JPH0219284Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0219284Y2
JPH0219284Y2 JP1983008643U JP864383U JPH0219284Y2 JP H0219284 Y2 JPH0219284 Y2 JP H0219284Y2 JP 1983008643 U JP1983008643 U JP 1983008643U JP 864383 U JP864383 U JP 864383U JP H0219284 Y2 JPH0219284 Y2 JP H0219284Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
front pillar
weir
pillar molding
snow
windshield glass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983008643U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59114317U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP864383U priority Critical patent/JPS59114317U/ja
Publication of JPS59114317U publication Critical patent/JPS59114317U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0219284Y2 publication Critical patent/JPH0219284Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動車車体のフロントピラーを車
外から見て隠蔽するよう覆つて、フロントピラー
に取付けられているフロントピラーモールにおい
て、フロントピラーモールのウインドシールドガ
ラス側端辺に、降雪時の雪をかき固めないように
する雪除け挿入片を備えたフロントピラーモール
装置に関する。
従来、第5図に示すように、自動車車体のフロ
ントピラー1を車外から見て隠蔽するよう、フロ
ントピラー1をフロントピラーモール5で覆つて
あるタイプの車にあつては、降雨時に、ウインド
シールドガラス2側からの雨水がフロントピラー
モール5に沿い、このフロントピラーモール5を
乗り越えてドア側に回り込むことを防ぐため、フ
ロントピラーモール5のウインドシールドガラス
2側に雨水を堰止める凹み部70を形成した堰7
が設けてある。
しかし、寒冷地での降雪におけるワイパ作動時
には、この堰7の凹み部70内に雪がかき固めら
れ、このかき固め雪Sが堆積生成することによつ
て、ワイパの拭き払い機能が妨げられるという問
題点があつた。
そこで、この考案は、フロントピラーモールに
設けた堰の凹み部によつて、降雨時には、ウイン
ドシールドガラス側から雨水をドア側に回り込ま
ないよう機能させるとともに、寒冷地における降
雪時には、この堰の凹み部に取り外し自在な雪除
け挿入片を嵌着させることによつて、ワイパ作動
時にウインドシールドガラス側のフロントピラー
モールの端辺に雪がかき固められないようにし
て、降雪時におけるワイパの拭き払い機能を維持
させることを目的としている。
このような目的を達成するため、この考案の雪
除け挿入片を備えたフロントピラーモール装置の
フロントピラーモール5は、その一端51がフロ
ントピラー1に取付けられているウインドシール
ドガラス2の端部20を覆うとともに、その他端
52はドア6側に向け回り込んで形成されたフロ
ントピラー1を車外からみて穏蔽するように覆つ
てフロントピラー1に取付けられており、ウイン
ドシールドガラス2側を覆うフロントピラーモー
ル5の一端51の端辺には、ウインドシールドガ
ラス2側からの雨水をフロントピラーモール5に
沿い乗り越えて流れるのを堰止める凹み部70を
形成した堰7が設けられているフロントピラーモ
ール装置において、前記堰7の凹み部70には雪
除け挿入片8が取り外し自在に嵌着されており、
この雪除け挿入片8には前記堰7の凹み部70に
充填される膨大部80を形成するとともに、前記
堰7の凹み部70内に形成されるフランジ71に
掛合される引つ掛け片810を、前記雪除け挿入
片8の一端81に形成して成り、フロントピラー
モール5に設けた堰7の凹み部70によつて、降
雨時には、ウインドシールドガラス2側からの雨
水をドア6側に回り込ませないように機能させる
とともに、寒冷地における降雪時には、この堰7
の凹み部70に取り外し自在な雪除け挿入片8を
嵌着させることによつて、ワイパ作動時にウイン
ドシールドガラス2側のフロントピラーモール5
の端辺に雪がかき固められないようにし、かき固
め雪Sが堆積生成しないようにすることを特徴と
