JPH035127Y2 - - Google Patents

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JPH035127Y2
JPH035127Y2 JP1984075351U JP7535184U JPH035127Y2 JP H035127 Y2 JPH035127 Y2 JP H035127Y2 JP 1984075351 U JP1984075351 U JP 1984075351U JP 7535184 U JP7535184 U JP 7535184U JP H035127 Y2 JPH035127 Y2 JP H035127Y2
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JP
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molding
weather strip
door
outer panel
attached
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JP1984075351U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車のサイドドアウインドの下縁
に取付けられていて、ウエザストリツプと一体に
形成されたドアベルトラインモール構造に関す
る。
従来のドアベルトラインモール構造の一例を第
2図に示す。この図において、符号11はドアア
ウタパネルを示していて、ドアアウタパネル11
の上縁部12は下向きに開口する凹字状溝を形成
している。この上縁部12の上面を被せるように
して例えばステンレスからなるモール13が添設
されている。モール13は略鉤形の下向きに開口
する凹字状溝に形成され、ドアガラス14がわの
一側面13aはドアアウタパネル上縁部12の折
曲縁12aに当接可能になつている。またモール
13の水平面13bはドアアウタパネル上縁部1
2の水平面に略平行に配置され、モール13の他
側面13cはドアアウタパネル11の外側面の延
長上に平面を形成するようになつている。ウエザ
ストリツプ15は、モールの側面13aと水平面
13bの一部に密着してモール13と一体成形さ
れ、ドアガラス14へ向つて2個のリツプ15
a,15bが突設されている。リツプ15a,1
5bの表面にはナイロン繊維が植毛されている。
クリツプ16は、ドアアウタパネル折曲縁12a
とモール側面13aとウエザストリツプ15とを
挾持できるように、略U字断面をした弾性材から
なつている。
第3図は従来例の別の型式を示している。前記
従来例は、モールとウエザストリツプが焼付けな
どの手段によつて密着され、実質的に一体成形さ
れているので、上記焼付け等の加工時にモールが
歪んでしまい、モール13の他側面13cをドア
アウタパネル11の外側面に沿わせて形成するこ
とが難しい。これに対し、この図に示すものは、
モール23とウエザストリツプ25とが別体に構
成されているので、上記モール23に焼付け等の
処理を施す必要がなくモール23は歪まず、モー
ル23をドアアウタパネル11に沿わせて形成す
ることができる。ウエザストリツプ25は金属例
えばステンレスからなる芯材24を介在させて補
強されている。これら別体のモール23とウエザ
ストリツプ25とはクリツプ26でドアアウタパ
ネル11の折曲縁12aに挾持されている。上記
従来例は、その何れも、例えば第4図に符号27
で示すように、フード,フエンダー,ドア等にモ
ールを配設し車全体に当該モールによる連続的な
イメージをもたせ、すつきり見せるためには、第
2図および第3図のモールの他側面13cおよび
23c(車体外方側側面)の上下方向の幅が上記
フードがフエンダー等に配設されたモールの上下
方向の幅と同一の方がよいが、そのためその幅が
自ずと決まつてしまい、ドアガラス14周縁部の
デザイン上の自由度が規制される不自由さがあつ
た。また、単一のモールとウエザストリツプのみ
ではそれ自身捩じれ剛性が不足しているため、ド
アアウタパネル11の上端部近傍11aとモール
の他側面13c(第2図)または23c(第3図)
の下端部との隙間が均一になるようにモールを車
体に装着するのに手間取つていた。
さらに、第2図に示されている従来例におい
て、モール13とウエザストリツプ15とは、モ
ール13表面上にウエザストリツプ15を押出し
成形するための金型をかぶせ、モール13と金型
の隙間にウエザストリツプ15の素材を押し出し
て一体化し、その後モール13の水平面13b上
のウエザストリツプ15の縁を揃える処理が施さ
れ、最後にプレス用金型をモール水平面13b及
び他側面13cの金属が露出した部分に当ててド
アアウタパネルに沿う形状に加工される。この一
連の加工作業の中で、プレス用金型を金属が露出
した部分にしか当てられないので、精度の高いプ
レス加工ができなく、またモールの水平面13b
上のウエザストリツプ15の縁の処理が煩わしか
つた。
さらに、第3図に示されている従来例の構成で
は、モール23とウエザストリツプ25とが別体
になつており、モール23のみを事前にプレス加
工することができるため、モール23の精度の高
い加工が可能である。また、ウエザストリツプ2
5内には芯材24が配設されているため、ウエザ
ストリツプ25の大まかな加工も可能である。し
かし、両者は単にクリツプ26で互いに固定され
ているだけであるためドアガラス14の昇降によ
りウエザストリツプ25がモール13から浮き上
がつてしまう不具合が発生する場合があつた。
本考案は、上記した従来の欠点を解消して、デ
ザインの自由度を増しモールの剛性を高めて変形
しにくいドアベルトラインモール構造を提供する
ことを目的としている。
以下、図示の実施例につき詳細に説明する。
第1図において、ドアアウタパネル1の上縁に
装置されるドアベルトラインモール(以下構造体
