モール部材8を介在してリヤクォータウインド7が装着されている。後部窓ガラス開口部1mは、略三角形に形成された開口から成る。
詳述すると、後部窓ガラス開口部1mの上縁部1rは、後部ドア開口部1cの上縁1dから後部窓ガラス開口部1mの後端部1oに向かって下側に傾斜している。後部窓ガラス開口部1mの窓開口下端部1qの前端部1nは、後部ドア開口部1cの後端部に合致して、後側に向かって下側に傾斜している。窓開口下端部1qの前端部1nの下端部には、窓開口下端部1qの後端から後側に向かって上方向に傾斜した遷移部1sが形成されている。窓開口下端部1qの延長線L1に対する遷移部1sの傾斜角度θ2は、鋭角である。後部窓ガラス開口部1mの遷移部1sの後側には、遷移部1sの後側状端部から後端部1oに向かって水平に形成されている。
ここで、特許請求の範囲に記載の「窓開口」は、窓ガラスが配置される部分であって、前部窓開口1iと、後部窓開口1jと、後部窓ガラス開口部1mとを含めていう。窓開口部(前部窓開口1i、後部窓開口1j及び後部窓ガラス開口部1m)と、モール部材8とは、車両Vの外側面1gに配置されている。
<リヤクォータウインド>
リヤクォータウインド7は、後部窓ガラス開口部1mに装着された略三角形の窓ガラスである。なお、リヤクォータウインド7は、樹脂製のものでも、ガラス製のものでもよく、その材質等が特に限定されない。
<モール部材>
図1に示すように、モール部材8は、側面視して、前後方向に略帯状に延設された樹脂製の装飾部材である。モール部材8の表面は、メッキが施されている。モール部材8は、窓開口下端部1qの前端部1nから前部ドア開口部1bの上縁1d、後部ドア開口部1cの上縁1dを介在して後部窓ガラス開口部1mの後端部1oに亘って配置されている。モール部材8は、稜線2aに沿って平行に略前後方向に延設されている。
また、図2に示すように、モール部材8は、リヤクォータウインド7及び後部窓ガラス開口部1m(窓開口)において、モール上部8cが後部窓ガラス開口部1mの上縁部1r全体と、後部窓ガラス開口部1mの後端部1oと、に設けられている。このように、モール部材8は、後部窓ガラス開口部1mの外周の一部に設置されている。
モール上部8cは、後部窓ガラス開口部1mの上縁部1rの前端部から後端部1oに亘って、リヤクォータウインド7及び後部窓ガラス開口部1mの上縁部1rに沿って斜め後下がりに形成されている。
モール下端部8aは、後部窓ガラス開口部1mの後端部1oから遷移部1sの上側後端に亘って、水平に形成されている。モール部材8の下縁を形成するモール下端部8aの前端8bは、フューエルリッド6(覆い部)の上方に位置している。ここで、「フューエルリッド6(覆い部)の上方」とは、フューエルリッド6の水平方向の幅W1の上に配置されていることをいう。
また、モール下端部8aと窓開口下端部1qとは、モール下端部8aに向かうのに従って上方に遷移する遷移部1sで接続されている。
モール上部8cとモール下端部8aとが交差する後端部1oには、略V字状に屈曲した屈曲部8dが形成されている。モール部材8のモール上部8cと、モール下端部8aとは、後部窓ガラス開口部1mの後端部1oで屈曲部8dにて鋭角θ1をなすように接続されている。屈曲部8dは、側面視して、リヤクォータウインド7の後端部中央に配置されている。屈曲部8dは、フューエルリッド6(覆い部)の上方に配置されている。
<フューエルリッド>
フューエルリッド6(覆い部)は、燃料補給口1pを開閉する蓋部材である。フューエルリッド6は、窓開口下端部1qの延長線L1に重なる位置に配置されている。つまり、フューエルリッド6は、後部窓ガラス開口部1mの下側に遷移部1sを形成してモール下端部8aをより高い位置に配置したことで、窓開口下端部1qの延長線L1に重なる位置まで高く配置可能になっている。フューエルリッド6の上方には、後部窓ガラス開口部1m(窓開口)が位置している。フューエルリッド6は、モール下端部8aの近傍に、モール下端部8aに沿って配置されている。
なお、燃料補給口1pは、キャップレス給油口タイプのものでも、キャップを有する給油口タイプのものであって、どちらでもよい。