している。
そして、この考案による雪除け挿入片を備えた
フロントピラーモール装置によれば、 (i) フロントピラーモール5のウインドシールド
ガラス2側を覆う端辺に設けた雨水堰止め用の
堰7の凹み部70に、雪除け挿入片8を取り外
し自在に嵌着させるようにしたから、 (イ) フロントピラーモール5に設けた堰7の凹
み部70によつて降雨時には、ウインドシー
ルドガラス2側からの雨水をドア6側に回り
込ませないよう機能させることができる。
(ロ) 寒冷地における降雪時には、フロントピラ
ーモール5に設けた堰7の凹み部70に取り
外し自在な雪除け挿入片8を嵌着させること
によつて、ワイパ作動時に、ウインドシール
ドガラス2側のフロントピラーモール5の端
辺に雪がかき固められることがなくなり、こ
のかき固め雪Sが堆積生成することを妨げ
て、ワイパの拭き払い機能を維持させること
ができる。
以上のように、この考案の雪除け挿入片を備え
たフロントピラーモール装置は、フロントピラー
モールのウインドシールドガラス側端辺に設けた
雨水を堰止める堰の凹み部に雪除け挿入片を取り
外し自在に嵌着させたから、降雨時には、フロン
トピラーモールに設けた堰の凹み部によつて、ウ
インドシールドガラス側からの雨水をドア側に回
り込ませないよう機能させることができるととも
に、寒冷地における降雪時には、フロントピラー
モールの堰の凹み部に取り外し自在な雪除け挿入
片を嵌着させることによつて、ワイパ作動時にフ
ロントピラーモールの端辺に雪がかき固まること
がなくなり、かき固め雪の堆積生成を妨げるか
ら、ワイパの拭き払いを妨げることがなくなり、
ワイパの拭き払い機能を維持させることができる
効果がある。
以下、添付図面に基づいて、この考案の実施例
を説明する。
第1図ないし第4図は、この考案の一実施例を
示しており、フロントピラー1のフロントピラー
インナ11にウインドシールドガラス2の端部2
0が接着剤3により接着して取付けられており、
シール4は、接着剤3が室内R側に垂れて流れる
ことを防ぐ役目を果している。
フロントピラーモール5は、その一端51が、
フロントピラー1に接着して取付けられているウ
インドシールドガラス2の端部20を、車外から
見て隠蔽するよう覆うとともに、ウインドシール
ドガラス2の端部20の裏面に取付けたシール4
が、同様に車外から見てもウインドシールドガラ
ス2を通して見えることがないよう覆う。
また、フロントピラーモール5の他端52に
は、ドア6側に向けてドアーサツシユ60に対向
するよう回り込んで形成されたフロントピラー1
のフロントピラーアウタ12を、車外から見て隠
蔽するよう覆い、フロントピラーモール5の他端
52が図示しない取付け具を用いてフロントピラ
ーアウタ12に取付けられるようになつている。
なお、61はドアーサツシユ60に取付けたウ
エザストリツプであり、このウエザストリツプ6
0の端部610はフロントピラーアウタ12に圧
接されていて、雨水が室内Rに浸入しないよう機
能させてある。
そして、ウインドシールドガラス2の端部20
を覆うフロントピラーモール5の一端51の端辺
には、第3図からもつとも分かるように、ウイン
ドシールドガラス2側からの雨水をフロントピラ
ーモール5の表面に沿い乗り越えて流れるのを堰
止め凹み部70を形成した堰7が設けてある。
具体的には、フロントピラーモール5の一端5
1の端辺をヘミング状に折り返し、かつウインド
シールドガラス2の端部20方向に向けて垂設す
ることにより、前記フロントピラーモール5の一
端51の端辺よりも凹んだ溝状の凹み部70を形
成した堰7を設けるとともに、この凹み部70を
形成する前記垂設端を、フロントピラーモール5
の短手方向にウインドシールドガラス2と略平行
させて更に折り曲げて、後述する雪除け挿入片8
を掛合するためのフランジ71を形成する。
即ち、フロントピラーモール5の一端51の端
辺を、ウインドシールドガラス2方向に向けて略
クランク状に折り曲げることにより、凹み部70
及びフランジ71から成る堰7を設けたものであ
る。
また、この堰7の凹み部70には、合成樹脂等
の弾性材料から成る一定押し出し断面の雪除け挿
入片8が取り外し自在に嵌着されるように成つて
いる。
この雪除け挿入片8は、第4図からもつとも分
かるように、その一端81には引つ掛け片810
が形成してあり、この引つ掛け片810はフロン
トピラーモール5の堰7の凹み部70内に形成さ
れているフランジ71に掛合させるようになつて
いるとともに、この引つ掛け片810とは反対側
である雪除け挿入片8の他端82側から略中央に
かけての部位には、堰7の凹み部70に充填され
る膨大部80が形成されている。
また、この膨大部80における前記引つ掛け片
810とは反対側の端である雪除け挿入片8の他
端82は、フロントピラーモール5の一端51で
ある堰7の端に望ませ、かつこの堰7の端から滑
らかに突出するよう傾斜形成されており、傾斜面
820が形成してある。
