JPS598924Y2 - 自動車のフェンダ−ミラ−の水適滞溜防止装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は雨の田こ走行中の車輌において、該車輌のフ
ェンダーミラーが雨水によって曇ったり濡れたりして、
又水滴の滞溜による視界の妨げを防止し、安全に車輌を
運転できるようにすることを目白勺とするもので゛ある
。

雨の日の車輛の走行は、ウインドガラスが曇ったり、濡
れたりして視界が悪いので、ワイパーの始動や曇りよけ
のヒーターを使用することにより視界をよくしようとし
ているが、フェンダーミラーの場合には、上述の様な装
置が設けられていないので、ミラーに水滴が附着しても
そのままであるからミラーの映像が悪く道路の端とか危
険物等の見分けにくい状態になり車の運転が困難であり
、又危険が伴う問題点がある。

この考案は上述の如き問題点を解決しようとするもので
あり、その構戊は、車輛１のフロントフェンダ一部３に
取付けられたフェンダーミラー２の上端部４に間隙ｌを
置いて端部をカールさせて水滴集収部８となした衝撃板
５を設け又、フェンダーミラー２のミラー面７の下方の
フロントフェンダ一部３に案内板６を設けた自動車のフ
ェンダーミラーの水滴滞溜防止装置である。

この考案は上述のような構戒にしたので雨中の走行にお
いて、フェンダーミラーに雨水が吹き付けると、衝撃板
に当った雨水は、衝撃板５の端部にカールして形威させ
た水滴集収部に集められ、集められた水滴は、衝撃板の
両サイドから落し、一方風のみを間隙ｌを通して矢印Ａ
の如くミラー面７に流し、即ち風の流れか勿一テン状態
にミラー面７を覆うことになるので、ミラー面への水滴
及び塵埃の附着を防ぐことができるし、風によってミラ
ー面を乾燥させることもできる。

更にミラーの下方部附近に案内板６を設けたのでミラー
面に風を一層強く流すことができる。

この考案は上述のようにフェンダーミラー２に衝撃板を
設けることにより、従来のフェンダーミラーが第４図に
示すように風の流れがミラー面において渦やよどみが生
じミラー面への水滴の附着が阻止できないのに比し、こ
の考案はミラー面にも風を当てることとなるので、ミラ
ー面前面の風や渦やよどみの発生を防止し、たえずミラ
ー面に附着した水滴を吹き飛ばすことになるので、ミラ
ーの映像を常時良好に保持できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの考案の水滴滞溜防止装置をフェンダーミラ
ーに取付けた状態の側面図、第２図は同正面図、第３図
はこの考案のフェンダーミラーの水滴滞溜防止装置を取
り付けた自動車の側面図、第４図は従来のフェンダーミ
ラーにおける風の流れ状態を示す図である。 １・・・車輛、２・・・フェンダーミフー３・・・フロ
ン トフェンダ一部、４・・・上端部、５・・・衝撃板、案
内板、７・・・ミラー面、８・・・水滴集収部。 ６・・・

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 車輛１のフロントフェンダ一部３に取付けられたフェン
   ダーミラー２の上端部４に間隙ｌを置いて端部をカール
   させて水滴集収部８となした衝撃板５を設け、又フェン
   ダーミラー２のミラー面７の下方のフロンドフェンダー
   ３に案内板６を設けた自動車のフェンダーミラーの水滴
   滞溜防止装置。