≪車両側部構造の作用≫
次に、各図を参照して本発明の実施形態に係る車両側部構造Aの作用を説明する。
例えば、車両Vが停止している場合、図2に示すように、フューエルリッド6の上方に付着した雨水は、真下方向(矢印a方向)に流れて、フューエルリッド6の表面を通って流れ落ちる。この場合、フューエルリッド6の車内側は、シール材(図示省略)によって密閉されているので、雨水がフューエルリッド6内に浸入することがない。
また、車両Vが走行中の場合、図3に示すように、リヤクォータウインド7に付着した雨水は、走行風によって、後方向(矢印b方向)に流れる。この場合、リヤクォータウインド7の上部に付着した雨水は、モール部材8のモール上部8cにガイドされて、モール上部8cに沿って屈曲部8dに向かって斜め後側下方向(矢印c方向)に流れる。
また、リヤクォータウインド7の下部に付着した雨水は、遷移部1sにガイドされて、遷移部1sに沿って屈曲部8dに向かって斜め後側上方向(矢印d方向)に流れる。
換言すると、リヤクォータウインド7の下部に付着した雨水は、走行風によって、遷移部1sにガイドされて、フューエルリッド6から離れるように斜め後側上方向(矢印d方向)に流れる。
このため、車両Vが走行中にリヤクォータウインド7に付着した雨水は、略V字状に形成された屈曲部8dに集まった後、屈曲部8dを乗り越えて後方向(矢印e方向)に流れるので、フューエルリッド6に流れることがない。その結果、たとえ、フューエルリッド6は、走行風によって車外側に引っ張られて、シールが緩んだとしても、フューエルリッド6内に雨水が浸入するのを抑制することができる。
また、フューエルリッド6は、図2に示すように、窓開口下端部1qの延長線L1に重なる位置に配置したことで、フューエルリッド6の内側にあるフューエルフィラーネックの燃料補給口1pを、窓開口下端部1qよりも高い位置に配置することができる。
このため、燃料補給口1pから燃料を給油する際には、フューエルリッド6が窓開口下端部1qの延長線L1よりも下側にある場合と比較して、位置エネルギーが大きいので、燃料がスムーズに燃料タンクに流れ込むようにすることができる。
このように、本発明の実施形態に係る車両側部構造Aは、図2に示すように、車両Vに設けられた燃料補給口1pを覆うフューエルリッド6(覆い部)と、車両Vの内外を連通する後部窓ガラス開口部1m(窓開口)と、を有し、後部窓ガラス開口部1mは、略直線状に形成された窓開口下端部1qを有し、上下方向において、窓開口下端部1qとフューエルリッド6とが同じ高さに位置し、フューエルリッド6の上方には、後部窓ガラス開口部1mが位置している。
かかる構成によれば、車両側部構造Aは、窓開口下端部1qとフューエルリッド6とが同じ高さに位置し、フューエルリッド6の上方に後部窓ガラス開口部1mが位置していることで、フューエルリッド6と後部窓ガラス開口部1mの設定を両立することができる。このため、車両側部構造Aは、窓開口下端部1qよりも下方にフューエルリッド6が位置する場合に比較して、フューエルリッド6を高い位置に配置することができるので、スペース効率を向上させることができる。
また、燃料補給口1pを覆うフューエルリッド6は、燃料タンク(図示省略)からのフューエルリッド6までの距離を上方向に離すことができるので、燃料補給口1pの燃料の位置エネルギーを大きくすることができるため、燃料を効果的に注入することができる。このため、燃料の給油時に、燃料が燃料補給口1pから噴き出るのを抑制することができる。
また、図2に示すように、後部窓ガラス開口部1m(窓開口)には、少なくとも上縁部1rにモール部材8が取り付けられ、モール部材8の下縁を形成するモール下端部8aの前端8bは、フューエルリッド6(覆い部)の上方に位置している。
かかる構成によれば、モール下端部8aを前方に伸ばし過ぎた場合は、伸ばし過ぎた分だけ多くの上下方向幅が必要になる。この場合、フューエルリッド6のレイアウトに影響してしまうが、フューエルリッド6の上方までなので、フューエルリッド6のレイアウトに影響を与えることがない。