そして、前記雪除け挿入片8を取付け、もしく
は取り外す場合の方法を説明する。
まず、雪除け挿入片8を取付ける場合には、こ
の雪除け挿入片8をウインドシールドガラス2上
でスライドさせて、この雪除け挿入片8の引つ掛
け片810が、フロントピラーモール5に形成し
た堰7のフランジ71を、ウインドシールドガラ
ス2から離れる方向に押すことにより、前記フラ
ンジ71がそのバネ力で撓んで、前記雪除け挿入
片8の引つ掛け片810を容易に挿入することが
でき、挿入後はこの引つ掛け片810が前記フラ
ンジ71に掛合して、抜けることなく雪除け挿入
片8を取付けることができる。
また、雪除け挿入片8を取り外す場合には、前
記フロントピラーモール5に形成した堰7のフラ
ンジ71を、ウインドシールドガラス2から更に
離れる方向に引つ張つて撓ませて、ウインドシー
ルドガラス2の表面と前記フランジ61との間隔
を大きくすることにより、前記雪除け挿入片8の
引つ掛け片810が前記間隔を通つて、この雪除
け挿入片8を容易に取り外すことができる。
即ち、このような構成により、堰7の凹み部7
0に、雪除け挿入片8を取り外し自在に嵌着する
ものである。
つぎに、上述のフロントピラーモール5の堰7
と雪除け挿入片8の作用について説明する。
まず、通常時には第3図に示すように雪除け挿
入片8が堰7の凹み部70に嵌着されていない状
態となつており、このような状態における降雨時
には、ウインドシールドガラス2側からの雨水が
フロントピラーモール5の表面を乗り越えてドア
6側に回り込んで流れようとするが、フロントピ
ラーモール5に設けた堰7の凹み部70が、その
雨水の回り込み流入を防ぎ、雨水は堰7の凹み部
70の縦長方向に沿い下方に流されるとともに、
雨水の一部は堰7のフランジ71とウインドシー
ルドガラス2の端部20の表面との隙間からフロ
ントピラーモール5の内側に流入して、このフロ
ントピラーモール5の縦長方向に沿い同様に下方
に流される。
また、寒冷地における降雪時には、第2図に示
すように、フロントピラーモール5の堰7の凹み
部70に取り外し自在な雪除け挿入片8を嵌着さ
せることによつて、ワイパ作動時に、第1図に示
すワイパ9によつて拭き払われた雪は、第2図に
矢印Aで示されるように、雪除け挿入片8の傾斜
面820からフロントピラーモール5の表面に向
け滑らかに流動して、第5図のBで示されるよう
に雪がかき固められることがなくなり、ウインド
シールドガラス2側のフロントピラーモール5の
一端51の端辺に、かき固め雪Sが堆積生成する
ことがないので、降雪時におけるワイパの拭き払
い機能が低下することがなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の実施例を示す全体斜視
図、第2図は、第1図の−腺断面図、第3図
は、フロントピラーモールの断面図、第4図は、
雪除け挿入片の拡大断面図、第5図は、従来装置
を示す第2図相当の断面図である。 1……フロントピラー、11……フロントピラ
ーインナ、12……フロントピラーアウタ、2…
…ウインドシールドガラス、20……ウインドシ
ールドガラスの端部、3……接着剤、4……シー
ル、R……室内、5……フロントピラーモール、
51……フロントピラーモールの一端、52……
フロントピラーモールの他端、6……ドア、60
……ドアーサツシユ、61……ウエザストリツ
プ、610……ウエザストリツプの端部、7……
堰、70……堰の凹み部、71……フランジ、S
……かき固め雪、8……雪除け挿入片、80……
膨大部、81……雪除け挿入片の一端、810…
…一端の引つ掛け片、82……雪除け挿入片の他
端、820……他端の傾斜面、9……ワイパ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 フロントピラーモールは、その一端がフロント
    ピラーに取付けられているウインドシールドガラ
    ス端部を覆うとともに、その他端はドア側に向け
    回り込んで形成されたフロントピラーを車外から
    みて隠蔽するよう覆つてフロントピラーに取付け
    られており、ウインドシールドガラス側を覆うフ
    ロントピラーモールの一端の端辺には、ウインド
    シールドガラス側からの雨水をフロントピラーモ
    ールに沿い乗り越えて流れるのを堰止める凹み部
    を形成した堰が設けられているフロントピラーモ
    ール装置において、 前記堰の凹み部には雪除け挿入片が取り外し自
    在に嵌着されており、この雪除け挿入片には前記
    堰の凹み部に充填される膨大部を形成するととも
    に、前記堰の凹み部内に形成されるフランジに掛
    合される引つ掛け片を、前記雪除け挿入片の一端
    に形成したことを特徴とする雪除け挿入片を備え
    たフロントピラーモール装置。