と略称する)2は、ステンレス製の第1モール3
と第2モール4および塩化ビニル製のウエザスト
リツプ5とからなつている。第1モール3および
第2モール4は、いずれも略鉤形断面を有してい
て、第2モール4が第1モール3の上面にマウン
トする態様で添設されている。ウエザストリツプ
5は、第2モール4の外側面および下部両面に一
体的に被着されている。ウエザストリツプ5に
は、上下2個のリツプ5a,5bが延びていて、
これらリツプ5a,5bには例えばナイロン繊維
5cが植毛されていることなど従来と変りない。
そして、第1モール3と第2モール4とは車両進
行方向に沿つて適宜な間隔をおいてピン6により
かしめられて両モール3,4を実質的に一体化す
るようになつている。このように第1モール3と
第2モール4からなる二重モールがピン6によつ
てかしめられる構造体2が、ドアアウタパネル上
縁部7の上面に添設され、クリツプ8によつて同
上縁部7の折曲縁7aに挾持されるようになつて
いる。このとき、折曲縁7aの適宜の個所には穴
9が穿設されていてピン6の頭部をのぞかせるよ
うになつているから、本構造体2はドアアウタパ
ネル1に確実に密接される。
上述したように本考案では、ドアベルトライン
モールは、第1のモールと、ウエザストリツプ及
びモールが一体成形された第2のモールとを備え
ている。本考案によれば、まず、第1のモールと
第2のモールとを固定する前は、第1のモールの
全ての面にプレス用金型を当てられるので第1の
モールの精度の高いプレス加工ができ、かつ第1
のモールの側面上下方向幅をフードやフエンダー
等に取付けられたモールの上下方向の幅と同一に
すれば車全体に連続的なイメージをもたせられ、
車全体の形状をすつきりさせることができる。
また、モールが二重構造になつており、かつ互
いにかしめられていることによりモールの捩じれ
剛性が高くなり、ドアアウタパネルの上端部近傍
とモールの車体外方側側面の下端部との隙間が均
一になるように容易に車体にドアベルトラインモ
ールを装着することができる。
つぎに、第2のモールとウエザストリツプが一
体成形されたものは、表面上の金属露出部分がな
いのでウエザストリツプ端面処理が不要であり、
単に大まかに湾曲させて第1のモールにかしめて
固定するだけで精度の高いドアベルトラインモー
ルとすることができる。また、第2のモールのデ
ザインは上記第1のモールの形状による規制を受
けることないため、ドアガラス周縁部のデザイン
を自由に行なうことができる。
さらに、第3図に示される従来例の問題点であ
つた、ドアガラスの昇降によるウエザストリツプ
の浮き上がりも、当該ウエザストリツプと第2の
モールを一体に成形し、その一体に形成したもの
と第1のモールとを一体的にかしめているため防
止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図および第3図はそれぞれ従来のドアベルトライ
ンモール構造を示す断面図、第4図は、自動車の
フロントの斜視図である。 1……ドアアウタパネル、2……ドアベルトラ
インモール、3……第1モール、4……第2モー
ル、5……ウエザストリツプ、6……ピン、8…
…クリツプ、14……ドアガラス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略鉤形断面を有していて、ドアアウタパネルの
    上縁に添設される第1モールと、略この第1モー
    ルと同様な断面を有していてこの第1モールの上
    面に添設される第2モールと、この第2モールの
    少くとも外側面に一体的に被覆されていて、ドア
    ガラスに当接するリツプを突設させたウエザスト
    リツプとを備え、前記第1モールと前記第2モー
    ルとを実質一体的にかしめたことを特徴とするド
    アベルトラインモール構造。
JP1984075351U 1984-05-23 1984-05-23 ドアベルトラインモ−ル構造 Granted JPS60186228U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984075351U JPS60186228U (ja) 1984-05-23 1984-05-23 ドアベルトラインモ−ル構造

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JP1984075351U JPS60186228U (ja) 1984-05-23 1984-05-23 ドアベルトラインモ−ル構造

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Publication Number Publication Date
JPS60186228U JPS60186228U (ja) 1985-12-10
JPH035127Y2 true JPH035127Y2 (ja) 1991-02-08

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ID=30616492

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JP1984075351U Granted JPS60186228U (ja) 1984-05-23 1984-05-23 ドアベルトラインモ−ル構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2606223Y2 (ja) * 1992-07-29 2000-10-10 関東自動車工業株式会社 自動車のドアモール構造

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JPS60186228U (ja) 1985-12-10

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