また、図2に示すように、モール下端部8aと窓開口下端部1qとは、モール下端部8aに向かうに従い上方に遷移する遷移部1sによって接続されている。
かかる構成によれば、車両側部構造Aは、モール下端部8aと窓開口下端部1qとを繋ぐ遷移部1sを有していることで、モール下端部8aの高さと窓開口下端部1qとの高さが相違していても、モール下端部8aと窓開口下端部1qとが段形状にならない。このため、外観性を向上させることができる。
また、図2に示すように、後部窓ガラス開口部1m(窓開口)とモール部材8とは、車両Vの外側面1gに位置し、モール部材8のモール上部8cと、モール下端部8aとは、後部窓ガラス開口部1mの後端部1oで屈曲部8dにて鋭角をなすように接続され、屈曲部8dは、フューエルリッド6(覆い部)の上方に位置している。
ここで、「フューエルリッド6(覆い部)の上方」とは、フューエルリッド6の水平方向における幅範囲内の鉛直上方向に位置することである。
かかる構成によれば、モール下端部8aの前端8bがフューエルリッド6の上方に位置していても、走行中にリヤクォータウインド7に雨水が付着した場合に、走行風の力で、屈曲部8dから後方に飛ばすことができる。
このため、少なくとも走行中は、雨水がフューエルリッド6に過剰に流れ込むのを抑制することができると共に、走行風の負荷がかかっているフューエルリッド6のシールが雨水にさらされるのを抑制することができる。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、前記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変形可能である。
例えば、フューエルリッド6(覆い部)は、図1に示すように、車体1の左側の外側面1gに配置した場合を説明したが、車体1の右側側面であってよい。
また、フューエルリッド6(覆い部)の一例として、燃料補給口1pを覆う場合を例に挙げて説明したが、フューエルリッド6は、電気自動車等の充電口を覆うものであってもよい。
1 車体
1g 外側面(車両の側面)
1i 前部窓開口(窓開口)
1j 後部窓開口(窓開口)
1m 後部窓ガラス開口部(窓開口)
1o 窓開口部の後端部
1p 燃料補給口
1q 窓開口下端部
1r 上縁部
1s 遷移部
4 前部ドア
5 後部ドア
6 フューエルリッド(覆い部)
8 モール部材
8a モール下端部
8b モール下端部の前端
8c モール上部
8d 屈曲部
V 車両

Claims (3)

  1. 車両に設けられた燃料補給口を覆う覆い部と、
    前記車両の内外を連通する窓開口と、
    前記窓開口の少なくとも上縁部に取り付けられたモール部材と、を有し、
    該窓開口は、略直線状に形成された窓開口下端部を有し、上下方向において、前記窓開口下端部と前記覆い部とが同じ高さに位置すると共に、前記覆い部の上部は前記窓開口下端部の延長線上よりも上方に配置され、
    前記覆い部の上方には、前記窓開口が位置し
    前記モール部材のモール上部と、前記モール部材の下縁を形成するモール下端部とは、前記窓開口の後端部で、後側に向かって先細形状に屈曲して形成された屈曲部にて鋭角をなすように接続され、
    前記モール下端部と前記窓開口下端部とは、前記モール下端部に向かうに従い上方に遷移する遷移部によって接続され、
    前記モール下端部は、前記窓開口の後端部から前記遷移部の上側後端に亘って水平に形成され、
    前記モール部材の後端は、前記覆い部の後端よりも後方に配置されていることを特徴とする車両側部構造。
  2. 前記モール下端部の前端は、前記覆い部の上方に位置していることを特徴とする請求項1に記載の車両側部構造。
  3. 前記窓開口と前記モール部材とは、前記車両の外側面に位置し
    記屈曲部は、前記覆い部の上方に位置していることを特徴とする請求項に記載の車両側部構造。
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