JP864383U 1983-01-24 1983-01-24 雪除け挿入片を備えたフロントピラ−モ−ル装置 Granted JPS59114317U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP864383U JPS59114317U (ja) 1983-01-24 1983-01-24 雪除け挿入片を備えたフロントピラ−モ−ル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP864383U JPS59114317U (ja) 1983-01-24 1983-01-24 雪除け挿入片を備えたフロントピラ−モ−ル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59114317U JPS59114317U (ja) 1984-08-02
JPH0219284Y2 true JPH0219284Y2 (ja) 1990-05-29

Family

ID=30140126

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP864383U Granted JPS59114317U (ja) 1983-01-24 1983-01-24 雪除け挿入片を備えたフロントピラ−モ−ル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59114317U (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5219010U (ja) * 1975-07-30 1977-02-10
JPS5460758A (en) * 1977-09-30 1979-05-16 Stigebrandt Ake Method of and device for treating sludge water
JPS54104650A (en) * 1978-02-06 1979-08-17 Taisei Corp Floating waste water disposal plant in concrete

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5219010U (ja) * 1975-07-30 1977-02-10
JPS5460758A (en) * 1977-09-30 1979-05-16 Stigebrandt Ake Method of and device for treating sludge water
JPS54104650A (en) * 1978-02-06 1979-08-17 Taisei Corp Floating waste water disposal plant in concrete

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59114317U (ja) 1984-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4165119A (en) Window reveal molding
US4518197A (en) Water guide channel for motor vehicles
EP0172144B1 (en) Sealing strip for motor vehicle doors having rounded edges
GB2170848A (en) Sealing strip
JPS591612B2 (ja) 自動車用雨どい
JP3342858B2 (ja) 自動車用ウインドモール
JPH0219284Y2 (ja)
US4426111A (en) Automobile rain shield
US4541664A (en) Water conduit for a lateral area of a windshield of a motor vehicle
JPH0127460Y2 (ja)
JP3079792B2 (ja) 車両用ベルトモール
JPS6215044Y2 (ja)
JPS6345406Y2 (ja)
JPH074990Y2 (ja) 車両のサイドプロテクタモール製造
JPH0114488Y2 (ja)
JPH0450194Y2 (ja)
JPH0669784B2 (ja) 自動車用パーティションガラスのシール装置
US2754148A (en) Rain trough for motor vehicle windshield
JP3084013U (ja) 自動車用のサイドウインドフード及び雨水誘導レール
JPH0211233Y2 (ja)
KR950009959Y1 (ko) 자동차의 루프 및 윈도우 몰딩
JPH0632424Y2 (ja) ドアガラスウエザストリップ
JPS6340325Y2 (ja)
JPH0627452Y2 (ja) 自動車用バイザ−
JPS598924Y2 (ja) 自動車のフェンダ−ミラ−の水適滞溜防止装置